神様が神様であるために！

6 神様大紹介

こんにちは！結局慶吾はりーちゃんに好かれてしまって、結ばれること確定したルゼです！
今日は、天界にいる神様を大紹介していきたいと思いまーす！
まずはお馴染みの、知学の神“ストゥー”。顔面の神“ショー”。性格の神“カイズ”。運命の神“ロット”
この人たちは大体、人間に関わる仕事をしているよ！
他にも、人間の体などについて決める神様もいるよ！
次はそれぞれの国の神様！
1番みんなが知ってるのでいうと、アマテラス様かな。
今は日本の何千億光年上のここ天界で、将棋やらなんやらをやってるはず！
死んだ武将とかも時々ここに来るよ。
織田信長とか、徳川家康とか。
そして、星座の神様！
みんなが知ってる十二星座の神様は下から数えて3つ目くらいの界、星界にいるよ！
大体牡羊とか蠍とか生き物系の神様がいるんだ。
ショーは時々遊びに行って、癒されて帰ってくるよ。
最後に天国と地獄の神。
閻魔様は生物を極楽浄土へ導くか無間地獄に落とすか決める神様だよ。
でかいし怖いしで嫌われてるけど、羽界の天使と悪魔たちとは仲良し。
主に死神くんと一緒に遊ぶことが多いね。

『あれ？なんかルゼック今日ご機嫌じゃない？』
『ほんとだな、ディ。普段はいつもこんな爽やかな水色じゃないのに』

ルゼはその時の気分によって目の色が変わるとてもわかりやすい神様なのである。
赤:ストレスが溜まっている
桃:怒っている
黄:楽しい
黒:虚無
空:ご機嫌
青:悲しい
などなど、意外と細かい心理描写が施されている。
普段は緑だが、慶吾が来てから桃や赤などの色が多くなったような気がする。
ちなみに、ストゥーの目の色は藍色。ショーの目は黄色。運命ちゃんは桃色。カイズは普段は緑色だが、ルゼに近づくとなぜか綺麗なエメラルドグリーンになるという。

『ルゼさまぁ！！見てくださーい！！』

運命ちゃんが何かを抱えて走ってきた。
手の中には可愛げなぬいぐるみと手紙が。
ルゼはご機嫌に実況してたところだったので、少し目が桃色に近づいていった。

『これ、多分あの人間からのものなんですけど…』
『俺の家の前に起きやがったあいつ…』
「ん…？ぬいぐるみと、手紙…ぬいぐるみは可愛いけど、手紙すっごい字汚くない？透けてて分かるくらいだよ」

手紙を読むと慶吾はすっごく字が汚いことに気がついた。
もう、内容なんて頭に入らないくらい。
まあそこも？わたくし天才神ルゼ様が？解読しちゃうんですけどね～？
［ルゼ様と他の神様たちへ
　最近、ルゼ様の目の色が赤とか桃色とかになってきていて少し心配です。
ぬいぐるみをあげるので、ストレス発散してください。（殴れってことじゃないですよ）
母の手作りなので、きっと安心できると思います。
では、そういうことで。
　　　　　　　　　　　　川神　慶吾より］
結論:天性のマザコン
　　天性の鈍感
何でもかんでもお前のお母さんだからって安心できるわけじゃねーぞ！
お前のせいでストレス溜まってんだよ！！
はぁ…はぁ…
こほん、失礼。乱れましたわ
ていうか、なんでこいつ私の目の色について知ってるの？
私多分慶吾の前では赤、桃、黒くらいしか出してないと思うんだけど…
まぁ、ぬいぐるみは可愛いし許してやらんこともないか…