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閑話 西に向かって
作品設定など (作者side)
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皆さまこんにちは。
ここから2章が始まる予定ですが、ここで少し閑話や作品設定についてお話しする章を間に挟みます。
今回はこの世界の設定や、大陸、クレアがいる位置などを書いていきます。
なお、この話を読まなくても読めるように、作品は説明を簡単に交えながら書いていくつもりです。
あくまで簡単な説明なので、ここでもう少し詳しく書いてあげることができたらいいなと思いました。
こういった説明が苦手な方は次回を楽しみに待っていてください。
次回はこの章、「西に向かって」の閑話を書かせていただきます(クレアが次の国に向かう道中の話です)。
では、気を取り直して。
まずはこの世界の設定ですね。
とはいえそんなに話すことはないのですが。
皆さんご存知の通り、魔法が使えるファンタジーな世界です。
魔法は、魔力を消費することで使うことができます。
魔力は自分の体内に存在する魔法の源です。
みんな持っていますが、魔法を使うことができる量を持っていない場合は、ほぼ魔力なしも同等です。
別に魔力は少なくても体に影響はないです。
多いと暴走などがあります。
体外にあるのは気力(きりょく)と呼ばれます。
気力を使って魔法を使うこともできますが、威力は落ちます。
なので、自分の体内の魔力の量ですべてが決まります。
魔力の量は遺伝ですが、稀に魔力がほぼない家庭にずば抜けた魔力を持つ子供が生まれるなんてこともあるので、明確な答えはありません。
では、魔法はどうやって使えるのでしょうか。
皆さんは1章でクレアの魔法を見る機会が多かったので、あれが一般かなと思ったかもしれません。
違います。あれが異常です。
しかも、属性もあんなにたくさん使えません。
普通は2属性持ちで称賛されます。
クレアの魔法の使い方は一般的には『無詠唱』に分類されます。
詠唱を飛ばせば、それは無詠唱です。
本来必要な詠唱を飛ばして指を鳴らしたり、たった一言言うだけで魔法陣を出したりするのは無詠唱の領域です。
詠唱を飛ばせば無詠唱なら簡単そう、と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。
魔力が少ない人が無詠唱をしても何も起きませんし、あまり心得がない人が無詠唱をしてもただ威力が下がるだけです。
なので、無詠唱で大きな魔法を使うというのはそれだけで偉大なことです。
普通の人は詠唱(本編中、ロシア語表記にしています。めっちゃ適当打ちしてるので、意味はありません)を用います。
長い長い詠唱を経ることで自身の体内の魔力を体中に循環して放出します。
魔力の枯渇はあります。
体が弱かったり年齢が幼すぎたりしない場合は、枯渇しても、「あ、切れちゃった」とか「んー、ちょっとだるいな」くらいで終わります。
そうじゃない場合はぶっ倒れます。
魔法は普通は10歳から使います。
使いすぎは体に毒で、気づいたら魔力じゃなくて寿命を削ってたなんてこともあります。
体を大切にしましょう。
作中で何度も言われている『杖なしの魔法使い』については、少しだけになりますが、優秀な場合とそうでない場合で分かれます。
優秀だと、その名の通り、杖なしで魔法が使えます。
言うなれば、補助輪が取れた自転車に乗れる人です(例えが浮かばなくて、なんだかしょぼいです。もっとすごいんです!!)。
そうでない場合は、自分の杖をなくしたり、壊したりした者なので、魔法使いとしては致命的です。
もう少し詳しいことはこれから先で、もしかしたらわかるかもしれません。
あとは、神様のお話ですか。
神様はたくさんいます。もう、本当に、これでもかってくらいいろんな神様がいます。
ちなみに、神聖力はありません。
光魔法と治癒魔法が台頭したせいで衰退しました。
皆さんは本編で
豊穣の神ラトゥス
魔法の神オメルタ
全能の神ガイア
を知っていると思います。
これ以外には、各自然(光、闇、土、水、火、風、生命)と各季節(春夏秋冬)の神が主神です。
ガイアがこの地を光、闇、土の神と協力して造ったとき、ただの土が光に照らされたり暗くなったりするだけで、なんだか味気ないなと思ったので、緑でいっぱいの大地を作るように豊穣の神に頼みました。
