17 / 29
四日目
第17話 四日目 6/7
しおりを挟む
「シンタロー、いま時間……あ」
声がかかっただけなのに、僕はサイトを反射的に最小化した。画面を覗かれる前で良かった。
振り返ると、声の主は日の明るい居間からひょこっと頭を出している。
その手に、参考書と筆記用具を用意して。
「? なにか聞きたいことがあるんじゃないのか」
「んーん。いまはいいや、なんでもないっ」
彼女は申し訳なさげに目をそらし、ぷいと居間へ帰っていった。
日乃実ちゃんらしくないな。
僕が書斎でパソコン作業をしているとなれば、それは仕事に手を付けているときになる。
わざわざ「仕事してます」なんて伝えたことはないけど、四日間を共に過ごすうちに、いつしか日乃実ちゃんはそういうところも察してくれるようになっていた。もっとも、今は仕事に手を付けていたわけじゃあないけど。
だから、遠慮することないのになと思う。それとも僕は振る舞いのどこかしらで、知らず知らずのうち日乃実ちゃんに遠慮させてしまっているのか。
結局、日乃実ちゃんの様子が気になって作業を中断する。中断させられたことを迷惑とも思わなかった。
書斎を出て居間へ。窓際の明るい日差しは見ているだけで気持ちいい。
対照的に、日乃実ちゃんはそんな陽気を押し返すが如し負のオーラを放っていた。
参考書を広げたテーブルに突っ伏している。意気消沈の理由は、察するに設問に敗北したからだ。
「さしずめ解き方教えてほしいっていうのが、さっきの用事だったんだろ?」
日乃実ちゃんの対面に腰掛けてやると、小さなつむじの下から上目遣いの両目が救いを求めてこちらを覗く。
「仕事してたんじゃないの?」
心細そうに潤む目を見ていると、なんだか背中のあたりがむずがゆくなる。
「ちょこちょこ有休取ってるから、あれは仕事じゃない。とりあえず見せてみろって、わからないところ」
「教わろうとしといてあれなんだけど、シンタローにわかるぅ? シンタローの学生時代って五十年くらい前でしょっ?」
「それこそ愚問だな、なんたって僕は――」
大仰に眼鏡を押し付け、尊大に鼻を鳴らしてみせる。
「――教員免許、持ってますから」
「じゃあここ。公式? 定理? の応用っぽいんだけど……」
「はぁ、反応薄いね……どれどれ」
手渡されたのは数学のドリル、示された問題は図形の角度を求めるもの。
それなりにサプライズなカミングアウトをスルーされた寂寥は追いやって、僕も設問と睨み合う。
やがて日乃実ちゃんの理解度を測って。理解度の添ったヒントを伝えて。あとは……自力で考えさせる。
幾ばくかの時間を経て、
「ここの二問ができたんだから、残り五問もできるようになってるって」
「えーそれマジで言ってるぅ?」
「まじまじ。確認問題だと思ってやってもらって」
覚えなきゃいけないポイントはちゃんと押さえられているから、やれるって。計算ミスは気をつけるしかないな。シンタロー私もー疲れたーっ。シンタロー出来たよっ、ほらっ。
そんなこんなで一時間が過ぎた。
「ありがとシンタロー。あとは私だけでダイジョブだよっ」
「了解。っていっても、手を借りたかったら今度こそ遠慮しなくていいんだからな」
「そーするっ。じゃ次はどうしよっかなー、まだ理科も残ってるしー」
日乃実ちゃんは思っていた以上に利口で、新しいことへの飲み込みが早く、彼女が一度理解すれば僕なんてあとは見守るだけだった。
日乃実ちゃんは勉強に強い。
なので書斎に戻ろうと立ち上がったときには安心しきっていた。
「うわぁー、英語からも課題出てんじゃんっ。多いなー」
安心、しきっていたのに。
「こっちは何だっ、漢字と……読書感想文なんてあったんかーおいっ」
思わず振り返れば想像以上の光景だった。聞こえたほかにもプリントやらドリルやら、優に数学の五倍くらいの紙がテーブルは愚か床にまで展開している。
「まさかとは思うけどさ、その課題の、期限、とかって訊いても……?」
てへっ。
それが彼女の答えだった。
顔が引き攣る。コレら全部がゴールデンウィーク期間の課題なのか。
「いやはやっ、私ってばずっとオープンキャンパスとか料理のことで頭いっぱいでさっ! 宿題はその、つい……ねっ? ネッ?」
「すっぽかしてたと?」
「ですですっ」
「よしわかった。夕飯は僕が作る。その間、日乃実ちゃんは宿題な」
今日と明日で地元に帰って、明後日には登校。五日間のうち丸三日サボったことで、宿題は文字通りテーブルに山積み、になっている。
だが、あとの予定もご飯は全部僕が作って、日乃実ちゃんはできた時間を宿題に充てれば、残り二日でも踏破できそうな山ではある。
「ええ~! いいっていいって、料理するのを我慢するくらいなら提出遅らせてやるもんっ!」
「駄目に決まってるだろ」
夕食準備のため駄々っ子を押しのけて野菜室を覗く。
おおっ。
色味豊かな野菜室に少し感動する。以前はきゅうりと豆腐だけだったのに。
さぁて何を作るか。調理器具に触ること自体実に〇ヶ月ぶりなのでパッと思い浮かばないが、いつまでも野菜室を開けっ放しで悩むわけにもいかない。
とりあえず食材はフィーリングで選んだ。
あとはキッチンに先回りした駄々っ子に宿題をやらせるだけだ。
「シンタロー」
「だから駄目だって」
「まだなんもゆってないっ」
「言わなくともわかる、わかるとも」
抗議の目は止まない。初遭遇なレベルで存外頑固だった。
「宿題やりながらシンタローの料理監修するから。それならいいでしょ?」
疑問形だが、答えはイエスしか許されないようだ。
「わかったよ、料理長」
「ヘマした人は選手交代だからねっ」
「それだと日乃実ちゃんは一生交代しないね」
たったいま、失敗も許されなくなった。
「まぁでも、日乃実ちゃんに見てもらえるってのは、ちょうどいいかもしれないな」
「おうよ。なにが?」
「お礼だよ。ほら、」
それは、可能なら日乃実ちゃんがいる間中に済ませたい用事だった。
「日乃実ちゃんクイズ第三問の。せっかくだから、ついでに作っちゃおうかなと思って」
お礼に作るとなれば下手は打てないが、日乃実ちゃん監修ならその点は安心だろう。
「手料理渡すってこと!?」
「そういうこと。だから僕からも頼むよ料理長。出来れば胸晴ってお礼しときたいからさ」
だが彼女から否とも応とも反応がなかった。キッチンに妙な沈黙が下りる。僕はおかしなことを口走っただろうか。
にやにや。
ニマニマ。
振り向くと彼女の口は楽しそうな形に歪められていた。
「あら~まっかせなさいっ! シンタローは私が立派な男にしたげるからっ!」
愉快だと言わんばかりにバシバシと背中を叩かれる。肘でウリウリこのこの~と小突かれもした。
「シンタローも隅に置けませんなぁ~」
「なんか勘違いしてないか、なあ」
本当にお礼の挨拶だけのつもりで、それ以外の意図はないんだけど。
日乃実ちゃんの黄色い興奮は、夕飯の献立とお礼の一品が肉じゃがに決まるまで収まることはなかった。
声がかかっただけなのに、僕はサイトを反射的に最小化した。画面を覗かれる前で良かった。
振り返ると、声の主は日の明るい居間からひょこっと頭を出している。
その手に、参考書と筆記用具を用意して。
「? なにか聞きたいことがあるんじゃないのか」
「んーん。いまはいいや、なんでもないっ」
彼女は申し訳なさげに目をそらし、ぷいと居間へ帰っていった。
日乃実ちゃんらしくないな。
僕が書斎でパソコン作業をしているとなれば、それは仕事に手を付けているときになる。
わざわざ「仕事してます」なんて伝えたことはないけど、四日間を共に過ごすうちに、いつしか日乃実ちゃんはそういうところも察してくれるようになっていた。もっとも、今は仕事に手を付けていたわけじゃあないけど。
