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1章
笑えない君
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私は学校が嫌いだ。
勝手にみんな友達とか、周りに合わせないといけない、そんな環境が嫌いだ。
今はこんな性格だから、友達は疎か話してくれる人もいない。
教師達も最初はクラスの人達と仲良くさせようとしていたが、今は面倒くさいのか私を放置するようになった。
「じゃあ帰りのホームルーム終わり、各自部活動に行くように」
担任の藤田先生がそう言うと皆教室を後にして部活に行った。
うちの高校は基本特別な理由がない限り部活は入らないといけない。
クラスの人達に合わせて私も部室に向かった。
私は特にやりたい事も特に無いので、比較的楽なデザイン部に所属している。
うちの高校のデザイン部はゆるく、作品をコンクールに出すことを強制していない。
顧問の先生は別の部活の顧問もしているので、
顔をほとんど出さない。
だからサボっていても特に言われることはないし、部室に顔を出さない幽霊部員もかなりいる。
私は家に帰ってもやることがないから、部室には行っているけど、絵を描くことはたまにしかしないし、そんなに絵が上手じゃないから、他人に見られたくなくて、描いた後はすぐにファイルに入れて誰にも見られないようにしている。
なので普段は本を読んだりして過ごしてる。
このままずっと誰とも関わらずに高校を過ごしていく、そんな風に思っていた。
だけど…
「ごめん、今ちょっといい?」
「何ですか」
部室の前で突然声をかけられた。
声をかけてきたのは、確か同じクラスの男子だった。名前は思い出せないし、彼との接点も全くないので何故話かけてきたのか不思議だった。
「あの、あなたの絵を描いてもいいですか」
「は?」
そしてこの出来事が私のこの考えを大きく変えることになるなんて思いもしれなかった。
勝手にみんな友達とか、周りに合わせないといけない、そんな環境が嫌いだ。
今はこんな性格だから、友達は疎か話してくれる人もいない。
教師達も最初はクラスの人達と仲良くさせようとしていたが、今は面倒くさいのか私を放置するようになった。
「じゃあ帰りのホームルーム終わり、各自部活動に行くように」
担任の藤田先生がそう言うと皆教室を後にして部活に行った。
うちの高校は基本特別な理由がない限り部活は入らないといけない。
クラスの人達に合わせて私も部室に向かった。
私は特にやりたい事も特に無いので、比較的楽なデザイン部に所属している。
うちの高校のデザイン部はゆるく、作品をコンクールに出すことを強制していない。
顧問の先生は別の部活の顧問もしているので、
顔をほとんど出さない。
だからサボっていても特に言われることはないし、部室に顔を出さない幽霊部員もかなりいる。
私は家に帰ってもやることがないから、部室には行っているけど、絵を描くことはたまにしかしないし、そんなに絵が上手じゃないから、他人に見られたくなくて、描いた後はすぐにファイルに入れて誰にも見られないようにしている。
なので普段は本を読んだりして過ごしてる。
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だけど…
「ごめん、今ちょっといい?」
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部室の前で突然声をかけられた。
声をかけてきたのは、確か同じクラスの男子だった。名前は思い出せないし、彼との接点も全くないので何故話かけてきたのか不思議だった。
「あの、あなたの絵を描いてもいいですか」
「は?」
そしてこの出来事が私のこの考えを大きく変えることになるなんて思いもしれなかった。
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