70 / 75
第70話 不思議な種子
しおりを挟む
牧場が拡大して数日が経った朝のこと。白石悠真は納屋から出てきたところで、カアカアと鳴きながら飛んでくるトレジャーを見つけた。いつもなら金貨や銀貨を見つけてくるカラスだが、今日は違うものをくわえていた。
「おはよう、トレジャー。今日は何を見つけてきたんだ?」
悠真が手を差し出すと、トレジャーはその上に小さな球状のものを落とした。手のひらに乗ったそれは、指先ほどの大きさで、薄く淡い光を放っている。種子のようにも見えるが、見たことのない形状だった。
「何かの種みたいだけど……こんな形のは見たことないな……」
悠真がつぶやいていると、納屋から出てきたリーフィアが近づいてきた。
「悠真さん、おはようございます。あら、それは何ですか?」
「ああ、おはよう。トレジャーが拾ってきたんだけど、よく分からないんだ。何か種のように見えるけど……」
リーフィアは銀髪を風になびかせながら、悠真の手のひらを覗き込んだ。彼女の碧い瞳が輝いて見える。
「確かに不思議なものですね。光り方が……何かの生命を感じます」
二人が首を傾げていると、リオンも合流した。
「おはようございます!あれ、その種みたいなの、何ですか?」
「トレジャーが拾ってきたんだ。何かの種みたいだけど、正体が分からなくて」
リオンも興味深そうにそれを見つめている。
――――――
その日の午後、ミリアムが薬草を届けに来たので、彼女にもその種子のようなものを見て貰った。
「へえ、面白いものを見つけましたね!でも……すみません、私も見たことがありません」
ミリアムはエメラルドグリーンの瞳を輝かせながら、首を傾げた。
「ローザおばあさんの古い薬草図鑑にも載っていなかったと思いますし……不思議です」
「そうか。まぁ、多分何かの種子だろうし、一度植えてみるか」
悠真はそう言って立ち上がった。拡張された牧場の東側に、ちょうど新しく開墾した畑がある。そこに植えてみることにした。
「私も手伝います!」
ミリアムが元気よく言うと、一行は畑へと向かった。悠真が種子を土に埋め、ミリアムが水を与えた。
「これで大丈夫でしょうか?」
「ああ、あとは様子を見るだけだな。何が育つか楽しみだ」
その様子を見ていたアウラが、興味深そうに首を傾げていた。黄緑色の髪をなびかせながら畑に近づいてくる。
「どうしたアウラ、これが気になるのか?」
悠真が尋ねると、アウラはこくりと頷いた。植物の妖精であるアルラウネの少女が興味を示すということは、何か特別な植物なのかもしれない。
「アウラが気になるなら、きっと面白いものが育つかもしれませんね」
リーフィアが微笑みながら言った。
――――――
翌日から悠真はその種子を植えた場所にも水やりを続けていた。アウラも興味深そうにそれの様子を近くで見守っている。
二日後の朝、いつものように水やりに行くと、種を植えた場所からぴょこんと小さな芽が出ていた。緑色の芽だが、どこか通常の植物とは違う雰囲気がある。淡く微かに光を放っているように見えた。
「おお、もう芽が出たのか。早いな」
悠真は少し驚いたが、アウラは嬉しそうに芽の周りをくるくると回っている。
「やっぱり何か特別な植物なのかもしれないな」
その日は特に変わったことはなく、悠真はいつも通りの牧場の作業に戻った。納屋の掃除をしていると、テラが「ミュウ」と鳴きながら手伝ってくれた。エメラルドグリーンの体が忙しなく動き回り、カーバンクルらしい働きぶりだ。
「ありがとう、テラ」
悠真が頭を撫でると、テラは赤い額の石を光らせた。
――――――
そうして数日後の朝、いつものように水やりに行こうとすると、リオンが驚いた声を上げた。
「悠真さん、あの芽がなくなってます!」
確かに、昨日まであった場所に芽の姿はない。土はちゃんと残っているが、植物の形跡がまったく見えなかった。
「どういうことだ……?」
悠真が首を傾げていると、ズボンの裾を引っ張られる感覚がした。
「ゆ、悠真さん、足元!」