ただ、土があるだけでは何も作れないので、水、風、生命、そして四季の神に協力してもらって、緑を育むことに成功しました。
しかし、緑が育まれても、緑を愛でる生物がいませんでした。
それをつまらないと思った生命の神は、人や動物を作って共存させました。
神が世界に干渉していた時代は、どんな生物も神と交信できました。
そんなある日、人間は「火が欲しい」とねだりました。
この世界がどう変わっていくのかを見たかった神はこれに応じて、火の神に火を出してもらいました。
それが戦争の始まりでした。
火をもつ人は周りを制圧し、支配階級を生みました。
そして、自分たちも火が欲しいと思い、神に頼み込み、人々は醜い争いを広げました。
育まれた緑は色を失い、やがて水も枯れ果て、風も吹かなくなりました。
火と光と闇しか残っていないことも知らずに、人々は狂ったように争い、争って、ガイアがこの地を造ったときと同じくらい何もなくなりました。
争いを生き残った一人の信心深い少年がガイアに祈りました。
この地を見捨てないでくれと。
人間はいい点も持っている。諦めないで欲しいと。
長く祈り続けた心が届き、ガイアは少年の見る世界を参考に、世界を造り直しました。
神は世界に干渉することをやめて、傍観することを決めました。
これが私たちのはじまりです。
ちなみに、世界ができた当初は魔法が使えませんでした。しかも、戦争を始めたので、オメルタは愛想を尽かしていました。
それでも魔法が使えるようになったのは、この少年の信心深い祈りがオメルタに届いた結果と言われています。
という内容がこの大陸の協会に行くと言われます。
以上、ざっくりな教典の内容でした。
次に大陸や位置について書いていきます。
陸続きの大陸がひとつ真ん中にあって、北以外は全て端っこに海が存在します。
ちゃんと地形的にでこぼこしてます。
東部は、1章のお昼ごはんでお察しと思いますが、東洋系の文化が発展しています。
多分、この先東出身の人とか食べ物などでしか、東のことはわからないと思います。
魔法に関して、独自の魔法が使われています。
用意した紙に自分で丸の中に、星とか、六芒星とか、文字とかを書き込むと、書いた図形や文字に応じて魔法が使えます。
杖とか紙の大きさは関係ないです。大きな魔物とかを捕まえる場合には大きい紙の方が『初心者』はやりやすいです。『達人』という域に至ると、どんなに紙が小さくても同じ威力が出せるみたいです。
ストック可能ではありますが、使うときにはちゃんと魔力(東洋では気力と呼びます)を消費します。
この気力と魔力は微妙に違って、
気力は体内にも体外にも存在する『力全体』を指して、自然と調和することでより大きな気力を得られます。
先ほどの魔法のときに説明した気力と違うのは、東部では認識が少し違うからです。
自然との調和で、東部の人は体内にある魔力を体外の気力と似た波長にしています。
魔力は体内に存在するものを一般的に指します。体外の力を取り込むことはできますが、力の種類が違うので威力は半減します。
東部は魔法の強さが自己研鑽度、つまり修練度によって変わります。
そう考えると、もともと才能がなくても、努力さえすれば全員にチャンスはあることになります。
ちなみに東洋では魔法は占いや手品でよく使われていて、実生活ではあまり使われません。
占い師や冒険者などは魔法を学びますが、気狂い扱いを受けます。
もともと、『自分の体と自然の恩恵で生きる』ということが東洋のルールなので、できることは魔法に頼らずちゃんとやろうとします。真面目な人が多いです。
採れる農林水産物や特産品は、皆さんが住んでいる地球のニホンや、チャイナなどとほぼ同じです。
建物はチャイナ寄りです。提灯の形がひし形なのが多くて、建物の色も赤いものが多いです。
ただ、お金持ちはニホンの城郭が多いですね。逆張りがかっこいいのかもしれません。
着物はニホン、チャイナはもちろん。コリアやモンゴルなどの民族衣装などもたくさんあります。
東部は協調性が高いですが、最初は警戒されます。戦が絶えない地域なので、信じることに抵抗があるかもしれないです(もちろんない人もいます)。
まあまあな数に国が分裂していて、その分城主という将軍みたいな人がいます。
西部は、クレアが目指している方角です。
