ガチホモ悪役令嬢に転生する

てんてん

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合法ロリ悪役令嬢に需要はあるのか

中ボスな彼女と内緒話

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「こんにちは、はじめまして、可愛いねぇ~。」

ニコニコ顔で、マルガレーテ様がルルを抱っこする。

「ああ~、久しぶりのこの重みたまらないなぁ~ww」
 
手馴れた仕草で、ルルに話しかけてあやしている、ルルもご機嫌できゃっきゃと笑う

「あ、そうだ、ペルレちゃんにもお土産持って来たんだぁ。」
と、言うと従者さんに声掛けて持って来て貰った。


「これ、使ってもらえたら嬉しい。」


と言って出したのは、赤ちゃん用の手袋のとよだれかけ

「何枚あっても邪魔にならないかなって思って、刺繍の時間に作って見たんだ。」

そう言って見せてくれる 、よだれかけにはリラッ〇マとかト〇ロとか、ミツ〇ィーが刺繍されてる、ちょww可愛いけどww

赤ちゃんの扱いが、かなり手馴れてる
それを言うと

「あ~、"前"にね、ちょっとね。」

("あのあと"もう一人弟が生まれたの。)

その子も凄く可愛い子だったと、俺にだけ聞こえる様に呟いて、笑った横顔は、優しかった。
…やっぱり二人っきりで、もっとゆっくりお話したいなぁ~、フラグとか怖いけどやっぱり学園行った方が良いのかなぁ。
そう思って、質問してみた

「…そういえば、マルガレーテ様は、来年学園へ行くんですか?」

ゲームのフラグとか怖くない?と言外ににじませて質問すると 、マルガレーテ様はあっけらかんと

「…ああ、うん、まぁ行くしかないからねぇ、あと学園で色々学ぶのも面白そうだし。」

だったら俺も、行く方が良いかもしれない、何かがあった時協力出来るかもだし、今よりも会うのが簡単になるだろう。

まぁ、今はそんな先の事よりも…だ





「やだやだやだやだぁぁぁーーっ!!泊まっていってよおおお!今から帰ったら途中で夜になっちゃうじゃん!危ないよ!明日の朝明るいウチに帰れば良いよーっ!」


ハイ、只今、我が家のエントランスにて、ワタクシ、マルガレーテ様の腰に、沼幽霊の如く縋りついて絶賛ダダこねております。
ウチの侍女達はポカンと見てるし 、マルガレーテ様の従者君は…コイツ…って顔で人の事見てます。

「ちょwwその見た目で、そういう可愛いのはダメだよォww」

マルガレーテ様は、ちょっと嬉しそうにしてくれてるので、攻める手は緩めない。

「お泊まりしようよ~!今夜はゆっくり語りあかそうよおおお!」

「…私は良いけど、ウィルミナ様のご両親の許可が…。」

の言葉を聞いて、すかさず

「おかぁさまーーっ!!マルガレーテ様に今夜お泊まりしていただいて、いいかしらーっ!!」

と叫んだら

「良いわよ~w」

と、天の声みたいにお母様の声が、エントランスに響いた。ヨッシャ!
いっそ、一週間位いても良いのよ?

結局、「ウィルミナがこんなに人に懐くのは珍しい。」という理由で、マルガレーテはウチの両親に、大歓迎された。
マルガレーテ様は、喜んでくれたけど、従者君だけは「釈然としねぇ…。」って顔してた。すまんな!


晩御飯の席で解ったのだが、お母様も、貰った手袋とよだれかけの事を聞きたかったんだそうだ

手袋が、乳児が自分の爪で顔を傷つけない為のものだと、使い方を聞くと、すっげぇ感心してた。

あと 、よだれかけの刺繍は、ト〇ロが一番気にいったとの事…妖精繋がりなの?本能でお仲間嗅ぎ分けたの?




部屋の中を、暖かなランプの光が照らす
私の部屋の、ベッドの上で飽きずに色々な事を話す。


「あ~ヤバい、この話す内容に、神経使わないですむ楽さ加減!帰ったら気をつけないとなぁ~。」

サイドボードに置いた、果実水を飲みながら、マルガレーテ様が笑う

「あ~、確かに!俺も気をつけないと…」

最近、周りから「誰やコイツ。」って目で見られてる気がするし…前世を思い出しただけで、ちゃんとウィルミナだとは思うんだけど…うん。

「俺、初っ端からヤらかしちゃったからさぁ~。」

「え?!何しちゃったの?」

「火事の時に、お母様抱いて外でた時に「要救助者確保!」ってつい言っちゃったww」
みんな混乱してたし、日本語で言ったから何とか誤魔化せたけどさ、後からやべぇ!って思ったはww」

「身体鍛えてるのは、バレて無いと良いなぁ~。」

「鍛えてるの?何で?」

「いや、身体動かさないとどうも調子が悪いし、それに…。」

二人だけなのに、声をひそめて話してくれる

「俺、将来は騎士になりたいんだよね。」

今度も誰かを、守りたいの

そう言って、彼女はまた笑った。

「まぁ、お互い当面の重要事項は、フラグ回避して、生き残る事だけどね。」

全くもってその通りっス兄貴!

「まぁ、一番の死亡フラグは恋愛関連みたいだけどさ、ウィルミナ様は、どういうタイプが好みなの?」

と、ニヤニヤしながら聞いてくる…が、良くぞ聞いてくれました!

「…職人カタギな人。」

そう、俺の好みは職人っていうか、自分の選んだ道に邁進する、その道のプロみたいなタイプ、顔はあんまり関係ない。

「ぶっちゃけ、生前の兄貴に会ってたら、知り合った瞬間「抱いて!」って言う自信あるわ。」

いやマジでガチで

マルガレーテは目を丸くしながらも

「それは、残念な事したなぁ~。」

って言った、クッソ!この余裕!この人絶対相手に困らなかったタイプだ!

モテてたんでショ!ってぶーぶー言ったら

「いや…付き合ってもすぐにふられてたよ、いや本当に、やっぱ火傷の跡とか…怖かったみたいよ。」

そういうのダメな子はダメだからねぇ、って「仕方ない」って顔をする「彼」

「…それに、俺もあの傷を嫌がる奴なんざ願い下げだったし?」

と、今まで見たことが無い、人を嘲る様に笑った。…ああそうか

…弟さん嫌がるのと、一緒だもんね。それは確かに無理だわ
相手が事情を知らなくても、許せなかったのか

「…ブラコンかぁ…。」

ってため息ついたら

「ブラコンだよぉ~ww」

って開き直られた、やだこの人思ってたよりも業と闇が深い。

「まぁ、"今"の俺に弟はいないんだけどね。」

何か背後に黒いモノを滲ませて、フッと笑う…何か別の、未知のフラグ出て来てない?大丈夫?




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