26 / 103
26、おかわり如何ですか?
しおりを挟む状況を確認しよう。
やばい魔族に絡まれた。
魔法が凄く痛い。
以上。
【ニア】
レベル125
力341
素早さ308
身の守り299
かしこさ362
魅力323
HP 495 / 587
MP302
ステータスを確認する。
うん、あの魔法は92のダメージ。
後6発打たれたら死ねます。
「覚悟しやがれ!」
──やばい、またあの魔法!
「熱い熱い! 服が燃えるじゃないか!」
「なんでだ、なんで死なねえ! 2発もくらって立ってる魔族だってそういねえ。テメェはいったい何なんだ!」
最強魔法とか言ってたな、これ以上強い魔法はないのかな。
「そんな火の魔法痛くも痒くもない! お前はそれしか魔法がないのか?」
「くそ! ムカつくぜ、人間の分際で!」
ハッタリです。
次はもっと弱い魔法でお願いします。
「次は俺の魔法を見せてやる!」
「魔法も使えるのかよ!」
ストーンインパクトは改良され、さらに強化された。
5メートルだった岩は俺の力が上がることにより、20メートル級に。
「‥‥‥おい、何やってんだテメェ? 何だそのアホみたいにでかい岩は!」
「くらえ、メガトンインパクト!」
「それは魔法じゃねえだろうがっ!」
跳躍して魔族の男に向かって叩きつける。
「こなくそっ!!」
両腕を広げて、メガトンインパクトを受け止める魔族の男。
やばい、この人変態だ!
「ぐわっ!」
あ、足がふらついてる。
効いてないわけじゃない。
よし、追加だ!
「テメェ、何また攻撃しようとしてやがる! 次は俺の攻撃だろうが!」
メガトンインパクトに押し潰されそうになりながら、魔族の男が叫ぶ。
「うるさい、俺は基本2回攻撃だってさっき言っただろ! くらえ、メガトンインパクトおかわり!」
魔族の男が抱える大岩の上に、メガトンインパクトをもう1発叩きつけた。
「クソ野郎‥‥‥がぁ!」
ドッパァァァァン!
2個の大きな岩の重みで潰されながら、魔族の男の罵声が聞こえた。
どうだ、倒したか?
‥‥‥‥‥‥。
動きなし。
「手強い相手だった」
決め台詞のつもりです。
「まだ死んでねえ」
「‥‥‥しつこい」
岩をゴロリと転がし下から出てくる魔族の男。
服はよりいっそうボロボロ。
俺の服もボロボロなんだけど。
「テメェ名前は?」
「教えない」
「やっぱムカつく! 今日はもう勇者抹殺はやめだ。なんかもう疲れたから帰る。次会ったら覚えてやがれ」
なんだと!
お帰りになるそうです!
「俺はヴィラル。テメェは?」
「ニアだ」
魔族の男は、ふっと笑うと飛び去った。
羽が片方折れているのでフラフラと。
「危なかった」
魔族の男ヴィラルが見えなくなったのを確認してから、俺は地面に転がった。
「サトシ凄いではないか!」
女神様どこにいたの?
「どこがですか、自信なくなりましたよ」
多分あのまま戦ってたら負けてた。
魔王でもない、ただの魔族相手にだ。
「あの魔族ヴィラルと言ったろ? 名前を聞いて思い出した。魔王軍最強の戦士じゃ、奴と互角に戦うとは凄いぞ!」
互角なもんか。
しかも魔王軍最強って言っても魔王じゃない。
今の俺では魔王に絶対勝てない。
もっと強くなろう。
1
あなたにおすすめの小説
チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。
交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。
そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。
その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。
だが、それが不幸の始まりだった。
世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。
彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。
さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。
金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。
面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。
本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
異世界で家をつくります~異世界転移したサラリーマン、念動力で街をつくってスローライフ~
ヘッドホン侍
ファンタジー
◆異世界転移したサラリーマンがサンドボックスゲームのような魔法を使って、家をつくったり街をつくったりしながら、マイペースなスローライフを送っていたらいつの間にか世界を救います◆
ーーブラック企業戦士のマコトは気が付くと異世界の森にいた。しかし、使える魔法といえば念動力のような魔法だけ。戦うことにはめっぽう向いてない。なんとか森でサバイバルしているうちに第一異世界人と出会う。それもちょうどモンスターに襲われているときに、女の子に助けられて。普通逆じゃないのー!と凹むマコトであったが、彼は知らない。守るにはめっぽう強い能力であったことを。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる