異世界に転生しました?

冷暖房完備

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魔法使い編(R18)

No.2 モンスター討伐?

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「わぁぁ!!ママぁ!!可愛いワンちゃんがいるよ!!」
うたた寝をしていたら、大きな声と共に抱き上げられた。

―――んああん?

見ると、それなりに身なりの良さそうなガキだった。
「……ワンちゃんが欲しいならチワワでも何でも買ってあげるから その子は そこに戻してあげた方がいいわよ」
なんとも言えない作り笑顔で娘を優しく嗜める母親。
 
……いい女じゃねぇか。
 
俺を汚いもんでも見るような目付きは いただけないが、顔も体も俺好みだ。
俺はニヤリとする。
「わぉぉん、わぉぉん」
語尾にハートマークでも付いてんのか?ってくらい甘い声でガキに すり寄る。
「わぁぁ!!可愛い!!ママ!!わたし絶対この子がいい!!」
「え、ええ……困ったわね」
 
本当は嫌で仕方ないんだろうが、嫌とは言えない性格らしいな。
そんなとこも俺好みだ。
 
ガキの腕の中でニヤニヤしながら見つめる。
『み、三ツ夫さま?』
天使が不穏な空気に気づいて声をかけてきたが無視だ。
俺はガキの腕の中で暖を取りながら大きな屋敷へと誘われて行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『三ツ夫さま!!こんなところで油を売ってる場合では ありませんぞ!!勇者さまを見つけて魔王を倒さねばならないのですから!!』
あれから一週間、俺は飼い犬として なに不自由ない生活をしていた。

―――うるせ~な。こんな成りじゃ勇者 見つける前に保健所いきだぜ?どうせ向こうも俺がいなきゃ魔王は倒せないんだろ?あっちから見つけてくれるまで ここで のんびり待ってるのが賢いやつの することだ。

『し、しかし……』
 
うるせぇなぁ。
 
「パピィ、おやすみなさい!!」
ガキが俺を めいっぱい抱きしめてベッドへ潜りこむ。

―――ああ、もう そんな時間か……。

俺はニヤリとして、ガキが寝入るのを じっと待つ。
『み、三ツ夫さま。まさか今夜も……』
天使が狼狽えるように聞いてくる。

―――嫌なら ここでガキと寝てろ。俺は別に一人でも魔物は狩れるからな。

『い、いや、しかし、あれは狩りと言うには……』
―――お前が教えてくれたんじゃねぇか。魔法使いの戦い方をさ。

規則正しい小さな寝息が聞こえてきたので のっそりと立ち上がる。

―――さぁ大人の時間だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ガチャリとドアを開けると、暗闇の中で小さな寝息が聞こえる。
そっと近づき、ベッドの上へ飛び乗る。
 
今日も旦那さまは、お帰りになりませんでしたな~、と。
 
ニヤニヤしながら布団をまくる。
そこには薄いネグリジェを着た美貌のマダムが眠っている。
『み、三ツ夫さま!!』
 
ちっ。
 
―――この女は魔物なんだろ?

『いえ、正確には魔物になりそうな存在というだけです』

―――同じことだ。魔物になる前に狩るのも魔法使いの仕事だ。
 
最初こそ、こんな姿に転生させた神を呪ったが今は感謝してるぜ。
攻撃魔法は指先で魔方陣を書かなきゃならんから使えないが唯一なにもせず使える呪縛の魔法が俺には一番あってたから何も問題はない。

―――さぁ、お楽しみの時間だぜ?奥様。

そう言うと、のそのそとネグリジェの裾から潜りこむ。
おっぱい星人やら足フェチやら性癖は人それぞれだが、俺は そんなもんにゃ興味はない。
 
俺が大好きなのは、ここだけだ。
 
クンクンと匂いを嗅ぎ、ペロリと舐める。
「ん……」
ピクンと体を揺らし、でも呪縛で それ以上は動けない。
俺は器用に鼻先でパンツを脱がし、再度 同じところを舐める。
「んんっ!」
 
相変わらず、かぁわいい声だねぇ。
 
子供 産んでから夫婦生活は ないと聞く。
こんなイイ女を飼い殺すなんて、あの旦那が魔王なんじゃねぇか?と思いつつ、だからこそ俺が楽しめるんだと笑う。
ほぼ帰ってこないおかげで毎晩 毎晩 好き放題にできる。
最初こそ、怯えていたが今では狸寝入りで俺を待ってるくらいだ。
 
それでも呪縛の魔法は かけておくがな。
 
すでに溢れていた それを舐めとり、さらに快感を与えていく。
「あっ、あっ、あ……」
控え目に抑える喘ぎ声が耳に気持ちいい。
 
こ~ゆ~のは あまり好きじゃなかったが、この女のはイイ匂いがして なんだか甘いんだよな~。
 
前世の俺は、女が濡れてようが濡れてなかろうが関係なく突っ込んでいたが、この女には ざらざらとした犬特有の舌で何時間でも舐めてやれそうだ。
 
が、まぁ俺も そんな我慢できないけどな。
 
ビンビンに腹に付くまで立ち上がってる それを濡れた穴に あてがう。
女の体がビクッと大きく脈打つが呪縛で動けない。
 
口でしてもらうと気持ちいいとか聞くが、俺は絶対こっちの穴がいい。
 
グッと力を入れて押し入る。

―――くぅぅ!!

その気持ちよさに思わず声が出た。
 
こんな名器、よく放っておくな……。
 
ズボズボと好き勝手に動き回る。
「あっ!あっ!あっ!」
もう声が殺せない女は快感に引きずられて喘ぐ。
 
セカンドヴァージンが飼い犬って、どんなAVだよ。
 
思わずフッと笑って、目の前の体に集中する。
『み、三ツ夫さま……』
 
ちっ。
 
―――いいとこなんだよ。邪魔すんな。

『し、しかし……』

―――俺の体液が魔物化を防ぐ抑止力になるんだろ?

『そ、それは そうですが』

―――なら消えろ。お前に見られてたら奥様が可哀想だ。

瞬間、天使に見せつけるようにバチンバチンと激しく腰を打ち付ける!!
『し、失礼しました!!』
慌てて消えた天使。

てか、あいつも立ってんじゃねぇか?
毎度  毎度 同じ やり取りをして消えるからな。

ホントは自分も交ざりたいのかも知れないが、これは俺の女だ。
 
呪縛の魔法を解いてやると俺の動きに合わせて自ら腰を振る女のデカイ乳に むしゃぶりついた。





たまんねぇな……。 
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