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第三章
第十四話 帰還
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エレナ達一行はグラディス国に帰還すると、城から王女側近となったベネットが飛んできて思わずエレナに飛びつく。
「エレナ様!よくご無事でー!」
「ベネット、久しぶりね!」
ベネットはエレナが圧死してしまうかと思うほどぎゅーっと抱きしめ続ける。それがあまりにも長く皆が見てるところでし続けるため、アシュベルがこほんと大きめに本題を促す。
「王女付きのお前がここにいるということは、何かあるんだろう」
「あ、はい!」
まるでそちらのほうを忘れていたとでもいうように、ベネットはやっとのことでエレナを離す。
「ララ王女殿下より、謁見の間にて皆を連れてくるよう伝令役を賜ってまいりました」
その言葉にアシュベルは呆れて叱る気力すら失なう。この国最高位のララ王女よりも、ベネットにとってはエレナの存在が大きいのだろう。
「それはわたしも行っても構わないのだろうか」
カミュが俯き加減で考えている。
確かに、アルガノット国の国王であり父君には、今回の旅の許しを得てグラディス国のアシュベルらと旅をしたが、これはお忍びに近くグラディス国に対しては何の報告もしていない、仮にも戦争が終わったばかりの間がらである国同士、そこに王子が絡んでくるとなると問題は小さくはないだろう。
その疑問に対し、ベネットがカミュに膝まづき王女からの言葉を伝える。
「カミュ殿下におきましては、戦乱の中御助力いただきましたことを王女殿下は大変恐縮に思われていらっしゃいます、どうか謁見の間にお越しいただきたいとのことです」
どうやらアルガノット国王より使者が送られ、カミュ王子の事を伝えてあるとのことだった。
「ならば、全員で謁見の間に行くとしましょうか」
そういいつつ、ちらりとアロがエレナを見る。
ララ王女はエレナの双子の妹、身分を隠し光のマナの覚醒者でもある彼女は王女と会う事を良しとするのだろうか、その判断はまわりがするものではなく彼女自身がするものだ、そう考える。
皆の気づかいが通じたのか、エレナが真っすぐ前を向き軽く頷く。
「わたしも行きます」
その言葉にどれだけの意味がこめられているのか、それは誰にも計り知れないだろう。
ベネットと衛兵に誘導され、謁見の間に入る。
広く豪華なつくりの内装に加え、最奥のララ王女が座っている王族のみが座ることが許された豪華な腰掛に向かって真っすぐに伸びているレッドカーペットに金の刺繍が施され、この国の豊かさをものがたっている。
7人はララ王女殿下の前でひざまずく。
「カミュ殿下どうぞお立ちになってください、皆さんも旅の疲れをいやす間もなくお呼びだてして申し訳なく思ってます、どうか顔をあげてください」
ララ王女殿下の瞳にははっきりと彼女の意思が宿っている、そして生気を取り戻したその表情は以前とはまるで違うもので気高く絶世の美女とよばれた王妃のそれを強く受け継ぎ、眩しい程にその存在は皆を圧倒する。
さすが双子の妹、そのつながりは伊達ではなくエレナのこの世ならざる者の美しさに勝るとも劣らない。
「わたくしはセーデルの監視下にあり、なんとか彼の目をかいくぐっては国の様子を探り隙を見ては本を読み世界に目を向けてきたつもりです、僅かですが心許せる者も得ながら、いつか、彼をしのぎこの国を彼の勝手にはさせない、立て直さなければと思っていました・・・しかしそううまくいくはずもなく」
王女は立ち上がり、数だんの階段を降りると位の低いアシュベルらに向かって頭を下げる。
「あなた方がいなければこの世界は崩壊していたかもしれません、わたしくしには何もできなかった・・・」
その言葉にアシュベルが強く否定する。
「ララ王女殿下、お言葉ですがあなたは幼少期よりセーデルの監視下にありながらこの国を思う心を失わず、そしてわたし達がうまく立ち回れるよう裏から手をまわしてくださっていた、アルガノット国との戦争が終結したのも王女あっての事です。わたしのような身分でおこがましいことを承知で申し上げますが、殿下はこの国の王族としてふさわしい資質をお持ちになり、またそれをいかんなく発揮できる方だとお見受けしました、あのセーデルを長年にわたり操って来たのですから」