だから、遠慮することないのになと思う。それとも僕は振る舞いのどこかしらで、知らず知らずのうち日乃実ちゃんに遠慮させてしまっているのか。
結局、日乃実ちゃんの様子が気になって作業を中断する。中断させられたことを迷惑とも思わなかった。
書斎を出て居間へ。窓際の明るい日差しは見ているだけで気持ちいい。
対照的に、日乃実ちゃんはそんな陽気を押し返すが如し負のオーラを放っていた。
参考書を広げたテーブルに突っ伏している。意気消沈の理由は、察するに設問に敗北したからだ。
「さしずめ解き方教えてほしいっていうのが、さっきの用事だったんだろ?」
日乃実ちゃんの対面に腰掛けてやると、小さなつむじの下から上目遣いの両目が救いを求めてこちらを覗く。
「仕事してたんじゃないの?」
心細そうに潤む目を見ていると、なんだか背中のあたりがむずがゆくなる。
「ちょこちょこ有休取ってるから、あれは仕事じゃない。とりあえず見せてみろって、わからないところ」
「教わろうとしといてあれなんだけど、シンタローにわかるぅ? シンタローの学生時代って五十年くらい前でしょっ?」
「それこそ愚問だな、なんたって僕は――」
大仰に眼鏡を押し付け、尊大に鼻を鳴らしてみせる。
「――教員免許、持ってますから」
「じゃあここ。公式? 定理? の応用っぽいんだけど……」
「はぁ、反応薄いね……どれどれ」
手渡されたのは数学のドリル、示された問題は図形の角度を求めるもの。
それなりにサプライズなカミングアウトをスルーされた寂寥は追いやって、僕も設問と睨み合う。
やがて日乃実ちゃんの理解度を測って。理解度の添ったヒントを伝えて。あとは……自力で考えさせる。
幾ばくかの時間を経て、
「ここの二問ができたんだから、残り五問もできるようになってるって」
「えーそれマジで言ってるぅ?」
「まじまじ。確認問題だと思ってやってもらって」
覚えなきゃいけないポイントはちゃんと押さえられているから、やれるって。計算ミスは気をつけるしかないな。シンタロー私もー疲れたーっ。シンタロー出来たよっ、ほらっ。
そんなこんなで一時間が過ぎた。
「ありがとシンタロー。あとは私だけでダイジョブだよっ」
「了解。っていっても、手を借りたかったら今度こそ遠慮しなくていいんだからな」
「そーするっ。じゃ次はどうしよっかなー、まだ理科も残ってるしー」
日乃実ちゃんは思っていた以上に利口で、新しいことへの飲み込みが早く、彼女が一度理解すれば僕なんてあとは見守るだけだった。
日乃実ちゃんは勉強に強い。
なので書斎に戻ろうと立ち上がったときには安心しきっていた。
「うわぁー、英語からも課題出てんじゃんっ。多いなー」
安心、しきっていたのに。
「こっちは何だっ、漢字と……読書感想文なんてあったんかーおいっ」
思わず振り返れば想像以上の光景だった。聞こえたほかにもプリントやらドリルやら、優に数学の五倍くらいの紙がテーブルは愚か床にまで展開している。
「まさかとは思うけどさ、その課題の、期限、とかって訊いても……?」
てへっ。
それが彼女の答えだった。
顔が引き攣る。コレら全部がゴールデンウィーク期間の課題なのか。
「いやはやっ、私ってばずっとオープンキャンパスとか料理のことで頭いっぱいでさっ! 宿題はその、つい……ねっ? ネッ?」
「すっぽかしてたと?」
「ですですっ」
「よしわかった。夕飯は僕が作る。その間、日乃実ちゃんは宿題な」
今日と明日で地元に帰って、明後日には登校。五日間のうち丸三日サボったことで、宿題は文字通りテーブルに山積み、になっている。
だが、あとの予定もご飯は全部僕が作って、日乃実ちゃんはできた時間を宿題に充てれば、残り二日でも踏破できそうな山ではある。
「ええ~! いいっていいって、料理するのを我慢するくらいなら提出遅らせてやるもんっ!」
