俺と君とそいつと

春豆

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君を引っ張り出して b

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土曜日、駅中

君「待った?」

俺「いや、丁度さっき来たばかりですよ。」

水色、青色、紺色、空のように色を変えるワンピース。

俺「綺麗ですよ。」

君「ありがとう。」

上の空、微笑む君の顔、薄紅色の唇

俺(本当に綺麗だ…)

君「それでどこに行くの?」

俺「あ!?えっと…それじゃ植物園に行きましょう。」

君「それより少しお腹が空いたわ。」

俺「え!?じゃ、じゃあカフェにでも行きましょう。良いところを知ってるんですよ。」

君「別にいいよその辺のコンビニで。」

俺「そうですか。」
俺(めげるな俺。)

悪魔的おにぎり

君「これ好きなんだよね。」

俺「いいこと聞きました。」
俺(笑顔笑顔。)

君「意外?」

俺「まぁそれなりに。でも貴女の違う一面が見れて嬉しいです。」

君「そう。」

俺(反応があまり良くないか。ここは少し強引にでも。」
俺「せっかくですし植物園行きましょうよ。」

君「植物園。」

生い茂る草花、黄、赤、緑

君「貴方は植物が好きなの?」

俺「花は好きですよ木も、何も言わないし。」

君「そうね。楽で良いものね。」

少し歩いた後…立ち止まる君

俺「どうしたんですか?」
俺(あれは…)

君「ハイビスカス。」

俺「好きなんですか?」

君「えぇこの花は特別。」

俺「確か花言葉は『繊細な美』『新しい恋』それと…」

君「『勇敢』」

俺「そう勇敢です。他にも色んな色のハイビスカスがあるんですよ。見に行きましょうよ。」

君「そうね。」

俺「やっと笑ってくれましたね。今日ずっと何か考えてるみたいで心配だったんですよ。」

君「そう?意外と笑っているわよ私。見に行くんでしょハイビスカス。」

俺「はい。」






俺「今日は楽しかったです。」

君「私も楽しかったわ、ありがとう。」

俺「…やっぱり言った方がいいよな。」

君「どうしたの?」

俺「えっと、俺言いたい事があって…」

君「?」

俺「貴方に伝えたい事があるんです。」
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