偽りから真実へ

出会い

始まりの歯車

私はこの小説をかきながら
彼と出会った日のことを思い出していた。

ちょうど1年ほど前である…。


当時私は名古屋に遠距離で付き合っていた彼氏がいた。
その頃はまだその彼のことがたまらなく好きだった。
しかし彼の浮気、を見抜いてもいたんだ。

名前を葉月くんとする。
葉月のTwitterをみると

#__・__#今日は誰々ちゃんとカラオケ❤

やら

デートをしていた雰囲気を、醸す写メがよく挙げられていた。


写メには女の子にほっぺにちゅうをされ
鼻の下をのばす葉月の写メだ。

私は複雑な気持ちを隠せずよく泣いていた。
葉月にとって私はなんなのか、必要なのか
どんどん自分の価値が無くなっていくような感覚だった。


愛していたから気付かぬように演技をしていたLINEは元気に返し
帰ってくるまで待っていた。
しかしそれに疲れた私は癒しを求めたのか
温もりを、求めたのか


当時仲良かった女友達と遊んでいた。
その子の彼氏は私と、すきなアニメが好きだと知って、仲良くなりたいと思った。
しかも同い年だから話しやすいなとも思った。
女友達は私に、絶大な信頼を置いていたのも分かっていた。

だから別に彼氏と仲良くなりたいだけであって何も無いと確信していた。


彼女に、許可をとり
そう去年のゴールデンウィークに私はその子の彼氏とリア凸をすることにしたんだ。