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序章
第5話 初めての決闘
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案内された待合室で俺は持ち物の整理をしながら時間を潰していた。
▶天叢雲剣
暁天ノ刃
時空剣
聖剣
木の盾
近衛兵の盾
矛の盾
ミラーシールド
...
聖剣以外にも強力そうな、転生特典級アイテムが目立つようになってきた。
特典一つずつ検証を行いたいが魔法や学校に行っている時間が大半なのでそうもいかなかった。
ロウウェルはこちらに気がついたようで声をかけてきた。
「お前も呼ばれたってことはそうだったのか」
「あぁ、奇遇だな」
ロウウェルは見下しながら呟く。
「魔法がダメってことは・・・他のいい特典もらってるんだな」
当然ものひろいで上げるぐらいは余裕があった。
「まあな」
俺が涼しい顔をしているのが気に入らなかったのか、ロウウェルはこちらを睨みつけてくる。
「あ?」
しまった・・・。俺の嫌いな面倒事というやつだ・・・。
最初は突っかかってくるが、自分が不利なると周りの足を引っ張り出すという展開が目に浮かぶ。
帰ってきた土人形に対し、ロウウェルが呟く。
「実力に見合わない身の程知らずがいるから決闘で白黒つけたい」
土人形も気楽に返事を返す。
「いいでしょう。こちらもチームワークを高めて貰わないと困りますので。」
土人形も断る理由がないのだ。むしろ協力者の強さを測る機会ができてプラスでしかない。
その後王城の更に地下にある巨大な決闘場に移動し、俺はロウウェルと決闘をすることになってしまった。
(やはり面倒事が舞い込んできたか。)
「では二人には決闘していただきます。致命傷となる攻撃は私が止めますので安心して特典や魔法を使用してください。」
「後悔するなよ!」
ロウウェルは自分が本気を出せると聞いてワクワクしているようだ。
「では始めてください。」
開始の合図でロウウェルは叫んだ!
「アイス!」
するとロウウェルの周りから無数の氷塊が飛んできた。
「くっ!」
飛んできた氷塊を、手首にある金具を浮かせてクッションとして一部防ぐことができたが衝撃だけでも痛い。
特にかすめた左肩からは血が出ていた。
ロウウェルがつまらなさそうな顔をしていた。
「やはりこんなものか。」
その瞬間に顔の近くに硬貨が飛んでいく。
「!?」
とっさに氷の壁を作りガードする。
ロウウェルはニヤリと笑いながら呟く。
「魔法性能が最弱の割には・・・やるじゃないか!!」
(硬貨を飛ばせる時点で性能が上がっているということに気が付いていないようだ。・・・その油断を利用することにする。)
立て続けに俺は硬貨を飛ばす。
「無駄だぁ!」
即座にすべて防がれてしまう。
やはり実力Sは伊達ではないようだ。
「なめるなぁ!!」
ロウウェルの周りが凍りだした。
氷の波が地面を這うようにが飛び出しこちらへと向かってくる。
俺は範囲の特性を思い出し、決闘場の隅まで走りだすが勢いは止まらない。
「くっ!!」
当たった音と共に霧が発生して氷の波が止まった。
その後ロウウェルは笑い叫んだ。
「やった!俺の勝ちだ!!」
「フラグ立てまくりなんだよ、お前・・・」
俺はとっさに金具を飛ばすとともに、待合室でチェックしていた炎属性の武器(暁天ノ刃)を装備した。筋トレの甲斐あってかその武器を軽々と持てるようだ。
これならロウウェルの氷ぐらい難なく溶かせるな・・・。
ロウウェルは溶けた氷の波と俺の左手にある燃える剣を見て悟る。
「なっ!?」
「んじゃ、反撃っと行きますか。」
「へーお前はそんな弱っちい剣を特典でもらったのか!」
(どうやら勘違いしてるようだ。)
「特典で勝負してやるよ」
「そっちがその気なら俺もだ!いでよ魔剣グラフェン!!」
ロウウェルの手元に何もない空間から黒い刀身に白い柄を持つ剣が出現した。
「お前・・・・いくつ特典もらってんだよ!」
「まず三つにしてもらったんだよ!」
(あの女っ・・・・!)
ロウウェルはニヤリと笑いながら呟く。
「最後の一つを警戒しなくていいのか?」
ロウウェルはブラフを仕掛けたようだが、残りの特典を気にせずに斬りかかる。
剣、魔法と来て男が選ぶ最後の特典は決まっているのだ。
剣がぶつかり合う
「くっ!」
打ち合いの中でこっちの武器には裂け目が入っていた。
どうやら若干性能差ではあちらが上のようだ。
(3分割された特典以下とは・・・・)
「仕方ないか・・・」
俺は剣の押し合いの中で右手に腕輪から変形させた聖剣を装備し魔剣に振りかざす。
「!?」
間髪入れずに残った左手の武器でロウウェルに止めをさす。
すかさずロウウェルも反対側の手に氷を固めてそれを防いだ。
「お前こそ幾つ特典をもっ・・・!!!」
すかさず、俺は足首に付けていた金具を飛ばしてロウウェルの鳩尾に直撃させる。
「ぐっ!!」
あまりの痛さにロウウェルは転げまわる。痛みでイメージできないのか手にあった氷の塊もバラバラになっていた。
「油断しすぎだな・・・手加減はしておいた。」
「勝負ありですね。素晴らしい!ロウウェルさんの実力とコウさんの転生者に対する鋭い勘とその対処、私の目に狂いはありませんでした。」
周りから歓声が巻き起こり、他の転生者からも拍手が送られた。
▶天叢雲剣
暁天ノ刃
時空剣
聖剣
木の盾
近衛兵の盾
矛の盾
ミラーシールド
...
聖剣以外にも強力そうな、転生特典級アイテムが目立つようになってきた。
特典一つずつ検証を行いたいが魔法や学校に行っている時間が大半なのでそうもいかなかった。
ロウウェルはこちらに気がついたようで声をかけてきた。
「お前も呼ばれたってことはそうだったのか」
「あぁ、奇遇だな」
ロウウェルは見下しながら呟く。
「魔法がダメってことは・・・他のいい特典もらってるんだな」
当然ものひろいで上げるぐらいは余裕があった。
「まあな」
俺が涼しい顔をしているのが気に入らなかったのか、ロウウェルはこちらを睨みつけてくる。
「あ?」
しまった・・・。俺の嫌いな面倒事というやつだ・・・。
最初は突っかかってくるが、自分が不利なると周りの足を引っ張り出すという展開が目に浮かぶ。
帰ってきた土人形に対し、ロウウェルが呟く。
「実力に見合わない身の程知らずがいるから決闘で白黒つけたい」
土人形も気楽に返事を返す。
「いいでしょう。こちらもチームワークを高めて貰わないと困りますので。」
土人形も断る理由がないのだ。むしろ協力者の強さを測る機会ができてプラスでしかない。
その後王城の更に地下にある巨大な決闘場に移動し、俺はロウウェルと決闘をすることになってしまった。
(やはり面倒事が舞い込んできたか。)
「では二人には決闘していただきます。致命傷となる攻撃は私が止めますので安心して特典や魔法を使用してください。」
「後悔するなよ!」
ロウウェルは自分が本気を出せると聞いてワクワクしているようだ。
「では始めてください。」
開始の合図でロウウェルは叫んだ!
「アイス!」
するとロウウェルの周りから無数の氷塊が飛んできた。
「くっ!」
飛んできた氷塊を、手首にある金具を浮かせてクッションとして一部防ぐことができたが衝撃だけでも痛い。
特にかすめた左肩からは血が出ていた。
ロウウェルがつまらなさそうな顔をしていた。
「やはりこんなものか。」
その瞬間に顔の近くに硬貨が飛んでいく。
「!?」
とっさに氷の壁を作りガードする。
ロウウェルはニヤリと笑いながら呟く。
「魔法性能が最弱の割には・・・やるじゃないか!!」
(硬貨を飛ばせる時点で性能が上がっているということに気が付いていないようだ。・・・その油断を利用することにする。)
立て続けに俺は硬貨を飛ばす。
「無駄だぁ!」
即座にすべて防がれてしまう。
やはり実力Sは伊達ではないようだ。
「なめるなぁ!!」
ロウウェルの周りが凍りだした。
氷の波が地面を這うようにが飛び出しこちらへと向かってくる。
俺は範囲の特性を思い出し、決闘場の隅まで走りだすが勢いは止まらない。
「くっ!!」
当たった音と共に霧が発生して氷の波が止まった。
その後ロウウェルは笑い叫んだ。
「やった!俺の勝ちだ!!」
「フラグ立てまくりなんだよ、お前・・・」
俺はとっさに金具を飛ばすとともに、待合室でチェックしていた炎属性の武器(暁天ノ刃)を装備した。筋トレの甲斐あってかその武器を軽々と持てるようだ。
これならロウウェルの氷ぐらい難なく溶かせるな・・・。
ロウウェルは溶けた氷の波と俺の左手にある燃える剣を見て悟る。
「なっ!?」
「んじゃ、反撃っと行きますか。」
「へーお前はそんな弱っちい剣を特典でもらったのか!」
(どうやら勘違いしてるようだ。)
「特典で勝負してやるよ」
「そっちがその気なら俺もだ!いでよ魔剣グラフェン!!」
ロウウェルの手元に何もない空間から黒い刀身に白い柄を持つ剣が出現した。
「お前・・・・いくつ特典もらってんだよ!」
「まず三つにしてもらったんだよ!」
(あの女っ・・・・!)
ロウウェルはニヤリと笑いながら呟く。
「最後の一つを警戒しなくていいのか?」
ロウウェルはブラフを仕掛けたようだが、残りの特典を気にせずに斬りかかる。
剣、魔法と来て男が選ぶ最後の特典は決まっているのだ。
剣がぶつかり合う
「くっ!」
打ち合いの中でこっちの武器には裂け目が入っていた。
どうやら若干性能差ではあちらが上のようだ。
(3分割された特典以下とは・・・・)
「仕方ないか・・・」
俺は剣の押し合いの中で右手に腕輪から変形させた聖剣を装備し魔剣に振りかざす。
「!?」
間髪入れずに残った左手の武器でロウウェルに止めをさす。
すかさずロウウェルも反対側の手に氷を固めてそれを防いだ。
「お前こそ幾つ特典をもっ・・・!!!」
すかさず、俺は足首に付けていた金具を飛ばしてロウウェルの鳩尾に直撃させる。
「ぐっ!!」
あまりの痛さにロウウェルは転げまわる。痛みでイメージできないのか手にあった氷の塊もバラバラになっていた。
「油断しすぎだな・・・手加減はしておいた。」
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周りから歓声が巻き起こり、他の転生者からも拍手が送られた。
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