その娘、カエル令嬢につき

フルーツミックスMK2

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 カエルが鳴く。それは生態的にはオスの個体にしかない権限であるが、ときに生態系は常識を覆す進化を及ぼす。
 メスのカエルはひたすらに涙を流し続けた。胸が熱かったのだ。
 彼女は変わり者の自分を受け入れるばかりか、家族の蟠りにも手を貸してくれて、親身になって向き合ってくれた。そして、一方的だと思っていた想いは、彼女も同じものを抱いてくれていたのだ。
 16年に亘る歳月で初めて出来た親友である。

 メスのカエルは鳴く。顔に伝わる柔らかな感触も、ほのかに香る甘い匂いも無視して──。
 
 やがて一頻り泣き終えた頃。彼女は静かに冷静さを取り戻した。
「す、済まないロザンナ」
 豊かな胸から顔が離される。つい昨日も迷惑を掛けたばかりだというのに、同じ事を繰り返してしまった。しかも今度は大衆の面前でだ。
 変態を遂げたばかりのカエルは、慣れない陸地で足元が覚束なくなるが、自分もその例に漏れなかったようだ。己の未熟さが悔やまれる。

「また君の胸を借りてしまったな」
「いいえ...泣き止んでくれたのなら何よりですわ...」
 そう答える親友の胸元には多量の鼻水が付着しており、一種のマーキングの跡のようになっていた。
「私はなんてことを...」
 ミルスが恥じらう。これでは彼女の事を自らの縄張りだと主張しているかのようではないか。

「もういっそ好きにして下さいまし...」
 ロザンナが自嘲的な笑みを浮かべて言う。その目元には微かに光るものがあった。

 ──感極まった私の想いを汲み取ってくれているのだろうか?本当に優しい心を持った人だ。

 きっと彼女もまた、私と同じ想いを抱いてくれているのだろう。そう思うと、ミルスの胸は更に熱くなった。
「ロザンナ。君の想い、しかと受け取った」
「え?」
 ミルスが懐から一枚のハンカチを取り出すと、それを親友へと手渡す。仄かに洗剤の香りが漂った。

「それで涙を拭きなさい」
「あ、悪いですわね」
 受け取ったハンカチをじっと見つめるロザンナ。布地の隅にはカエルの刺繍が施されており、社交界ではまず目にしない独特の柄だ。

 そのハンカチは先日、ミルスが父親との一件で使ったお気に入りのものであった。

「随分と可愛らしいハンカチですわね...」
 布地のカエルが涙で濡れる。才色兼備の彼女が涙を流すなど、学園の生徒はおろか、親友であるミルスも見たことがない。その事実にミルスは静かに怒りを覚えた。

 ──優しい彼女をこんな目に遭わせた人間を、私は決して許しはしない。
 元来、カエルは水を好む生物だが、こんな悲しみに暮れた涙は好まないのだ。

「安心してくれ。君の無罪は私が証明してみせる」
「え?ああ......そうでしたわね。是非とも私のアリバイ証明をお願い致しますわ」
「うん、任せてくれ」
 ミルスが自信に満ちた表情で答えると、親友に婚約破棄を告げた青年へ向き直る。すると何やら、彼は寄り添う恋人には目も暮れずに呟いていた。

「まさか...こんなカエル女が魔王の娘だったとは。この事が父上に知れたら...」
「ナッタ様ぁ、わたしを無視しないで下さいよぉ!」
 一体何がきっかけになったのか。彼は数分前とは打って変わって、青い顔をしている。そこに意地の悪い顔は見当たらなかった。

「セブンスター改め、ナインスター君」
「な、何だ!?」
 彼が肩を大きく上下させて正気に戻る。心配してくれていた恋人には見向きもしなかったのに、部外者の声には反応するなど、紳士として如何なものなのか?
 ミルスはつい、目の前の青年を諌めたくなったが、今は友と交わした約束の方が遥かに重要だった。

「色々と話が逸れてしまったが、本題へと戻そうじゃないか」
 淡白な口調で告げられて、ナインスターが固唾をのむ。彼女が魔王伯爵の娘だと知った途端、目の前のカエルが強大な存在に見えて仕方がなかったのだ。背後に黒いオーラまで見えてくる始末だ。

