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最終章 転生野球大戦編
閑話35 WBW日本代表特別強化合宿紅白戦全国放送生中継
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フォスフォライトスタジアム那覇で行われております日本代表特別強化合宿。
本日は紅白戦が開催されております。
現在は第1試合を終え、間もなく第2試合が始まろうとしているところ。
実況は引き続き、わたくし羽澤朗一。
解説はパーフェクトサブマリンこと綿原博介さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて。まずは第1試合の振り返りから。
スコアは5-6で白組のサヨナラ勝ちとなりましたが、綿原さん。
やはりと言いますか、野村秀治郎選手ら初招集組の活躍が目立ちました。
レギュラーシーズンでの数字は伊達ではないというところでしょうか。
勿論、それはその通りではありますが……。
同時に彼らの更なる進化が感じられた試合だったと思います。
特に投手陣ですね。
昨シーズンよりも明らかに成長していることが見受けられました。
と言いますと?
少なくとも大松選手と浜中選手は今回の特別強化合宿で新球を公に初披露しており、この紅白戦でも使用していました。
浜中選手はナックルカーブ。
大松選手は速く落ちる特殊なチェンジアップですね。
どちらも昨シーズン終了後に習得したとは思えないような精度でした。
野村秀治郎選手と磐城選手は如何でしたか?
……そうですね。まずは磐城選手についてですが。
彼は自身の持ち球をブラッシュアップしてきたようです。
昨シーズン、カーブを多段的に変化させてバッターを幻惑していたことは皆さんも御存知の通りでしょう。
しかし、今回は更に複数の変化球の変化量を細かく調整していました。
半ば複数の新球を得たようなものです。
磐城選手は器用ですね。
ええ。
性格によるものもあるでしょうが、大松選手とは実に対照的な投手です。
最高球速や持ち球には共通点も多い2人の選手ですが、興味深いことです。
球速やキレで圧倒して三振を狙っていく本格派の大松選手、細かい変化を利用して凡打に打ち取っていく技巧派の磐城選手、といったところでしょうか。
しかし、そうなると野村秀治郎選手はどのようなタイプになるのでしょうか。
……正直なところ、現状ではまだ判別がつきません。
割と球の威力で押していくイメージがありますが。
それは、それ以上のことをしても無駄だからそうしているだけだと思います。
スペックで圧倒できるなら、無闇に技巧を凝らす必要なんてありませんからね。
残念ながら。現状ではほとんどの場合において、全力で相手を圧倒したところで彼の経験の足しにすらならないでしょう。
それこそ山崎選手や大松選手、磐城選手と対戦する時ぐらいのものでしょうか。
今回は例外的にチームメイトの瀬川昇二選手や倉本選手もいましたが。
……彼らでもまだ十全とは言えないでしょう。
今回、大松選手に対しては球威で押すようなピッチングをしていました。
しかし、これは大松選手のピッチャーとしての特徴を模倣したものです。
山崎選手に対しても同様にパワーピッチャー寄りの投球スタイルでしたが、これは恐らく同リーグの磐城選手とタイプが異なるからというのが主な理由でしょう。
瀬川昇二選手は早打ち過ぎて傾向が見えませんでしたが、倉本選手にも力押しで行ったのは長打力不足という弱点と向き合わせるためだと思います。
な、成程。
磐城選手にも彼の投球スタイルに合わせるように、変化球を多投していました。
これは躱そうとしている訳ではなく、正に磐城選手に自分自身のピッチングを顧みる機会を作ると共に技巧派投手への対処を経験させるためだと思います。
……まるで指導をしているかのようですね。
そうですね。そうだと思います。
まあ、つまるところ。
未だ秀治郎選手の実体は分からないということです。
解説者として忸怩たるものがありますが、私も彼の底は全く見えていません。
出力という点ではMax170km/hという上限がありますが、彼のピッチングの引き出しは我々が思っている以上に多いと見るべきでしょう。
何せ、今回初出のはずの新球まで模倣していましたからね。
……しかし、折角の新球をこのような段階で明かすのは如何なものでしょうか。
WBW本戦から1年以上前の今だからこそ、だと思います。
打倒アメリカのためには更なる切り札を持つか、あるいは、来ると分かっていても打たれないといったレベルまで質を向上させるなり、使い方を工夫するべき。
落山監督もそのように考えているのでしょう。
結局WBWを戦い抜いていく中で、それこそ試合の真っ只中であってもそうした情報は明らかになっていくものですからね。
それでも隠せるものはギリギリまで隠すべきでは?
