私は女神じゃありません!!〜この世界の美的感覚はおかしい〜

朝比奈

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第1章

教会へ行きます!


とうとうこの日がやって来た・・・。

というのも今日は、レオルドさんとダリオス団長と一緒に教会に行く日なのだ。

それに、メルダさんにお願いして、先に昨日までの6日間の働いた分のお給料を頂いた。

必要な物を揃えるためである。

「リ、リオ嬢?準備は出来てますか?」

と控えめなノックの後にレオルドさんの声が聞こえた。

私は急いで立ち上がり、ドアを開ける。

「レオルドさん、おはようございます!」

「お、おはようございます・・・。」

「・・・?どうかしたんですか?」

私はレオルドさんのそわそわとした様子に首を傾げた。

「い、いえ、あの、昨日・・・。」

「昨日?」

「なっ、何でもありません。えと、ダリオス団長が先に下に降りて馬車を呼んでくれているみたいなので、俺達も行きましょう。」

何だかはぐらかされた気がしなくもないが、私は頷いてレオルドさんの後について行った。

宿の外に出ると、ダリオス団長が馬車の前でなにやら知らない人とお話しているのが見えた。

「おっ、来た来た。」

とダリオス団長は近づいてくる私たちに気づき手を振る。

それまでダリオス団長とお話していたその人も私たちに気が付き振り返った。

赤髪に丸メガネをかけたその人は名をコロンと言うらしい。

私達は軽く挨拶をかわし、馬車へ乗り込んだ。


初馬車だ!

私はちょっとだけ、遊園地で言う観覧車にでも乗るような気分で馬車に乗り込んだ。

「ダリオス団長、教会へはどれくらいでつくんですか?」

「え、あー。そうだな、場所てきに、一時間くらい走らせれば着くと思いますよ。」

一時間、か・・・。
短いのか長いのかはよく分からないが、やることがないので、その間、時々雑談を交えながら、町の景色でも見て置こうと私は外を見る。

小さな小窓から見えたのは、住宅街。

木でできた一軒家が綺麗に沢山並んでいて、とてもスッキリとした町並みだった。

乗ってみて分かったが、この馬車の歩みはとても遅い。いや、住宅街で早く走るのもどうかと思うが、どうしても車と比べてしまう。

それに、今日は風もあまり吹いていない。

クーラーなんてものが着いているはずもなく、馬車の中はただひたすら暑かった。

「レオルドさん、魔法ってどうやって使うんですか?」

「魔法、ですか?」

「はい。こう、パッとこの馬車の中を冷やせないかな~と、思いまして・・・。」

私がそう言うと、レオルドさんは申し訳なさそうに、魔法が使えない事を話してくれた。

「使える人と使えない人がいるんですか?」

「はい。魔力自体は皆が持っているんですが・・・。えっと、、魔法が使えるのは、魔力が多い人だけなんです。そもそも魔法は体に収めきれなかった、溢れ出た魔力を使ってると言われていて・・・、魔力が平均、または少ない人が使うと最悪、死ぬこともあるんですよ。そして、逆に魔力が多い人は定期的に使ってあげないと、体調を崩すらしいです。」

えっと、じゃあ、私はどうなんだろう・・・。

魔術師のキャシーさんは私は魔力を持っていると言っていたけど、それに、結構ある、みたいな感じの話し方だったよね?

今のところ、体に不調はないけど、この先はどうなるのか分からない。

「レオルドさん、その魔力量ってどこで分かるんですか?」

私は少しだけ不安になり、とにかく自分の魔力量を測ろうと思い、レオルドさんに尋ねる。

あー、ステータスオープンっていったらウィンドウとか出てきたら良いのになぁ。

「それなら、教会で出来ますよ。」

私が元の世界のゲームを思い出しながら、そんな事を考えていると、質問に答えてくれたのはダリオス団長だった。

「教会、って今から行くところですか?」

ダリオス団長はそれに一つ頷いて、
「もし許可が、貰えたら今日この後、測ってみますか?」と私に聞いた。

「えと、じゃあ、お願いします。」

私はそう言って軽く頭を下げた。

それにしても、やっぱり暑い。

早くつかないかな・・・。



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ここまで読んで頂きありがとうございます!
ここしばらく更新が止まっていましたが、これから徐々に再開していければと思っています。よろしくお願いします!

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