いじめられっ子の弱虫が喧嘩で街の番長になって英雄になる話

ハワイ

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いじめ

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登校の門の前で後ろからドンっと蹴られた


その衝撃で前に転んだ。  
『へっくそきめぇおまえの顔面  』捨て台詞と同時に唾を大志に吐いた。

そいつの名は伊達達也。いつも周りに悪仲間がいる。

小さい頃からイタズラ好きで小6の時からタバコを吸ってる。

地元では有名な悪だ。そいつに逆らった者はリンチ 、  ヤキ  
そして、根性焼き5分間。


それが彼の中での普通。


なにより根から悪な上に威圧で張りつめられたような容貌を持っている。

そして、総合格闘技をやっている。。

実績はまだ不明だが、全国大会といわれるような大会で上位らしい。


『うっ あ っ      おはよう』 
大志は軽く会釈をした。
蚕で作られた柔らかい服の隙間から弱い細い空気が漏れたような声がでた。

それは畏れ、なにか少しのことでもしたら死ぬという前に進めない恐怖で圧迫されてやっとでた声だった。


教室にはいる

そこには視線カメラが張り巡らされ、どこを向いても怖い  またからかわれる  殴られる   そういう被害妄想があった。

その被害妄想は妄想だけで残らず実態化することもあった。
なぜなら、妄想させるような出来事が幾つも過去にあったから。



嫌な連鎖が連鎖を呼ぶ  



そして、架空の連鎖へと結ぶ



まさに闇の世界だ



その中にいた大志は
苦しい    その三文字の意念しかなかった。
文字だけを感じていたかもしれない。
それくらい窮地にいた。



後ろに崖  前には獣



そんな感じだ。   逃げ場がなかった。


いつものように夕日は下がり、下校した。

9月21日金曜日     確か伊達がストーリーファイトは毎週金曜日にあるからそれに出ようか迷ってるって聞いたな。

てことは、今日そのイベントがあるのか

見てみようかな   格闘技や闘うことには興味をもっていた。

大志のお父さんがかつて 空手界で伝説の師範といわれていた。

21歳の若さでありながら、多種多様の大会もちろん異種格闘技の大会でも優勝を重ね 極真空手パンクラスの猛者二人が戦ってやっと倒せる。そんなひとだ。
親が 空手に流通しているものだから家は空手用具や雑誌でいっぱい。   

物心つく前から空手というものは知っていた。  



いつも汗だくで血や顔に傷を付けたお父さんが仕事から帰ってきて居間で4歳の弟と遊ぶ。その傷は誠意と乗り越えてきた壁そのものが刻印されたようなものだった。
そんな父を見て畏敬すらもった。


そして、いつのまにか格闘技に関心という灯りが心に宿った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
灯は刻印
fire.  burn
燃やし切る dark. and. deap blood
果てを掻き回し、切断するmolecule(モルキュール)   
終止符は秀と栄の手により描画
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
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