 そんな彼の目を見ながら、ミルスが冷静に告げる。
「まずは自己紹介からしておこう。私の名前はミルス・マーガレット。カエルをこよなく愛するビクトル学園貴族科1年B組の生徒だ。ちなみに血液型もBだ。好きな食べ物はアボガドとトマトのパスタ。嫌いな食べ物はカエルの丸焼き。趣味はカエルの飼育と研究。特技はカエルの物真似と生態訓練を少々。それからペットの名前は──」
「何を長々と自己紹介していらっしゃいますの!?お見合いじゃありませんことよ!そこは端折りなさいませ」
 思わずロザンナが注意する。そうでもしなければ、親友は延々と語り出してしまいかねない勢いだったのだ。これには流石のナインスターとピアニシモスも引いている。

「む、そうか?ならばお言葉に甘えて...」
 ミルスが一つ咳払いをして気を取り直す。
「単刀直入に言おう。ナインスター君、ロザンナは無実だよ。彼女にはアリバイがあるからね」
「アリバイだと...?」
「うん。嫌がらせの犯行が行われたという昨日の放課後なら、ロザンナは私と学園のテラスで雑談をしていたよ」
 もっとも、雑談と呼べるような内容ではなかったが、そこは伏せるミルス。

「こっちには目撃者がいるんだぞ!」
「それは嫌がらせを受けたというピアニャンの事かな?」
「そうだ!」
 ナインスターが半ば怒鳴るように言うと、隣にいるピアニシモスを抱き寄せる。それを受けて、彼女の瞳がミルスへと向く。

「わたし、本当に辛かったんです。信じてくださぁい」
 桃色の少女は大きな瞳を潤ませており、庇護欲を掻き立てるものがあった。きっと彼はこの愛らしい仕草に当てられたのだろう。異性だけでなく同性まで虜にしてしまいかねない魅力がある。

 ──まるで怯える子豚のようだ。
 しかし、年中カエルにしか興味がないミルスには通用しなかった。

「そうは言っても、実際にロザンナに犯行は不可能な上に、君の証言だけでは証拠として不十分だ」
「そんな事はありません!わたしは本当に嫌がらせをされたんですからぁ!」
「ならばせめて、その破られたという教科書とブタの着ぐるみの物的証拠を用意するべきだったね。これでは君が妄言を吐いているようにしか見えないよ」
「うぐっ...」

 ミルスの口撃は止まらない。
「大体、本当にロザンナが嫌がらせをしたのかい?私は彼女の人となりを知っているが、そんな真似をするような人ではないと思うのだが...。君もビクトル学園の生徒なら、彼女の評判は知っているだろう?」
「そ、それは──...」
 反論の余地がなくなってきたのだろうか。先程とは打って変わって、ピアニシモスの歯切れが悪くなる。その様子を見ていた周りもまた、彼女に怪訝な視線を向け始める。

「み、みんな騙されないで下さぁい!」
「そ、そうだ!被害に遭ったピアニャンよりも、こんなカエル女の言う事を信じるというのか!」
 不利な立場になると悟るや、二人が慌てて場を取り成すが、あくまでミルスは冷静沈着だった。

「どうしても譲る気はないようだな。ならば、そうだな...」
 そこまで言って、ミルスが辺りを見渡す。周囲にいる生徒達が肩を上下させるが、彼女の視線は彼等を悠々と通過すると、ある集団で止まった。

「そこの君達」
「えっ!?わ、私達ですか?」
「そう、君達だ。少し良いかな?」
 ミルスが声を掛けたのは数人の女生徒だった。

「あ、あの...私達に何か用ですか...?」
 恐る恐る、といった具合で尋ねる女生徒達。見た感じ、彼女達は特に着飾った様子もなく、素朴な雰囲気をしている。他の貴族科では見かけない顔ぶれからして、平民科に通う生徒達であることが分かった。貴族科に通う貴族生としては、平民と関わる機会は殆どないのだが、ミルスは彼女達の事を覚えていた。

「急に呼び立てて済まないね。一つ聞きたい事があるんだが、君達は昨日の放課後に学園のテラスに居たよね?」
「え...?あ、はい、居ましたけど...それがどうかしたんですか?」
「その時に私とロザンナも居たんだけど、覚えているかな?」
「...っ...」
 心当たりがある、と言わんばかりに彼女達がギョッとするも、直ぐにバツが悪そうに顔を伏せた。これだけ公の場で、しかも貴族同士の諍いに首を突っ込む事で、自分達にどれだけの影響を与えてしまうか想像がつくのだろう。貴族に目を付けられては、今後の学園生活にも支障をきたしてしまう。
 そんな彼女達の懸念を察してか、ミルスが柔らかく微笑んだ。