そう、ララ王女はまるでセーデルに生気を奪われた操り人形の様だった、あの瞳も表情も行動も、すべてセーデルを騙し続けるためのもので、本来の彼女の心は失われてはいなかったのだ。それをまわりのものにも気づかせず貫いてきたことに、畏敬の念すら覚える。
「ありがとう、アシュベル様、そしてカミュ殿下、アロ、シャルル、リュカ、カリーナ、そして・・・・」
ララ王女の声が止まる。
その美しい茶色の瞳から静かに涙が零れ落ちる。
「エルお姉さま・・・」
その声は震えてうまく言葉にならない。
王女殿下として気高く振る舞おうとするが、彼女から流れる涙はその想いと共にあふれ出て思わず崩れ落ちそうになる。
それをエレナがふわりと抱きとめる、彼女の瞳からも涙が流れていた。
「ララ、どうして・・・いつ・・・」
エレナはララに対して姉であることをひと欠片も見せていない。
それをどうして知っているのか、その疑問を口に出したいがあまりにも突然の事にどう言えばいいかわからない。エレナは王族であることを表明せず生きていくことを当然のように思っていた、今更自分が国家に関わることはどこか筋違いに思えたし、この国にはララがいる、だから遠くからそれを見守っていく事になるのだろうと、未来を予想していた。
「エルお姉さま、分かりますわ、だってあの夜会の日お姉さまは写真で見た母上そのものでしたし、それに、わたくしたち双子ですのよ、会ったら分かりますわ・・・」
そうかもしれない、エレナはララが妹であると知りながらその姿を見たが、そこになぜか既視感があったのを思い出す、あの懐かしい感じ、それをララも感じたのだろう。
ならばもう隠す必要はない、エレナはそっとララの涙をぬぐいとる。
「あなたを一人にしてごめんなさい、それともうひとつわたしの秘密をあなたに伝えなくては・・・」
そう言って、エレナは光のマナを解放する、その闇を宿した瞳は白銀色へと移り変わり、エレナ自体が光に包まれる。
「ああ、そういう事でしたのね・・・わたくしお姉さまには何か特別なものを感じましたの、それが自分でもよくわからなくて・・・セーデルの監視があったのあるのですがお姉さまにお声をかけない方がいいと思って、でもやっと今理解できましたわ!お姉さま、わたしのお姉さま!」
「ララ、こんな日が来るなんて、あなたを抱きしめることが出来るなんて夢のようだわ、」
二人の王女は会えずにいた長い時間を埋めるように、固く抱きしめ合った。
「エレナ様!よくご無事でー!」
「ベネット、久しぶりね!」
ベネットはエレナが圧死してしまうかと思うほどぎゅーっと抱きしめ続ける。それがあまりにも長く皆が見てるところでし続けるため、アシュベルがこほんと大きめに本題を促す。
「王女付きのお前がここにいるということは、何かあるんだろう」
「あ、はい!」
まるでそちらのほうを忘れていたとでもいうように、ベネットはやっとのことでエレナを離す。
「ララ王女殿下より、謁見の間にて皆を連れてくるよう伝令役を賜ってまいりました」
その言葉にアシュベルは呆れて叱る気力すら失なう。この国最高位のララ王女よりも、ベネットにとってはエレナの存在が大きいのだろう。
「それはわたしも行っても構わないのだろうか」
カミュが俯き加減で考えている。
確かに、アルガノット国の国王であり父君には、今回の旅の許しを得てグラディス国のアシュベルらと旅をしたが、これはお忍びに近くグラディス国に対しては何の報告もしていない、仮にも戦争が終わったばかりの間がらである国同士、そこに王子が絡んでくるとなると問題は小さくはないだろう。
その疑問に対し、ベネットがカミュに膝まづき王女からの言葉を伝える。
「カミュ殿下におきましては、戦乱の中御助力いただきましたことを王女殿下は大変恐縮に思われていらっしゃいます、どうか謁見の間にお越しいただきたいとのことです」
どうやらアルガノット国王より使者が送られ、カミュ王子の事を伝えてあるとのことだった。
「ならば、全員で謁見の間に行くとしましょうか」
そういいつつ、ちらりとアロがエレナを見る。
ララ王女はエレナの双子の妹、身分を隠し光のマナの覚醒者でもある彼女は王女と会う事を良しとするのだろうか、その判断はまわりがするものではなく彼女自身がするものだ、そう考える。
皆の気づかいが通じたのか、エレナが真っすぐ前を向き軽く頷く。
「わたしも行きます」
その言葉にどれだけの意味がこめられているのか、それは誰にも計り知れないだろう。
ベネットと衛兵に誘導され、謁見の間に入る。
広く豪華なつくりの内装に加え、最奥のララ王女が座っている王族のみが座ることが許された豪華な腰掛に向かって真っすぐに伸びているレッドカーペットに金の刺繍が施され、この国の豊かさをものがたっている。
7人はララ王女殿下の前でひざまずく。
「カミュ殿下どうぞお立ちになってください、皆さんも旅の疲れをいやす間もなくお呼びだてして申し訳なく思ってます、どうか顔をあげてください」
ララ王女殿下の瞳にははっきりと彼女の意思が宿っている、そして生気を取り戻したその表情は以前とはまるで違うもので気高く絶世の美女とよばれた王妃のそれを強く受け継ぎ、眩しい程にその存在は皆を圧倒する。
さすが双子の妹、そのつながりは伊達ではなくエレナのこの世ならざる者の美しさに勝るとも劣らない。
「わたくしはセーデルの監視下にあり、なんとか彼の目をかいくぐっては国の様子を探り隙を見ては本を読み世界に目を向けてきたつもりです、僅かですが心許せる者も得ながら、いつか、彼をしのぎこの国を彼の勝手にはさせない、立て直さなければと思っていました・・・しかしそううまくいくはずもなく」
王女は立ち上がり、数だんの階段を降りると位の低いアシュベルらに向かって頭を下げる。
「あなた方がいなければこの世界は崩壊していたかもしれません、わたしくしには何もできなかった・・・」
その言葉にアシュベルが強く否定する。
「ララ王女殿下、お言葉ですがあなたは幼少期よりセーデルの監視下にありながらこの国を思う心を失わず、そしてわたし達がうまく立ち回れるよう裏から手をまわしてくださっていた、アルガノット国との戦争が終結したのも王女あっての事です。わたしのような身分でおこがましいことを承知で申し上げますが、殿下はこの国の王族としてふさわしい資質をお持ちになり、またそれをいかんなく発揮できる方だとお見受けしました、あのセーデルを長年にわたり操って来たのですから」
そう、ララ王女はまるでセーデルに生気を奪われた操り人形の様だった、あの瞳も表情も行動も、すべてセーデルを騙し続けるためのもので、本来の彼女の心は失われてはいなかったのだ。それをまわりのものにも気づかせず貫いてきたことに、畏敬の念すら覚える。
「ありがとう、アシュベル様、そしてカミュ殿下、アロ、シャルル、リュカ、カリーナ、そして・・・・」
ララ王女の声が止まる。
その美しい茶色の瞳から静かに涙が零れ落ちる。
「エルお姉さま・・・」
その声は震えてうまく言葉にならない。
王女殿下として気高く振る舞おうとするが、彼女から流れる涙はその想いと共にあふれ出て思わず崩れ落ちそうになる。
それをエレナがふわりと抱きとめる、彼女の瞳からも涙が流れていた。
「ララ、どうして・・・いつ・・・」
エレナはララに対して姉であることをひと欠片も見せていない。
それをどうして知っているのか、その疑問を口に出したいがあまりにも突然の事にどう言えばいいかわからない。エレナは王族であることを表明せず生きていくことを当然のように思っていた、今更自分が国家に関わることはどこか筋違いに思えたし、この国にはララがいる、だから遠くからそれを見守っていく事になるのだろうと、未来を予想していた。
「エルお姉さま、分かりますわ、だってあの夜会の日お姉さまは写真で見た母上そのものでしたし、それに、わたくしたち双子ですのよ、会ったら分かりますわ・・・」
そうかもしれない、エレナはララが妹であると知りながらその姿を見たが、そこになぜか既視感があったのを思い出す、あの懐かしい感じ、それをララも感じたのだろう。
ならばもう隠す必要はない、エレナはそっとララの涙をぬぐいとる。
「あなたを一人にしてごめんなさい、それともうひとつわたしの秘密をあなたに伝えなくては・・・」
そう言って、エレナは光のマナを解放する、その闇を宿した瞳は白銀色へと移り変わり、エレナ自体が光に包まれる。
「ああ、そういう事でしたのね・・・わたくしお姉さまには何か特別なものを感じましたの、それが自分でもよくわからなくて・・・セーデルの監視があったのあるのですがお姉さまにお声をかけない方がいいと思って、でもやっと今理解できましたわ!お姉さま、わたしのお姉さま!」
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