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二章 聖女、旅商人と出会う
3.聖女、誘拐される
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夜のぶらり一人歩きもおつなもんである。
さかえている町だけあって、夜も人通りは減っていない。大通りの両脇には、それぞれに趣向をこらした屋台がずらりと並んでいる。
「お嬢ちゃん、こっちの串焼きもうまいぞ」
「わーい、ありがとう!」
はっはっは。ちょろいもんだ。俺のあどけない美少女っぷりも段々堂に入ってきたじゃないか。
金貨一枚がどれほどの価値なのかは分からないが、さっきからほとんど食べ放題である。
金貨に目がくらんだか、美少女に甘いのか、おっさんは在庫を空にする勢いで魚を焼いている。俺はその横の空樽に腰かけ、足をぶらぶらさせながら無邪気に笑って見せる。
「おじちゃん、こっちのもお願い」
「はいよ、お嬢ちゃんが食べるなら、どんどん焼くぞ」
「どんどん焼いてぇ!」
「よっしゃ!」
屋台に並んだ魚の串焼きを、焼けたそばからすすめられてかじりつく。
胃が小さいのだろう。徐々に食べきれなくなってきたが、ま、アデル少年のお土産にでもすれば問題はあるまい。
閉じ込められた部屋から、さすがにそろそろ抜け出しているに違いない。
少年の怒りも、うまい魚があれば多少は和らぐかも。
少年の顔とともにふと当初の目的を思い出し、俺は汗まみれで次の魚を焼くおっさんに向き直った。
「ねえおじちゃん、ちょっと聞いてもいい? あたし、探し物してるんだけど」
「なんだい、お嬢ちゃん。なにを探してるってんだ」
「あのね、美味しいお酒。この辺で、米から作ったお酒を出すお店ってないかな?」
「酒かあ……お嬢ちゃん、この町に来るのは初めてかい?」
おっさんがふいに真面目な顔でこちらを見る。
俺が頷くと、顔を近づけ、声をひそめた。
「ここんとこよくねぇのさ。町に流れてねぇ。流れたと思ったらびっくりするよな高値だ」
「……誰かが買い占めしてるってことか?」
思わず口調が戻ってしまったが、おっさんはそれに気付かない様子で重々しく頷いた。
「おかげでわしらの商売もあがったりだよ。ほら、こういうもんは酒のつまみにすると最高だからな」
「なるほどね」
確かに串焼きはおいしいが、俺もだんだん喉が渇いてきた。
特に、こういうアレは日本酒をやりながらちびちびいくもんだ。
「なんで流れてこないのか、誰も知らないのか?」
「真偽は分からんが噂は色々聞こえてくるぞ。なんでも、聖七冠位の偉いさんが利益のために買い占めてるとか、逆に領主さんが溜め込んでるとかなぁ」
「ふぅん……」
そう言えば、この町は第一衣冠の出身地だとか聞いたような気がする。本部に移動した後も影響力があるって。
そんなことを思い出しつつ魚をかじっていると、ふと背後から視線を感じた。
「おっ……」
一瞬だったが、振り向いたときに目が合った。
確かあいつ、昼間、馬車を見上げていた旅姿の男だ。
「ふーん」
食べかけの串を放って、俺はゆらりと立ち上がった。
「おい、どこ行くんだお嬢ちゃん。まだこんなに残ってるぞ」
「土産にするからよ。戻ってくるまでに包んどいてくれ」
振り向かないまま片手を振り、俺は男が消えた裏路地へと足を向けた。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
大通りを一つ曲がっただけだが、この路地には光も差し込まず、どうにも薄暗い。湿ったかびの匂いに鼻がむずむずする。
俺は鼻先をこすりながら、足もとに気を付けてゆっくりと奥へ進んだ。
「さて……そろそろ出てこい――よっ!」
振り向きざまに拳をふるうと、ちょうど巨体の男がこちらへ襲い掛かろうとしたところだった。
その鍛えられた固い腹に、タイミングよく俺の裏拳が直撃する。
「――ぅおっ!?」
男はおかしな声をあげ、そのままうずくまると、ほろほろと涙を流し始めた。
「おっ、おれは……か弱い少女になんてことをしようとしていたんだ……」
「おーおー、聖女の力はよく効いてるようじゃねぇか。踏んずけちまうからちょっと端に寄ってろ」