「大丈夫、君達を悪いようにはしないよ」
「ほ、本当ですか...?」
「ああ本当だとも。ね、ロザンナ」
 ミルスが相槌を打ちながら、隣にいるロザンナを見る。
「ええ。我がマベルス公爵家の名にかけて、貴女方に危害が及ばないようにすると約束しますわ」
 ロザンナが家名の部分を強調しながら告げる。スコルピア王国の三大貴族、その一柱ともなれば、これほど頼もしい後ろ盾は王家を除いて他にないだろう。

 女生徒達は躊躇ったものの、互いに顔を見合わせると、静かに重い口を開いた。
「マーガレット伯爵令嬢の言う通り、私達は昨日の放課後に学園のテラスでお二人の姿を目撃しています。なので、マベルス公爵令嬢が嫌がらせをするのは不可能かと...」
 周囲がざわつく。ミルスを含めた彼女達の証言が事実ならば、ピアニシモスは冤罪を着せようとしていた事となり、ロザンナの無実に大きな信憑性が出る。

「君達、よく話してくれたね。お陰で助かったよ」
 ミルスが微笑む。持ち前の人形の様に端正な顔立ちも相まって、その表情は実に美しいものだった。これには証言をした彼女達だけでなく、遠巻きに傍観している生徒達も頬を紅く染める。

「い、いいえ、お力になれて光栄です!それより...私達がテラスにいた事、覚えていてくれたんですね」
「勿論だよ。流行りのコーディネートについて会話を弾ませていたと記憶しているよ」
「きゃー!」
 女生徒達から黄色い歓声が上がる。平民出身である彼女達にとって、貴族の気に留めて貰えるのは珍しい事だった。

「良かったら今度、お互いのコーディネートについて語り合おうじゃないか」
「はい、是非!」
「今日の私は新作を身にまとっているが、他にもバリエーションが多々あってね。機会があれば、君達用のアマガエルの着包みも用意しよう」
「あ...それはちょっと...」
「......やはり年頃の娘とは難しいものだね」

 とりとめのない雑談をするミルス。その一連の流れを見ていた他の生徒達が口々に言う。
「あれ...マーガレット伯爵令嬢って、思った以上に良識人...?」
「カエル狂いの変人かと思っていたけど...俺達平民科とも普通に接してくれてるよな」
「やっぱりロザンナ様の言っている事が正しいんじゃないかしら?」
 彼女が証人として現れてからというものの、その独特な性格と雰囲気に会場の人間は惹きつけられ、ピアニシモスが作り出した流れを払拭しつつあった。
 これには隣にいるロザンナも関心を覚えずにはいられない。

 ──私の無実を証明するばかりか、周囲の生徒の関心まで奪ってしまうだなんて...。流石ですわ、ミルス。
 本人にその意図があったのかは不明だが、結果としてロザンナが優位な立場となった。

「ば、馬鹿な...」
 そんな光景をただ傍観するしか出来ないナインスターとピアニシモス。その片方、子鹿ならぬ子豚のように震える令嬢にミルスが近づく。

「さて──このように私以外にも証人はいるのだ。これでロザンナが無実だと納得してもらえたかな?」
「あ、ありえない......こんな事って...」
 彼女はそう言うと、涙目ながらに目の前の敵を睨みつけた。
「一体何なのよ...あんたはぁ...!」
「私か?自己紹介なら先ほどしたと思うが」
「そういう事じゃないわよ!」
 ミルスの皮肉めいた返しが効いたのか、ピアニシモスが取り繕う事を止めて怒りを露わにする。
「急に変な格好で出てきたと思ったら、邪魔しやがってぇぇ!わたしの『伯爵夫人になって札束を掴むぞ☆』計画が台無しだろうがぁぁぁ!」
「ピ、ピアニャン...?」
 ピアニシモスが発狂する。この豹変ぶりには周りの生徒は勿論、隣にいるナインスターも度肝を抜かれてしまう。

 しかし、身内にもっと凄まじい圧の持ち主がいるミルスにとって、彼女の気迫はささやかなものに感じられた。
「変とは心外だな。これは私が厳選した正装の一つなんだぞ。それよりも、君の今の発言は犯行を自白したも同然なのだが、気が付いているかな?」
「う、うううう!畜生ぉぉぉ!」
 ピアニシモスが怒りと悔しさで打ち震える。そこに可憐な面影はない。
 
 やがて言い逃れは出来ないと観念したのか、少しだけ冷静になった彼女が口を開く。
「ご...」
「ご?」
「ごめんなさぁぁぁぁい!うわぁぁぁぁん!」
 桃色の少女が会場の中心で謝罪を叫んだ。

 つづく
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