努力すれば必ず夢は叶う訳ないと思った高校生の実話

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中学

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「もう7時やで!早く起きや!」
家中にお母さんの関西弁の怒鳴り声が、響き渡る。
「うーん…。」
反応はしているが、意識がない様な返事をした。

5分後にまた、
「まだ寝とん!はよ起きや!」

重くなったまぶたを細く開けて、ベッドの上にある時計を確認する。
「え!もう7:50じゃん!」
慌てて飛び起き、10分で学校の支度をして家をでる。

「いってきます!」
扉を閉めるギリギリのところで、お母さんの叫び声が聞こえたが何をいってるのかはわからない。たぶん、いってらっしゃい だろう。

僕は、大阪の中学に通う一般的な中学生だ。中学では、クラス代表などをしていて、常に輪の中心にいた。

学校につくと、毎週水曜日に行われる学年集会の準備に取り掛かる。

準備と言っても、体育館に下履を置く為のシートを貼るだけだ。

その為に、いつもなら8:00まで寝れるが早起きして、みんなの為に行動しないといけない。

学年集会では、司会をしみんなをまとめる。みんながより良い行動が取れる為に、まとめれる為に行動する。先生達もそんな僕を評価してくれたし、それが楽しみになっていた。

「誰かの為に行動するて、なんていい事なんだ!」そう思っていた。
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