西に近づくほど暑いし乾燥します。地球で言うサハラ砂漠の縮小版が途中に挟まってます。
この途中というのは、クレアが目指す『アナスタシア王国』とそこを征服した『トランスヴァール帝国』の間を指します。
この砂漠のおかげで今まで侵攻されることはなかったらしいですが、一体何があったのかは本編で書く予定です。
魔法は結構崩れています。
杖さえあればなんでもできる、みたいな思想が昔に広まったらしく、魔力持ちは木の枝でもなんでも自分が杖だと思って、振り回しながら呪文を唱えれば魔法が出るみたいです。
その分、精度は落ちています。
魔法はイメージの世界なので、『振り回しておけば火が出る』みたいな考えで出した火は、魔力によってはそこそこ出ますが、それでも『そこそこ』です。
魔力が少ない人は蝋燭に火をつけてやっとです。
西部の人で魔法をちゃんと使える人は全体でひと握りです。
おかげさまであまり魔法はありがたく思われなくなりました。
一応各国は魔法使いを抱えてはいますが、トランスヴァール帝国を除くと肩書き程度で期待は薄いです。
採れるものは乾燥に強いものが多いです。
海に面してはいますが、現在トランスヴァール帝国が専有しているので、魚介類は適正価格で売られていません。
建物は石造りが多いです。砂漠があるので砂が酷くて、窓はあまりついていないです。
貴族家は宮殿が多いです。地球で例えるなら、インドのタージマハールでしょうか。
あれが多いです。
服は通気性がいいけど、日光をガードできる格好が好まれます。庶民は砂から身を守りたいので、全身に布を纏っていて肌の露出が少ないですが、貴族以上だとあまり砂漠近くに家を構えないので、腹を出したりパンツだけだったりと、露出は極めて高いです。
西部は自由民が多いので人種差別は少ないですが、強さや身分による差別は酷いです。
どうでもいいですが、貴族の人は肌の露出高ければ高いほど美しくて求婚されるみたいです。
南部には島国がたくさん(6個くらい)ある感じです。
大陸側にも2、3個の大きな国があります。
南部もこの先だと出身者や食べ物でしか知る機会がないと思います。
ゼルナの出身です。覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、南部は武力重視です。なんでもかんでも武力で解決します。
魔法はまったく発達していませんし、支援が望み薄です。
基本的に『魔法使いは卑怯だ』と思っています。これは遥か昔に魔法使いによって支配されていた時代があった名残らしいです。
支配を抜け出したときの先導者が『武力こそ正義』なんて言うものですから、数千、数万年経った今でも武力が全てです。
ゼルナみたいに魔法使いに適正がある人は、差別やいじめ、虐待をされて、自殺か出ていくかの2択をほぼ迫られているようなものです。
南部の自殺原因のトップはどの国も『魔法適正による差別』です。
魔法適正がある人は多いのに自殺されてしまうので伸びないみたいです。恐ろしいですね。
採れるものは海洋系がすごい多いです。しかもとても美味しいです。
農産物は潮の影響なのか、あまり採れないみたいです。
建物はどこも、大きな一階建ての一軒家が多いです。地球で言うオキナワみたいな感じです。
ほぼ一日中窓がない開放的な住居に身を置いています。潮の匂いがすごいです。
服は意外にもチャイナ寄りです。髪型とかもチャイナ感がある気がします。
南部は筋肉の力さえあれば仲良くできます。覇権を取りたければ力で王を決める南がおすすめかもしれません。
いつか魔法使いが暮らしやすくなる国ができるといいのですが。
北部はプロローグでクレアがやって来た方向です。
本当に寒いです。国も2個しかありません。
ただ、本編では多分そのうちの、『グラント公国』しか取り上げないと思います(ごめんなさい)。
魔法は大陸の中では一番発達しています。
優秀な『杖なしの魔法使い』の輩出率は北が一番高いです。
『大陸魔法使い協会』の本部は北部にあります。
魔法学校の充実さがすごくて、北部の魔法学校を卒業すると、魔法使いの憧れの的になるみたいです。
北部は昔、寒すぎて適応できる人がいなくて、処刑地として使われていました。
数百年前にそういった理由で北部に送られて来た男が、どうにかして体を温めて魔物を殺して肉を食べないといけないと考え続けた結果、無詠唱で魔法を使うことができるようになったことが起源とされています。
