3 / 3
事件
しおりを挟む
「アキラ。転校生の藤井明日香さん。どう思う?」
「藤井さん?ちょっと馴れ馴れしいかな。そう言う春香は?」
春香は考え込んだ。
「藤井さんは頭が少しおかしいかな?」
アキラと春香は2年3組の扉を開けた。
「春香。ちょっと相談があるんだけど。」
クラスの学級委員長の黒崎優花が教壇の前で春香を呼んだ。
「どしたの?優花。」
「噂の転校生。藤井さんのこと。抜け駆け禁止って言ってんのに。」
「抜け駆け?」
「あ、いや、ちょっとね。」
「異世界召喚ってほんとーにあったらいいのに。」
大きな声で言いながら藤井明日香が入ってきた。
「ちょっ!あんたまた異世界召喚とかいってんの?学級委員長として恥ずかしいからやめて。」
藤井明日香は優花の注意をたいして聞かずに自分の席についた。
「ほら。みんな静かにしなさい。それでも中学二年?」
「あ、はい。すみません。横山さん。帰りの会ヨロシク!」
教室に入ってきた安堂祐子に注意された優花は慌てて話を横山健翔にふった。
「か、帰りの会を始めます。」
順調に帰りの会が進んで最後の先生の話に入ろうとしたとき。
突然床が光った。
「キャー!なにこれ?」
クラスの誰かが悲鳴をあげると藤井明日香がすかさず言った。
「おきまりの異世界召喚だよ!」
みんなが不安そうな顔をしている中でのーてんきに言った藤井明日香にクラスの人全員が殺意を向けた。
床の光りがクラス中を包みあっという間に景色が変わった。
「こ、ここはどこ?」
優花が震える声で呟いた。
「藤井さん?ちょっと馴れ馴れしいかな。そう言う春香は?」
春香は考え込んだ。
「藤井さんは頭が少しおかしいかな?」
アキラと春香は2年3組の扉を開けた。
「春香。ちょっと相談があるんだけど。」
クラスの学級委員長の黒崎優花が教壇の前で春香を呼んだ。
「どしたの?優花。」
「噂の転校生。藤井さんのこと。抜け駆け禁止って言ってんのに。」
「抜け駆け?」
「あ、いや、ちょっとね。」
「異世界召喚ってほんとーにあったらいいのに。」
大きな声で言いながら藤井明日香が入ってきた。
「ちょっ!あんたまた異世界召喚とかいってんの?学級委員長として恥ずかしいからやめて。」
藤井明日香は優花の注意をたいして聞かずに自分の席についた。
「ほら。みんな静かにしなさい。それでも中学二年?」
「あ、はい。すみません。横山さん。帰りの会ヨロシク!」
教室に入ってきた安堂祐子に注意された優花は慌てて話を横山健翔にふった。
「か、帰りの会を始めます。」
順調に帰りの会が進んで最後の先生の話に入ろうとしたとき。
突然床が光った。
「キャー!なにこれ?」
クラスの誰かが悲鳴をあげると藤井明日香がすかさず言った。
「おきまりの異世界召喚だよ!」
みんなが不安そうな顔をしている中でのーてんきに言った藤井明日香にクラスの人全員が殺意を向けた。
床の光りがクラス中を包みあっという間に景色が変わった。
「こ、ここはどこ?」
優花が震える声で呟いた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました
ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる