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翌日…俺達は宿屋で朝食を取るとニューウッドの町の死霊街を目指すことにした。町の地図を見ると北東の一帯が死霊街になっているらしい。
宿屋を出ようとする。
「紫音。これから死霊街に向かうんだろ?どうやってコルティネを探すんだい?いきなり剣を抜いちゃう感じ?」
「そうだな…まずは地道に聞き込みだろうな。コルティネもそう簡単に姿は表さないだろうが…根性比べだ。もしかしたらアンジェリカの言う通り剣を抜く事になるかもしれない。」
エクスが口を開く。
「死霊街は油断ならない場所よ。気をつけて行きましょう。背後からいきなり襲われることも有るかもしれないわね。何でもありの危険地帯なんだから。用がなければ行くのを避けたくなる場所ね。まあぐだぐだ言っても仕方無いわ。出掛けましょう。紫音。何時でもエクスカリバーを抜けるようにしておきなさい。」
「了解した。エクス。既に臨戦体勢だな。俺も気を引き締めよう。何が出てくるか全く分からん場所だ。」
俺達は宿屋を出て死霊街の入口までやってきた。怪しい輩が大量に屯している。こいつらのボスがコルティネか…
ええい、ままよ。どうにでもなるといい!
俺は覚悟を決めるとそこら辺のチンピラに話し掛けた。
「あの…済まないな。コルティネという男を探しているんだが居場所を知らないか?」
「知らないね。そんな男は死霊街には居ないぜ。さっさと死霊街から出ていくんだな。お兄さん。死神に魂を刈り取られない内にな。ヒヒヒ。」
その後も紫音は死霊街の連中を尋問し続けた。しかしこれと言った手掛かりは全く見つからない。私、エクスとアンジェリカは黙ってついていっている。
何か所在に関わる情報が手にはいれば良いのだけど。
そも暗黒教団の幹部が何故死霊街のボスに収まったのかが謎である。
暗黒教団の教義は複数いると言う暗黒神達の現世への召喚にある。そのために大量の生け贄が必要なのだ。紫音も生け贄にされかけ、彼の妹は実際に生け贄にされてしまった。
ともかく大量の生け贄が必要な暗黒教団は暗殺者の集団のような形態を取っていると思われる。それが何故死霊街のボスになったのだろう。私は思考を練りながらアンジェリカに話し掛けた。
「アンジェリカ…どうも奇妙じゃないかしら?」
「ん?エクス。何が奇妙なのさ?ボクには何にも疑問はないよ。確かにコルティネは姿を表さないけどそれだけじゃないか。調べていけば必ず正体を表すよ。」
「それは良いんだけれど、暗殺者の集団の暗黒教団の幹部が何故裏社会を牛耳っているのかって事よ。ひたすら殺人を犯す事しか脳がない連中がこんな荒くれ者達を統率できるかしら?それに絶対の忠誠心を抱かせているわ。紫音が皆に聞いて回ってもコルティネのコの字も出てこないもの。」
「うーん。そう言われてみるとそうだねぇ。何だろう…金払いが良いとかかな?それとも圧倒的な暴力でニューウッドを支配しているとかかもね?」
「貴女の言う通り、暴力による支配はあり得るかもしれないわね。近衛兵みたいな暴力装置を身近に置いているかもしれないわ。それに加えて相当な実力者としたら厄介な相手だわ。コルティネに加えて死霊街の連中全てを敵に回すのと一緒ですもの。少なくともうろついているのが百人は居るわね。この人数倒しきれないでしょう。全員がなんかしらの銃で武装しているわ。」
「そうだね。流石にこの人数相手はボクと紫音が闘ったとしても手に余るかな。ボスを一点突破で倒したい所だ。」
「うーん。コルティネが一人で居るところを狙えれば良いのだけれどね。紫音。うまくやれるかしら。私、ちょっと心配。」
彼は私達から少し距離を置いて荒くれ者に聞き込みを行っていた。
結果は正直芳しく無い。皆、コルティネは知らないと言って全然相手にもしてくれない。
私も何か手伝える事があればいいのだけれど、距離を少し取ると言う事は邪魔なのだろう…忘れてた。私どうかしてたわ。私には魅了魔法が使えたのだった。これを使えばそこら辺のごろつきからコルティネの居場所を聞き出せる。
私は紫音とアンジェリカから離れるとごろつきに近づき魔法を詠唱した。
