クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚

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2話

「ようこそ、異世界人の方々」

 その男は私たちのことを異世界人と言った。

「異世界?」

「ここはどこ?」

 クラスのみんなはそれぞれ疑問を口に出していた。

「ここはカルテット王国です。皆さんがここにいるのは私たちが召喚したからです。」

 そしてまわりにいた人達が整列して、頭を下げる。

「どうか、この国を救っていただけないでしょうか?」

「救うって、私たちは日本に返してもらえるの?」

「はい、もちろんお返し致します」

 あいはその言葉に違和感を覚えた。

(これは返し方がわかってないな。異世界転移ものってだいたい帰れないし。どっちにしろ、こき使われて終わりそう。様子を見て色々探るか。)

 ここであいの小説知識が役に立った。
 実際に、この国では元の世界に返す方法は見つかっていない。
 言うことを聞いてもらうためについた嘘である。

「それで、何をすればいいの?」

「実は、今この国は魔王に襲われています。魔王を倒すには強いスキルを持った人が何人もいないと倒せないのです」

「スキルって、俺ら魔法なんか使えないぞ」

「ステータスと言ってみてください。名前、魔力量、強さなど色々な情報が書いてありますよ」

 その言葉を聞き、それぞれがステータスと言った。
 やはりこのお年頃は誰でも1度は言ってみたいワードなのではないだろうか。
 ある人は「ステータス!!」と勢いよく言っていた。

 それぞれが自分のステータスを見て驚いていた。

「俺魔力5000ってなってる」

「スキルが勇者ってなってるけど、勇者ってあの勇者?」


「皆さん素晴らしいです! この世界の平均魔力量は500。まさか10倍もあるなんて」

「ねぇ、この星は何? 名前の横に書いてあるやつ」

「その星は強さを表しています。星の数が多いほど強いですよ」

「俺星5個だ」

 恵太が言った。

「なんと! 星5個はなかなかいないのですよ。素晴らしいです!」

「まっ、俺だからな!これくらい当然だよ。お前らも星5個くらいあるだろ?」

 褒められるとすぐ調子に乗る。

「俺4つだ」

「俺は3つ。弱いな」

「そんなことないですよ! この世界の人は強いと言われている人でも星3つです。十分ですよ。それでは星ごとに集まってもらえますか? 今後のことで色々と確認したいので」

 それぞれが自分の星を確認して移動する。
結果
星1… 6人
星2…1人
星3…19人
星4…13人
星5…1人

「素晴らしい! 星3以上が30人以上いるなんて! それでは星1と2の人は話があるので別室に移動してもらいます。今後星ごとに別れて訓練した方がいいと思うので」

 そして7人は部屋から出ていった。

感想 3

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