聖女を解雇された私のハーレム奮闘記

小村辰馬

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その後殿下の手腕によって、エリーゼ嬢はフェンデルンの美男と名高い公爵家子息との縁談が決まったことを、レイフィールド伯爵家へ再度立ち寄った殿下より聞いた。
殿下はミーニャ達にも今回の事の顛末は伝えておくこと、フェンデルンでの私の立ち位置のことはこちらでよしなにしておくことを私達に伝えると、最後に「あとは仲良くねー」と笑顔で言い残し、護衛達と共にフェンデルンヘ帰って行った。

カインの父であるロイズ様は、かなり痩せていらっしゃったが、思っていたよりお元気そうで、笑顔で私を出迎えてくれた。
伯爵家を大きくした敏腕領主であるらしいのも納得の、人柄の良さそうなおじさまだった。
兄のリュード様も、厳格な印象はあったが、家を任されることもあってか、自身の立場を顧みて父のように温和に振る舞うことを努めているようで、存外人当たりの良い方だった。カインも、話に聞いていたよりもお兄さんと談笑していたため安心した。

彼らと聖女時代やフェンデルンでのカインの働きっぷりを話し、逆に幼少時代のカインの話をしてもらいながら食事などを摂って和やかに過ごしていると、いつの間にやらとっぷりと日が暮れ、今夜はレイフィールド伯爵家の屋敷に泊まることとなった。

落ち着いたアンティークな調度品で揃えられた客間のベッドに腰を落ち着け、息を吐く。
怒涛の1日だったなぁ。
皆に背中を押されてカインを追ってみたら、エリーゼ嬢と言い合いになって、カインに告白して、そしたらカインに……逆に想いを伝えられて、カインのお父様とお兄様と、挨拶までしてしまった。

『……俺も、お前と同じ気持ちだ』

甘やかに微笑みながら、私の頬を両手で包み込むカインを思い出し、心臓がそわそわと踊り出す。にやけそうになる顔を両手で押さえ、ベッドに仰向けに倒れ込んだ。

嘘みたいだ。カインが、私を好きだなんて。
いつも一緒にいた、兄でオカンのようなカインが、あの美しい幼馴染のエリーゼ嬢よりも、私を……。
ニヤケが止まらず、ゴロゴロとベッドを転がっていると、静かな部屋にノックの音が大きく響いた。こんな時間に一体誰だ。

扉を開くと、まさに今頭の中を占めている彼が、そこに立っていた。
心臓が大きく脈打つ。

「カイン」
「少し、いいか?」

私は頷いて彼を部屋に招き入れた。
そもそもここはカインの家で、私の部屋じゃないし。カインが遠慮することなんて無いんだけど。

部屋の扉が閉まると同時に、カインに抱き締められた。
ぎゅぅぎゅぅとこれでもかと言うほど力を込められ、私はあまりの息苦しさに背中をバシバシと叩く。

「ちょっ…カイン、急にどうしーーんむッ!?」

ようやく解放されたかと思うと、息つく間もなくそのまま唇を塞がれた。
柔らかい唇を押し付けられる。驚いて口を開くと、さらに深く口付けされた。

「んっ…んんッ……ふぁ、」

一度口を離され、また唇を落とされ、吐息ごと飲み込まれる。次第に舌を挿入され、成されるがまま口内を蹂躙された。

踵に何かが当たったかと思うと、バランスを崩し、柔らかいマットレスへ共に倒れ込んだ。
唇を離したカインが、ベッドに手を突き、私を見下ろす。端正な口元が僅かに開き、海色の瞳はほんのり潤んでいる。
図らずもベッドに押し倒された形になった私は、突然のことに思考が付いていかず、目を瞬かせた。

「……ごめん、お前が俺のものになったと思うと、我慢が効かなくて……」
「え、え? ……んっ!?」

再び軽く唇へキスされると、頬を撫でられながら、耳元で囁かれた。

「……ずっと、好きだった。ランバルドにいた頃から、お前のことが」

ランバルドに、いた頃から……?
そんなにも前から、私の事を好いてくれていたと言うのか。一体私のどこを? どのくらいの時期から? 気になることは濁流のように湧いてくるけれど、カインの指が私のブラウスのボタンに伸びてきているものだから、思考が霧散する。

……これは、そう言うことだよね? そう言う事をしようとしているんだよね??
こういう押し倒された時って、どうしていれば良いんだっけ。
カインに夜伽の手ほどきをしてもらった時のことを思い出そうとするけれども、ぷち、ぷち、と次々と手慣れた様子でボタンを外されていくものだから、それどころじゃ無くなる。