男が生き延びて、処刑された人々を拾って国を築き、魔法は寒さから守る術としてどんどん広がっていったみたいです。
とにかく、北部の人の魔法は一番すごいです。
威力もさることながら、魔力量や技術も捨て置けません。
採れるものはほぼないです。あっても薬草だったり、氷だったりで、食料は輸入で補います。
建物は魔法石を使った家が多いです。寒さから身を守る家を作ろうと開発された魔法石は、半永続的に建物を壁や天井から暖気を送って温めてくれます。
一年中ポカポカで過ごせます。
凍死者は昨年はゼロだったみたいです。
貿易の手札は魔法石が一番占めています。
領主以上になると魔法石造りのお城が多いです。イメージを上げるなら、地球で言う、デ○ズニーランドのシ○デレラ城です。
服はモコモコです。地球で言うロシアと同じような服装が多いみたいです。
北部は最北端に大陸一高い山がそびえていて、魔物がたくさん出てくるので、それが原因となって魔法が使えるようになったと考える説もあるほどです。
魔法を鍛えるのにちょうどいいと今は魔物を利用していますが、いつか対応できなくなるときがくるかもしれないので、準備が必要です。
中央部はルークが生まれ育った、フレンティアがあるあたりです。
中央なだけあって、各地方の人で入り乱れています。
魔法は、中央部の人との間で生まれた子供だと使える可能性が低いです。
昔は中央部に人が住める場所なんてなかったのですが、数千年の間に地形変動が起きて、比較的温暖で住みやすい環境ができたため、魔法を積極的に使おうという発想に至らなかったみたいです。
ただ、他の地方(特に東や北)の人は魔力持ちが多いので、高確率で魔法が使える子供が生まれます。
ただ魔力の量はそんなに多くありません。
なので、魔法も人によって使う種類がバラバラです。
東部の親を持てば東部、北部なら北部と、親の地域の魔法を学びます。
採れるものは果実や緑黄色野菜が多いです。
海には面していないので、中央部の人(フレンティアを除く)は魚の面識がなくて最初は戸惑うそうです。
建物は石でできてます。温暖とはいえ暑いので、熱を遮断できるようになっているみたいです。
寒いより暑いが勝つのはジャパンと似ていますね。
地球でいうと、イタリアの石造りの白い家でしょうか。
服はバラバラです。本当に各地から人が来るので、これだと断定できる特徴的な服はないです。
中央部は人の流入が多い分、諍いも絶えない場所です。でも各地の情報は手に入りやすくて、利用しやすい場所です。
地球のバルカン半島みたいな感じです。
危険な要素も含んでいますが、異文化交流をしたいという人は中央部に行けばまるっと解決します。
最後に位置について書いておきます。
皆さんが住む地球の世界地図で例えます。
ユーラシア大陸というとても大きな大陸があると思います。
それをこちらの世界での大陸としましょう。
なお、山脈や国境線などは反映しません。
大陸の端の形(海流によって削れた形など)は想像の材料にしてください。
大雑把に区分すると、
モンゴルの最西端から東が東、
インドからトルコまでの国の南を南、
ヨーロッパ地方を西、
ロシア・北欧を北とします。
それ以外の残った真ん中が中央です。
クレアは北、ロシアの真ん中辺りから南下して、キルギスという国のあたりに位置する、フレンティアに来てました。
ここから西へ向かっていきます。
2章で書く予定の『ルクレイシア』はカザフスタンとカスピ海のあたりにあります。
西の構成だけ書いておきます。
今の西は、イタリア以南の国(バルカン半島やイベリア半島含む)辺りに4国ほどの大小様々な国があり、それよりも北は全部『トランスヴァール帝国』が領有しています。
以前までは、ポーランドからオーストリア・ハンガリーあたりに『アナスタシア王国』がありました。
東ドイツからスロベニア辺りに砂漠が跨っていて、侵攻されていませんでした。
ちなみに最西端はアムステルダムとロンドンの間あたりです。フランスの北くらいだと思ってください。
いかがでしたでしょうか。
本当はもう少し短く書くつもりだったのですが、考えていた設定を言語化すると、文字を打つ手が止まらなくなりました。
おかげさまで寝ずに夜を越してしまいましたが、楽しく書けました。
