足りないゆを愛でた話

solidsmoke

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足りないゆを愛でた話

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昨日の夜は蒸し暑くて、さすがに窓を開けて一服していた。
この辺は野良ゆが多くて、戸締まりをうっかりしていると
すぐ入ってくる事も知っていたが。
まさか一家総出で上がり込んできて、あまつさえゆっくりぷれいす宣言を
されるとは思ってなかった。
俺は虐待派鬼威惨でもなければ飼いゆ派でもなかったので、
「冗談ではない。此処は俺の家である。即刻退散せよ。」といった
内容の事を勤めて冷静に口頭にて述べたところ、
「ゆびゃあああおびゃけえええええ!?」と謎の奇声を発し、這々の体で
逃げ出して行った。
同僚からは日頃「お前の顔はその、…怖い。」と言われている。

足りないゆっくりを愛でた話
solidsmoke

昨日奴らが撒き散らした涙や尿やの汚れを仕方なしに掃除した
時には気付かなかったのだが、網戸の隅に何か、ヘタのついた
実のようなものが転がっていた。
なんと実ゆである。奴らとんでもないものを落として行きやがった。
とっくに死んでるかな、と思って拾ってみるとどうやら息がある。
うわ。どうしたものか、右に半歩、左に半歩移動したところで、
ついてたヘタがぽろっと取れた。
「…ゆっち。」

ゆっくりが生まれた時は「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」とか
ウザい声を発するのではなかったか。
なんだか形も微妙に歪で、「お飾り」と称する帽子もついてはいるものの
妙に小さい。
あとは随分と無口だ。
よく知らんゆっくりのイメージとしてやたらと饒舌というのがあったので、
拍子抜けというか、静かなのが好きな俺はなんだか、少し好感を持つと
同時に、心配になったりもする。
「…ゆっくりじゃ、無い…のか?」
「…ゆぴ」
つい口に出した問いかけに答えるようにそいつは一言だけそう言った。

表情もよくわからん、もぞもぞしているだけのそいつを、生まれた瞬間に
立ち会ってしまったというだけでなんとなく放り捨てるのも気が引けて、
手近なダンボール箱に、まあなんとなく柔らかめな布などと入れておいて
ちょっと調べてみた。
「足りないゆ」というものらしい。
親ゆっくりの健康状態の悪さや養分の供給が十分でないとき、中枢餡の成長に
支障をきたしたまま生まれたゆっくり。知性や会話能力が低く、同族からも
「ゆっくりしていないゆっくり」とされ疎まれる。とある。
箱を覗き込んでみると、目が合った。俺が知る限りこんな時大抵のゆっくりは
「あまあまをよこすのぢぇ!」だとかきいきい五月蝿く喚くはずだが、
こいつは欲が無いのか、そもそも因果関係が分かってないのか「ゆ」と
ひとこと呟いて、箱に一緒に放り込んでおいた適当なスポンジに登ろうという
チャレンジを再開した。
破かないようにそっと摘みあげてみると「…ゆ陸」と、変にはっきり呟いた。
もしかしてコイツ頭はいいのかしらん、とそのまま摘んでいると、もる、と
反り返って「ゆ、ゆっ、ゆっ」と鼻息を荒くしている。
どう言う感情なのか全くわからん。
落とすのも嫌なのでそっと箱に戻すと又も変にはっきり「ゆっ地」と呟いた。

遊んでやった、事になるのだろうか…

「…やかましく無いなお前。そうだな…お前位静かなら…
…水槽でも買ってきてやるか」
食いかけのクッキーがあったので遣ったらもそもそ食った。遣った分だけ
食うが喜んだかどうかは分からずじまいで、適量も明日聞く事にした。

適当にペットショップを調べたら2件ほど歩いて行ける距離にあった。
なんとなく大きいショッピングモールに入ってる方に向かう。
若い女性店員が「いらっしゃいまヒイッ!?」と俺の顔に怯える。
やかましわ。怒ってない怒ってない。
「ちょっとコイツの事を知りたくて…」
つぶれないように枠を入れといた大きめのリュックを開けてやると、
それでも息苦しかったのか、足りゆは「ゆっぴ!」とこいつにしては
勢いよく顔を出した。
それだけで。店内の空気が冷え切った。