リオンの声に、悠真は慌てて足元を見下ろした。そこには、見たことのない小さな少女が立っていた。アウラとよく似た印象だが、髪は深い緑色で、体から淡いオーロラのような光を放っている。隣にはいつものアウラもいた。二人とも悠真を見上げている。悠真は二人を見てあることに気づいた。
「もしかして……ここに植えた種子は、君だったのか?」
悠真が尋ねると、緑色の髪の少女はこくんと頷いた。そしてアウラと共に何かを期待するような目で悠真を見上げてきた。
「……もしかして、水がほしいのか?」
悠真が水差しを手に取ると、二人の目が輝いた。優しく頭上から水をかけてやると、二人は嬉しそうに手を広げ、気持ちよさそうにその水を全身に浴びた。
「あら、二人とも可愛いですね」
そう言って、リーフィアも微笑みながら近づいてきた。
「そうだな。でも、これは予想外だった。何か分かるかもしれないし、図鑑で調べてみよう」
――――――
悠真は家に戻り、世界の希少生物図鑑をめくり始めた。緑色の髪の少女の特徴を探していく。
「あった!ここだ」
数ページめくったところで、悠真は目当ての記述を見つけた。
「ドライアド……森や木々の精霊で、植物と深い繋がりを持つ種族。何らかの原因で弱った時に、自分の身を種子に変え、足りないものを補いながらゆっくりと回復を待つ特性がある」
悠真が図鑑の内容を声に出して読み上げると、リーフィアとリオンは感嘆の声を上げた。
「なるほど、だからアウラが気にしていたんですね。同族を感じ取っていたのかもしれません」
「それにしても、回復がとても早かったですね」
「そうだな。図鑑によると通常は回復に時間がかかるらしいけど……傷が浅かったのか、もしくは牧場の土が栄養豊富だったからかもしれないな」
悠真がそう言うと、窓から外を見た。アウラと新しく仲間になったドライアドが、畑のあたりで楽しそうに遊んでいる姿が見える。
「このまま居つきそうだし、あの子にも名前をつけてあげないとな」
悠真がそう言うと、リオンが元気よく手を挙げた。
「綺麗な緑色の髪だし、サフィアはどうでしょうか?」
「サフィアか、良いんじゃないか?」
「素敵な名前ね。良いと思うわ」
そう言ってリーフィアが微笑み、悠真も頷いたため、ドライアドの名前はサフィアで決まることになった。
――――――
夕方、悠真はサフィアとアウラに水やりをしながら語りかけた。
「これからよろしくな、サフィア」
少女は嬉しそうに笑顔を見せた。その姿を見ていたアウラも、心なしか誇らしげな表情に見える。同じ植物の仲間ができて嬉しいのだろう。並んでいるとサフィアの方が少し背が高く姉妹のようにも見えた。
近くに止まっていたトレジャーに、悠真は声をかけた。
「今回は意外な拾い物だったけど、お手柄だったぞ、トレジャー」
カラスは「カアー」と誇らしげに鳴き、翼を広げた。
少し離れたところでは、テラとウィンドが新しい仲間を不思議そうに見ている。ラクルは悠真の肩に乗って「クルルー」と鳴いていた。
「今日もまた牧場の仲間がまた一人増えたな……」
悠真がそう言うと、夕日に照らされた牧場全体が温かな光に包まれた。広がった牧場には、これからもっと多くの不思議な出会いが待っているのかもしれない。そんな期待を胸に、悠真は穏やかな夕暮れを眺めていた。
「おはよう、トレジャー。今日は何を見つけてきたんだ?」
悠真が手を差し出すと、トレジャーはその上に小さな球状のものを落とした。手のひらに乗ったそれは、指先ほどの大きさで、薄く淡い光を放っている。種子のようにも見えるが、見たことのない形状だった。
「何かの種みたいだけど……こんな形のは見たことないな……」
悠真がつぶやいていると、納屋から出てきたリーフィアが近づいてきた。
「悠真さん、おはようございます。あら、それは何ですか?」
「ああ、おはよう。トレジャーが拾ってきたんだけど、よく分からないんだ。何か種のように見えるけど……」
リーフィアは銀髪を風になびかせながら、悠真の手のひらを覗き込んだ。彼女の碧い瞳が輝いて見える。
「確かに不思議なものですね。光り方が……何かの生命を感じます」
二人が首を傾げていると、リオンも合流した。
