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その後…
142話 しばらくは平和 ーENDー
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無事に立太子の儀が終わり、国王夫妻はエンペサル侯爵夫妻と共に家族用の居間で家族だんらんを楽しんでいた。
「もう~… 父上、あれはやり過ぎです! いきなり、僕に火をつけるから… 安全だと分かっていても、本当に驚きましたよ!」
まだまだ未熟な王太子ビエントは、むすっとして父に抗議する。
「ははははっ! すまん、すまん、若いお前が貴族たちに軽んじられることが無いように、ベンタナがそうしろと言ったのだ! あいつはそういうことに関して得意だからな」
国王ボルカンが困った顔で弁解すると… 王妃カナルはフフッ… と唇を隠して笑う。
「おやおや! まったく知らずに、あれだけ冷静でいられるとは、王太子殿下は本当に立派でしたよ!」
エンペサル侯爵エレヒルが、ビエントを誇らしげに褒めると…
「本当に立派でしたね! 私の方が緊張で震えていたのに」
エレヒルの隣に座るジュピアも、ウンウンとうなずく。
「あ、ありがとうございます伯父上! ジュピア様も」
父親ボルカンよりも、伯父エレヒルに信頼を寄せるビエントは、エメラルドの瞳をキラキラと輝かせて嬉しそうな顔をする。
思春期の少年であれば、いくら王族でも父親に溺愛されればされるほど、逃げ出したくなる年頃である。
「少々、名残惜しくはありますが… 王太子殿下、これからは私のことをエンペサル侯爵と呼ばなければいけませんよ? 私たちはあなたの臣下ですから」
「あ、はい! エ… エンペサル侯爵!」
頬を赤らめ、銀の髪をグシャグシャとかき混ぜながら、恥かしそうに呼んだ。
「そうそう! 聞きましたか?! 兄上、ジュピア!」
パチンッ! と掌を打ち合わせ、カナル王妃が濃紺の瞳を輝かせてニコリと笑った。
「んん?」
首を傾げたエレヒルに、おかしそうにボルカンが答えた。
「今朝、エリダの具合が悪いからと、ベンタナが医師の診察を受けさせたら、7人目を身籠っていたそうだ」
「7人目ですか? 本当は8人ではないのですか?」
エレヒルが真面目にたずねると、ジュピアが吹き出した。
エリダは過去3回、出産しているが… 生まれた子どもは毎回、双子である。
以前は身体が弱かったエリダだが、カナルの侍医に適切な助言を受け… 健康な身体となった。
ちなみにジュピアはアルファの男の子と女の子を一人ずつ産んでいて…
カナルはビエントのすぐ下に、オメガの男の子、末っ子はアルファの男の子と、3人の子がいる。
「そろそろベンタナに伯爵位をやるか! 子爵領だけでは足りないだろうし… 側近にしては格が低すぎて、他国の王族がベンタナを軽く扱うのが気に入らないと、重臣たちに文句を言われたからな」
反逆者パラグアスがボルカンを害した際の、ベンタナの迅速な対応を高く評価し… 数年前、ボルカンは子爵位と領地を与えていた。
(一緒にいた護衛騎士デレチャにも、子爵位と領地が与えられている)
「それが良いでしょう、ベンタナ殿もその方が動きやすくなるでしょうし」
エレヒルもうなずいた。
「よし! これでこの国も、しばらくは平和だ!」
上機嫌のボルカンは、カナルの腰を引き寄せ、小さな唇にチュッ… とキスをする。
「ボルカン様! 嬉しいのは分かりますが、人前ではもう少し、控えて下さい!」
控えろと言いつつ、ボルカンの広い胸を撫で、カナルは嬉しそうに笑いキスに応えた。
エンペサル侯爵夫妻は仲睦まじく、いまだ蜜月を楽しむ国王夫妻に気を利かせ、王太子ビエントと共に、その場を辞去した。
―――――― 数年後
たくましく成長し、誰もが認める聡明な王太子となったビエント王子に… ボルカンは早々に王座を譲り、カナルと共に田舎暮らしを始めた。
ー END ー
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
感謝感激!!
○ あとがき ○ ○ ○ ○
お疲れ様です!
暗く… 長く… 辛いお話になってしまいましたが、何とかハッピーエンドを迎えることが出来ました。
(かなり強引なハッピーエンドでしたが(笑))
勢いと思いつきで書き始めてすぐに、「ヤバい!この巻き戻り設定って、メチャクチャ難しい!」
…と知りました(-_-;)
2通りお話を考えなければいけないことを、すっかり失念していたのです(~_~;)アホです。猛省!!
ボロボロな部分が、いくつもありますが… どうか、大きな心で許して下さいませ!
お話を書く時の元気の元となる、感想のコメントに、お気に入り、しおり、エール、たくさんつけて下さりありがとうございました!
また、どこかでお会い出来れば、幸いです☆彡
「もう~… 父上、あれはやり過ぎです! いきなり、僕に火をつけるから… 安全だと分かっていても、本当に驚きましたよ!」
まだまだ未熟な王太子ビエントは、むすっとして父に抗議する。
「ははははっ! すまん、すまん、若いお前が貴族たちに軽んじられることが無いように、ベンタナがそうしろと言ったのだ! あいつはそういうことに関して得意だからな」
国王ボルカンが困った顔で弁解すると… 王妃カナルはフフッ… と唇を隠して笑う。
「おやおや! まったく知らずに、あれだけ冷静でいられるとは、王太子殿下は本当に立派でしたよ!」
エンペサル侯爵エレヒルが、ビエントを誇らしげに褒めると…
「本当に立派でしたね! 私の方が緊張で震えていたのに」
エレヒルの隣に座るジュピアも、ウンウンとうなずく。
「あ、ありがとうございます伯父上! ジュピア様も」
父親ボルカンよりも、伯父エレヒルに信頼を寄せるビエントは、エメラルドの瞳をキラキラと輝かせて嬉しそうな顔をする。
思春期の少年であれば、いくら王族でも父親に溺愛されればされるほど、逃げ出したくなる年頃である。
「少々、名残惜しくはありますが… 王太子殿下、これからは私のことをエンペサル侯爵と呼ばなければいけませんよ? 私たちはあなたの臣下ですから」
「あ、はい! エ… エンペサル侯爵!」
頬を赤らめ、銀の髪をグシャグシャとかき混ぜながら、恥かしそうに呼んだ。
「そうそう! 聞きましたか?! 兄上、ジュピア!」
パチンッ! と掌を打ち合わせ、カナル王妃が濃紺の瞳を輝かせてニコリと笑った。
「んん?」
首を傾げたエレヒルに、おかしそうにボルカンが答えた。
「今朝、エリダの具合が悪いからと、ベンタナが医師の診察を受けさせたら、7人目を身籠っていたそうだ」
「7人目ですか? 本当は8人ではないのですか?」
エレヒルが真面目にたずねると、ジュピアが吹き出した。
エリダは過去3回、出産しているが… 生まれた子どもは毎回、双子である。
以前は身体が弱かったエリダだが、カナルの侍医に適切な助言を受け… 健康な身体となった。
ちなみにジュピアはアルファの男の子と女の子を一人ずつ産んでいて…
カナルはビエントのすぐ下に、オメガの男の子、末っ子はアルファの男の子と、3人の子がいる。
「そろそろベンタナに伯爵位をやるか! 子爵領だけでは足りないだろうし… 側近にしては格が低すぎて、他国の王族がベンタナを軽く扱うのが気に入らないと、重臣たちに文句を言われたからな」
反逆者パラグアスがボルカンを害した際の、ベンタナの迅速な対応を高く評価し… 数年前、ボルカンは子爵位と領地を与えていた。
(一緒にいた護衛騎士デレチャにも、子爵位と領地が与えられている)
「それが良いでしょう、ベンタナ殿もその方が動きやすくなるでしょうし」
エレヒルもうなずいた。
「よし! これでこの国も、しばらくは平和だ!」
上機嫌のボルカンは、カナルの腰を引き寄せ、小さな唇にチュッ… とキスをする。
「ボルカン様! 嬉しいのは分かりますが、人前ではもう少し、控えて下さい!」
控えろと言いつつ、ボルカンの広い胸を撫で、カナルは嬉しそうに笑いキスに応えた。
エンペサル侯爵夫妻は仲睦まじく、いまだ蜜月を楽しむ国王夫妻に気を利かせ、王太子ビエントと共に、その場を辞去した。
―――――― 数年後
たくましく成長し、誰もが認める聡明な王太子となったビエント王子に… ボルカンは早々に王座を譲り、カナルと共に田舎暮らしを始めた。
ー END ー
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!
感謝感激!!
○ あとがき ○ ○ ○ ○
お疲れ様です!
暗く… 長く… 辛いお話になってしまいましたが、何とかハッピーエンドを迎えることが出来ました。
(かなり強引なハッピーエンドでしたが(笑))
勢いと思いつきで書き始めてすぐに、「ヤバい!この巻き戻り設定って、メチャクチャ難しい!」
…と知りました(-_-;)
2通りお話を考えなければいけないことを、すっかり失念していたのです(~_~;)アホです。猛省!!
ボロボロな部分が、いくつもありますが… どうか、大きな心で許して下さいませ!
お話を書く時の元気の元となる、感想のコメントに、お気に入り、しおり、エール、たくさんつけて下さりありがとうございました!
また、どこかでお会い出来れば、幸いです☆彡
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コメントありがとうございます!
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ここまで読んで下さり、ありがとうございます☆彡
nico様
コメントありがとうございます!
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