「駄目に決まってるだろ」
夕食準備のため駄々っ子を押しのけて野菜室を覗く。
おおっ。
色味豊かな野菜室に少し感動する。以前はきゅうりと豆腐だけだったのに。
さぁて何を作るか。調理器具に触ること自体実に〇ヶ月ぶりなのでパッと思い浮かばないが、いつまでも野菜室を開けっ放しで悩むわけにもいかない。
とりあえず食材はフィーリングで選んだ。
あとはキッチンに先回りした駄々っ子に宿題をやらせるだけだ。
「シンタロー」
「だから駄目だって」
「まだなんもゆってないっ」
「言わなくともわかる、わかるとも」
抗議の目は止まない。初遭遇なレベルで存外頑固だった。
「宿題やりながらシンタローの料理監修するから。それならいいでしょ?」
疑問形だが、答えはイエスしか許されないようだ。
「わかったよ、料理長」
「ヘマした人は選手交代だからねっ」
「それだと日乃実ちゃんは一生交代しないね」
たったいま、失敗も許されなくなった。
「まぁでも、日乃実ちゃんに見てもらえるってのは、ちょうどいいかもしれないな」
「おうよ。なにが?」
「お礼だよ。ほら、」
それは、可能なら日乃実ちゃんがいる間中に済ませたい用事だった。
「日乃実ちゃんクイズ第三問の。せっかくだから、ついでに作っちゃおうかなと思って」
お礼に作るとなれば下手は打てないが、日乃実ちゃん監修ならその点は安心だろう。
「手料理渡すってこと!?」
「そういうこと。だから僕からも頼むよ料理長。出来れば胸晴ってお礼しときたいからさ」
だが彼女から否とも応とも反応がなかった。キッチンに妙な沈黙が下りる。僕はおかしなことを口走っただろうか。
にやにや。
ニマニマ。
振り向くと彼女の口は楽しそうな形に歪められていた。
「あら~まっかせなさいっ! シンタローは私が立派な男にしたげるからっ!」
愉快だと言わんばかりにバシバシと背中を叩かれる。肘でウリウリこのこの~と小突かれもした。
「シンタローも隅に置けませんなぁ~」
「なんか勘違いしてないか、なあ」
本当にお礼の挨拶だけのつもりで、それ以外の意図はないんだけど。
日乃実ちゃんの黄色い興奮は、夕飯の献立とお礼の一品が肉じゃがに決まるまで収まることはなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
妻に不倫され間男にクビ宣告された俺、宝くじ10億円当たって防音タワマンでバ美肉VTuberデビューしたら人生爆逆転
小林一咲
ライト文芸
不倫妻に捨てられ、会社もクビ。
人生の底に落ちたアラフォー社畜・恩塚聖士は、偶然買った宝くじで“非課税10億円”を当ててしまう。
防音タワマン、最強機材、そしてバ美肉VTuber「姫宮みこと」として新たな人生が始まる。
どん底からの逆転劇は、やがて裏切った者たちの運命も巻き込んでいく――。
無能烙印押された貧乏準男爵家三男は、『握手スキル』で成り上がる!~外れスキル?握手スキルこそ、最強のスキルなんです!
飼猫タマ
ファンタジー
貧乏準男爵家の三男トト・カスタネット(妾の子)は、13歳の誕生日に貴族では有り得ない『握手』スキルという、握手すると人の名前が解るだけの、全く使えないスキルを女神様から授かる。
貴族は、攻撃的なスキルを授かるものという頭が固い厳格な父親からは、それ以来、実の息子とは扱われず、自分の本当の母親ではない本妻からは、嫌がらせの井戸掘りばかりさせられる毎日。
だが、しかし、『握手』スキルには、有り得ない秘密があったのだ。
なんと、ただ、人と握手するだけで、付随スキルが無限にゲットできちゃう。
その付随スキルにより、今までトト・カスタネットの事を、無能と見下してた奴らを無意識下にザマーしまくる痛快物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる