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第42話 I don't want to wake up from my dream.
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夏の日の、エクリプセ、噴水通り。
貧しい者たちが集まり、日々の絶望的な暮らしをしている中、ミシェルもまた、その一人に数えられていた。
配給された小瓶だけでは、水が足りない。仕方なしに、ミシェルは夜な夜な噴水通りの表側にこっそりと顔を出して、枯れた噴水池に溜まる泥水を啜っていた。
酷い味だったのだろうが、そのときは普通だと――少なくとも、ミシェルの味覚では〈普通の味〉のひとつだった。
ある日から、ミシェルの瞳に紅い髪を持つ人物がちらつくようになった。
少しだけ癖のある、燃えるような紅い髪。夏の日差しに照らされると、本当に炎が燃え盛っているかのように見える。
自分とは、違う人間だ。ミシェルは本能的に感じていた。あのひとと、自分は一生、関係がないだろう。
しかし、ミシェルしかいないような真夜中の噴水通りに何の用があるのだろうか……何か、問題があっているのだろう。
すぐに通り過ぎていったそのひとのことを、ミシェルはただ見送った。
夏が過ぎれば秋が来る。そして、酷く寒い冬も。
酷暑がミシェルの身を焼いて、厳冬がミシェルの身体を凍えさせる。
そんな日に、ミシェルとヴァレリアンは出会った。
「君の名前は?」
「……ミシェル。姓はない」
「そうか。ぼくはヴァレリアン。ヴァレリアン=アンダーグラウンド。そのケープは君にあげるよ」
優しい表情をしたヴァレリアンは、そっとミシェルの頭を撫でた。
ミシェルにとって、初めての経験だった。それが『嬉しい』ことなのかどうかも、ミシェルにはわからなかった。ただ、むず痒いくすぐったさが銀色の髪にうっすらと残り、それがどうにも心を浮き立たせた。
――断片的に、記憶は繋がる――
「そうだ。ミシェル、君に行くところが無いのなら、ぼくの家に来るっていうのはどうだい? せめて、あたたかい飲み物でも飲んだらいいよ」
「いいの……?」
「ああ、もちろんさ!」
その日、ミシェルは希望の光を見出した。
以来――ミシェルは、ヴァレリアンのもとで暮らすことになる。
ヴァレリアンに連れられて。ヴァレリアンの住む隣町――シカトリスに、移住することになった。
あのとき、ミシェルがヴァレリアンに逢えたことは本当に、本当に幸運だっただろう。
移住と言っても簡単なものだ。ミシェルの持ちものは今着ている襤褸切れと、ヴァレリアンに貰ったものの破れてしまったケープと、傷だらけの身体だけだ。たったそれだけのものしか持っていないのに、移住も何もない。
そうしてまだ幼いミシェルは、ヴァレリアンの家に転がり込むことになった。
「さてさて、ここら辺にあると思うんだけどなあ」
着の身着のままの姿でエクリプセから逃げ出したミシェルの姿は顔をしかめてしまうほどにみすぼらしく、目を当てられない。
「あった! うんうん、物持ちがいいのも良いもんだね」
ヴァレリアンが持ち出してきたのは、古いが、それなりに手入れがされているひとそろいの服だ。樟脳の香りがすることから、物置の奥に仕舞い込んでいたのだと見受けられる。
「ほら、ミシェル、お風呂に入ろう!」
「風呂……」
びくり、と、ミシェルの身体が震えた。恐怖に身が竦み、歯の根が鳴る。
まただ。まただ、と思った。ヴァレリアンという人間も、ミシェルに酷いことするのだ。
「俺、やっぱり、身を売らなくちゃならないのか」
「ん?」
きょとん、と、ヴァレリアンは虚を突かれた顔をする。ミシェルが何を言っているのか、まるでわからないという顔だ。
「そんなことより、身体を綺麗にしなくっちゃ。傷だらけなんだから、その治療もね」
「……? あんた、そんなこと、って」
「んー、たぶんだけど、ミシェル。君が思っているよりもずっといいことだよ」
ヴァレリアンはミシェルの手を引いて、大して広くはない、けれどきちんとしたバスタブのある部屋に入れた。途端、ふわりと香る、くらりと目眩いがする、何にも例えられない――そう、ミシェルの語彙では良い香り、としか表現することができない、甘く蕩けるような香りが二人を包んだ。