基本的には実戦で投げてこそ真の有用性が分かりますし、精度も上がります。
過去のWBWにおいてアメリカ代表相手に新球を使ったピッチャーは何人もいましたが、大体2人目には打たれてましたからね。
場合によっては1人目から。その打席で対応されるといったこともありました。
かく言う私もその1人です。
そんなことが……。
はい。
奇襲を成功させるにも、ある程度戦力が肉薄している必要がありますからね。
最低限の質を確保できていなければ、隠す意味なんてありません。
とりあえず目先を変えれば一定の効果が得られるようなレベルではないのです。
僅かでも綻びがあればつけ入られ、絶好のカモとなってしまうことでしょう。
そんな状態で奇襲というものに囚われては自滅するだけですよ。
(経験に基づいたものであるが故か珍しく強い言葉を使う綿原博介。そんな彼に対し、羽澤アナは気圧されたように息を吞んだ)
とは言え、一定の質を担保することさえできれば隠す意義はあります。
来年アメリカ代表と当たった場合、登板するのは少なくとも野村秀治郎選手以上のピッチャーということになるでしょうし――。
……野暮な注釈かもしれませんが、念のため。
以上、ということなので野村秀治郎選手は含んだ話ですね。
(羽澤アナのフォローに、綿原博介の苦笑気味の息遣いがマイクに入る)
まあ、それはともかくとして。
アメリカ戦で先発を任される程の実力者であれば、奇襲のために隠し持つ武器も一定のクオリティで用意して試合に臨んでくれる。
そう期待したい思いも当然ながらあります。
いずれにしても、打倒アメリカを掲げるのであれば、今この瞬間よりも遥かに成長してその時を迎えなければならないでしょう。
まだまだ道のりは遠いということですね。
正にその通りです。
全打点を野村秀治郎選手が上げた紅組。
野村秀治郎選手以外を打って何とか勝利した白組。
どちらも彼ら以外の選手達の戦力底上げが急務でしょう。
そう考えると、黒井選手や白露選手にヒットが出ていたのが救いでしょうか。
そうですね。
おおよそ予想通りの結果の中で、数少ないポジティブな要素だったと思います。
これから始まる2試合目においても、いわゆる「ポジれる」部分が何かしらあることを期待したいところです。
はい。
では、そんな2試合目を注視していきましょう。
(タイミングよく球審が試合開始のコールをする)
さて、紅白戦第2試合目が始まりました。
スターティングオーダーを以下の通りです。
先攻は紅組。
1番ライト、野村茜選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
2番ショート、登坂聖也選手。千葉オケアノスガルズ。
3番ファースト、黒井力皇選手。福岡アルジェントヴァルチャーズ。
4番DH、野村秀治郎選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
5番サード、白露尊選手。神奈川ポーラースターズ。
6番セカンド、田岡影秋選手。大阪トラストレオパルズ。
7番キャッチャー、古茂中司選手。愛知ゴールデンオルカーズ。
8番センター、山友義選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
9番レフト、畑口荘衛選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
そしてピッチャー、野上浩樹選手。東京プレスギガンテス。
続いて後攻白組。
1番セカンド、倉本未来選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
2番レフト、山崎一裕選手。宮城オーラムアステリオス。
3番センター、瀬川昇二選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
4番DH、大松勝次選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
5番サード、岡原和徳選手。東京プレスギガンテス。
6番ファースト、大笠勝大選手。北海道フレッシュウォリアーズ。
7番キャッチャー、城崎智司選手。福岡アルジェントヴァルチャーズ。
8番ショート、佐藤世界選手。静岡ミントアゼリアーズ。
9番ライト、飯山鉄朗。東京ラクトアトミクス。
そしてピッチャー、斉木弘人選手。大阪トラストレオパルズ。
となっております。
守備位置もそうですが、紅組と白組の振り分けも一部変更がありましたね。
第1試合で野村秀治郎選手達は登板していますからね。
負担軽減のためのDH出場。
後は他選手のポジションとの兼ね合いでしょう。
磐城選手は第1試合の7回から9回を投げたからか、スターティングオーダーに名を連ねてはいませんが……。
恐らく、どこかのタイミングで代打出場するのではないかと思います。
しかし、改めて見ても打線のネームバリューは凄いですね。
先発投手のお2人には失礼ながら、乱打戦になりそうな気がしてなりません。
そうですね。
ですが、そんな状況だからこそ。
ピッチャーには大崩れしない粘り強さというものが求められます。
どんなに苦しいピンチにも冷静さを失うことなく、踏ん張ることのできる強さ。
強大なバッターに真正面から立ち向かっていく気概。
是非とも、そういったものを見せつけて欲しいですね。
本日は紅白戦が開催されております。
現在は第1試合を終え、間もなく第2試合が始まろうとしているところ。
実況は引き続き、わたくし羽澤朗一。
解説はパーフェクトサブマリンこと綿原博介さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて。まずは第1試合の振り返りから。
スコアは5-6で白組のサヨナラ勝ちとなりましたが、綿原さん。
やはりと言いますか、野村秀治郎選手ら初招集組の活躍が目立ちました。
レギュラーシーズンでの数字は伊達ではないというところでしょうか。
勿論、それはその通りではありますが……。
同時に彼らの更なる進化が感じられた試合だったと思います。
特に投手陣ですね。
昨シーズンよりも明らかに成長していることが見受けられました。
と言いますと?
