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125 お食事会
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マリアの長い前髪はヴァージルが繊細に編み込んで、後ろ髪と一緒にアップにした。
丸い額が綺麗に出ていて、目元の色や眉の形とも相まってとても優しい顔立ちだ。マリアは元から尖った部分のない人柄だが、今までは自信がなさそうに寄りがちの眉や、伏せた目の印象が強かった。
「じゃあ、私はここで帰るわね。マリアちゃん、楽しんできてね! そうそう、お父さんに先にその姿を見せてあげたら? 帰りだともう寝ちゃってるかもしれないのよね?」
片目を瞑って見せるタマラに、マリアが驚いていた。ガストンが食事会に参加しても、タマラも一緒だろうと思っていたのだろう。
「タマラさんは? 行かないんですか?」
「ええー、ミリーとヴァージル、それにガストンとマリアちゃんでしょ? 恋人が2組もいるところに入りたくないわあ。あ、テオが付き合ってくれるなら良いけど!」
「それは駄目! テオは際限なく食べるから!」
テオの事情を知らないマリアは不思議そうにしているが、カモミールはタマラの提案を慌てて遮った。タマラはくくっと喉の奥で笑い、「今度女の子同士でお茶でもしましょ」と言うと軽やかな足取りで去って行った。
「え、じゃあ……」
「最初から、4人で席を取っているの。マリアさんが断らないようにタマラって言ってたけど、元々ガストンと行く予定だったのよ」
マリアの化粧直しは終わって、靴も履いたところだ。何もかもが自分とガストンのためにお膳立てされていたと知って、マリアは目を見開いて驚いている。
「あ、でも僕はミリーと一緒にまたあのお店に行きたかったから、それは嘘じゃないですよ」
「……なんだか、私のために何から何までしてもらって。今、凄く気持ちが楽になってるんです。だからわかるの、私が今まで意固地になってたってことを。幸せになんかなれない、本気で私を愛してくれる人なんていないって、自分で無理矢理思い込んでたんですね」
カモミールは言葉ではなく、マリアの手を握りしめることでそれに応えた。
思考が固まると、人間は自分で自分を呪ってしまう。「変わらない」ことは「変わる」より遥かに楽なことだから、一歩を踏み出すのが難しい。
あの日、家を追い出されなければ――そして、この工房と出会わなければ、カモミールの今の成功はあり得なかった。
テオが賢者の石を使ってトゥルー・ローズを大量に増やしてくれたから、その後の運命が大きく動いたのだ。まずは侯爵夫人と深く繋がるようになり、侯爵家での逗留を経てカモミールの内面も大きく変わった。
カモミールだけではなく、ガストンも変わった。それを思えばカモミールは不思議な気分になる。
結局3人とも、他の人間がきっかけとなって変わったのだ。それだけ、自分の力では変わることが難しいのかもしれなかった。
「では、行きましょうか。マリアさん、手をどうぞ」
「はい」
ガストンが腕を差し出し、頬を染めたマリアがそっと自分の手を添える。それを見て、こちらはいつものことではあるがヴァージルも腕を出してきた。
ガストンとマリアが前を歩き、カモミールとヴァージルはふたりの様子を見ながらその後ろを歩いていた。
「ガストンさん、以前と全く表情が違うよね。驚いたよ」
先日はガストンに対して硬い態度を取ったヴァージルだったが、ヴァージルの方から謝り、ガストンからもカモミールに対してした事への謝罪を受けたらしい。
それからふたりで随分長いこと話し込んでいたことは、カモミールも知っている。
このふたりも、うまいこと和解できたのだろう。
「本当よねー。私は昔のマリアさんを知らないけど、いつものマリアさんと今のマリアさんが全然違うのはよくわかるわ。恋って偉大ね」
「うん、本当にそう思うよ。ミリーも前よりおしゃれをするようになったし、前と態度が違うしね」
「そりゃそうだけど……なんでかしら、ヴァージルは甘えん坊になった以外はあんまり変わらないわね」
「だって僕は……」
何故か赤くなって言い淀むヴァージルに、カモミールはその先が気になって思わず脇腹をつついた。
「ねえ、なんで? ふたりきりのときはともかくとして、あんまり変わってないのはなんで?」
