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第29話 ヴェルプス⑤
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ヴェルプスの爪による攻撃が直撃したトーシンのHPは残り1割程で何とか持ちこたえていた。
「よっしゃ、ギリ耐えたぞ!セーフだ!!」
直撃をくらいつつも少しHPが残っていることにトーシンは喜ぶ。
だが、トーシンのHPはほんの少し減る。
(あ、セーフじゃねぇ毒くらってたんだった!)
急いで毒状態を回復させようとするが、ヴェルプスがそれを邪魔するように攻撃してくる。
「ちょっ!タイム!タイム!頼むから毒だけ回復させて!」
そうヴェルプスに向かって回避しながら叫ぶが当然言葉は伝わらない。
そして、トーシンは回避しながらも何とか毒を回復させようとしているが、焦っているのと回避しながらのために上手く操作することが出来ない。
(やばい、やばい、やばい!この狼、鬼畜すぎる!このままだと毒で死にそうだし、そうでなくてもこいつの攻撃掠っただけでも死ぬ!盾でガードしても)
そうこうしているうちにトーシンのHPが再び毒で減る。
(くっそー!HPと毒両方回復出来ればこいつから攻撃受けるの覚悟で落ち着いて操作できそうなんだけど、そんな都合のいいアイテムあるわけ…、あるじゃん!)
トーシンは思い出す。運営から貰ったお詫びアイテムの存在を。
「ふHAHAHA!鬼畜狼!来るなら来いやー!」
トーシンはその場に止まり、落ち着いて操作をする。その後、運営から貰ったエリクサーを使用する。
そして、エリクサーを使用した後のトーシンをヴェルプスの攻撃が襲う。
だが、全回復したトーシンのHPはヴェルプスの攻撃程度では3割削れるかどうかぐらいであった。
(毒状態には…、なってない!)
「さぁ、鬼畜狼!こっからは俺の番だぞ!恨むなら俺じゃなくて運営を恨むんだな!そして、俺は神運営に感謝だ!ありがとう!エリクサーをくれて!」
トーシンはテンションがハイになっていた。
そして、トーシンの反撃が始まる。
それからは、何度か攻撃を受けたり毒状態になったりもしたが、特にピンチになることもなく地道にヴェルプスのHPを削っていき、トーシンはヴェルプスとの戦いに勝利する。
「よっしゃァァァ!クリアしたぜぇ!」
倒れたヴェルプスは消滅し、代わりにドロップアイテムが3つ落ちていた。同時に、トーシンに経験値が入り、レベルが3つ上がる。
(ステータスは後で確認するとして、今はとりあえずドロップアイテムだな。)
ドロップアイテムの元まで近づき、3つのアイテムを回収して確認する。
(まず1つ目。)
ーーーーーーーーーーーーーー
アイテム名:ヴェルプスの毒爪
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの爪。毒がある。
ーーーーーーーーーーーーーー
(うん。普通のドロップアイテムだな。よし次!)
ーーーーーーーーーーーーーー
アイテム名:ヴェルプスの毒毛針
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの尻尾の毛。針のように鋭く、見た目よりもかなり丈夫。
ーーーーーーーーーーーーーー
(これは当たりなのかな?まぁいいや、最後!)
ーーーーーーーーーーーーーー
アイテム名:ヴェルプスの毒牙
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの牙。毒がある。
ーーーーーーーーーーーーーー
(最後のは、普通のドロップアイテムっぽいな。というか、アイテムのレア度見る方法とかあるのか?花宮にでも聞いてみるか。)
そう考えひとまずレア度のことはおいておいて、クエストのクリアを報告するためフェルリア村へと戻る。
「よっしゃ、ギリ耐えたぞ!セーフだ!!」
直撃をくらいつつも少しHPが残っていることにトーシンは喜ぶ。
だが、トーシンのHPはほんの少し減る。
(あ、セーフじゃねぇ毒くらってたんだった!)
急いで毒状態を回復させようとするが、ヴェルプスがそれを邪魔するように攻撃してくる。
「ちょっ!タイム!タイム!頼むから毒だけ回復させて!」
そうヴェルプスに向かって回避しながら叫ぶが当然言葉は伝わらない。
そして、トーシンは回避しながらも何とか毒を回復させようとしているが、焦っているのと回避しながらのために上手く操作することが出来ない。
(やばい、やばい、やばい!この狼、鬼畜すぎる!このままだと毒で死にそうだし、そうでなくてもこいつの攻撃掠っただけでも死ぬ!盾でガードしても)
そうこうしているうちにトーシンのHPが再び毒で減る。
(くっそー!HPと毒両方回復出来ればこいつから攻撃受けるの覚悟で落ち着いて操作できそうなんだけど、そんな都合のいいアイテムあるわけ…、あるじゃん!)
トーシンは思い出す。運営から貰ったお詫びアイテムの存在を。
「ふHAHAHA!鬼畜狼!来るなら来いやー!」
トーシンはその場に止まり、落ち着いて操作をする。その後、運営から貰ったエリクサーを使用する。
そして、エリクサーを使用した後のトーシンをヴェルプスの攻撃が襲う。
だが、全回復したトーシンのHPはヴェルプスの攻撃程度では3割削れるかどうかぐらいであった。
(毒状態には…、なってない!)
「さぁ、鬼畜狼!こっからは俺の番だぞ!恨むなら俺じゃなくて運営を恨むんだな!そして、俺は神運営に感謝だ!ありがとう!エリクサーをくれて!」
トーシンはテンションがハイになっていた。
そして、トーシンの反撃が始まる。
それからは、何度か攻撃を受けたり毒状態になったりもしたが、特にピンチになることもなく地道にヴェルプスのHPを削っていき、トーシンはヴェルプスとの戦いに勝利する。
「よっしゃァァァ!クリアしたぜぇ!」
倒れたヴェルプスは消滅し、代わりにドロップアイテムが3つ落ちていた。同時に、トーシンに経験値が入り、レベルが3つ上がる。
(ステータスは後で確認するとして、今はとりあえずドロップアイテムだな。)
ドロップアイテムの元まで近づき、3つのアイテムを回収して確認する。
(まず1つ目。)
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アイテム名:ヴェルプスの毒爪
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの爪。毒がある。
ーーーーーーーーーーーーーー
(うん。普通のドロップアイテムだな。よし次!)
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アイテム名:ヴェルプスの毒毛針
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの尻尾の毛。針のように鋭く、見た目よりもかなり丈夫。
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(これは当たりなのかな?まぁいいや、最後!)
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アイテム名:ヴェルプスの毒牙
種類:素材アイテム
個数:1
<取り出す>
<閉じる>
詳細
ヴェルプスの牙。毒がある。
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(最後のは、普通のドロップアイテムっぽいな。というか、アイテムのレア度見る方法とかあるのか?花宮にでも聞いてみるか。)
そう考えひとまずレア度のことはおいておいて、クエストのクリアを報告するためフェルリア村へと戻る。
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