女性店員は、静かにメソメソ泣き出してしまった。
「れいむをかいゆにしてね!すぐでいいよ!」などとうるさかったケージの
中のゆっくり達が一斉に黙り込んだ。
店内の他の客が一斉に俺のゆっくりを見る。
なんだ。なんなんだ。
奥のカウンターから、店長らしき人物がすっ飛んできた。
「ちょっと、困ります」
「…ゴメンちょっとわかんねーんだけど。何?」本当にわからん。何だ。
「ですから!ここにそんなモノ持ち込まれるとウチは困るんですよ」
…全くわからん。が、俺はこの口調の先に言われる言葉だけは知っている。
「警察を呼びますよ」だ。
「……」
俺は黙って俺のゆっくりを優しくリュックに収め、他のゆっくり供か、客か、
あるいはその両方がひそひそ話す声を背にその店を出た。

もう一方のペットショップは貧相な裏路地に貧相な佇まいで鎮座していた。
必要な情報や品物が手に入るか心配になったが、とにかく今度は
慎重に聞こう。俺が飼おうとしているのは、そういう奴なんだろう。
貧相な引き戸をガラガラ開けると、店番をしていたのは意外にも若い男だった。
「いらっしゃいませ。色々ご用意してますよ~」
成る程店外の佇まいに反して店内は羽振りの良さそうな様子だ。ここは…アレだな。
「…込み入ったものまで、ご用意してますんで…」
虐待志向の物まで扱ってるって事だろう。見れば、ゾーニングした暖簾の向こうに
なんだかギザギザしたものが見える。
「実は、連れて来てるやつの事で色々知りたいんだ。あと、俺は…“愛で”だ」
「へぇ、そっすか。いやボクもね、あんな感じの…扱ってはいるけど、好きじゃ無いんすよね。
兄さん強面だから虐派かと」
「どっちも興味なかったんだよ。ただね、懐かれて…はないな。故あって、拾っちまったからには、
ちゃんとしないとヤになって…コイツ、なんだけど…」
慎重に開けたリュックから、先程と同じように「ゆっち!」と顔を出した
足りゆを見て、店員の男は驚きはしなかったが、
「…足りゆだ…うう~ん、旦那コレは…」
表情は段々と曇っていった。
「…またそれだ。何なんだ?そんな何か、危ないもんなの足りゆって?」
何も知らない俺にどう伝えたものか…という顔で、男は言う。
「旦那、足りゆは別に危険はないよ。ていうかゆっくりだぜ?危ないも何もあるかよ。ただ、
こいつは差別されるんだ。そういうもんなんだ。強いて言っても理由なんかない。
旦那は愛護団体の何かとかかい?」
「いやむしろ群れるのは嫌いな方で」
「じゃあ旦那、あんたはきっとほかの奴らより強いのかも知れないね…」
含みのあるような、ないような事を言ってから男はさらっと営業向けの顔に戻った。
「さて旦那、ともあれボクなら飼い方の細かいとこまで売ってるよ。情報も商品」
まあ、色々買ってく事にしたのは、この男に興味が湧いたってのもあるだろう。

男…シンザキによれば、足りないゆっくりは、忌避される存在らしい。
どの文献にもそんな事は書いてなかったが、シンザキは「だってさ、イジメチクったら
今度ソイツがイジメられるじゃん。みんなそれが、怖いから」書かない、んだそうだ。全くわからん。
「旦那は別に、世界の仕組みにソイツで一石を投じたいとかそんなんじゃないんでしょ?
だったら飼うの自体は簡単だよ。あまり知られてないけど、トイレも覚えるよソイツ。
あとはねー、赤いリボンは絶対超えないから、周りに一周張ってやれば…」

