ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第9章:伝説の章 〜難題と飛躍〜

第三七二話 機内出産の奇跡

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アナウンスが流れて

「お客様の中で、お医者様の方、おられませんか?・・・・」


嘉位が手を挙げ

CA:
「お医者様ですか?」
嘉位は、身分証を出して、CAさんに見せて

CAは、連絡を取り
CAさん
「妊婦さん」


「わかりました、由良、かずき、一緒に来てくれ」
「あの、緊急医療キット、アルコールとお湯、ゴム手袋等はありますか?」

「はい、すぐに」

嘉位と由良とかずきは、ファーストクラスから、一般の席に
CAさん
「奥のこちらです」
一部の方は、動画を撮影しており、流石に配慮をしたSNSで配信をはじめていた。

嘉位と由良とかずきは、すぐにかけより

嘉位は、改めてライセンスを見せて
「医師です、今何週目ですか?」
夫の方は、そうとう、焦っており
「何週目とは」
「週目?」
「なにを、どうすれば」
かずき
「落ち着いてください、僕は産科の息子です。母子手帳があると思います、それを出して頂けますか?」
夫の方は、どうしてよいのか、わからず、指をさして
由良
「CAさん、開けますよ?いいですね?」
由良返答をまたずに、荷物をあけて、取り出し
由良、これだ、ファイルもある。嘉位と、かずき

嘉位
「すこし、回り、席をあけてもらえますか?後ろの席の方、リクライニング、全部倒します」
CAさん
「こちらが緊急医療キットと、先ほど依頼されたものです」
嘉位
「新千歳空港に救急車を、早産です。32週目と伝えて」
CAさん
「わかりました」
嘉位
「このスエット、脱がしますので、宜しいですね?」
夫の方は、おろおろしてしまい、首でうなずくだけ

かずき!!!すでに、頭が
かずき
「初産ですか?」
夫の方、パニックになっていて、答えられない

かずき
「ご兄弟は、居ますか?この子の、お兄ちゃんか、お姉ちゃん」

かずき
「お兄ちゃんなら、頷いてください」

夫の方は、呆然としていたが、頷かない

かずき
「お姉ちゃんは、居ますか?いるのであれば、頷いてください」

夫の方は、あ、娘の事、だ、頷いた

後ろに居た、女の子、3歳位であろうか?
かずきは、にっこりと笑いながら
「大丈夫だからね、ママね。」

女の子は泣きながら
「ママ、痛い、痛い、している」

かずき
「ママ、大丈夫、痛い、痛い、もう少しだから」


嘉位
「CAさん、このままでは、圧迫してしまう、ここでお産します」
「着陸までは、何分ですか?」
CAさん
「20分くらい、まもなくシートベルと着用サインが」
嘉位
「機長に、旋回を、頭が出ているので、初産ではないが、念のため、確認を5分後に再度、確認をします」

夫の方、今更ながら・・・気が動転しており
「32週目で、妻の実家で出産をと、里帰りで札幌に」

嘉位はアルコールで消毒し、ゴム手袋をつけて
「かずき、ぬるま湯を」
「由良、タイムを」
由良
「問題ない」

嘉位
「奥さん良いですか、頭が出ていますので、このまま、産みます、いきんでください。」
「お姉ちゃんが産まれた時のように」
「りきむのではなく、冷静にね、いきんでください。いきますよ」

かずき
「もう一度、いきんでください」
かずき!良し!来た、来た、あと1回

嘉位
「いきますよ、もう1度、いきんでください、せーの」

赤ちゃんが、出てきたが、泣かない。泣いていない

嘉位は、赤ちゃんを持ち上げ、肩甲骨あたりから、背中を数回、たたくと

びちゃーと、何かが飛び出し
「おぎゃーーーーおぎゃーーーー」
嘉位
「2NDタイム、由良」

嘉位
「奥さん、まだ、まだ、耐えて。そのまま」
「CAさん、機長に産まれたので、旋回不要、新千歳に救急車を切迫早産」
CAさん
「わかりました」

嘉位
「タイム?」

由良
「30,31,32,33,34,35」

嘉位は、医療用クリップで臍帯を2カ所固定
「由良、そのまま、続けて」
由良
「36,37,38,39,40」
嘉位、切断
「お母さん、無事に産まれましたよ、大丈夫です。」
かずきが、タオルでくるみ、
かずき
「2000くらい」

嘉位は、おかあさんの胸元に、あかちゃんを

遠くから見ていた、香織、八重、瞳、乙葉は大泣きしていた。


嘉位、由良、かずき、ふーーーーーーーと、息をはく

由良
「ご主人、おめでとうございます、立派な男の子です」
「着陸後、救急車で病院へ」

かずきは、女の子に
「良かったね、ママのいたい、いたい、大丈夫だよ、おねーちゃんになったね。弟が出来たのだよ」
女の子は、泣きながら
「ママと」
奥さんは、疲れていたが
「ありがとうございます。ありがとうございます。」

嘉位
「おめでとうございます。あとは、着陸してから、病院に、救急車が待機していますので」
嘉位は大きな声で
「皆さま、ご協力ありがとうございます、無事に産まれました」

乗客とCAは、拍手しながら、泣いていた。

嘉位
「奥さん、着陸時に、あかちゃん、びっくりするかもしれませんが、大丈夫です」

CAさん、泣きながら
「ありがとうございます、ありがとうございます。いつかは、このような事にあると、訓練はしていたのですが」
「何も出来ませんでした。本当にお医者様がいてくださって、ありがとうございます」

由良
「御父さん、産まれましたよ、もう大丈夫ですからね、あとは着陸後、救急車で病院で」

夫の方は、泣きながら、ひたすら
「ありがとう、ありがとう」


嘉位と由良とかずきは、席に戻り

機長
「皆さま、ご協力ありがとうございます」
CAアナウンスで
「当機はまもなく着陸します」


香織、八重、楓、瞳さん、乙葉は泣いていた。

連は、凄い、連携だ。
「お疲れ様です」
嘉位、由良、かずき も
「問題ない」

飛行機は新千歳空港に到着すると
機長からアナウンスが流れ
「救急車を優先します」


その後、皆一同、飛行機から、外に出て、新千歳空港に

嘉位、由良、かずきたちが、現れえると

何故か、大きな拍手で出迎えてくれていた。

かずき?どうしてだろうか?拍手?出迎え??

嘉位達は、何事もなかったように、通り過ぎて行った。
途中、スーツ姿の方に、名刺を渡され深く感謝をしていたが
嘉位は、責任者であろう方の耳元で、私用です。山本財閥副社長、山本 嘉位(やまもと かい)と申します
と告げ、
その場を後にした。

嘉位と、由良、かずきは
そのまま電車のホームに移動し、電車を待つことに

香織、八重、楓、瞳さん、乙葉ちゃん、一斉に
「どうして、平然としているのですか!!!!」

嘉位、由良、かずき

「普通でしょ」


せんさん、連・・・普通じゃないよ。

香織、八重、楓、瞳さん、乙葉ちゃん

「普通じゃなーーーーーい!!!」

それぞれが、それぞれに、飛び込んで、抱き着いていたのであった。
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