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第9章『終戦後』
第2話 提案
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……長瀬と青木さんとの出合いの話や、藤岡さんと落合さんの馴れ初めの話等に花が咲いていたが、青木さんが……
「そうだ! もう1つお祝いがあるんです!」
……と言った。
……何だ? お目出度か?
「落合さんのWeb小説が『現代ファンタジー部門』で一位になりました!」
す、凄ぇ! 知り合いに小説家がいるなんて!
全員で、盛大な拍手を落合さんに送った!
……落合さんが、耳を真っ赤にして……
「違うんです! 私の『才能』じゃ無くて、読者の皆さんが私の話の『主人公』に憧れを持ってくれたから……なんです!」
……そう言えば、ずっと鷹音さん攻略……に掛かりっきりだったから、落合さんの小説を読んでいなったっけ……。
宇宙から来た『流浪の軍隊』が、偶然出会った少女の片思いを叶える為の戦争をする……と言うストーリー……で、驚いたっけ……。
スマホで落合さんのページを開くと……
沢山の激励の言葉と一緒に『私も、こんな軍団にお願い事があります!』とか『私が主人公なら、こんな戦いをして欲しい』……との『提案』が、数多く寄せられていた!
俺の横から一緒にスマホを視ていたユイが、目を輝かせて、例の『不敵な笑み』を浮かべ、俺を嬉しそうに見た!
「そうだ! もう1つお祝いがあるんです!」
……と言った。
……何だ? お目出度か?
「落合さんのWeb小説が『現代ファンタジー部門』で一位になりました!」
す、凄ぇ! 知り合いに小説家がいるなんて!
全員で、盛大な拍手を落合さんに送った!
……落合さんが、耳を真っ赤にして……
「違うんです! 私の『才能』じゃ無くて、読者の皆さんが私の話の『主人公』に憧れを持ってくれたから……なんです!」
……そう言えば、ずっと鷹音さん攻略……に掛かりっきりだったから、落合さんの小説を読んでいなったっけ……。
宇宙から来た『流浪の軍隊』が、偶然出会った少女の片思いを叶える為の戦争をする……と言うストーリー……で、驚いたっけ……。
スマホで落合さんのページを開くと……
沢山の激励の言葉と一緒に『私も、こんな軍団にお願い事があります!』とか『私が主人公なら、こんな戦いをして欲しい』……との『提案』が、数多く寄せられていた!
俺の横から一緒にスマホを視ていたユイが、目を輝かせて、例の『不敵な笑み』を浮かべ、俺を嬉しそうに見た!
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