「其は天秤を飾りし雷の神、されば雷鳴の申し子よ…トゥラトゥラと述べるが良い。三大の雷…トールの権能により命ずる。真実を述べよ!」
ごろつきの目はトロンと溶けた。今なら何でも聞き出せるだろう。
私はごろつきに問うた。
「この死霊街のボス…コルティネの居場所を教えなさい。嘘をつくことは許さないわ。さあ観念して吐きなさい。」
「ああ…分かったよ。ボスは酒場…黒騎士亭に居るはずだ。」
「取り巻きはどのくらい居るの?」
「親衛隊が二十人程居る。店の中にびっちり詰めているよ。」
「もういい。私の問いかけは忘れなさい。良いわね?」
「分かった。」
私はごろつきから離れると紫音の元に向かった。
少し離れた路地からエクスがやってくる。俺がごろつきに問いかけている間に距離が開いてしまったのだろうか?
エクスはどうやら興奮しているようだ。
「紫音!コルティネの居場所が分かったわ!黒騎士亭よ!そこに親衛隊二十人と一緒に詰めているわ。」
「どうやってそんな情報を得たんだい?にわかには信じがたいな。」
「アスに使った魔法をごろつきに使ってみたのよ。そうしたら丁度良い情報が引き出せたの。間違いないと思うわ。」
「凄いじゃないか!エクス。やっぱりボクらと違って魔法が使えると頼もしいね!でも二十人か…倒しきれるかなぁ。」
「そこは俺達の腕の見せ所だな。アンジェリカ…覚悟は決まったか?乗り込むぞ。地図によると黒騎士亭は死霊街の最奥にある酒場だ。」
「勿論準備オーケー!それじゃあ突入しようか!」
俺達は黒騎士亭に走って向かった。エクスカリバーと正宗を抜刀して突っ込む。アンジェリカも朧村正を抜いていた。エクスはエクスカリバーに憑依する。
黒騎士亭だ。扉を蹴破る。黒騎士亭の中にはカウンターやテーブルに銃で武装した男が二十人程いた。まずは雑魚ちらしだが全力で殺らせてもらう。
この中にコルティネが居るかどうかは分からない。
「エクスカリバー!究極霊閃モード突入!オーバーロード!アルティメットスパーク!」
エクスカリバーから虹色の閃光が迸る。その後ろからアンジェリカが朧村正で追撃を掛けた。
「朧村正!完全神話展開!抑止力モード!極光魔神閃!」
黄金色の光の奔流が親衛隊に追撃をかける。
虹色と金色の二つの光が敵を呑み込み溶かしていった。
攻撃が終息する頃には黒騎士亭の壁に大きな穴が開いていた。席についていた親衛隊は全員死亡したと思われる。塵一つ残さずに完全に消滅した。
「一階に居た奴らは全員似たような格好をしていた。こいつらはコルティネの親衛隊でコルティネは別の階に居るはずだ。探すぞ。アンジェリカ、エクス!」
「了解!了解。いやーそれにしても綺麗に片付いたね。ボク達の広範囲の必殺技とはいえここまで効くとは思わなかったよ。さあコルティネを探しに向かおう!」
俺達は崩壊仕掛けている黒騎士亭の二階に上がった。そこには個室があり鍵が掛かっている。
正宗で穴を開けて中を覗き込んだ。
…裸の男と女が個室の中には居た。えーとお取り込み中だったようだ。
男は痩せぎすだ。ただならぬ気配を放っている。
俺は部屋の外から問いかけた。
「お前がコルティネか?暗黒教団の幹部であり死霊街のボス…コルティネだな。」
「そうだったらどうする?俺を殺すのか…殺したければ殺せ。俺は何も喋らんぞ。出来れば女は殺すな。まあそういう趣味なら止めはしないが。」
「お前には聞きたい事がある。それを聞きだしてやる必ず絶対に。」
「コルティネ…この子は言い出したら止まらないわよ。それに私も自白の魔法を使えるわ。無駄な抵抗は止めなさい。」
「別にお前達を殺してしまっても構わないんだろう。闘うとしよう。」
コルティネの側に居る女が叫ぶ。
「嫌よ。私死にたくないわ。助けて私を殺さないで。誰か!助けて下さい。お願いします!ねえ…キャア!」
パンと乾いた音が響き女は静かになった。コルティネは先程まで睦あっていた女を殺したのだ。
扉の向こうの殺気が高まっていく。
どうする?扉を蹴破って入るか?それとも出てくるまで待つか…
そう俺が思案していると突然発砲音が連続で聞こえた。
パンパンパンパン…パンパンパンパン!