ふるり、と下着に包まれた私の小ぶりな胸が露わになると、カインは分かりやすく喉の奥を鳴らした。

「ま、待ってカイン」
「? どうした?」

私の声にカインは手を止めると、もう片手で私の髪を漉きながら、優しい声色で尋ねて来る。
手慣れた様子のカインに居た堪れない気持ちになりながらも、私は上目遣いでカインを見上げて言った。

「……初めてなので、優しくしてほしい……です」

カインは顔を逸らし、何かに耐えるような仕草で震えると、「出来得る限り、善処するよ」と言って、私の唇に、また己のものを落としてきた。


* * *


「ぁあああッッ、い、イく、またイッちゃうぅッ!」

苛烈なカインの指の抽送により昂まった肢体は、弓形に反って、ピンッと足の指まで張り詰める。
一際いいところを押しつぶされ、膣穴を掻き動かされると、子宮が歓喜の声を上げて私は何度目かの絶頂を迎えた。
ぢゅぷん、と4本の指を引き抜かれると、カインの指は私の愛液でぐしょぐしょに濡れそぼっていて。
カインはそれを私に見せ付けるようにして、己の指を舐め上げた。
いやらしいその姿はカインの普段の様子では考えられないほど扇情的で、私はまた顔に血が昇るのを感じた。

絶頂の余波に未だ震える私のおまんこに、再びカインが手を伸ばしてきたものだから、私は慌ててその手を掴んで抵抗した。

「ちょ、ちょっとまって、……まだイッたばかりでわたし……んっ」

カインは狡い。
私がキスをされると大人しくなるのを分かって、してくる。
滑らかな舌を受け入れ、れろくちゅと互いの唾液を交換し合っていると、わたしの秘処にカインの指が触れるのを感じた。
未だはくはくと収縮を繰り返しているそこは、反射的にびくりと反応し、それだけでじゅわっとえっちなお汁が溢れ出す。
震える陰唇の頭上に位置するお豆に触れると、カインは爪で引っ掻きながら揺すり、転がしてきた。

「んんんッ!? …っ、ふッ、んぶっ! …んぅううッ」

電流のような快感が走り、全身が跳ねる。その間も口内を舐めしゃぶられ、上のお口からも下のお口からも私は涎を溢れさせた。
高速で、ちゅくちゅくちゅくと陰核をこねくり回されると、びく、びく、びく、と身体中を甘すぎる快感が貫き、私はカインの背中にしがみつく。 
唇を離されると唾液が糸を引き、口外へ垂れ落ちた。

「……ハァ……びっしゃびしゃだな…マナカ……きもちいいのか?」
「やっ…やぁあっ、あッ、あぁあっ、きもち、きもちよすぎるッ」
「これ? ここが気持ちいいのか?」
「ンッ! んひぃッ、…ぁっ、くり、クリいじられるのダメッ…きもちぃいっよぉ、…ぁああっ、」
「ハァ…やらしいな。……もっと、いじってやろうな…」
「ぁあああッッ!?」

じょばッ、ぷしゃぁあああああッ

昇り詰める感覚が強まると、快感と同時に尿意が爆発した。
目の前をチカチカと星が散らばる。
膣穴を収縮させると、ガニ股の体勢のまま私は透明な飛沫を放物線状に撒き散らし、果てた。

びくんっびくんっ、と全身を痙攣させる。
また、カインの目の前で潮を噴いてしまった。
けれど恥ずかしさよりもその背徳感による快感の方が強くて、私はまたお股から何かが溢れ出すのを感じた。
恐る恐るカインを見上げると、彼もまた私のように顔を真っ赤にしており、シーツにできた巨大な染みと、私のだらしない姿を交互に見やると、股間の膨らみを大きく揺らした。

「漏らしすぎにも程があるだろ、お前……」
「だ、だって! ……気持ちよかったんだもん…カインのせいだよ……」
「……っ」

カインは何故か額を押さえて項垂れると、再びこちらを向いて、改めて私を組み敷いてきた。

「悪い。もう限界かも。……入れていいか?」
「……! う、うん……」

カインが下着を下ろし、ぶるんっ、と、その逸物を露わにする。
彼のおちんちんを見るのは二度目だけれど、その立派な佇まいは変わらないどころか、この前より大きい気がする。
血管の浮き出たグロテスクなその御尊顔は、ぷっくりと我慢汁を浮かせなら、私の解されまくっただらしない下のお口に当てがわれた。

心臓が早鐘のように打っている。
あのカインのおちんちんが、私の中に入ってきちゃう……
不安と、期待と、喜びとが入り混じり、思わず身震いすると、カインが片手で私の頬を包み込んできた。

「……怖かったらやめておくけど……」
「ううん、大丈夫。……カインのおちんちん、早く私の中に入れてほしい」
「……っ! ……力抜いてろな」

カインの顔を見ていると、不安が和らいでいく。
カインの優しい微笑みに私も微笑み返すと、徐々にカインのモノが私の中に侵入してきた。
隘路を進む度、割れ目の奥に痛みが走る。
私はカインの背中にしがみ付きながら、痛みに耐える。ゆっくりと奥に進めながらも、カインは私の頭を撫でてくれていたから、幾分か痛みが和らいだ気がした。

程なくして互いの肌と肌がぶつかる感覚がすると、カインのおちんちんが全て私の体内に挿入ったことが分かった。
鈍い痛みはあるものの、膣内にカインがいることへの充足感の方が強く、私はカインの胸元に思わず頬を擦り寄せた。
頬を撫でられると、顔を上向かせられ、また唇を喰まれる。
暫くして唇を離し、私を優しい眼差しで見下ろすカインは、いつも私の側にいてくれた護衛のカインと同じ顔をしているけれど、いつもと確かに違う、とびきり甘い恋人の表情をしていた。

「辛くないか?」
「……うん。思ったより平気。…カインが私の中にいるの変な感じ」
「……マナカの中、気持ちよくてどうにかなりそうだよ」
「えぇっ? は、恥ずかしいな……」
「少しずつ、動いてもいいか?」
「うん…」

カインの腰が、ゆっくりと動き始める。
痛みはまだあるが、次第にそれも薄まり、徐々に鈍い快感が膣奥で灯り始めた。

「…んっ、…は、…ぁッん、」
「…ふっ、…ハァッ…ここ、か?」
「あっ!? ……そこ、なんか、ッ…へん、…っぁあっ」

緩やかではあるが、繰り返し亀頭でイイところを押し潰し、押し上げられ、次第に自身の声が甘くなっていくのを感じる。
呼応するように結合部からも愛液が漏れ始め、抽送が潤滑になっていった。
次第にカインのピストンのスピードも速まり、じゅぷっじゅぷっ、といやらしい水温が部屋に響き始める。

「ぁっ、…あッ、んっ、か、かいんっ、そこばっかッ、…んひっ、ぅっ、だめっ、」
「ん…ッ、ここ、気持ちいんだろ? …ほら、ここ」
「ああッッ!? やっ、ぁあんッ」

ごちゅんッ、ぶちゅっ、ぐぢゅッ、ぶぢゅんっ、

カインが大きく私を突き上げる度、激しい快感が下腹部を貫く。感じる度にじょばっとえっちなお汁が溢れ出し、カインのお腹とシーツを汚していく。
カインが私の上で激しく腰を振って、快感に耳まで顔を赤らめている。そう思うと、普段の真面目な彼から一転した淫靡なその姿にますます興奮値は高まり、私は身体をくねらせてしまう。

じゅぽッじゅぽッじゅぽッじゅぽッッ

ラストスパートと言わんばかりに激しいピストン。
私はカインの首に腕を回し、来る絶頂に備えた。

「……ッ、わるい、マナカ…ッ…限界、だっ」
「わたしも、…ぁっ、私もイきそ…っ、んぁああああッ!」

膣穴が大きく収縮すると、快感が下腹部で爆発した。
それと同時に、カインの先端からは白濁が発射され、ぶぢゅるるるるるるッと、私のナカの隘路を駆け巡り、どちゅちゅちゅっ、と子宮口へ激突するのを感じる。その感覚に、私はまた何度も何度もイッた。

カインがぢゅぷんっと、剛直を引き抜くと、ごぷっ…と、精液が膣穴から溢れ出すのを感じる。なんだか恥ずかしくて、思わずカインから視線を逸らすと、また顎を掴まれ、半分無理矢理キスされた。

そうして、「もう一回いいか?」と、イッたばかりの扇情的な表情で尋ねられ、私は断る術もなく、流されるがまま再び白濁で溢れる雌穴にカインの雄を受け入れた。


何度果てたかわからない、明け方まで続いたカインからの猛攻により、カインが私のことを本当に好きなのかと疑う間も無く、むしろ彼の愛を痛いほど感じた夜なのであった。
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