「これ、は」
ヴァレリアンは、まず己の服を脱ぐ。ばさばさと脱ぎ捨てた服を振り落とし、ミシェルに笑って見せた。
「肌を見せ合うなんて、いけないことだね。だから、これはぼくと君のひみつ。ね」
ミシェルの心臓が大きく拍動する。どうして、何故、何が起こっている。疑問と、ヴァレリアンの非常識な行為に頭が付いてこない。
「ん、あ、ごめん、嫌だったかな。身体を流してあげようと思ったんだけど」
「嫌っていうか、あの、あんたは、ヴァレリアンは俺にああいうことをしないのか。えっと、だから、〈ぎしき〉とか〈こうい〉とか」
涙目になって、ミシェルはヴァレリアンに喰ってかかる。この人間も、きっと同じなんだ。ミシェルの身体を貪って、はした金を寄越して、捨て去る気でいるんだ。〈堕天使〉だと罵り、あるいは〈イイカラダ〉だとのたまい、ミシェルの身体を苛める気だ。
やっぱり、この人間も同じなんだ。ミシェルの瞳から、とうとう涙が溢れ始める。ひきつけるような嗚咽とともに、噛み殺した鳴き声が喉から洩れた。
「――! あ、あはは。そういうことかぁ」
ミシェルの様子を見て、ようやくそういった目に合っていたのだろうと、ヴァレリアンは思い至った。こればかりはどうしようもない。ミシェルに植え付けられている恐怖に配慮ができなかったヴァレリアンの失態だ。
ヴァレリアンは、ミシェルを安心させようと笑顔を保ったまま、ミシェルの白銀の髪に手を置いてから目線を合わせるようにしゃがみ込む。
「大丈夫だよ。ぼくはそんな酷いこと、しない」
「だって……だって……」
ミシェルは泣き止まない。酷いことをしない、と言葉で言うのは実に簡単だ。だからこそ、ミシェルは疑う。
「うーん。あ! じゃあこういうのはどう?」
突然、ヴァレリアンはミシェルが思ってもいない行動に出た。
「それっ」
ヴァレリアンは、ミシェルの身体を抱え上げた。軽いミシェルの身体だ。ヴァレリアンの腕に簡単に収まる。
「わ、えっ」
そのまま、ヴァレリアンはミシェルのことをバスタブに放り込んだ。
「わぷ、わ、ぷは」
驚きに、湯に、溺れそうになる。ミシェルがなんとか顔を出すと、何か――とても優しく、やわらかで、良い香りの物が頭の上から降ってきた。
色とりどりの、薔薇の花びら。赤も、青も、黄色も、白も、たくさんの色が混ざり合いながら、ミシェルの頭の上から降り注ぐ。
「き、れい」
ミシェルは、つい両手を差し出してしまう。受け止めた花びらが、ミシェルの手のひらに降り積もる。
「どうだい?」
頭の上から、声も降ってきた。ヴァレリアンの声だ。
「きれい、何だ、これ」
「売れ残りの花を集めてきたんだ。ぼくはお風呂、好きだからね。こうやって贅沢するのさ」
「ヴァレリアンがやりたかったことって、」
「そう。君をあたたかいお風呂に入れて、こうやって祝福することだよ」
ミシェルが放り込まれたのは、先程、ミシェルの目の前にあったバスタブだったのだ。バスタブには程よい温度の湯が溜められていて、ゆっくりと冷えたミシェルの身体を解す。
じっくりと解されていく身体は、今まで感じたことのない安らぎをミシェルに与えた。
どうしてか、ミシェルの頭から感情が無くなっていく。何を考えているのか、よくわからない。何を言葉にして、ヴァレリアンに言葉を返せばいいのかわからない。
「俺、この……何だろう、何? なん、で」
美しさと、優しさと、安らぎと、心地良さ。ミシェルが今まで感じたことのないものが、胸の中に溢れかえって、何もかもがわからなくなる。
次第に、ミシェルは甘い香りとそれらの感覚に、意識が蕩けていくのを感じた。
「ミシェル、眠っちゃだめだよ。ほら、起きて」
「う、あうー……」
とろりとした瞳が、ヴァレリアンにも喜びをもたらす。
「そんなに気持ちいい? しあわせー、って感じかな?」
「しあわ、せ?」
「そう。嬉しくて、気持ち良くて、幸せ。そんな気持ちになっているなら、嬉しいなって」
「よく、わかんない……けど、俺。こんなの初めてで、よく、わかんなくて」
「そっかそっか! なら、これから知っていけばいいね。さ、そんな襤褸切れなんか脱いじゃおう」
「うん、わかった……」
もうミシェルの心に恐れは無かった。ヴァレリアンなら、安心して自分のことを任せられる。そう確信したのだ。
