奴隷島の青年たち

KEYちゃん

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もみじ饅頭とC35号(卒業編)

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C35号の願いで一晩ゆっくりともみじ饅頭と過ごした。これがC35号の奴隷ボーイ最後となる
「奴隷ボーイ最後は貴方と過ごしたかったんです。我がまま言ってごめんなさい」
C35号はもみじ饅頭に抱かれてゆっくりと休む彼に言った
「可愛いヤツ」
そう言ってもみじ饅頭は深く眠った。C35号はその胸にうずくまって寝た

一夜明けると調教師が迎えに来た
2人はその前に衣服を整えた。もみじ饅頭はグレーのスーツ。C35号はトレーナーにジーンズ。これはゴールドになった時にリゾートの売店で求めたものである。ここに来る時に着てきた学生服はリゾートに破棄してもらった
リゾートの応接室に通される
すぐに調教師の大輝がC35号の首輪を外す。チェーンはブロンズの時から同じステンレスだが、プレートは18金である。ゴールド昇格の時に取替られた
「これは持ち帰ると良いよ」
金価格の高騰でかなりの額で買って貰える
営業からC35号の借用書が返された。村崎葵と記入されている
C35号の呼び名を返し本名が返ってきた
「福崎サマ」
営業の一ノ瀬が領収証をもみじ饅頭こと福崎小太郎に手渡した。事前に銀行振込している
「村崎君」
今までC35号!と呼ばれていたがこれからは本名で呼ばれる
「君は福崎さまに養子縁組されて今日からは福崎葵君だ」
リゾートの顧問弁護士がすでにそれも済ませてある。妹も福崎の養女として戸籍も編入されている
囚人服やリゾートでの制服は破棄や下取りしてもらった
「貞操帯はどうする?」
まず一ノ瀬は葵に尋ねた
「はい。頂いて帰ります。これからは父に管理してもらいます」
と応えた。本当は二度と装着されたくない。しかし葵は小太郎に自分の誠意を見せるために装着して貰おうと思った
「これからは父だけに身体を委ねたいです」
小太郎は横でそれを黙って聞いていた。葵の気持ちが嬉しかった
「では装着して帰るか?」
奴隷ボーイになった時に製作したオーダーメイドの貞操帯が目の前に3体用意された
葵はジーンズのベルトを緩めボクサーを下ろした
貞操帯を嵌められるとボクサーは履けないかも知れない
「はい。よろしくお願いします」
ジーンズを下ろそうとする葵の手を小太郎が制した
「イヤ、要らない」
小太郎が言う。葵に向けて言った
「俺はお前を信じている。葵、気持ちは嬉しかったぞ」
座り直す葵の肩を叩いた
「ではこちらは破棄しておきますね」
ほぼステンレスで作られた貞操帯。これは葵の体型に合わせてキチンと作ったものである。他の奴隷ボーイに流用できるものではない。これだけピッタリと製造されたものだからこそ、奴隷ボーイがどのようにしてもオナニーすらできない器具なのだ
かなり高価な費用で、この3体の分も借入金に上乗せされていた
事務手続きが全て完了すると、小太郎と葵は入ってきたドアーとは別の扉から退室した
小さなホールになっていてゴールドの奴隷ボーイたちが接客用制服で待っていた
「卒業おめでとうございます」
通路の両脇にゴールドの奴隷ボーイたちが並びその真ん中を小太郎と葵は歩く
「ありがとう。皆んな。皆んなも早く卒業してね」
葵は涙を溢しながら仲間たちと別れを告げたのだった


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