少なくとも大松選手と浜中選手は今回の特別強化合宿で新球を公に初披露しており、この紅白戦でも使用していました。
浜中選手はナックルカーブ。
大松選手は速く落ちる特殊なチェンジアップですね。
どちらも昨シーズン終了後に習得したとは思えないような精度でした。
野村秀治郎選手と磐城選手は如何でしたか?
……そうですね。まずは磐城選手についてですが。
彼は自身の持ち球をブラッシュアップしてきたようです。
昨シーズン、カーブを多段的に変化させてバッターを幻惑していたことは皆さんも御存知の通りでしょう。
しかし、今回は更に複数の変化球の変化量を細かく調整していました。
半ば複数の新球を得たようなものです。
磐城選手は器用ですね。
ええ。
性格によるものもあるでしょうが、大松選手とは実に対照的な投手です。
最高球速や持ち球には共通点も多い2人の選手ですが、興味深いことです。
球速やキレで圧倒して三振を狙っていく本格派の大松選手、細かい変化を利用して凡打に打ち取っていく技巧派の磐城選手、といったところでしょうか。
しかし、そうなると野村秀治郎選手はどのようなタイプになるのでしょうか。
……正直なところ、現状ではまだ判別がつきません。
割と球の威力で押していくイメージがありますが。
それは、それ以上のことをしても無駄だからそうしているだけだと思います。
スペックで圧倒できるなら、無闇に技巧を凝らす必要なんてありませんからね。
残念ながら。現状ではほとんどの場合において、全力で相手を圧倒したところで彼の経験の足しにすらならないでしょう。
それこそ山崎選手や大松選手、磐城選手と対戦する時ぐらいのものでしょうか。
今回は例外的にチームメイトの瀬川昇二選手や倉本選手もいましたが。
……彼らでもまだ十全とは言えないでしょう。
今回、大松選手に対しては球威で押すようなピッチングをしていました。
しかし、これは大松選手のピッチャーとしての特徴を模倣したものです。
山崎選手に対しても同様にパワーピッチャー寄りの投球スタイルでしたが、これは恐らく同リーグの磐城選手とタイプが異なるからというのが主な理由でしょう。
瀬川昇二選手は早打ち過ぎて傾向が見えませんでしたが、倉本選手にも力押しで行ったのは長打力不足という弱点と向き合わせるためだと思います。
な、成程。
磐城選手にも彼の投球スタイルに合わせるように、変化球を多投していました。
これは躱そうとしている訳ではなく、正に磐城選手に自分自身のピッチングを顧みる機会を作ると共に技巧派投手への対処を経験させるためだと思います。
……まるで指導をしているかのようですね。
そうですね。そうだと思います。
まあ、つまるところ。
未だ秀治郎選手の実体は分からないということです。
解説者として忸怩たるものがありますが、私も彼の底は全く見えていません。
出力という点ではMax170km/hという上限がありますが、彼のピッチングの引き出しは我々が思っている以上に多いと見るべきでしょう。
何せ、今回初出のはずの新球まで模倣していましたからね。
……しかし、折角の新球をこのような段階で明かすのは如何なものでしょうか。
WBW本戦から1年以上前の今だからこそ、だと思います。
打倒アメリカのためには更なる切り札を持つか、あるいは、来ると分かっていても打たれないといったレベルまで質を向上させるなり、使い方を工夫するべき。
落山監督もそのように考えているのでしょう。
結局WBWを戦い抜いていく中で、それこそ試合の真っ只中であってもそうした情報は明らかになっていくものですからね。
それでも隠せるものはギリギリまで隠すべきでは?