「おはようございます!あれ、その種みたいなの、何ですか?」
「トレジャーが拾ってきたんだ。何かの種みたいだけど、正体が分からなくて」
リオンも興味深そうにそれを見つめている。
――――――
その日の午後、ミリアムが薬草を届けに来たので、彼女にもその種子のようなものを見て貰った。
「へえ、面白いものを見つけましたね!でも……すみません、私も見たことがありません」
ミリアムはエメラルドグリーンの瞳を輝かせながら、首を傾げた。
「ローザおばあさんの古い薬草図鑑にも載っていなかったと思いますし……不思議です」
「そうか。まぁ、多分何かの種子だろうし、一度植えてみるか」
悠真はそう言って立ち上がった。拡張された牧場の東側に、ちょうど新しく開墾した畑がある。そこに植えてみることにした。
「私も手伝います!」
ミリアムが元気よく言うと、一行は畑へと向かった。悠真が種子を土に埋め、ミリアムが水を与えた。
「これで大丈夫でしょうか?」
「ああ、あとは様子を見るだけだな。何が育つか楽しみだ」
その様子を見ていたアウラが、興味深そうに首を傾げていた。黄緑色の髪をなびかせながら畑に近づいてくる。
「どうしたアウラ、これが気になるのか?」
悠真が尋ねると、アウラはこくりと頷いた。植物の妖精であるアルラウネの少女が興味を示すということは、何か特別な植物なのかもしれない。
「アウラが気になるなら、きっと面白いものが育つかもしれませんね」
リーフィアが微笑みながら言った。
――――――
翌日から悠真はその種子を植えた場所にも水やりを続けていた。アウラも興味深そうにそれの様子を近くで見守っている。
二日後の朝、いつものように水やりに行くと、種を植えた場所からぴょこんと小さな芽が出ていた。緑色の芽だが、どこか通常の植物とは違う雰囲気がある。淡く微かに光を放っているように見えた。
「おお、もう芽が出たのか。早いな」
悠真は少し驚いたが、アウラは嬉しそうに芽の周りをくるくると回っている。
「やっぱり何か特別な植物なのかもしれないな」
その日は特に変わったことはなく、悠真はいつも通りの牧場の作業に戻った。納屋の掃除をしていると、テラが「ミュウ」と鳴きながら手伝ってくれた。エメラルドグリーンの体が忙しなく動き回り、カーバンクルらしい働きぶりだ。
「ありがとう、テラ」
悠真が頭を撫でると、テラは赤い額の石を光らせた。
――――――
そうして数日後の朝、いつものように水やりに行こうとすると、リオンが驚いた声を上げた。
「悠真さん、あの芽がなくなってます!」
確かに、昨日まであった場所に芽の姿はない。土はちゃんと残っているが、植物の形跡がまったく見えなかった。
「どういうことだ……?」
悠真が首を傾げていると、ズボンの裾を引っ張られる感覚がした。
「ゆ、悠真さん、足元!」
リオンの声に、悠真は慌てて足元を見下ろした。そこには、見たことのない小さな少女が立っていた。アウラとよく似た印象だが、髪は深い緑色で、体から淡いオーロラのような光を放っている。隣にはいつものアウラもいた。二人とも悠真を見上げている。悠真は二人を見てあることに気づいた。
「もしかして……ここに植えた種子は、君だったのか?」
悠真が尋ねると、緑色の髪の少女はこくんと頷いた。そしてアウラと共に何かを期待するような目で悠真を見上げてきた。
「……もしかして、水がほしいのか?」
悠真が水差しを手に取ると、二人の目が輝いた。優しく頭上から水をかけてやると、二人は嬉しそうに手を広げ、気持ちよさそうにその水を全身に浴びた。
「あら、二人とも可愛いですね」
そう言って、リーフィアも微笑みながら近づいてきた。
「そうだな。でも、これは予想外だった。何か分かるかもしれないし、図鑑で調べてみよう」
――――――
悠真は家に戻り、世界の希少生物図鑑をめくり始めた。緑色の髪の少女の特徴を探していく。
「あった!ここだ」
数ページめくったところで、悠真は目当ての記述を見つけた。
「ドライアド……森や木々の精霊で、植物と深い繋がりを持つ種族。何らかの原因で弱った時に、自分の身を種子に変え、足りないものを補いながらゆっくりと回復を待つ特性がある」
