ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第2章:学園の章 〜仲間との未来〜

50 二秒の面接

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お兄様とお姉さま、
お互いがみつめあいながら、アラームより前に目がさめ、
おはよう、の挨拶代わりに、軽い口づけをした。
二人は制服に着替えて、学校の準備をし、玄関において、食事へと向かった。


私は既に、座っていて、朝の準備は万全である。芸能活動は時間に厳しく、そのため癖がついている。時間管理は適格である。
「かお、お兄様おはようございます」

「昨日も遅かったみたいだね」

「はい、お兄様、2月末で休業としたのですが、スケジュール的に無理ということもあり、3月半ばで休業」
「その分、夏までの収録等を繰り上げている形です」
「それからですね、連も、です。数日中に活動休止宣言、または引退宣言をだすみたいです」

…長々と事務所の話を、お兄様に身振り手振りで説明した。

「これは連本人から聞いたのではなく、マネージャーから聞いたので、正しいことはわかりません」
「ただ、野球に専念するということは、言っていましたので、なにかしらの話題にはあがるのかもしれません」

「そうだろうね、業界ひっぱりだこの、楓、連君がいきなり活動停止ともなれば、いろいろ噂もでるかもね」

「連君、まだ見たことが無いです」

「いえ、かお、見て言いますよ。ほら、あのお茶のCM、連ですし、最後にうつるのは私です」

かおは!びっくりした様子であった、CM!大人である、それも少し、どことなく嘉位に似ている。
「えええ!!この人が連君なの!!」
「背が高いせいかしら、がっちりしていますし、もっと大人かと思っていました」

私は少し照れながら
「そうですね、私も年上と思っていたのです、ところが年下でびっくりしました」
「明日、連君を迎えに行きます。お兄様、お車の手配をお願いできますか?」

お兄様は、千佳さんに視線を向けて、千佳もさっして、うなずいた
「うん、大丈夫。時間等は、連絡を送ってね」
「夜食はここで、みんなで食べよう。もっとも、明日木曜日入りの、明後日金曜日が試験だから」
「無理にとはいわないよ」

「お兄様、ありがとうございます。お食事をご一緒にして頂きまして、そのあと、試験勉強という形で」


「そう!そうなのですね、受験、楓ちゃんも、わたしもエスカレーターだから受験は、無いのですよね、あ!嘉位が」

「うん、僕は受験したよ、選択科目3教科と、そのあと面接」

・・・お兄様と、かお の 受験の話が続き、わたしは連のためにもと、メモを取っていた。

「面接もあるのですか!」

「うん、面接といっても、和井田で何を学び、将来なにをしたいのか、的に15分~20分と試験概要に書いてあったよね」

そうよね!面接、そうなのだ。特待でも面接あるのだ、お兄様も特待だから、あるんだ
「面接で、お兄様は何を聞かれて、何を答えたのですか?」


お兄様は、なつかしいように遠くをみつめて

「うーん、なんだったかな、たしか、」
「当学園にて学んだことを、どのように活かすかお聞かせください、的な問いかけだったかな?あれ?たぶん、そう」

「嘉位はなんといって、試験官に答えたのですか?」

「あ、僕は5秒位しか、話していない、あ、一言か、それで、面接は終わった」

・・・お兄様の意味がわからない、楓!?15分のうち、5秒って?思わず、会話に入ってしまった。
「5秒って、15分あるのですよね、面接」

「うん、そとで順番に座ってまつのだけど、みな15分から長い人では30分くらいの人もいたよね、面接」

「それを、5秒なのですか?!面接を拒否したとかですか!?」かおは、呆れかえっている。

お兄様は、少し考え込んでいた(!あ、そういうことも出来たのか、うーん、考えていなかった、それ、面白そうだな!、香織の発想!)

「うん、5秒、正しく計測すれば、2秒くらい?かもね」



   ◇




私とかおは、顔を向き合って、・・・え?!という表情で

「お兄様はその2秒で、どのような面接をしたのでしょうか、参考までに教えてください」

(参考になるのな?ならないな。)
「それはね楓」

お兄様は、右腕を天に差し出し、人差し指をたてた

かおは、?!なにしているのだろう?首を傾けている。

お兄様は、、右手を高く上げて、人差し指を上げた状態で、答えた
「地球を一つに」



.......


私とかおは、数秒間、いや1分間、時間が過ぎていたのだろうか
想定外にも程があると
顔を見合わせて、言葉が出ない。何かいわなくては、とかおが、

「そ!それだけ15分の面接の時間があり、それを2秒?!」

「うん、それだけ、それ以上に問いにたいして、的の得た答えは無いのかなと」

お兄様・・・す、すごい

かお(面接官によっては、嫌がられる態度かもしれないが、おそらくその時の嘉位の姿は御曹司のあの顔つきだったのだろう)

「す、すごい」
「お兄様・・・だから言える、面接ですわね」

かおも深く頷いた。

「そこで、提案があるのだが、これは僕が勝手に香織の胸にほほを埋めて、考えたことなのだが」

お姉さまは?真っ赤になり、その状況説明は省いてよいかと・・・
私は、いったい、この二人、何をしているのかと・・・一瞬だけ、本題がぶっとんでしまった。
目つきも、やや軽蔑したような視線だったのかもしれない。
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