「だって僕は結構長いことミリーのことを好きだったんだからねっ! だから、あんまり変わってないように思えて当たり前なんだよ」
「えー? 長いこと!? そうなの? ねえ、いつ頃から? いつ頃から私のこと好きだったの?」
「4年近く前だよっ。恥ずかしいからこれ以上言わせないで」
「4年……でも、私たち小さい頃から友達だったんだから、随分半端な時期なのね。その頃何か特別なことはあったっけ? カールセンに来たのは5年前だし」
「もう、いいから。ミリー、深く考えないで……。気がついたときには落ちてるのが恋なんだよ」
ヴァージルの言うことには一理ある。カモミール自身も「いつからヴァージルが好きだったか」など聞かれても恥ずかしいのは確かなので、それ以上は追求しないことにした。
前を歩くガストンとマリアはお互いしか目に入っていないようだし、いかにも幸せそうだ。そして、恋人と腕を組んで歩く自分も幸せだから、これでいい。カモミールはそう思えた。
マリアの父は化粧で傷が見えなくなった娘の姿を見て、感動で涙を流していた。ガストンとカモミールの手を握って、何度も何度もお礼を言ってくれた。
自分の化粧品が確実に誰かを幸福にできた実感に、胸が熱くなる。
そして以前ヴァージルと来た店に入るとき、一瞬だけマリアは躊躇したが、「個室を取ってるので他のお客さんの目を気にしなくて良いですよ」とカモミールが言うと更に驚いてしまっていた。
マリアが驚いている間に、カモミールとヴァージルは店員に案内されて予約していた部屋へと向かい、マリアもわけがわからないままにガストンにエスコートされて付いてくる。
個室と言っても、少人数用のものでそれほど格も高くない。カモミールにとっては侯爵邸の晩餐室の方が余程緊張する。
「あの……凄く場違いな感じがしてしまうんですけど」
個室に驚いているマリアは、本当に少し前のカモミールのようだ。カモミールは心配ないとマリアに納得させるために、バッグから封筒を取り出した。それを見たガストンが少し嫌そうな顔になる。
「大丈夫。ここの代金は、私とガストンの間で宙に浮いてるこのお金から出しますから」
「おまえのものにして構わなかったのに……」
「最初はそう思ったんだけど、たまたまこれを受け取った次の日にガストンとマリアさんを見かけちゃったのよね」
マリアひとりがその金がどういうものであるのかわかっていなかったので、カモミールはミラヴィアの商標権がロクサーヌの死後どうなったかを説明した。
つまり、この金はロクサーヌの遺産であり、カモミールは本来権利を持たないのだ。ガストンが「ミラヴィアの売り上げだからカモミールが受け取るべき」と売り上げ明細を添付して1ガラム違わず置いていったが、カモミールが本来受け取ってもいいのは「原価などを除く純利益から4割」のはずである。
ガストンを納得させるため、その分は差し引いてある。つまりこの金はロクサーヌが得るはずだった利益と、原材料費代が入っているのだ。
「そういうお金だから、後腐れなく美味しい食事に使った方が良いでしょう? ガストンとマリアさんのためだけじゃなくて、私とヴァージルも食べられるんだもの。ロクサーヌ先生もこういう風に使った方が喜ぶはずよ」
「それは……そうかもしれないが」
若干渋っているガストンは、自分が食事代を持つつもりだったのかもしれない。カモミールに奢ってくれたことなどついぞない兄弟子だったが、そのあまりの変わりようには苦笑するしかなかった。
「カモミールには今回私のことで随分と手間を掛けさせてしまった。それなのに……」
「だから、このお金を使うのよ。ガストンはマリアさんに服と靴を買ったでしょ? 私からは今日使った化粧品を一式プレゼントするわ。これでふたりともお金を出してることになるし、ちょうどいいの」
「えっ? カモミールさん、お化粧品まで?」
「気に入ってくれたら、今後ともヴィアローズを御愛顧ください」
少しおどけてそう言ってみせれば、マリアは明るい笑顔になって「はい」と答えてくれた。「私なんかに」は影を潜めるようになってきたらしい。
ちょうどいい頃合いで、事前に注文したコースが運ばれてくる。滅多にお目にかかれないような豪華な料理にマリアは目を白黒とさせていたが、不慣れな彼女が困らないようにと、ワインを3本ほど頼んで給仕には下がって貰った。
