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理由はわかりません
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アミナはオルヴェルト王子に懐かしさを抱くほど親しくした過去はない。ルーディウスの目の前で葡萄酒をかけられたことなど可愛らしく思えるほどに、むしろ長らく目の敵にされていた。
そもそも、十四の年まで毎日のように王宮に上がりながら、顔を合わせた回数は片手の指で足りるほど。成人を迎えたあと、夜会で遭遇した回数の方が、何倍も多い。それもことごとく、まともではない対面だった。
ただ、子供の頃王宮で、遠目には幾度か見かけたことがある。
王宮の祖母を訪れれば、馬車寄せまで出迎えてくれる侍女が、その日によって違う道を案内してくれる。途中、見頃の花や渡ってきた鳥を教えてくれたり、話題の植物画集の話や王宮で飼われている猫の話をしてくれて、楽しんでいるうちに、祖母の離宮に辿り着く。
帰り道も、同じく。
ただ稀に、物慣れない侍女が案内役についたときに、途中で慌てて道を変更することがあり、その避けた道には必ず、王子たちが同じ年頃の少年たちに囲まれていた。
そんなとき、アミナはほんの三呼吸分ほどの間だけ、見慣れない少年たちを観察した。こっそり、物陰からだ。少年たちは次兄と歳が変わらないように見えたし、その次兄はアミナの髪を引っ張ったり抓ったりと乱暴なことをするので、彼らも乱暴者の可能性がある。そう、アミナには珍しく危険を避ける分別が働いた。
一番背の高い金の髪の少年は、とても綺麗な顔立ちをしていた。王宮でのびのびと騒ぐ子供たちの中心にいて、しかも国王陛下と同じ青い目をしている。では、あれがオルヴェルト王子だ。とわかれば、ケルヴィン王子を見つけるのも容易だった。
このころはどちらの王子も屈託なく笑い、その体格と髪の色に差はあっても、よく似た兄弟に見えたためだ。
月に一度か、三月に一度、そんな機会があって、見かけるたびにオルヴェルト王子は表情を薄くしていった。
12歳を迎えた頃だろうか、その日も久しぶりに二人を見た。厭世的な冷えた目をしたオルヴェルト王子と、いつも緩やかに微笑んでいるケルヴィン王子とは、青い目がなければとても兄弟には見えなかった。
その日の案内役の侍女は、王子たちを見かけたことを秘密にしてほしい、とわざわざアミナに願い出た。アミナを王子たちの視界に入れないようにという特別な指示が王宮全体に下知されているのに、こんなに近づいてしまったと知れると、叱られるかもしれないと。
「だいたい、無理なんですよ。殿下方はすごく動き回られるのに、アミナ様を会わせないように誘導するなんて。会っちゃいけないなら、王宮においでにならなければよろしいのでは? あんなに素晴らしい殿下方と近接禁止って、アミナ様、何をなさったんです? みんな気にしてますよ」
祖母の宮殿の侍女たちは、世襲貴族の令嬢たちが行儀見習いとして入ることが多い。大抵は一年ほど通って、後任と入れ替わる。祖母の要望か条件が厳しいらしく、令嬢としてはやや年嵩なものの、どの娘も穏やかで思慮深く、優秀だった。
そこに加わったばかりのその侍女は、珍しく歳が若く、年の近い友人がいなかったアミナは親しくなれるかもと期待をしていた相手だったのだが。責めるように言い立てる侍女の表情は、とても友好的とは言えず、心がさっと曇ったのをよく覚えている。
とにかく、何か尋ねられたので、アミナは、困惑のまま首を伸ばして侍女を見上げ、思ったままに口を開いた。
「禁止だなんて、私は初めて聞きました。だから理由はわかりません。それに貴方のお仕事についても、私に言われても困ります。殿下たちとのことは誰にも話すつもりはないけれど、次からは貴方に案内してもらう必要はないと、そうお祖母様に申し上げます。それでいいですか?」
「なっ」
侍女の顔に赤みが差したと思ったら、片手を肩まですいと持ち上げた。
どうしたのだろう、とその手を目で追っていたが、不意に傍の植え込みがガサリと大きな音を立てたので、驚いてそちらを振り向いてしまった。
王宮の庭は広く、動物もそれなりに潜んでいる。人間に餌をもらい慣れている個体もいて、そういった動物は人の気配が近くても、平然として生活しているのだ。
音の大きさからすると、噂の猫だろうか、とアミナはしゃがみ込んで植え込みの足元を覗いていたが。
ふと見ると、もう、案内役の侍女はいなかった。
猫はおらず、何故か砂糖をまぶした炒り豆が詰まった革袋が、植え込みの下に落ちていた。
だれかが、この革袋を落としたのだろうか、と上を見上げても、青い空があるばかり。そういえば、あの少年たちは時々、こんな袋から何かを摘んで食べていたな、と思い出す。
その日は別の侍女が迎えに来るまでそこで小さく座って、王子たちのことを少しゆっくり考えた。
ラ・ラーナ公爵家でも、王子たちには気軽に近寄ってはならないと、家族から何度も言われている。王子たちは、アミナにとっては将来の君主であり、気軽に親しんではならないのだ、と。その約束だけは守らなければ祖母のところへは行かせられないと、厳しく言い聞かせられた。けれど、王宮でもみんなが知っているほどダメなことだとは、知らなかった。
アミナにしてみれば、近寄らずに安全地帯から観察していたつもりだったが、侍女から見て、叱られるかもしれないほど近いのなら、ダメなことだったのだろう。
ようやく納得して、アミナは素直に聞き入れることにした。
もう、近寄らないことにする。観察も。
それになんとなく、侍女の赤らんだ顔は怖かった。侍女が口にした近接禁止という言葉も、とても強くて厳しい印象を持つ言葉だ。
アミナの知らない恐ろしいことが、王宮にあるのかもしれない。
それがとても嫌な感じがして、アミナはやはり、危険から遠ざかることに決めた。
王子たちに近寄るなというのなら、理由も何も知らないままでいい、興味を持つことも、やめておこう。
だから、幼い記憶の中にぼんやりと金の髪の少年がいることを、祖母にも尋ねないまま、忘れることにしたのだ。
ただひとつ。
王子たちを取り巻く少年たちの顔ぶれも少しずつ変わり、少年たち自身も背が伸び顔立ちが変わり。それでも頭ひとつ飛び出たオルヴェルト王子の隣に、いつからか同じほどの背丈の黒髪の少年が立つようになっていた。
その彼を見られなくなるのは、なぜか、少しだけ残念だった。
そもそも、十四の年まで毎日のように王宮に上がりながら、顔を合わせた回数は片手の指で足りるほど。成人を迎えたあと、夜会で遭遇した回数の方が、何倍も多い。それもことごとく、まともではない対面だった。
ただ、子供の頃王宮で、遠目には幾度か見かけたことがある。
王宮の祖母を訪れれば、馬車寄せまで出迎えてくれる侍女が、その日によって違う道を案内してくれる。途中、見頃の花や渡ってきた鳥を教えてくれたり、話題の植物画集の話や王宮で飼われている猫の話をしてくれて、楽しんでいるうちに、祖母の離宮に辿り着く。
帰り道も、同じく。
ただ稀に、物慣れない侍女が案内役についたときに、途中で慌てて道を変更することがあり、その避けた道には必ず、王子たちが同じ年頃の少年たちに囲まれていた。
そんなとき、アミナはほんの三呼吸分ほどの間だけ、見慣れない少年たちを観察した。こっそり、物陰からだ。少年たちは次兄と歳が変わらないように見えたし、その次兄はアミナの髪を引っ張ったり抓ったりと乱暴なことをするので、彼らも乱暴者の可能性がある。そう、アミナには珍しく危険を避ける分別が働いた。
一番背の高い金の髪の少年は、とても綺麗な顔立ちをしていた。王宮でのびのびと騒ぐ子供たちの中心にいて、しかも国王陛下と同じ青い目をしている。では、あれがオルヴェルト王子だ。とわかれば、ケルヴィン王子を見つけるのも容易だった。
このころはどちらの王子も屈託なく笑い、その体格と髪の色に差はあっても、よく似た兄弟に見えたためだ。
月に一度か、三月に一度、そんな機会があって、見かけるたびにオルヴェルト王子は表情を薄くしていった。
12歳を迎えた頃だろうか、その日も久しぶりに二人を見た。厭世的な冷えた目をしたオルヴェルト王子と、いつも緩やかに微笑んでいるケルヴィン王子とは、青い目がなければとても兄弟には見えなかった。
その日の案内役の侍女は、王子たちを見かけたことを秘密にしてほしい、とわざわざアミナに願い出た。アミナを王子たちの視界に入れないようにという特別な指示が王宮全体に下知されているのに、こんなに近づいてしまったと知れると、叱られるかもしれないと。
「だいたい、無理なんですよ。殿下方はすごく動き回られるのに、アミナ様を会わせないように誘導するなんて。会っちゃいけないなら、王宮においでにならなければよろしいのでは? あんなに素晴らしい殿下方と近接禁止って、アミナ様、何をなさったんです? みんな気にしてますよ」
祖母の宮殿の侍女たちは、世襲貴族の令嬢たちが行儀見習いとして入ることが多い。大抵は一年ほど通って、後任と入れ替わる。祖母の要望か条件が厳しいらしく、令嬢としてはやや年嵩なものの、どの娘も穏やかで思慮深く、優秀だった。
そこに加わったばかりのその侍女は、珍しく歳が若く、年の近い友人がいなかったアミナは親しくなれるかもと期待をしていた相手だったのだが。責めるように言い立てる侍女の表情は、とても友好的とは言えず、心がさっと曇ったのをよく覚えている。
とにかく、何か尋ねられたので、アミナは、困惑のまま首を伸ばして侍女を見上げ、思ったままに口を開いた。
「禁止だなんて、私は初めて聞きました。だから理由はわかりません。それに貴方のお仕事についても、私に言われても困ります。殿下たちとのことは誰にも話すつもりはないけれど、次からは貴方に案内してもらう必要はないと、そうお祖母様に申し上げます。それでいいですか?」
「なっ」
侍女の顔に赤みが差したと思ったら、片手を肩まですいと持ち上げた。
どうしたのだろう、とその手を目で追っていたが、不意に傍の植え込みがガサリと大きな音を立てたので、驚いてそちらを振り向いてしまった。
王宮の庭は広く、動物もそれなりに潜んでいる。人間に餌をもらい慣れている個体もいて、そういった動物は人の気配が近くても、平然として生活しているのだ。
音の大きさからすると、噂の猫だろうか、とアミナはしゃがみ込んで植え込みの足元を覗いていたが。
ふと見ると、もう、案内役の侍女はいなかった。
猫はおらず、何故か砂糖をまぶした炒り豆が詰まった革袋が、植え込みの下に落ちていた。
だれかが、この革袋を落としたのだろうか、と上を見上げても、青い空があるばかり。そういえば、あの少年たちは時々、こんな袋から何かを摘んで食べていたな、と思い出す。
その日は別の侍女が迎えに来るまでそこで小さく座って、王子たちのことを少しゆっくり考えた。
ラ・ラーナ公爵家でも、王子たちには気軽に近寄ってはならないと、家族から何度も言われている。王子たちは、アミナにとっては将来の君主であり、気軽に親しんではならないのだ、と。その約束だけは守らなければ祖母のところへは行かせられないと、厳しく言い聞かせられた。けれど、王宮でもみんなが知っているほどダメなことだとは、知らなかった。
アミナにしてみれば、近寄らずに安全地帯から観察していたつもりだったが、侍女から見て、叱られるかもしれないほど近いのなら、ダメなことだったのだろう。
ようやく納得して、アミナは素直に聞き入れることにした。
もう、近寄らないことにする。観察も。
それになんとなく、侍女の赤らんだ顔は怖かった。侍女が口にした近接禁止という言葉も、とても強くて厳しい印象を持つ言葉だ。
アミナの知らない恐ろしいことが、王宮にあるのかもしれない。
それがとても嫌な感じがして、アミナはやはり、危険から遠ざかることに決めた。
王子たちに近寄るなというのなら、理由も何も知らないままでいい、興味を持つことも、やめておこう。
だから、幼い記憶の中にぼんやりと金の髪の少年がいることを、祖母にも尋ねないまま、忘れることにしたのだ。
ただひとつ。
王子たちを取り巻く少年たちの顔ぶれも少しずつ変わり、少年たち自身も背が伸び顔立ちが変わり。それでも頭ひとつ飛び出たオルヴェルト王子の隣に、いつからか同じほどの背丈の黒髪の少年が立つようになっていた。
その彼を見られなくなるのは、なぜか、少しだけ残念だった。
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