しっしっと犬の子を追うように手を振ってから、そのまま横から出てきた男のわき腹に拳を叩き込む。
呻きながらくずおれる男を避けつつ、俺はにまりと唇を歪めた。
聖女の身体、全然鍛えられてないのは事実だが、なかなか悪くない。
なにせ、拳が当たるだけでこちらの勝ちが確定するのだ。一撃でノックダウンさせられる。
あとは、相手の攻撃を避けられれば俺の方が絶対有利だ。
さすがにアデル少年みたいな本職の相手は厳しいが、町の裏路地にたむろするやつ程度はなんてことない。
目の良さはかつての俺そのままだ。この調子なら余裕で切り抜けられる。まあ、もうちょっと足腰を鍛えておきたいところだが。
確信して振り向いた路地の奥から、三人目が飛び出してきた。
正面から迎え撃つ拳は避けられたが、構わず身をかわしてすれちがいざまに裏拳で背中を狙う。
なかなかのタイミングだと思ったが、さすがに二人のした後で警戒されているらしい。
三人目は死角にもかかわらず俺の位置を正確に予測し、即座に後ろにさがった。
追おうとした足を、ぎりぎりで止める。
三人目の後ろに、寄ってくる人影がいくつもあるのだ。
その血走った目を見上げつつ、俺は呆れた声をあげた。
「おいおい、小娘一人に何人で向かってくるつもりだよ。そんなに大勢で囲まれたら……リュイリュイ泣いちゃう!」
「聖女リュイーゼ。噂通り危険な力を持っているようだな……。命が惜しくば、大人しく一緒にきてもらおうか」
俺は構えていた拳を解き、そのまま両手を耳の横に上げた。
男たちは全員素手のようだが、さすがに、この人数に囲まれて殴られた場合、リュイちゃんさまのか弱い身体じゃ普通に死んでしまう。
ちょっとかわいく身を捩ってみたが、男たちの反応はない。
このリュイリュイの美少女っぷりも、荒くれものどもには刺さらないようだ。
「あー、分かった分かった。どこ行くか知らんが、付き合ってやるから案内しろよな」
投げやりに頷くと、三人目だった男が顎先を振った。すぐに四・五・六人目がわらわらと俺を取り囲み、凶器である拳を慎重に掴んで後ろ手にくくる。
その姿勢でどんと後ろから押されれば、ついて行くしかない。
あー、土産を回収し損ねたな……。
おっさんの顔とアデル少年の顔を思い起こし、俺は小さなため息をついた。
ふと、裏路地で俺を囲んだ男たちの中に、最初の旅姿の男がいなかったことを思い出したが、それがどう働くものやら……今の状況ではどうにも言えないな。
さかえている町だけあって、夜も人通りは減っていない。大通りの両脇には、それぞれに趣向をこらした屋台がずらりと並んでいる。
「お嬢ちゃん、こっちの串焼きもうまいぞ」
「わーい、ありがとう!」
はっはっは。ちょろいもんだ。俺のあどけない美少女っぷりも段々堂に入ってきたじゃないか。
金貨一枚がどれほどの価値なのかは分からないが、さっきからほとんど食べ放題である。
金貨に目がくらんだか、美少女に甘いのか、おっさんは在庫を空にする勢いで魚を焼いている。俺はその横の空樽に腰かけ、足をぶらぶらさせながら無邪気に笑って見せる。
「おじちゃん、こっちのもお願い」
「はいよ、お嬢ちゃんが食べるなら、どんどん焼くぞ」
「どんどん焼いてぇ!」
「よっしゃ!」
屋台に並んだ魚の串焼きを、焼けたそばからすすめられてかじりつく。
胃が小さいのだろう。徐々に食べきれなくなってきたが、ま、アデル少年のお土産にでもすれば問題はあるまい。
閉じ込められた部屋から、さすがにそろそろ抜け出しているに違いない。
少年の怒りも、うまい魚があれば多少は和らぐかも。
少年の顔とともにふと当初の目的を思い出し、俺は汗まみれで次の魚を焼くおっさんに向き直った。
「ねえおじちゃん、ちょっと聞いてもいい? あたし、探し物してるんだけど」
「なんだい、お嬢ちゃん。なにを探してるってんだ」
「あのね、美味しいお酒。この辺で、米から作ったお酒を出すお店ってないかな?」
「酒かあ……お嬢ちゃん、この町に来るのは初めてかい?」
おっさんがふいに真面目な顔でこちらを見る。
俺が頷くと、顔を近づけ、声をひそめた。
「ここんとこよくねぇのさ。町に流れてねぇ。流れたと思ったらびっくりするよな高値だ」
「……誰かが買い占めしてるってことか?」
思わず口調が戻ってしまったが、おっさんはそれに気付かない様子で重々しく頷いた。
