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赴任先

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俺は来週から配属先が変わる!

どの兵士も嫌がる配属先だ。

ただ給与は三倍になる!

3年間の配属先での任務!

チームは4人だ!

軍曹、軍医、兵士二人の4人。

あゝ俺は新任軍曹なんだよ!

上官に聞けばもういやになるぐらいに暇だそうだ。

それなら「楽」だと思うか?

いいや24時間体制での軍務!

要は二人が交代での軍務にあたるわけ!

よって休日は無し!

それにもって周りには何も無い超辺境値なんだ!

ただここ40年は何も起こってないと上官が言っている。

1980年にアフォな学者と山師が地質調査の名目で一攫千金を夢見たのが悪かった。

よく年には近くの村で伝染病が蔓延して村人全て亡くなった・・いや焼却した。

1982年に焼却炉から悍ましい何者かが這い出てまた近隣の村を襲い・・国のはまた近隣の村人全てを焼却した。

要は地獄の釜を開いてしまったとのことなんだよ。

それから翌年には暑さ5メートルのコンクリと金属で栓をしたわけ!

新任軍曹の俺に先任兵士が基地内を案内した!

「軍曹殿・・ここが一番大事な場所になります・・何か起こればここに退避するしかありません・・ここには一つだけのルールがあります・・退避できない者が居た場合には見捨てると言うことです・・もちろん私も軍曹殿が逃げ遅れた場合には見捨て・・ます」

その言葉は、胸の奥に鋭く刺さった。

厚い鉄の扉、閉ざされた通路、じっとりと絡みつく空気。

時間は止まったまま、だが確かに何かが見えないところから俺を見ている。

気配が・・壁の向こう・・天井の隅・・換気口の奥か・・・忍び寄る。

夜になると、基地は生き物のようにうごめく。

眠れば、床や壁の振動が、呼吸を奪う。

見えない手が肩を掴むような感覚。
耳元で囁く声・・・誰もいないはずなのに、名前を呼ぶ声。

昼も夜も、影はじっと動かず、だが確かに存在する。

灯りの下で壁に映る影は、俺を追う。

影が重なり、歪み、時間は狂ったように引き延ばされる。

「ここから出られない・・」その恐怖が肉体を締め付け、呼吸を奪う。

逃げられない。

閉ざされた空間!

4人だけの基地!

見えぬ何者かの監視!

精神は次第に崩れ、理性と現実が溶けていく。

鉄の扉の向こうで、底知れぬ何かが息を潜めている・・!

俺はその存在を、確かに感じる。

新任軍曹として、俺はこの死の空間で、生き延びなければならない・・3年間も!

だが、逃げ場は・・どこにもない。

今日も恐怖との闘いに俺は精神が持たないと思う。

END
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