4月から大学受験生になるので、頻度は落ちてしまうかもしれませんが、今後も書いていくつもりですので、クレアの旅を読んでいってくださると嬉しいです。
それでは次回お会いしましょう。
ここから2章が始まる予定ですが、ここで少し閑話や作品設定についてお話しする章を間に挟みます。
今回はこの世界の設定や、大陸、クレアがいる位置などを書いていきます。
なお、この話を読まなくても読めるように、作品は説明を簡単に交えながら書いていくつもりです。
あくまで簡単な説明なので、ここでもう少し詳しく書いてあげることができたらいいなと思いました。
こういった説明が苦手な方は次回を楽しみに待っていてください。
次回はこの章、「西に向かって」の閑話を書かせていただきます(クレアが次の国に向かう道中の話です)。
では、気を取り直して。
まずはこの世界の設定ですね。
とはいえそんなに話すことはないのですが。
皆さんご存知の通り、魔法が使えるファンタジーな世界です。
魔法は、魔力を消費することで使うことができます。
魔力は自分の体内に存在する魔法の源です。
みんな持っていますが、魔法を使うことができる量を持っていない場合は、ほぼ魔力なしも同等です。
別に魔力は少なくても体に影響はないです。
多いと暴走などがあります。
体外にあるのは気力(きりょく)と呼ばれます。
気力を使って魔法を使うこともできますが、威力は落ちます。
なので、自分の体内の魔力の量ですべてが決まります。
魔力の量は遺伝ですが、稀に魔力がほぼない家庭にずば抜けた魔力を持つ子供が生まれるなんてこともあるので、明確な答えはありません。
では、魔法はどうやって使えるのでしょうか。
皆さんは1章でクレアの魔法を見る機会が多かったので、あれが一般かなと思ったかもしれません。
違います。あれが異常です。
しかも、属性もあんなにたくさん使えません。
普通は2属性持ちで称賛されます。
クレアの魔法の使い方は一般的には『無詠唱』に分類されます。
詠唱を飛ばせば、それは無詠唱です。
本来必要な詠唱を飛ばして指を鳴らしたり、たった一言言うだけで魔法陣を出したりするのは無詠唱の領域です。
詠唱を飛ばせば無詠唱なら簡単そう、と思うかもしれませんが、そう簡単ではありません。
魔力が少ない人が無詠唱をしても何も起きませんし、あまり心得がない人が無詠唱をしてもただ威力が下がるだけです。
なので、無詠唱で大きな魔法を使うというのはそれだけで偉大なことです。
普通の人は詠唱(本編中、ロシア語表記にしています。めっちゃ適当打ちしてるので、意味はありません)を用います。
長い長い詠唱を経ることで自身の体内の魔力を体中に循環して放出します。
魔力の枯渇はあります。
体が弱かったり年齢が幼すぎたりしない場合は、枯渇しても、「あ、切れちゃった」とか「んー、ちょっとだるいな」くらいで終わります。
そうじゃない場合はぶっ倒れます。
魔法は普通は10歳から使います。
使いすぎは体に毒で、気づいたら魔力じゃなくて寿命を削ってたなんてこともあります。
体を大切にしましょう。
作中で何度も言われている『杖なしの魔法使い』については、少しだけになりますが、優秀な場合とそうでない場合で分かれます。
優秀だと、その名の通り、杖なしで魔法が使えます。
言うなれば、補助輪が取れた自転車に乗れる人です(例えが浮かばなくて、なんだかしょぼいです。もっとすごいんです!!)。
そうでない場合は、自分の杖をなくしたり、壊したりした者なので、魔法使いとしては致命的です。
もう少し詳しいことはこれから先で、もしかしたらわかるかもしれません。
あとは、神様のお話ですか。
神様はたくさんいます。もう、本当に、これでもかってくらいいろんな神様がいます。
ちなみに、神聖力はありません。
光魔法と治癒魔法が台頭したせいで衰退しました。
皆さんは本編で
豊穣の神ラトゥス
魔法の神オメルタ
全能の神ガイア
を知っていると思います。
これ以外には、各自然(光、闇、土、水、火、風、生命)と各季節(春夏秋冬)の神が主神です。
ガイアがこの地を光、闇、土の神と協力して造ったとき、ただの土が光に照らされたり暗くなったりするだけで、なんだか味気ないなと思ったので、緑でいっぱいの大地を作るように豊穣の神に頼みました。
ただ、土があるだけでは何も作れないので、水、風、生命、そして四季の神に協力してもらって、緑を育むことに成功しました。
