竜に育てられた子

ルー

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4章

食堂へ

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「コンコンコン」
ノックの音で我に帰ったハルはあわてて返事をした。
「あ!はい。どうぞ。」
おどおどと中に入って来たのは二人の少女だった。「ええと。急にすみません。あなたが新入生だと聞いて。」
そう言って二人は頭を下げた。
「私は、リーラ。」
ハルは偽名を名乗った。
「ええと。私はエリカです。」
銀髪の子が言った。
「私はカエデです。私達も新入生です。」
「そうなの。ところで私のステータス見せるからエリカとリーラも見せて。」
ハルは笑顔で言った。
「あ!はい!ステータス。」
「ステータス。」
あわててカエデ、エリカの順で言った。

名前  カエデ
種族  人族
職業  ない
体力  250/300
魔力  130/150
属性  風属性(LV.1)
加護  風の精霊の加護
使い魔 いない
称号  ない

名前  エリカ
種族  人族
職業  ない
体力  600/620
魔力  300/310
属性  氷属性(LV.1)
加護  ない
使い魔 いない
称号  ない

名前  リーラ(隠匿)
種族  人族(隠匿)
職業  なし(隠匿)
体力  850/850
魔力  500/600
属性  空間属性(LV.5)(隠匿) 光属性    (LV.1) (その
    他隠匿)
加護  光の精霊王の加護(その他隠匿)
使い魔 いない(隠匿)
称号  なし(隠匿)

「ハルすごい。精霊王様の加護だなんて!」
エリカが笑った。
「ごーんごーん。」
と鐘がなった。
「あ!夕食食べに行こう。」
ハル達は部屋を出て食堂へ向かった。食堂に着くと中はかなり混んでいた。
「座る場所あるかな?」
カエデが心配そうに言った。
    
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