この心地良さを、全身で、全ての感覚で、受け止めたい。
素晴らしい体験の続きがあるのを、ミシェルはまだ、知らなかった――
【夢から覚めないで――Fin.】
貧しい者たちが集まり、日々の絶望的な暮らしをしている中、ミシェルもまた、その一人に数えられていた。
配給された小瓶だけでは、水が足りない。仕方なしに、ミシェルは夜な夜な噴水通りの表側にこっそりと顔を出して、枯れた噴水池に溜まる泥水を啜っていた。
酷い味だったのだろうが、そのときは普通だと――少なくとも、ミシェルの味覚では〈普通の味〉のひとつだった。
ある日から、ミシェルの瞳に紅い髪を持つ人物がちらつくようになった。
少しだけ癖のある、燃えるような紅い髪。夏の日差しに照らされると、本当に炎が燃え盛っているかのように見える。
自分とは、違う人間だ。ミシェルは本能的に感じていた。あのひとと、自分は一生、関係がないだろう。
しかし、ミシェルしかいないような真夜中の噴水通りに何の用があるのだろうか……何か、問題があっているのだろう。
すぐに通り過ぎていったそのひとのことを、ミシェルはただ見送った。
夏が過ぎれば秋が来る。そして、酷く寒い冬も。
酷暑がミシェルの身を焼いて、厳冬がミシェルの身体を凍えさせる。
そんな日に、ミシェルとヴァレリアンは出会った。
「君の名前は?」
「……ミシェル。姓はない」
「そうか。ぼくはヴァレリアン。ヴァレリアン=アンダーグラウンド。そのケープは君にあげるよ」
優しい表情をしたヴァレリアンは、そっとミシェルの頭を撫でた。
ミシェルにとって、初めての経験だった。それが『嬉しい』ことなのかどうかも、ミシェルにはわからなかった。ただ、むず痒いくすぐったさが銀色の髪にうっすらと残り、それがどうにも心を浮き立たせた。
――断片的に、記憶は繋がる――
「そうだ。ミシェル、君に行くところが無いのなら、ぼくの家に来るっていうのはどうだい? せめて、あたたかい飲み物でも飲んだらいいよ」
「いいの……?」
「ああ、もちろんさ!」
その日、ミシェルは希望の光を見出した。
以来――ミシェルは、ヴァレリアンのもとで暮らすことになる。
ヴァレリアンに連れられて。ヴァレリアンの住む隣町――シカトリスに、移住することになった。
あのとき、ミシェルがヴァレリアンに逢えたことは本当に、本当に幸運だっただろう。
移住と言っても簡単なものだ。ミシェルの持ちものは今着ている襤褸切れと、ヴァレリアンに貰ったものの破れてしまったケープと、傷だらけの身体だけだ。たったそれだけのものしか持っていないのに、移住も何もない。
そうしてまだ幼いミシェルは、ヴァレリアンの家に転がり込むことになった。
「さてさて、ここら辺にあると思うんだけどなあ」
着の身着のままの姿でエクリプセから逃げ出したミシェルの姿は顔をしかめてしまうほどにみすぼらしく、目を当てられない。
「あった! うんうん、物持ちがいいのも良いもんだね」
ヴァレリアンが持ち出してきたのは、古いが、それなりに手入れがされているひとそろいの服だ。樟脳の香りがすることから、物置の奥に仕舞い込んでいたのだと見受けられる。
「ほら、ミシェル、お風呂に入ろう!」
「風呂……」
びくり、と、ミシェルの身体が震えた。恐怖に身が竦み、歯の根が鳴る。
まただ。まただ、と思った。ヴァレリアンという人間も、ミシェルに酷いことするのだ。
「俺、やっぱり、身を売らなくちゃならないのか」
「ん?」
きょとん、と、ヴァレリアンは虚を突かれた顔をする。ミシェルが何を言っているのか、まるでわからないという顔だ。
「そんなことより、身体を綺麗にしなくっちゃ。傷だらけなんだから、その治療もね」
「……? あんた、そんなこと、って」
「んー、たぶんだけど、ミシェル。君が思っているよりもずっといいことだよ」
ヴァレリアンはミシェルの手を引いて、大して広くはない、けれどきちんとしたバスタブのある部屋に入れた。途端、ふわりと香る、くらりと目眩いがする、何にも例えられない――そう、ミシェルの語彙では良い香り、としか表現することができない、甘く蕩けるような香りが二人を包んだ。
「これ、は」
ヴァレリアンは、まず己の服を脱ぐ。ばさばさと脱ぎ捨てた服を振り落とし、ミシェルに笑って見せた。
「肌を見せ合うなんて、いけないことだね。だから、これはぼくと君のひみつ。ね」