銃から放たれた弾丸は俺の頭部、心臓、腹部を正確に狙い撃っていた。俺は咄嗟にエクスカリバーと正宗で体の急所を隠したので致命打は受けなかった。しかし胸部や腹に何発かもらってしまった。
俺はその場に這いつくばるとエクスカリバーの鞘を当てて傷を急速に回復する。
俺の代わりにアンジェリカが扉を蹴破って個室に入っていった。
コルティネは先程使用したハンドガンを投げ捨てショットガンを取り出した。アンジェリカに向かってその引き金を引くその瞬間にアンジェリカの三連突が炸裂した。心臓、腹部、頭部を正確に射抜く三連突だ。
コルティネは卒倒した。
俺はアンジェリカにエクスカリバーの鞘を投げた。キャッチするアンジェリカ。
アンジェリカはコルティネの両腕を切り落とした上で鞘を彼に当てた。
これで安全に尋問が出来るだろう。
俺の傷も塞がった。さあ待ちに待った尋問の時間だ。暗黒教団について洗いざらい吐いてもらうとするか!
宿屋を出ようとする。
「紫音。これから死霊街に向かうんだろ?どうやってコルティネを探すんだい?いきなり剣を抜いちゃう感じ?」
「そうだな…まずは地道に聞き込みだろうな。コルティネもそう簡単に姿は表さないだろうが…根性比べだ。もしかしたらアンジェリカの言う通り剣を抜く事になるかもしれない。」
エクスが口を開く。
「死霊街は油断ならない場所よ。気をつけて行きましょう。背後からいきなり襲われることも有るかもしれないわね。何でもありの危険地帯なんだから。用がなければ行くのを避けたくなる場所ね。まあぐだぐだ言っても仕方無いわ。出掛けましょう。紫音。何時でもエクスカリバーを抜けるようにしておきなさい。」
「了解した。エクス。既に臨戦体勢だな。俺も気を引き締めよう。何が出てくるか全く分からん場所だ。」
俺達は宿屋を出て死霊街の入口までやってきた。怪しい輩が大量に屯している。こいつらのボスがコルティネか…
ええい、ままよ。どうにでもなるといい!
