アルファの妻には、なれないベータ

金剛@キット

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6話 コウイチはドスケベ ※R18(追加修正)

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「お前は本当に、ベッドの上では素直だな! こんなことなら、ずっとベッドに繋いでおけば良かった!」

「良いですよ、コウイチさんにならベッドで飼われても!!」
 コウイチの揶揄いをルイが受けて立つと…

「このっ! 言ったなぁ、ルイ?! だったらお前を、私のベッドで飼ってやる!!」
 ガバッ… と起き上がり、笑いながらコウイチは腰のベルトを引き抜いた。

「え? まさか本気で?! コウイチさん?!」

「私の前で、口を滑らせたお前が悪いのさ!」
 ルイは両手首を掴まれ、まとめてぐるぐるとベルトを巻き、ギュッ… と締めてコウイチに手の自由を奪われてしまう。
  
「あっ!? これではあなたを上手く甘やかせない!!」
 コウイチのすることに抵抗はしないが、ルイはぷくっ… と膨れて文句を垂れた。

「お前には散々振り回されたから、今夜は私が振り回してやらないと、不公平だろう?」
 ニヤリと笑ったコウイチは…
 とろりと淫密いんみつで濡れるルイのペニスの先端をチュクッ… と吸った。

「はあっ…! んんっ… コウイチさん… コウイチさん…!」
 強気だったルイの声が… 甘く、甘く、愛撫をねだる声へと変わると…
 コウイチの瞳に飢えた獣のような貪欲な暗闇が浮かび、もう一度チュプッ… ヂュルチュ… と強く吸い、冷淡にルイのペニスを放した。

「ああっ! コウイチさん? もっと!」

「ダメだルイ、奥まで全部見えるように、足を開け!!」

「そ… そんなっ…!」

「開け!」

「ううっ… んっ!」
 熱い視線を感じながら身体中を火照らせて、ルイは命令に従いおずおずと足を開く。

「ルイ、可愛らしくひくついてるぞ?」

「・・・っ」
 じんじんと痛いほど硬くなったペニスには触れられず、ルイの最奥へ続く入口を、コウイチの指で開かれ…
 コウイチの言う通り、ルイも自分のそこが触れられたくて、ひくついているのが分かる。


「ううっ… そんなに見ないで… コウイチさん…」
 恥かしがりながら、ルイは興奮を抑えられず、ぶるりっ… と期待で震えてしまう。

「目で犯されるのが嫌なら、舌で犯されたいか?」
 器用にコウイチは片眉だけをピンッ… と跳ね上げて見せ、ルイのそこに唇を寄せ、クチュクチュと舌で犯し…
 淫らな音で、ルイの耳も犯した。






「ああっ…! あっ! 私がコウイチさんを甘やかすと言ったのにっ…!」
 唾液で濡らした中を指で解し、クチュクチュ… とかき混ぜるコウイチにルイが抗議すると…

「もちろん、たっぷりと甘やかしてもらうさ!」
 そう言いながら、焦らすようにゆっくりと、コウイチはペニスをルイの中に根元まで挿入した。

「んんんっ! コウイチさんっ!」

「そんなに私が恋しかったか? ルイの中がしがみついて来る」
 ニヤニヤと悪い笑みを浮かべ、コウイチはルイの中のよがり狂う場所を、ズリュッ… ズリュッ… ズリュッ… と力強く擦る。

「あっ…! あっ…! あっ… はぁっ…! あんんっ!」
 堪らずコウイチの動きに合わせて、ルイも腰を揺すると…
 コウイチは擦るのをピタリと止めて、ルイを支え身体を繋げたまま、ごろりと転がる。

 腹の上に乗せられ、ルイはピシッ… と尻を叩かれた。

「やっ?! 痛っ…!!  コウイチさんっ?!」

「さぁ、ルイ! 思う存分、私の上で腰を振って、私を甘やかしてくれ!!」

「なっ?!」
 コウイチの上に乗って腰を振る体位は、ルイの苦手な体位だった。

 我を忘れて夢中で腰を動かし、淫らな言葉で叫び声をたくさん上げてしまうから、後で正気に戻った時に、恥ずかしくて必ず後悔するからである。
(コウイチはいつも大喜びするが)
 

「もう、こんなことをさせるなんてぇ! コウイチさんは、アルファの中でも飛び切りドスケベなアルファなのでしょうね?!」
 ルイはコウイチ以外のアルファを知らないから、比較対象が出来ない。


「今さらそれを言うのか?! 本当に可愛いなぁルイは!」



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