盆栽のような。あるいはメダカとか鳴かないトカゲとか。忌避されるてんならゴキブリとかか?
そんなナニカを、俺はこっそり家で飼う事となった。

飼っていると、益体も無い事ばかり色々知ることとなった。
部屋の一角を結界で仕切ってやると大人しくそこで過ごしている。
どうも「遊ぶ」に近い欲求があるらしい。ジャストサイズの箱に収まりたがっているらしい。
アマ○ンの平たい箱をやったら無理矢理もるもる潜り込み「ゴソゴソ!ガサガサゴソ!」と延々中で回っていた。
かと思えば丁度いいサイズの箱にちんまりと収まったまま小一時間微動だにしなかったりする。
高さがあれば登りたがる。頂上と思しきところに着くとにょっ、と少し背伸び?をする。
あれはドヤ顔なんだろうか?
それらの事をしている時以外は、常に窓の外を、じっと眺めていた。

特に夕焼けのときには、何かしていても窓に飛んできて、暗くなるまで見上げている。
「そんなに見たいか」と窓枠に乗せてやったら、網戸にへばりついて顔が網目模様に
なっていた。

「そりゃあ、好きだろうよなぁ…」
シンザキはそう答えた。
「アレはいわばさ、先祖返りつーか、退行してる、みたいなもんだから。野生でさ、
夕暮れの狩り時の始まりや、その後の家族の団欒をさ、原風景として餡子が覚えてんだ。
旦那、でも外には…」
「出してないよ。飼い始めの頃夜ならいいかと思って散歩に出そうと思ったら…
誰かに黙って石を投げられた。俺の頭に…」
「ケガ、軽くて良かったよな」
さして趣味も無かった俺が生ものなど、気がつけば随分細やかに世話をしているのも、
思えばシンザキとうまが合ったというのもあるかもしれない。
ただ、静かな時間が、求めるほど長く続かないというのも俺のジンクスで。
「旦那、言いづらいんだけどボク、店畳もうと思うんだ」

元々動物について学んでいたシンザキはこの度目出度く動物園に勤めるチャンスを
得たのだと言う。
「生物学が生ものにも応用できるんでゆっくりでも食って来れたんだけど。
ウチみたいな小さい所帯じゃ虐派にも売ってかないとだし、ゆーてもヤっちゃあヤだったし。ボクが教えた
技術を逆に使ってさ、より痛めつける方法を思い付いた!って言われたのが、まあ一番ヤに
なった理由かな」
商売と割り切ってヘラつこうと思ったが、その時ばかりは上手く笑えなかったのだ、
商売人としては上手くない、と言うが上手い商売人がグロテスクという印象しか無い。
「さんざ止めといて何勝手な事を、と思うかもしれないけどさ、自分の好きにしてみるとやっぱり思うんだ。
旦那もいつか大手を振ってゆっくり散歩させられるといいんだけどなって…
川沿いの桜もそろそろ咲くし。その…寿命の事も…」
「ああ、うん、まあ…なんか上手くやれるといいかな…」
今日店に来たのはその事についてだった。
足りないゆっくりの寿命は文献ではほぼ確認できなかった。生存率が著しく低く、
養殖環境下ですら群れの仲間に苛め殺されるのがほぼの為生体寿命が確認されていないとある。
じゃあ俺のように単体で飼育すればと思うがそんな事をすると何故か飼い主自体まで被差別の対象になるのだ。
石投げられたりする。「なんじゃそれは」とその項目のリンクを踏んだら古き良きブラクラが仕込んであり
ポップアップウインドウが無数に開いた。ので、業を煮やしてシンザキに直接聞きに来たと言う訳だ。
「…2か月位なんだよね…」聞かなきゃ良かった。
「中枢餡自体に代謝したり成長する機能が備わってないから。リソースを使い切ったら自壊しちゃう。
元々長くは生きられない」との事だった。
大して入れ込んでもいないつもりだったし、「そんなもんか」という程度の感傷で済むかと
思っていたのだが。存外ショックを受けている事に自分でも驚いた。どうやらあの懐くでもない生ものに、
俺は自分でも気付かないほどシンパシーを感じていたらしい。
無口で人に好かれず、人を気にせず。静寂と夕焼けを好み、好きな事だけやって一人で死んでいく。
アイツは俺と同じだ。
帰ろう。奴になにか、甘いものを買って行こう。