しかし、緑が育まれても、緑を愛でる生物がいませんでした。
それをつまらないと思った生命の神は、人や動物を作って共存させました。
神が世界に干渉していた時代は、どんな生物も神と交信できました。
そんなある日、人間は「火が欲しい」とねだりました。
この世界がどう変わっていくのかを見たかった神はこれに応じて、火の神に火を出してもらいました。
それが戦争の始まりでした。
火をもつ人は周りを制圧し、支配階級を生みました。
そして、自分たちも火が欲しいと思い、神に頼み込み、人々は醜い争いを広げました。
育まれた緑は色を失い、やがて水も枯れ果て、風も吹かなくなりました。
火と光と闇しか残っていないことも知らずに、人々は狂ったように争い、争って、ガイアがこの地を造ったときと同じくらい何もなくなりました。
争いを生き残った一人の信心深い少年がガイアに祈りました。
この地を見捨てないでくれと。
人間はいい点も持っている。諦めないで欲しいと。
長く祈り続けた心が届き、ガイアは少年の見る世界を参考に、世界を造り直しました。
神は世界に干渉することをやめて、傍観することを決めました。
これが私たちのはじまりです。
ちなみに、世界ができた当初は魔法が使えませんでした。しかも、戦争を始めたので、オメルタは愛想を尽かしていました。
それでも魔法が使えるようになったのは、この少年の信心深い祈りがオメルタに届いた結果と言われています。
という内容がこの大陸の協会に行くと言われます。
以上、ざっくりな教典の内容でした。
次に大陸や位置について書いていきます。
陸続きの大陸がひとつ真ん中にあって、北以外は全て端っこに海が存在します。
ちゃんと地形的にでこぼこしてます。
東部は、1章のお昼ごはんでお察しと思いますが、東洋系の文化が発展しています。
多分、この先東出身の人とか食べ物などでしか、東のことはわからないと思います。
魔法に関して、独自の魔法が使われています。
用意した紙に自分で丸の中に、星とか、六芒星とか、文字とかを書き込むと、書いた図形や文字に応じて魔法が使えます。
杖とか紙の大きさは関係ないです。大きな魔物とかを捕まえる場合には大きい紙の方が『初心者』はやりやすいです。『達人』という域に至ると、どんなに紙が小さくても同じ威力が出せるみたいです。
ストック可能ではありますが、使うときにはちゃんと魔力(東洋では気力と呼びます)を消費します。
この気力と魔力は微妙に違って、
気力は体内にも体外にも存在する『力全体』を指して、自然と調和することでより大きな気力を得られます。
先ほどの魔法のときに説明した気力と違うのは、東部では認識が少し違うからです。
自然との調和で、東部の人は体内にある魔力を体外の気力と似た波長にしています。
魔力は体内に存在するものを一般的に指します。体外の力を取り込むことはできますが、力の種類が違うので威力は半減します。
東部は魔法の強さが自己研鑽度、つまり修練度によって変わります。
そう考えると、もともと才能がなくても、努力さえすれば全員にチャンスはあることになります。
ちなみに東洋では魔法は占いや手品でよく使われていて、実生活ではあまり使われません。
占い師や冒険者などは魔法を学びますが、気狂い扱いを受けます。
もともと、『自分の体と自然の恩恵で生きる』ということが東洋のルールなので、できることは魔法に頼らずちゃんとやろうとします。真面目な人が多いです。
採れる農林水産物や特産品は、皆さんが住んでいる地球のニホンや、チャイナなどとほぼ同じです。
建物はチャイナ寄りです。提灯の形がひし形なのが多くて、建物の色も赤いものが多いです。
ただ、お金持ちはニホンの城郭が多いですね。逆張りがかっこいいのかもしれません。
着物はニホン、チャイナはもちろん。コリアやモンゴルなどの民族衣装などもたくさんあります。
東部は協調性が高いですが、最初は警戒されます。戦が絶えない地域なので、信じることに抵抗があるかもしれないです(もちろんない人もいます)。
まあまあな数に国が分裂していて、その分城主という将軍みたいな人がいます。
西部は、クレアが目指している方角です。
西に近づくほど暑いし乾燥します。地球で言うサハラ砂漠の縮小版が途中に挟まってます。
この途中というのは、クレアが目指す『アナスタシア王国』とそこを征服した『トランスヴァール帝国』の間を指します。