基本的には実戦で投げてこそ真の有用性が分かりますし、精度も上がります。
過去のWBWにおいてアメリカ代表相手に新球を使ったピッチャーは何人もいましたが、大体2人目には打たれてましたからね。
場合によっては1人目から。その打席で対応されるといったこともありました。
かく言う私もその1人です。
そんなことが……。
はい。
奇襲を成功させるにも、ある程度戦力が肉薄している必要がありますからね。
最低限の質を確保できていなければ、隠す意味なんてありません。
とりあえず目先を変えれば一定の効果が得られるようなレベルではないのです。
僅かでも綻びがあればつけ入られ、絶好のカモとなってしまうことでしょう。
そんな状態で奇襲というものに囚われては自滅するだけですよ。
(経験に基づいたものであるが故か珍しく強い言葉を使う綿原博介。そんな彼に対し、羽澤アナは気圧されたように息を吞んだ)
とは言え、一定の質を担保することさえできれば隠す意義はあります。
来年アメリカ代表と当たった場合、登板するのは少なくとも野村秀治郎選手以上のピッチャーということになるでしょうし――。
……野暮な注釈かもしれませんが、念のため。
以上、ということなので野村秀治郎選手は含んだ話ですね。
(羽澤アナのフォローに、綿原博介の苦笑気味の息遣いがマイクに入る)
まあ、それはともかくとして。
アメリカ戦で先発を任される程の実力者であれば、奇襲のために隠し持つ武器も一定のクオリティで用意して試合に臨んでくれる。
そう期待したい思いも当然ながらあります。
いずれにしても、打倒アメリカを掲げるのであれば、今この瞬間よりも遥かに成長してその時を迎えなければならないでしょう。
まだまだ道のりは遠いということですね。
正にその通りです。
全打点を野村秀治郎選手が上げた紅組。
野村秀治郎選手以外を打って何とか勝利した白組。
どちらも彼ら以外の選手達の戦力底上げが急務でしょう。
そう考えると、黒井選手や白露選手にヒットが出ていたのが救いでしょうか。
そうですね。
おおよそ予想通りの結果の中で、数少ないポジティブな要素だったと思います。
これから始まる2試合目においても、いわゆる「ポジれる」部分が何かしらあることを期待したいところです。
はい。
では、そんな2試合目を注視していきましょう。
(タイミングよく球審が試合開始のコールをする)
さて、紅白戦第2試合目が始まりました。
スターティングオーダーを以下の通りです。
先攻は紅組。
1番ライト、野村茜選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
2番ショート、登坂聖也選手。千葉オケアノスガルズ。
3番ファースト、黒井力皇選手。福岡アルジェントヴァルチャーズ。
4番DH、野村秀治郎選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
5番サード、白露尊選手。神奈川ポーラースターズ。
6番セカンド、田岡影秋選手。大阪トラストレオパルズ。
7番キャッチャー、古茂中司選手。愛知ゴールデンオルカーズ。
8番センター、山友義選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
9番レフト、畑口荘衛選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
そしてピッチャー、野上浩樹選手。東京プレスギガンテス。
続いて後攻白組。
1番セカンド、倉本未来選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
2番レフト、山崎一裕選手。宮城オーラムアステリオス。
3番センター、瀬川昇二選手。村山マダーレッドサフフラワーズ。
4番DH、大松勝次選手。兵庫ブルーヴォルテックス。
5番サード、岡原和徳選手。東京プレスギガンテス。
6番ファースト、大笠勝大選手。北海道フレッシュウォリアーズ。
7番キャッチャー、城崎智司選手。福岡アルジェントヴァルチャーズ。
8番ショート、佐藤世界選手。静岡ミントアゼリアーズ。
9番ライト、飯山鉄朗。東京ラクトアトミクス。
そしてピッチャー、斉木弘人選手。大阪トラストレオパルズ。
となっております。
守備位置もそうですが、紅組と白組の振り分けも一部変更がありましたね。
第1試合で野村秀治郎選手達は登板していますからね。
負担軽減のためのDH出場。
後は他選手のポジションとの兼ね合いでしょう。
磐城選手は第1試合の7回から9回を投げたからか、スターティングオーダーに名を連ねてはいませんが……。
恐らく、どこかのタイミングで代打出場するのではないかと思います。
しかし、改めて見ても打線のネームバリューは凄いですね。
先発投手のお2人には失礼ながら、乱打戦になりそうな気がしてなりません。
そうですね。
ですが、そんな状況だからこそ。
ピッチャーには大崩れしない粘り強さというものが求められます。
どんなに苦しいピンチにも冷静さを失うことなく、踏ん張ることのできる強さ。
強大なバッターに真正面から立ち向かっていく気概。
是非とも、そういったものを見せつけて欲しいですね。
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