俺は覚悟を決めるとそこら辺のチンピラに話し掛けた。
「あの…済まないな。コルティネという男を探しているんだが居場所を知らないか?」
「知らないね。そんな男は死霊街には居ないぜ。さっさと死霊街から出ていくんだな。お兄さん。死神に魂を刈り取られない内にな。ヒヒヒ。」
その後も紫音は死霊街の連中を尋問し続けた。しかしこれと言った手掛かりは全く見つからない。私、エクスとアンジェリカは黙ってついていっている。
何か所在に関わる情報が手にはいれば良いのだけど。
そも暗黒教団の幹部が何故死霊街のボスに収まったのかが謎である。
暗黒教団の教義は複数いると言う暗黒神達の現世への召喚にある。そのために大量の生け贄が必要なのだ。紫音も生け贄にされかけ、彼の妹は実際に生け贄にされてしまった。
ともかく大量の生け贄が必要な暗黒教団は暗殺者の集団のような形態を取っていると思われる。それが何故死霊街のボスになったのだろう。私は思考を練りながらアンジェリカに話し掛けた。
「アンジェリカ…どうも奇妙じゃないかしら?」
「ん?エクス。何が奇妙なのさ?ボクには何にも疑問はないよ。確かにコルティネは姿を表さないけどそれだけじゃないか。調べていけば必ず正体を表すよ。」
「それは良いんだけれど、暗殺者の集団の暗黒教団の幹部が何故裏社会を牛耳っているのかって事よ。ひたすら殺人を犯す事しか脳がない連中がこんな荒くれ者達を統率できるかしら?それに絶対の忠誠心を抱かせているわ。紫音が皆に聞いて回ってもコルティネのコの字も出てこないもの。」
「うーん。そう言われてみるとそうだねぇ。何だろう…金払いが良いとかかな?それとも圧倒的な暴力でニューウッドを支配しているとかかもね?」
「貴女の言う通り、暴力による支配はあり得るかもしれないわね。近衛兵みたいな暴力装置を身近に置いているかもしれないわ。それに加えて相当な実力者としたら厄介な相手だわ。コルティネに加えて死霊街の連中全てを敵に回すのと一緒ですもの。少なくともうろついているのが百人は居るわね。この人数倒しきれないでしょう。全員がなんかしらの銃で武装しているわ。」
「そうだね。流石にこの人数相手はボクと紫音が闘ったとしても手に余るかな。ボスを一点突破で倒したい所だ。」
「うーん。コルティネが一人で居るところを狙えれば良いのだけれどね。紫音。うまくやれるかしら。私、ちょっと心配。」
彼は私達から少し距離を置いて荒くれ者に聞き込みを行っていた。
結果は正直芳しく無い。皆、コルティネは知らないと言って全然相手にもしてくれない。
私も何か手伝える事があればいいのだけれど、距離を少し取ると言う事は邪魔なのだろう…忘れてた。私どうかしてたわ。私には魅了魔法が使えたのだった。これを使えばそこら辺のごろつきからコルティネの居場所を聞き出せる。
私は紫音とアンジェリカから離れるとごろつきに近づき魔法を詠唱した。
「其は天秤を飾りし雷の神、されば雷鳴の申し子よ…トゥラトゥラと述べるが良い。三大の雷…トールの権能により命ずる。真実を述べよ!」
ごろつきの目はトロンと溶けた。今なら何でも聞き出せるだろう。
私はごろつきに問うた。
「この死霊街のボス…コルティネの居場所を教えなさい。嘘をつくことは許さないわ。さあ観念して吐きなさい。」
「ああ…分かったよ。ボスは酒場…黒騎士亭に居るはずだ。」
「取り巻きはどのくらい居るの?」
「親衛隊が二十人程居る。店の中にびっちり詰めているよ。」
「もういい。私の問いかけは忘れなさい。良いわね?」
「分かった。」
私はごろつきから離れると紫音の元に向かった。
少し離れた路地からエクスがやってくる。俺がごろつきに問いかけている間に距離が開いてしまったのだろうか?