テーブルの上一杯に並べられた料理の数々は全員を満足させ、ワインも入って会話が弾む。
楽しいひとときを、4人は過ごすことができた。
丸い額が綺麗に出ていて、目元の色や眉の形とも相まってとても優しい顔立ちだ。マリアは元から尖った部分のない人柄だが、今までは自信がなさそうに寄りがちの眉や、伏せた目の印象が強かった。
「じゃあ、私はここで帰るわね。マリアちゃん、楽しんできてね! そうそう、お父さんに先にその姿を見せてあげたら? 帰りだともう寝ちゃってるかもしれないのよね?」
片目を瞑って見せるタマラに、マリアが驚いていた。ガストンが食事会に参加しても、タマラも一緒だろうと思っていたのだろう。
「タマラさんは? 行かないんですか?」
「ええー、ミリーとヴァージル、それにガストンとマリアちゃんでしょ? 恋人が2組もいるところに入りたくないわあ。あ、テオが付き合ってくれるなら良いけど!」
「それは駄目! テオは際限なく食べるから!」
テオの事情を知らないマリアは不思議そうにしているが、カモミールはタマラの提案を慌てて遮った。タマラはくくっと喉の奥で笑い、「今度女の子同士でお茶でもしましょ」と言うと軽やかな足取りで去って行った。
「え、じゃあ……」
「最初から、4人で席を取っているの。マリアさんが断らないようにタマラって言ってたけど、元々ガストンと行く予定だったのよ」
マリアの化粧直しは終わって、靴も履いたところだ。何もかもが自分とガストンのためにお膳立てされていたと知って、マリアは目を見開いて驚いている。
「あ、でも僕はミリーと一緒にまたあのお店に行きたかったから、それは嘘じゃないですよ」
「……なんだか、私のために何から何までしてもらって。今、凄く気持ちが楽になってるんです。だからわかるの、私が今まで意固地になってたってことを。幸せになんかなれない、本気で私を愛してくれる人なんていないって、自分で無理矢理思い込んでたんですね」
カモミールは言葉ではなく、マリアの手を握りしめることでそれに応えた。
思考が固まると、人間は自分で自分を呪ってしまう。「変わらない」ことは「変わる」より遥かに楽なことだから、一歩を踏み出すのが難しい。
あの日、家を追い出されなければ――そして、この工房と出会わなければ、カモミールの今の成功はあり得なかった。
テオが賢者の石を使ってトゥルー・ローズを大量に増やしてくれたから、その後の運命が大きく動いたのだ。まずは侯爵夫人と深く繋がるようになり、侯爵家での逗留を経てカモミールの内面も大きく変わった。
カモミールだけではなく、ガストンも変わった。それを思えばカモミールは不思議な気分になる。
結局3人とも、他の人間がきっかけとなって変わったのだ。それだけ、自分の力では変わることが難しいのかもしれなかった。
「では、行きましょうか。マリアさん、手をどうぞ」
「はい」
ガストンが腕を差し出し、頬を染めたマリアがそっと自分の手を添える。それを見て、こちらはいつものことではあるがヴァージルも腕を出してきた。
ガストンとマリアが前を歩き、カモミールとヴァージルはふたりの様子を見ながらその後ろを歩いていた。
「ガストンさん、以前と全く表情が違うよね。驚いたよ」
先日はガストンに対して硬い態度を取ったヴァージルだったが、ヴァージルの方から謝り、ガストンからもカモミールに対してした事への謝罪を受けたらしい。
それからふたりで随分長いこと話し込んでいたことは、カモミールも知っている。
このふたりも、うまいこと和解できたのだろう。
「本当よねー。私は昔のマリアさんを知らないけど、いつものマリアさんと今のマリアさんが全然違うのはよくわかるわ。恋って偉大ね」
「うん、本当にそう思うよ。ミリーも前よりおしゃれをするようになったし、前と態度が違うしね」
「そりゃそうだけど……なんでかしら、ヴァージルは甘えん坊になった以外はあんまり変わらないわね」
「だって僕は……」
何故か赤くなって言い淀むヴァージルに、カモミールはその先が気になって思わず脇腹をつついた。
「ねえ、なんで? ふたりきりのときはともかくとして、あんまり変わってないのはなんで?」
「だって僕は結構長いことミリーのことを好きだったんだからねっ! だから、あんまり変わってないように思えて当たり前なんだよ」
「えー? 長いこと!? そうなの? ねえ、いつ頃から? いつ頃から私のこと好きだったの?」
「4年近く前だよっ。恥ずかしいからこれ以上言わせないで」
「4年……でも、私たち小さい頃から友達だったんだから、随分半端な時期なのね。その頃何か特別なことはあったっけ? カールセンに来たのは5年前だし」
「もう、いいから。ミリー、深く考えないで……。気がついたときには落ちてるのが恋なんだよ」
ヴァージルの言うことには一理ある。カモミール自身も「いつからヴァージルが好きだったか」など聞かれても恥ずかしいのは確かなので、それ以上は追求しないことにした。
前を歩くガストンとマリアはお互いしか目に入っていないようだし、いかにも幸せそうだ。そして、恋人と腕を組んで歩く自分も幸せだから、これでいい。カモミールはそう思えた。
マリアの父は化粧で傷が見えなくなった娘の姿を見て、感動で涙を流していた。ガストンとカモミールの手を握って、何度も何度もお礼を言ってくれた。
自分の化粧品が確実に誰かを幸福にできた実感に、胸が熱くなる。
そして以前ヴァージルと来た店に入るとき、一瞬だけマリアは躊躇したが、「個室を取ってるので他のお客さんの目を気にしなくて良いですよ」とカモミールが言うと更に驚いてしまっていた。
マリアが驚いている間に、カモミールとヴァージルは店員に案内されて予約していた部屋へと向かい、マリアもわけがわからないままにガストンにエスコートされて付いてくる。
個室と言っても、少人数用のものでそれほど格も高くない。カモミールにとっては侯爵邸の晩餐室の方が余程緊張する。
「あの……凄く場違いな感じがしてしまうんですけど」
個室に驚いているマリアは、本当に少し前のカモミールのようだ。カモミールは心配ないとマリアに納得させるために、バッグから封筒を取り出した。それを見たガストンが少し嫌そうな顔になる。
「大丈夫。ここの代金は、私とガストンの間で宙に浮いてるこのお金から出しますから」
「おまえのものにして構わなかったのに……」
「最初はそう思ったんだけど、たまたまこれを受け取った次の日にガストンとマリアさんを見かけちゃったのよね」
マリアひとりがその金がどういうものであるのかわかっていなかったので、カモミールはミラヴィアの商標権がロクサーヌの死後どうなったかを説明した。
つまり、この金はロクサーヌの遺産であり、カモミールは本来権利を持たないのだ。ガストンが「ミラヴィアの売り上げだからカモミールが受け取るべき」と売り上げ明細を添付して1ガラム違わず置いていったが、カモミールが本来受け取ってもいいのは「原価などを除く純利益から4割」のはずである。
ガストンを納得させるため、その分は差し引いてある。つまりこの金はロクサーヌが得るはずだった利益と、原材料費代が入っているのだ。
「そういうお金だから、後腐れなく美味しい食事に使った方が良いでしょう? ガストンとマリアさんのためだけじゃなくて、私とヴァージルも食べられるんだもの。ロクサーヌ先生もこういう風に使った方が喜ぶはずよ」
「それは……そうかもしれないが」
若干渋っているガストンは、自分が食事代を持つつもりだったのかもしれない。カモミールに奢ってくれたことなどついぞない兄弟子だったが、そのあまりの変わりようには苦笑するしかなかった。
「カモミールには今回私のことで随分と手間を掛けさせてしまった。それなのに……」
「だから、このお金を使うのよ。ガストンはマリアさんに服と靴を買ったでしょ? 私からは今日使った化粧品を一式プレゼントするわ。これでふたりともお金を出してることになるし、ちょうどいいの」
「えっ? カモミールさん、お化粧品まで?」
「気に入ってくれたら、今後ともヴィアローズを御愛顧ください」
少しおどけてそう言ってみせれば、マリアは明るい笑顔になって「はい」と答えてくれた。「私なんかに」は影を潜めるようになってきたらしい。
ちょうどいい頃合いで、事前に注文したコースが運ばれてくる。滅多にお目にかかれないような豪華な料理にマリアは目を白黒とさせていたが、不慣れな彼女が困らないようにと、ワインを3本ほど頼んで給仕には下がって貰った。
テーブルの上一杯に並べられた料理の数々は全員を満足させ、ワインも入って会話が弾む。
楽しいひとときを、4人は過ごすことができた。
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