この砂漠のおかげで今まで侵攻されることはなかったらしいですが、一体何があったのかは本編で書く予定です。
魔法は結構崩れています。
杖さえあればなんでもできる、みたいな思想が昔に広まったらしく、魔力持ちは木の枝でもなんでも自分が杖だと思って、振り回しながら呪文を唱えれば魔法が出るみたいです。
その分、精度は落ちています。
魔法はイメージの世界なので、『振り回しておけば火が出る』みたいな考えで出した火は、魔力によってはそこそこ出ますが、それでも『そこそこ』です。
魔力が少ない人は蝋燭に火をつけてやっとです。
西部の人で魔法をちゃんと使える人は全体でひと握りです。
おかげさまであまり魔法はありがたく思われなくなりました。
一応各国は魔法使いを抱えてはいますが、トランスヴァール帝国を除くと肩書き程度で期待は薄いです。
採れるものは乾燥に強いものが多いです。
海に面してはいますが、現在トランスヴァール帝国が専有しているので、魚介類は適正価格で売られていません。
建物は石造りが多いです。砂漠があるので砂が酷くて、窓はあまりついていないです。
貴族家は宮殿が多いです。地球で例えるなら、インドのタージマハールでしょうか。
あれが多いです。
服は通気性がいいけど、日光をガードできる格好が好まれます。庶民は砂から身を守りたいので、全身に布を纏っていて肌の露出が少ないですが、貴族以上だとあまり砂漠近くに家を構えないので、腹を出したりパンツだけだったりと、露出は極めて高いです。
西部は自由民が多いので人種差別は少ないですが、強さや身分による差別は酷いです。
どうでもいいですが、貴族の人は肌の露出高ければ高いほど美しくて求婚されるみたいです。
南部には島国がたくさん(6個くらい)ある感じです。
大陸側にも2、3個の大きな国があります。
南部もこの先だと出身者や食べ物でしか知る機会がないと思います。
ゼルナの出身です。覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、南部は武力重視です。なんでもかんでも武力で解決します。
魔法はまったく発達していませんし、支援が望み薄です。
基本的に『魔法使いは卑怯だ』と思っています。これは遥か昔に魔法使いによって支配されていた時代があった名残らしいです。
支配を抜け出したときの先導者が『武力こそ正義』なんて言うものですから、数千、数万年経った今でも武力が全てです。
ゼルナみたいに魔法使いに適正がある人は、差別やいじめ、虐待をされて、自殺か出ていくかの2択をほぼ迫られているようなものです。
南部の自殺原因のトップはどの国も『魔法適正による差別』です。
魔法適正がある人は多いのに自殺されてしまうので伸びないみたいです。恐ろしいですね。
採れるものは海洋系がすごい多いです。しかもとても美味しいです。
農産物は潮の影響なのか、あまり採れないみたいです。
建物はどこも、大きな一階建ての一軒家が多いです。地球で言うオキナワみたいな感じです。
ほぼ一日中窓がない開放的な住居に身を置いています。潮の匂いがすごいです。
服は意外にもチャイナ寄りです。髪型とかもチャイナ感がある気がします。
南部は筋肉の力さえあれば仲良くできます。覇権を取りたければ力で王を決める南がおすすめかもしれません。
いつか魔法使いが暮らしやすくなる国ができるといいのですが。
北部はプロローグでクレアがやって来た方向です。
本当に寒いです。国も2個しかありません。
ただ、本編では多分そのうちの、『グラント公国』しか取り上げないと思います(ごめんなさい)。
魔法は大陸の中では一番発達しています。
優秀な『杖なしの魔法使い』の輩出率は北が一番高いです。
『大陸魔法使い協会』の本部は北部にあります。
魔法学校の充実さがすごくて、北部の魔法学校を卒業すると、魔法使いの憧れの的になるみたいです。
北部は昔、寒すぎて適応できる人がいなくて、処刑地として使われていました。
数百年前にそういった理由で北部に送られて来た男が、どうにかして体を温めて魔物を殺して肉を食べないといけないと考え続けた結果、無詠唱で魔法を使うことができるようになったことが起源とされています。
男が生き延びて、処刑された人々を拾って国を築き、魔法は寒さから守る術としてどんどん広がっていったみたいです。
とにかく、北部の人の魔法は一番すごいです。
威力もさることながら、魔力量や技術も捨て置けません。
採れるものはほぼないです。あっても薬草だったり、氷だったりで、食料は輸入で補います。
建物は魔法石を使った家が多いです。寒さから身を守る家を作ろうと開発された魔法石は、半永続的に建物を壁や天井から暖気を送って温めてくれます。
一年中ポカポカで過ごせます。
凍死者は昨年はゼロだったみたいです。
貿易の手札は魔法石が一番占めています。
領主以上になると魔法石造りのお城が多いです。イメージを上げるなら、地球で言う、デ○ズニーランドのシ○デレラ城です。
服はモコモコです。地球で言うロシアと同じような服装が多いみたいです。
北部は最北端に大陸一高い山がそびえていて、魔物がたくさん出てくるので、それが原因となって魔法が使えるようになったと考える説もあるほどです。
魔法を鍛えるのにちょうどいいと今は魔物を利用していますが、いつか対応できなくなるときがくるかもしれないので、準備が必要です。
中央部はルークが生まれ育った、フレンティアがあるあたりです。
中央なだけあって、各地方の人で入り乱れています。
魔法は、中央部の人との間で生まれた子供だと使える可能性が低いです。
昔は中央部に人が住める場所なんてなかったのですが、数千年の間に地形変動が起きて、比較的温暖で住みやすい環境ができたため、魔法を積極的に使おうという発想に至らなかったみたいです。
ただ、他の地方(特に東や北)の人は魔力持ちが多いので、高確率で魔法が使える子供が生まれます。
ただ魔力の量はそんなに多くありません。
なので、魔法も人によって使う種類がバラバラです。
東部の親を持てば東部、北部なら北部と、親の地域の魔法を学びます。
採れるものは果実や緑黄色野菜が多いです。
海には面していないので、中央部の人(フレンティアを除く)は魚の面識がなくて最初は戸惑うそうです。
建物は石でできてます。温暖とはいえ暑いので、熱を遮断できるようになっているみたいです。
寒いより暑いが勝つのはジャパンと似ていますね。
地球でいうと、イタリアの石造りの白い家でしょうか。
服はバラバラです。本当に各地から人が来るので、これだと断定できる特徴的な服はないです。
中央部は人の流入が多い分、諍いも絶えない場所です。でも各地の情報は手に入りやすくて、利用しやすい場所です。
地球のバルカン半島みたいな感じです。
危険な要素も含んでいますが、異文化交流をしたいという人は中央部に行けばまるっと解決します。
最後に位置について書いておきます。
皆さんが住む地球の世界地図で例えます。
ユーラシア大陸というとても大きな大陸があると思います。
それをこちらの世界での大陸としましょう。
なお、山脈や国境線などは反映しません。
大陸の端の形(海流によって削れた形など)は想像の材料にしてください。
大雑把に区分すると、
モンゴルの最西端から東が東、
インドからトルコまでの国の南を南、
ヨーロッパ地方を西、
ロシア・北欧を北とします。
それ以外の残った真ん中が中央です。
クレアは北、ロシアの真ん中辺りから南下して、キルギスという国のあたりに位置する、フレンティアに来てました。
ここから西へ向かっていきます。
2章で書く予定の『ルクレイシア』はカザフスタンとカスピ海のあたりにあります。
西の構成だけ書いておきます。
今の西は、イタリア以南の国(バルカン半島やイベリア半島含む)辺りに4国ほどの大小様々な国があり、それよりも北は全部『トランスヴァール帝国』が領有しています。
以前までは、ポーランドからオーストリア・ハンガリーあたりに『アナスタシア王国』がありました。
東ドイツからスロベニア辺りに砂漠が跨っていて、侵攻されていませんでした。
ちなみに最西端はアムステルダムとロンドンの間あたりです。フランスの北くらいだと思ってください。
いかがでしたでしょうか。
本当はもう少し短く書くつもりだったのですが、考えていた設定を言語化すると、文字を打つ手が止まらなくなりました。
おかげさまで寝ずに夜を越してしまいましたが、楽しく書けました。
4月から大学受験生になるので、頻度は落ちてしまうかもしれませんが、今後も書いていくつもりですので、クレアの旅を読んでいってくださると嬉しいです。
それでは次回お会いしましょう。
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