エクスはどうやら興奮しているようだ。
「紫音!コルティネの居場所が分かったわ!黒騎士亭よ!そこに親衛隊二十人と一緒に詰めているわ。」
「どうやってそんな情報を得たんだい?にわかには信じがたいな。」
「アスに使った魔法をごろつきに使ってみたのよ。そうしたら丁度良い情報が引き出せたの。間違いないと思うわ。」
「凄いじゃないか!エクス。やっぱりボクらと違って魔法が使えると頼もしいね!でも二十人か…倒しきれるかなぁ。」
「そこは俺達の腕の見せ所だな。アンジェリカ…覚悟は決まったか?乗り込むぞ。地図によると黒騎士亭は死霊街の最奥にある酒場だ。」
「勿論準備オーケー!それじゃあ突入しようか!」
俺達は黒騎士亭に走って向かった。エクスカリバーと正宗を抜刀して突っ込む。アンジェリカも朧村正を抜いていた。エクスはエクスカリバーに憑依する。
黒騎士亭だ。扉を蹴破る。黒騎士亭の中にはカウンターやテーブルに銃で武装した男が二十人程いた。まずは雑魚ちらしだが全力で殺らせてもらう。
この中にコルティネが居るかどうかは分からない。
「エクスカリバー!究極霊閃モード突入!オーバーロード!アルティメットスパーク!」
エクスカリバーから虹色の閃光が迸る。その後ろからアンジェリカが朧村正で追撃を掛けた。
「朧村正!完全神話展開!抑止力モード!極光魔神閃!」
黄金色の光の奔流が親衛隊に追撃をかける。
虹色と金色の二つの光が敵を呑み込み溶かしていった。
攻撃が終息する頃には黒騎士亭の壁に大きな穴が開いていた。席についていた親衛隊は全員死亡したと思われる。塵一つ残さずに完全に消滅した。
「一階に居た奴らは全員似たような格好をしていた。こいつらはコルティネの親衛隊でコルティネは別の階に居るはずだ。探すぞ。アンジェリカ、エクス!」
「了解!了解。いやーそれにしても綺麗に片付いたね。ボク達の広範囲の必殺技とはいえここまで効くとは思わなかったよ。さあコルティネを探しに向かおう!」
俺達は崩壊仕掛けている黒騎士亭の二階に上がった。そこには個室があり鍵が掛かっている。
正宗で穴を開けて中を覗き込んだ。
…裸の男と女が個室の中には居た。えーとお取り込み中だったようだ。
男は痩せぎすだ。ただならぬ気配を放っている。
俺は部屋の外から問いかけた。
「お前がコルティネか?暗黒教団の幹部であり死霊街のボス…コルティネだな。」
「そうだったらどうする?俺を殺すのか…殺したければ殺せ。俺は何も喋らんぞ。出来れば女は殺すな。まあそういう趣味なら止めはしないが。」
「お前には聞きたい事がある。それを聞きだしてやる必ず絶対に。」
「コルティネ…この子は言い出したら止まらないわよ。それに私も自白の魔法を使えるわ。無駄な抵抗は止めなさい。」
「別にお前達を殺してしまっても構わないんだろう。闘うとしよう。」
コルティネの側に居る女が叫ぶ。
「嫌よ。私死にたくないわ。助けて私を殺さないで。誰か!助けて下さい。お願いします!ねえ…キャア!」
パンと乾いた音が響き女は静かになった。コルティネは先程まで睦あっていた女を殺したのだ。
扉の向こうの殺気が高まっていく。
どうする?扉を蹴破って入るか?それとも出てくるまで待つか…
そう俺が思案していると突然発砲音が連続で聞こえた。
パンパンパンパン…パンパンパンパン!
銃から放たれた弾丸は俺の頭部、心臓、腹部を正確に狙い撃っていた。俺は咄嗟にエクスカリバーと正宗で体の急所を隠したので致命打は受けなかった。しかし胸部や腹に何発かもらってしまった。
俺はその場に這いつくばるとエクスカリバーの鞘を当てて傷を急速に回復する。
俺の代わりにアンジェリカが扉を蹴破って個室に入っていった。
コルティネは先程使用したハンドガンを投げ捨てショットガンを取り出した。アンジェリカに向かってその引き金を引くその瞬間にアンジェリカの三連突が炸裂した。心臓、腹部、頭部を正確に射抜く三連突だ。
コルティネは卒倒した。
俺はアンジェリカにエクスカリバーの鞘を投げた。キャッチするアンジェリカ。
アンジェリカはコルティネの両腕を切り落とした上で鞘を彼に当てた。
これで安全に尋問が出来るだろう。
俺の傷も塞がった。さあ待ちに待った尋問の時間だ。暗黒教団について洗いざらい吐いてもらうとするか!
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