ともあれ飼っているものの事でトラブルは願い下げなので、それからも俺は俺のゆっくりを
家から出す事はなかった。相変わらず奴は黙って小さな和紙の箱にちんまりと収まっていたり、
スポンジの山に登頂成功したり、たまに俺に摘み上げられ鼻息を荒くしたりしていた。
ただその時俺は気付いてしまった。少しづつだが、ゆっくりの表面がパサついてきている。
アイツが生まれてから、2か月が過ぎようとしていた。

つまらんプラスチックの加工の事で上司と喧嘩してぶち切れて帰って来てみると。
床でゆっくりが横倒しになっていた。

頭に登っていた血の気が一気に引いて、そおっと手の上にすくい上げてやると、
ゆっくりしてないゆっくりはゆっくりと閉じていた目を開き、
「……ゆ焼け…」
と、言った。

見せてやろう。
差別される?構うものか。
今日は桜が満開なんだ。
川沿いの桜並木の向こうに夕日が沈むから。
それまでゆっくり、お前がいた世界を見て回ろう。

手のひらに乗せて家を出た。プラスチック工場の作業着のまま。
俺のゆっくりは小さな声で、「ゆ、ゆ、ゆ」と呟いている。俺は知ってる、こいつの
コレは楽しんでる声だ。大冒険の始まりだ。
家を出てすぐに身綺麗にしたゆっくりを散歩させている女と鉢合わせした。「ひいっ!?」
などと被害者面をしている。俺はひと睨み。そいつは怯えたフリを止め、眉を顰めて
「…ちっ……」と舌打ちして去っていった。そう言う事か。シンザキの言っていた「世界の仕組み」だ。
だからこれでいいのだ。俺が怒ってやれる。戦ってやれる。
川沿いまで歩く。空が世界が、ダイナミックに動く。夕暮れに差し掛かる空を、輸送機が
行き過ぎる。ゆっ、ゆっ。なんて過剰な情報量。焼き魚の匂い。子供の声。
野良ゆっくりが物陰から罵声を浴びせてくる。俺はひと睨み。奴らはおたべなさいと言って軒並み真っ二つに割れた。まるでスラップスティックコメディ。
川沿いの桜並木に着いた頃、丁度日が沈むところだった。
満開の桜が続く先の空が茜色に染まっていく。付き始める街灯。川向こうの肉屋は今日も
遅くまで頑張っていて、コロッケ美味かったろ。あそこで買ったんだぞ。
手のひらの上で彼は背伸びをしようとするが、パサパサになった皮にひびが入ってしまう。
そうかもっと見たいか。お前高いとこ好きだったもんな。色んな物を見るのが、すきだったんだな。
もっと色々、見せてやれば良かったな。
俺は彼を両手に乗せて、高く、高く差し上げてやった。
薄汚れた作業服の怖い顔の男が桜並木の下で足りないゆっくりを空へ差し上げている。
手のひらの上で俺のゆっくりはゆ…ゆ…と小さく興奮し、精一杯伸び上がって

「ゆ陸」と呟き
動かなくなった。

桜並木の下草の上に、動かなくなったゆっくりをそっと下ろしてやった。
もう「ゆっ地」とは言わなかった。
だよな。お前はお前の空へゆ陸したんだもんな。
ちゃんと見送ったからさ。飛べない俺はここで、少し泣いてから帰る事にするよ。(了)











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みんなの感想(2件)

めり
2024.12.03 めり

足りないゆをこんなに優しく愛でてくれる作品に出会えてとても嬉しいです。
お空にゆ陸していった所が切なくて愛おしいです。
素敵な作品をありがとう。

解除
TAM
2020.11.01 TAM

世界の仕組みも女性のところもよく分からんかったのだけど

解除

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