悠真が図鑑の内容を声に出して読み上げると、リーフィアとリオンは感嘆の声を上げた。
「なるほど、だからアウラが気にしていたんですね。同族を感じ取っていたのかもしれません」
「それにしても、回復がとても早かったですね」
「そうだな。図鑑によると通常は回復に時間がかかるらしいけど……傷が浅かったのか、もしくは牧場の土が栄養豊富だったからかもしれないな」
悠真がそう言うと、窓から外を見た。アウラと新しく仲間になったドライアドが、畑のあたりで楽しそうに遊んでいる姿が見える。
「このまま居つきそうだし、あの子にも名前をつけてあげないとな」
悠真がそう言うと、リオンが元気よく手を挙げた。
「綺麗な緑色の髪だし、サフィアはどうでしょうか?」
「サフィアか、良いんじゃないか?」
「素敵な名前ね。良いと思うわ」
そう言ってリーフィアが微笑み、悠真も頷いたため、ドライアドの名前はサフィアで決まることになった。
――――――
夕方、悠真はサフィアとアウラに水やりをしながら語りかけた。
「これからよろしくな、サフィア」
少女は嬉しそうに笑顔を見せた。その姿を見ていたアウラも、心なしか誇らしげな表情に見える。同じ植物の仲間ができて嬉しいのだろう。並んでいるとサフィアの方が少し背が高く姉妹のようにも見えた。
近くに止まっていたトレジャーに、悠真は声をかけた。
「今回は意外な拾い物だったけど、お手柄だったぞ、トレジャー」
カラスは「カアー」と誇らしげに鳴き、翼を広げた。
少し離れたところでは、テラとウィンドが新しい仲間を不思議そうに見ている。ラクルは悠真の肩に乗って「クルルー」と鳴いていた。
「今日もまた牧場の仲間がまた一人増えたな……」
悠真がそう言うと、夕日に照らされた牧場全体が温かな光に包まれた。広がった牧場には、これからもっと多くの不思議な出会いが待っているのかもしれない。そんな期待を胸に、悠真は穏やかな夕暮れを眺めていた。
69
あなたにおすすめの小説
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
元王城お抱えスキル研究家の、モフモフ子育てスローライフ 〜スキル:沼?!『前代未聞なスキル持ち』の成長、見守り生活〜
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
【完結】辺境伯の溺愛が重すぎます~追放された薬師見習いは、領主様に囲われています~
深山きらら
恋愛
王都の薬師ギルドで見習いとして働いていたアディは、先輩の陰謀により濡れ衣を着せられ追放される。絶望の中、辺境の森で魔獣に襲われた彼女を救ったのは、「氷の辺境伯」と呼ばれるルーファスだった。彼女の才能を見抜いたルーファスは、アディを専属薬師として雇用する。
異世界で焼肉屋を始めたら、美食家エルフと凄腕冒険者が常連になりました ~定休日にはレア食材を求めてダンジョンへ~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
辺境の町バラムに暮らす青年マルク。
子どもの頃から繰り返し見る夢の影響で、自分が日本(地球)から転生したことを知る。
マルクは日本にいた時、カフェを経営していたが、同業者からの嫌がらせ、客からの理不尽なクレーム、従業員の裏切りで店は閉店に追い込まれた。
その後、悲嘆に暮れた彼は酒浸りになり、階段を踏み外して命を落とした。
当時の記憶が復活した結果、マルクは今度こそ店を経営して成功することを誓う。
そんな彼が思いついたのが焼肉屋だった。
マルクは冒険者をして資金を集めて、念願の店をオープンする。
焼肉をする文化がないため、その斬新さから店は繁盛していった。
やがて、物珍しさに惹かれた美食家エルフや凄腕冒険者が店を訪れる。
HOTランキング1位になることができました!
皆さま、ありがとうございます。
他社の投稿サイトにも掲載しています。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる