ユニークアイテムな女子(絶対的替えの効かない、唯一無二の彼女)「ゆにかの」

masuta

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第9章:伝説の章 〜難題と飛躍〜

第三九七話 大阪訓練場

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学校が終わり、正門にはお屋敷から車が既に到着していた。
嘉位、香織、由良、八重、連、楓は車に乗り込み
嘉位
「一度、八重さんの家に行って、キャリーを積んでから、東京駅へ」
車は進み、八重の家につき、由良がキャリーを車に乗せて、東京駅に向かった。
車中

「楓、佐伯さんと、光。今週末、光の家でお泊りだって。悟は、桜井さんと外をぶらぶらとデートに誘うと言っていたよ」

「レイ!動いているのね」
嘉位
「戸倉建設と、佐伯重機、良い縁組だね。」
八重
「縁組?!早くない?」
香織
「それを言ったら、私たちだって」
八重
「それも、そうか。残るは、桜井と、悟君ね。」

「シュンは、箱入り娘だから、どのように男性と接し手良いのか、わからないのだろうね」

「悟は、がんがん、行ってますね。元々悟って女性に感心無かったのだけれど、入寮説明会の時からずっと、桜井さんを見ていたから」
「今は、あえて、悟と女性の話はしていません。悟のペースで、桜井さんのハートをつかめると良いと思っています」
香織
「あの二人だけ、部活でも空気が違うよね、それが面白いのだけど」
八重
「あら、香織、一年前の香織からは、信じられない発言よね」

「うん、かおは、今のかおが本来の、お姉さまなのでしょうね。今までは、我慢していたというのかな」
香織
「ええ?そんなに変わりました?わたし?」
八重・楓
「激変!」
そんな話で、東京駅に着き、新幹線で新大阪に
新幹線の中でも話は続き
「連、あと、朝と夜の勉強で、少し気になっているのが、けい君と、こうせい君」
由良
「けい、と、こうせい、がどうした?また、掛け算九九忘れたのか?」

「いえいえ、そうではなく、小早川 日奈(こばやかわ ひな)さんが、妙に、けい君に肩入れを」
「そして、三好 瑠香(みよし るか)さんが、こうせい君に、肩入れというか、マンツーマンなのですよね」
八重
「もしかしたら、もしかする?という流れ?」

「なんとも、言えませんが、少なくとも、勉強を徹底して二人っきりで教えていますね。」
「不思議と、けい君、こうせい君、あの二人、それぞれから逃げないのです。」
「飯塚や、武田が教えようとすると、どこかに隠れるのですがね」
由良
「へー、けい、こうせいがね」
「小早川さん、三好さん、苦労しているのだろうな」

「そこなのですよ、苦労というよりむしろ、好んで、勉強を教えているのです」

「八重の言う通り、もしかすると、もしかするのかもね」
そんな話をしていると、新大阪につき、それぞれタクシーで、ロイヤルに
嘉位がフロントに行き
嘉位
「山本です」
フロント
「副社長様、ルームキーでございます。」
嘉位
「明日、朝五時に出たいので、タクシーを三台手配願います」
フロント
「かしこまりました」

嘉位は、ルームキーをそれぞれに渡して、部屋に荷物を置き
皆で、夕食の焼肉を堪能した。
食後
嘉位
「明日、朝五時出発なので、くれぐれも!」
「服装は和井田の野球部のジャージで、午後にはホテルに戻り、また、この服装に着替えて、その足で京都へ」
「昼食は抜きで、夜沢山食べよう」
「日曜日は、自由で、15時に新大阪を出る」
連…僕の事だ。
「はい、わかりました」
それぞれが部屋で、夜を共にし、朝4時40分にはロビーで揃うことが出来た。

「おはようございます!準備出来ています」
一同は、タクシーに乗り、大阪の訓練場に到着した。朝6時。
由良の案内のもと、朝食を配っている列に、由良達も並び
それぞれ、分かれて、隊員の皆さまと話ながら、食事を一緒にした。
6時30分に食事を終えて、一同集合となった。
隊長
「整列!」

由良、八重、嘉位、香織、連、楓は一列に並び隊員たちの前に

由良が一歩前に出て

由良
「この度のご活躍、誠にありがとうございます」
「皆さまの協力、そして、日ごろの訓練があってこそ、未然に災害を防ぐことが出来ました」
「株式会社 八重 内閣総理大臣より感謝状が贈られました」
「この賞状は皆さま宛てに送られたものです。首相も心から、感謝しておりました」

由良は、一呼吸、間をとり

「わたくしのような、世間知らずの指示を、信用して下さり、心より感謝申し上げます」

隊員
「世間知らずだなんて、思った事ないですよ、社長、社長の就任演説、胸に響いていたからこそ」
「社長を信じてやってきているのです、そんな、事いわんでください」
鬼教官も笑いながら
「まったくもって、そうだな。社長の強い信念があってこそ、我々は志を改めて、1つに」
部隊長
「社長あってこその、株式会社 八重 です。1つにまとまって、成果、それも奇跡を起こせて、わたくしも家族に鼻が高いです」

女性隊員
「わたしも!社長、ママ、かっこいい!って言われて、泣いちゃいました」
男性隊員
「うちもだ、まったく話す事が無かった、娘がですよ、パパかっこいい!!って、もう、言われた時には娘の前で泣いちゃいましたよ」

由良は、深々とお辞儀をし
「皆さま、改めて、ありがとうございました」
「しかし、これで終わりではありません」
「自然災害はいつ何時起こるのか、わかりません」
「予知は無理でも、予測は可能、予測出来る事に、全力を注いでいき」

由良は、また、一呼吸、間をとり

「一緒に、未然に災害を防ごうでは、ありませんか!」
「未然に防ぐ。それは、未来を守ることでもある!」
「本当に、ありがとうございました」


すると、隊員たちから、大きな、大きな拍手が起こっていた。


挨拶が終わると、部隊長から改めて、訓練の開始号令がかかった。
隊員たちは、いつもより、さらに、真剣に訓練に取り組んでいた。



それから、場所を移して、建物の中に移動し
由良から、函館の話が始まった。

部隊長も、鬼教官も一緒である
部隊長
「専務より、話を伺っております。函館、良いところに目を付けられました」
「あそこは、空港があり、空港のすぐそばに、山と海があり、適度に雪も降り、ここでは出来ない訓練が可能になります」

鬼教官
「社長、函館の空港を少し、広くできないでしょうか?」
由良
「何か、思うところがあるのですか?」
鬼教官
「ヘリポートを民間用に、作ってもらい、降下訓練と、救出訓練を」
「現在我々が出来ない、空の利用について、手続きが複雑ですぐに行動がおこせません」
由良
「わかりました、首相と、国土交通大臣と対話を設けます」

嘉位
「エンジェルですが、来月3号機打ち上げがあります。」
部隊長
「思ったより、早いですね。3号機は1号機、2号機を兼ねております」
「1号機や、2号機に異常が発生しても、3号機が両方のバックアップを兼ねます」
嘉位
「重ねて、気象庁が打ち上げを遅らせている、気象衛星の機能も同時に搭載します」
「これにより、短時間局地的集中豪雨に対応できます」
部隊長
「それは、素晴らしい、システムとも連動するのですよね?シュミレーターはこちらにも、リアルタイムに結果が?」
嘉位
「もちろんです」
作戦参謀
「構築図面を、起こしてあります。これを、本社に送っておきます」
「こちらを元に、工事に着手して頂ければと思います」
嘉位
「わかりました、財閥傘下のゼネコン、サブコンに展開致します」

会議が終わり、
由良、八重、嘉位、香織、連、八重は、訓練場を後にし、宿に戻り、着替えを済ませ、いざ、京都に向かうのであった


この時、
まさか京都で起こる事件は、嘉位以外は、まだ、誰も知らないのであった。
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