俺と君とそいつと

春豆

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夏の花

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扉の音、吹き込む風、鼻腔を潜る花の香り

君「その人誰?どうしたの?」

主人しゅひと「ふふっ新入部員だよ!しかもこの時期に!きっと本が好きなんだ、そうだよね」

俺「えぇよく読みますよ」
俺(まぁ嘘だけど)

君「…まぁ、いいけどその代わり毎日放課後は顔を一度出す事、分かった?」

俺「えぇ分かりました」
俺(第一印象は大切だ、笑顔笑顔)

主人「それじゃまずは恒例のあれやりますか」

舞う埃、吹きさらし窓、掃除

主人「まず掃除から、と言っても簡単にだけどね」

俺(チッかったるいな、でもこれはチャンスだ)

俺「君は何でこの部に入ってるんですか?やっぱり本が好きだから?」

君「そうね、それもあるけど私はこの空間が好きなの」

俺(空間、まぁ分からなくもないけど)

俺「確かに静かで涼しいし読書にはもってこいの場所ですよね」

君「そうね」

俺(反応薄いな、何かまずい事言ったか?)

君「ねぇ何で貴方はこんな所に居るの?」

俺「何でってそれは…」

君「とぼけなくていいよ。だって君、別に本好きじゃないでしょ」

俺(なっ!?何で?)
俺「何でそんな事言うんですか、俺泣いちゃいますよ」

君「だって君、本が好きな人の扱い方じゃないんだもの本当に好きなら本自体に傷が付かないように細心の注意を払うから」

俺「ごめん、俺実はガサツで気に障ったのなら謝ります」

君「いいよ、次から気を付けてそれと主人は本当に新入部員が入ってくれたと思ってるからそういう風に振る舞ってね」

俺「……」

数時間後

俺「それじゃ俺今日は失礼します。それじゃまた明日」

俺(くそ、くそ、くそ…)
俺「くそ!!」

モブ「うぉ!?」

俺「どうする?当の本人に見破られたんだ。他の手を考えないと」


A、今回は潔く反省し今の状態を継続する

B、逆に正直になり積極的に攻める




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