ミシェルの心臓が大きく拍動する。どうして、何故、何が起こっている。疑問と、ヴァレリアンの非常識な行為に頭が付いてこない。
「ん、あ、ごめん、嫌だったかな。身体を流してあげようと思ったんだけど」
「嫌っていうか、あの、あんたは、ヴァレリアンは俺にああいうことをしないのか。えっと、だから、〈ぎしき〉とか〈こうい〉とか」
涙目になって、ミシェルはヴァレリアンに喰ってかかる。この人間も、きっと同じなんだ。ミシェルの身体を貪って、はした金を寄越して、捨て去る気でいるんだ。〈堕天使〉だと罵り、あるいは〈イイカラダ〉だとのたまい、ミシェルの身体を苛める気だ。
やっぱり、この人間も同じなんだ。ミシェルの瞳から、とうとう涙が溢れ始める。ひきつけるような嗚咽とともに、噛み殺した鳴き声が喉から洩れた。
「――! あ、あはは。そういうことかぁ」
ミシェルの様子を見て、ようやくそういった目に合っていたのだろうと、ヴァレリアンは思い至った。こればかりはどうしようもない。ミシェルに植え付けられている恐怖に配慮ができなかったヴァレリアンの失態だ。
ヴァレリアンは、ミシェルを安心させようと笑顔を保ったまま、ミシェルの白銀の髪に手を置いてから目線を合わせるようにしゃがみ込む。
「大丈夫だよ。ぼくはそんな酷いこと、しない」
「だって……だって……」
ミシェルは泣き止まない。酷いことをしない、と言葉で言うのは実に簡単だ。だからこそ、ミシェルは疑う。
「うーん。あ! じゃあこういうのはどう?」
突然、ヴァレリアンはミシェルが思ってもいない行動に出た。
「それっ」
ヴァレリアンは、ミシェルの身体を抱え上げた。軽いミシェルの身体だ。ヴァレリアンの腕に簡単に収まる。
「わ、えっ」
そのまま、ヴァレリアンはミシェルのことをバスタブに放り込んだ。
「わぷ、わ、ぷは」
驚きに、湯に、溺れそうになる。ミシェルがなんとか顔を出すと、何か――とても優しく、やわらかで、良い香りの物が頭の上から降ってきた。
色とりどりの、薔薇の花びら。赤も、青も、黄色も、白も、たくさんの色が混ざり合いながら、ミシェルの頭の上から降り注ぐ。
「き、れい」
ミシェルは、つい両手を差し出してしまう。受け止めた花びらが、ミシェルの手のひらに降り積もる。
「どうだい?」
頭の上から、声も降ってきた。ヴァレリアンの声だ。
「きれい、何だ、これ」
「売れ残りの花を集めてきたんだ。ぼくはお風呂、好きだからね。こうやって贅沢するのさ」
「ヴァレリアンがやりたかったことって、」
「そう。君をあたたかいお風呂に入れて、こうやって祝福することだよ」
ミシェルが放り込まれたのは、先程、ミシェルの目の前にあったバスタブだったのだ。バスタブには程よい温度の湯が溜められていて、ゆっくりと冷えたミシェルの身体を解す。
じっくりと解されていく身体は、今まで感じたことのない安らぎをミシェルに与えた。
どうしてか、ミシェルの頭から感情が無くなっていく。何を考えているのか、よくわからない。何を言葉にして、ヴァレリアンに言葉を返せばいいのかわからない。
「俺、この……何だろう、何? なん、で」
美しさと、優しさと、安らぎと、心地良さ。ミシェルが今まで感じたことのないものが、胸の中に溢れかえって、何もかもがわからなくなる。
次第に、ミシェルは甘い香りとそれらの感覚に、意識が蕩けていくのを感じた。
「ミシェル、眠っちゃだめだよ。ほら、起きて」
「う、あうー……」
とろりとした瞳が、ヴァレリアンにも喜びをもたらす。
「そんなに気持ちいい? しあわせー、って感じかな?」
「しあわ、せ?」
「そう。嬉しくて、気持ち良くて、幸せ。そんな気持ちになっているなら、嬉しいなって」
「よく、わかんない……けど、俺。こんなの初めてで、よく、わかんなくて」
「そっかそっか! なら、これから知っていけばいいね。さ、そんな襤褸切れなんか脱いじゃおう」
「うん、わかった……」
もうミシェルの心に恐れは無かった。ヴァレリアンなら、安心して自分のことを任せられる。そう確信したのだ。
この心地良さを、全身で、全ての感覚で、受け止めたい。
素晴らしい体験の続きがあるのを、ミシェルはまだ、知らなかった――
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