「おかげでわしらの商売もあがったりだよ。ほら、こういうもんは酒のつまみにすると最高だからな」
「なるほどね」
確かに串焼きはおいしいが、俺もだんだん喉が渇いてきた。
特に、こういうアレは日本酒をやりながらちびちびいくもんだ。
「なんで流れてこないのか、誰も知らないのか?」
「真偽は分からんが噂は色々聞こえてくるぞ。なんでも、聖七冠位の偉いさんが利益のために買い占めてるとか、逆に領主さんが溜め込んでるとかなぁ」
「ふぅん……」
そう言えば、この町は第一衣冠の出身地だとか聞いたような気がする。本部に移動した後も影響力があるって。
そんなことを思い出しつつ魚をかじっていると、ふと背後から視線を感じた。
「おっ……」
一瞬だったが、振り向いたときに目が合った。
確かあいつ、昼間、馬車を見上げていた旅姿の男だ。
「ふーん」
食べかけの串を放って、俺はゆらりと立ち上がった。
「おい、どこ行くんだお嬢ちゃん。まだこんなに残ってるぞ」
「土産にするからよ。戻ってくるまでに包んどいてくれ」
振り向かないまま片手を振り、俺は男が消えた裏路地へと足を向けた。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
大通りを一つ曲がっただけだが、この路地には光も差し込まず、どうにも薄暗い。湿ったかびの匂いに鼻がむずむずする。
俺は鼻先をこすりながら、足もとに気を付けてゆっくりと奥へ進んだ。
「さて……そろそろ出てこい――よっ!」
振り向きざまに拳をふるうと、ちょうど巨体の男がこちらへ襲い掛かろうとしたところだった。
その鍛えられた固い腹に、タイミングよく俺の裏拳が直撃する。
「――ぅおっ!?」
男はおかしな声をあげ、そのままうずくまると、ほろほろと涙を流し始めた。
「おっ、おれは……か弱い少女になんてことをしようとしていたんだ……」
「おーおー、聖女の力はよく効いてるようじゃねぇか。踏んずけちまうからちょっと端に寄ってろ」
しっしっと犬の子を追うように手を振ってから、そのまま横から出てきた男のわき腹に拳を叩き込む。
呻きながらくずおれる男を避けつつ、俺はにまりと唇を歪めた。
聖女の身体、全然鍛えられてないのは事実だが、なかなか悪くない。
なにせ、拳が当たるだけでこちらの勝ちが確定するのだ。一撃でノックダウンさせられる。
あとは、相手の攻撃を避けられれば俺の方が絶対有利だ。
さすがにアデル少年みたいな本職の相手は厳しいが、町の裏路地にたむろするやつ程度はなんてことない。
目の良さはかつての俺そのままだ。この調子なら余裕で切り抜けられる。まあ、もうちょっと足腰を鍛えておきたいところだが。
確信して振り向いた路地の奥から、三人目が飛び出してきた。
正面から迎え撃つ拳は避けられたが、構わず身をかわしてすれちがいざまに裏拳で背中を狙う。
なかなかのタイミングだと思ったが、さすがに二人のした後で警戒されているらしい。
三人目は死角にもかかわらず俺の位置を正確に予測し、即座に後ろにさがった。
追おうとした足を、ぎりぎりで止める。
三人目の後ろに、寄ってくる人影がいくつもあるのだ。
その血走った目を見上げつつ、俺は呆れた声をあげた。
「おいおい、小娘一人に何人で向かってくるつもりだよ。そんなに大勢で囲まれたら……リュイリュイ泣いちゃう!」
「聖女リュイーゼ。噂通り危険な力を持っているようだな……。命が惜しくば、大人しく一緒にきてもらおうか」
俺は構えていた拳を解き、そのまま両手を耳の横に上げた。
男たちは全員素手のようだが、さすがに、この人数に囲まれて殴られた場合、リュイちゃんさまのか弱い身体じゃ普通に死んでしまう。
ちょっとかわいく身を捩ってみたが、男たちの反応はない。
このリュイリュイの美少女っぷりも、荒くれものどもには刺さらないようだ。
「あー、分かった分かった。どこ行くか知らんが、付き合ってやるから案内しろよな」
投げやりに頷くと、三人目だった男が顎先を振った。すぐに四・五・六人目がわらわらと俺を取り囲み、凶器である拳を慎重に掴んで後ろ手にくくる。
その姿勢でどんと後ろから押されれば、ついて行くしかない。
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