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空のイルカとB6号の再会(その2)
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「空のイルカ様、ボーイの支度が終わりました。プレイルームでお待ちしております」
とアナウンスがあった
そして調教師の俊介が去った
床に正座したB6号は深々とお辞儀をする
「本日はご指名、ありがとうございます」
奴隷ボーイはまずお客様をお迎えする時は床に正座してお礼を申し上げるよう教育されている
「そんなへりくだらなくて大丈夫!」
空のイルカがそう言ってやると顔を上げたB6号は満面の笑顔だった
「会いたかったです!」
好きな人に自分から行けない囚われの奴隷ボーイ。奴隷ボーイであるがゆえに空のイルカと知り合えたのだが、それ故、来てくれるのを待つだけしかできない
「会いたかったよ!」
名前が解らない奴隷ボーイに名前を呼んでやれないのが空のイルカとしてももどかしい
「ボクもめちゃめちゃ会いたかったです!でもボクはここから出られないし………」
そう言って涙を一杯溜めている両眼に空のイルカも胸が一杯になった
ティーラウンジで買ってきたアイスココアとホットコーヒー、売店で求めた雑誌をB6号に渡す
「好きな漫画とアイスココア買ってきたよ」
すぐに抱きつこうとするB6号を制してテーブルにそれらを並べた
「わぁ~!好きなヤツ載ってるの!」
B6号は素直に喜んでいる。身体はそれなりに成熟しているが心はまだ幼い。無理もない。16歳って言えば高校1年生か2年生。しかも好きに買い物にも行けない奴隷ボーイ。可哀想なものではある
B6号は気に入りの連載だけ読み、すぐに空のイルカに向き合った
「空のイルカさま、今日もボクを可愛がって下さい」
そう言ってB6号は空のイルカに寄り添った
「全部、読んでからでいいよ」
時間はタップリある。空のイルカは優しく言ってやったがB6号は首を大きく振った
「漫画より可愛がって欲しいです。ボク、ずっと空のイルカさんを待ってました」
先週はかなり年配のお客様や偉そうなお客様、脂ぎった中年男などであった。
年配のお客様はB6号を触るばかりで自分のペニスは大きくならない。いつまでも大きくならない皺の多いペニスを舐め続けた。また偉そうな言葉使いのお客様には淫売などと罵られた。そして脂ぎったお客様には嫌悪感しかなかった
そんなお客様ばかりを相手してきてやっと空のイルカさんに会えた!
だから先週の醜い自分の身体を上書きして欲しい
そんな話を聞かされて空のイルカは思わずB6号を抱きしめた
「いやな思いを全て忘れさせてあげるね」
空のイルカはB6号を抱き寄せ優しくつぶやいた
B6号は軽く頷いて身を委ねるのであった
とアナウンスがあった
そして調教師の俊介が去った
床に正座したB6号は深々とお辞儀をする
「本日はご指名、ありがとうございます」
奴隷ボーイはまずお客様をお迎えする時は床に正座してお礼を申し上げるよう教育されている
「そんなへりくだらなくて大丈夫!」
空のイルカがそう言ってやると顔を上げたB6号は満面の笑顔だった
「会いたかったです!」
好きな人に自分から行けない囚われの奴隷ボーイ。奴隷ボーイであるがゆえに空のイルカと知り合えたのだが、それ故、来てくれるのを待つだけしかできない
「会いたかったよ!」
名前が解らない奴隷ボーイに名前を呼んでやれないのが空のイルカとしてももどかしい
「ボクもめちゃめちゃ会いたかったです!でもボクはここから出られないし………」
そう言って涙を一杯溜めている両眼に空のイルカも胸が一杯になった
ティーラウンジで買ってきたアイスココアとホットコーヒー、売店で求めた雑誌をB6号に渡す
「好きな漫画とアイスココア買ってきたよ」
すぐに抱きつこうとするB6号を制してテーブルにそれらを並べた
「わぁ~!好きなヤツ載ってるの!」
B6号は素直に喜んでいる。身体はそれなりに成熟しているが心はまだ幼い。無理もない。16歳って言えば高校1年生か2年生。しかも好きに買い物にも行けない奴隷ボーイ。可哀想なものではある
B6号は気に入りの連載だけ読み、すぐに空のイルカに向き合った
「空のイルカさま、今日もボクを可愛がって下さい」
そう言ってB6号は空のイルカに寄り添った
「全部、読んでからでいいよ」
時間はタップリある。空のイルカは優しく言ってやったがB6号は首を大きく振った
「漫画より可愛がって欲しいです。ボク、ずっと空のイルカさんを待ってました」
先週はかなり年配のお客様や偉そうなお客様、脂ぎった中年男などであった。
年配のお客様はB6号を触るばかりで自分のペニスは大きくならない。いつまでも大きくならない皺の多いペニスを舐め続けた。また偉そうな言葉使いのお客様には淫売などと罵られた。そして脂ぎったお客様には嫌悪感しかなかった
そんなお客様ばかりを相手してきてやっと空のイルカさんに会えた!
だから先週の醜い自分の身体を上書きして欲しい
そんな話を聞かされて空のイルカは思わずB6号を抱きしめた
「いやな思いを全て忘れさせてあげるね」
空のイルカはB6号を抱き寄せ優しくつぶやいた
B6号は軽く頷いて身を委ねるのであった
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