最底辺からの死に戻り配信者は金と人気で成り上がる

うどん

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1章

外の現実と中の現実的空想

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時間は少しもどり、悠馬がダンジョンに入る直前まで戻る。



東京グルメツアーと銘打ったニュース番組の企画中

レポーターの久遠 真白はテレビ内では優秀で評価が高かった。

真面目な性格と、報道に掛ける熱意は誰よりも高い。



見た目の美しさも相まって、視聴者人気も高いが、本人はやっぱりニュース報道キャスターに憧れていた。

そんな真白に今日転機が訪れる事になるとは思いもしなかった。





「スタジオと視聴者の皆さーん!今日は、ここ新宿に来ています!東京グルメツアーさっそく行ってみましょう!」



「新宿だけあって、今日も若い人たちで賑わっていますが、今日は新宿で一番人気のパスタ屋コンフィの前に来ています!既にお昼前にも関わらず、店内にお客さんで賑わってますが早速中に入ってみたいと思います!」



笑顔でレポートする真白は、それを移すカメラマン、それと遠巻きに眺めるファンを横目にいざ店内に入ろうとした時だった。





真白は大きな揺れを感じて、慌てて頭を押さえる。



地震だ!と理解すると直ぐに、自身の職業魂に火が付いて懸命に状況を説明する。



「……っ!今、大きな地震が!新宿の路上で、強い揺れを感じています!皆さん、映像でわかりますか!?看板やガラスにも注意してください!」あまりに大きい揺れにしゃがみ込みながら必死に状況を説明しながら、辺りの様子と、店内の様子を確認してレポートを続ける。



耳のインカムからは、スタジオの動揺と、キャスターの男性から「早く建物から離れて!」と言う声が聞こえる。



だが、想像以上の揺れに動けない自分と、リアルな現場を報道しなければと言う真面目な部分が逃げ出したい衝動を抑えてカメラに向かって状況を常に報道している。



揺れが収まり始める。



揺れが収まった、震度6くらいはあるんじゃないか?なんて安堵した中で久遠真白は、ハッキリと聞こえた。



バチッッ!と電気が弾ける音。



最初は電線が切れたと思ったが、それは無い。

ここ新宿は、地面の中に電線を入れてるからだ。



そして変な物を見た。



元々、変な人だなぁとは思っていたから気づいたのかもしれないが、登山に行くような恰好と大きいリュックを背負った男性が、急ぎ足で道路に向かって歩き始めていた。



何だろう、そう思ったから気付いた。



青い光が一瞬見えた。



「あれは、、何?」



思わず声を出して、それを拾ったカメラマンが久遠の視線の先にカメラを向けようとした瞬間

まばゆい光と共に青い渦を巻いた、現実とは思えない何かが姿を現した。



「おい!なんだあれ!?」

「映せ!久遠!状況をスタジオに伝えるんだ!!」



カメラマンとディレクターが声が入るのも気にせず、久遠に声を掛けるとハッとした表情ですぐに仕事モードに切り替える。



「緊急です!突如道路に謎の渦が出現しました!大きな光と電気のバチッとなる音が聞こえて直ぐに突如、東京新宿に謎の現象が起きています!!先ほどの地震と関係があるのでしょうか!?」

「繰り返します!新宿の路上で謎の光と渦が発生しています!周囲の方は冷静に、できるだけ距離を取ってください!」



カメラマンが渦の方にカメラを向けたので、カメラの前に移動しながら逐一現場の状況を説明していく。

近くにいた警察が慌てて無線を入れている様子や、野次馬がスマホを構えて写真を撮っている状況を必死に説明しながら、ふと疑問に思った。



さっき居た変な人が、いない?



渦の近くにいた人がいなくなっていた。



まさか!?



「あの中に、、入った?、と言うより入れるの?」



ーーーーーーーーーーーー





外の様子を知らない悠馬は、ひたすらゴブリンを倒し続けていた。

既にレベルも5レベルまで上がっているが、目標としていた10レベルまでは届かない。



時間も既に、中に入ってから3時間近くかかっており、帰りの事も考えるとこれ以上は中での活動は危険ともいえる。



だが、問題はそれだけではない。



出る時だ。



「確か、ゲートが開いて直ぐは警察が対応していたが、直ぐに自衛隊が対応を始めたはず」



その後、翌日に自衛隊がゲートの中に潜入してゴブリンを発見、戦闘を行うが音を重火器と大人数で入った事が災いしてこのダンジョンの中でボスの次に強いモンスターと遭遇して多数の負傷者を出して撤退するんだったか。



正直言うと、しばらくダンジョンに潜ったままで居たいのだが、配信をする関係で長時間のアタックが現状出来ないのは問題だ。



「ただ、レベルがここまで上がったからこそ出来る事もある」



配信可能時間はのこり1時間という所だし、当初の予定通り一旦配信を閉じるか。

スマホの配信画面から停止を選択して配信を閉じるとスマホの電源を落とす。



これで最悪、今のレベルでも対処できない数のゴブリンに遭遇した場合に配信を付ければ1時間はスキルを発動できる。



それに、あくまでレベル10まで行けば今回の目標は達成できる。



「さて、やるか」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

=============







名前 佐藤悠馬



level 5



職業 配信者ユニークジョブ rank EX



スキル



・金の力 【rank】 A



・人気の力 【rank】 S



・言葉の力 【rank】 EX



・頭部破壊 【rank】 F



HP  130

ATK 58

AGI 61

DEF 42

MP 45/45

LUK 156



スキル詳細

金の力

配信を行ってる場合に限り効果発動する。

配信上の投げ銭機能により金を得た場合、金額に応じて規定時間能力値が200%増大する。



人気の力

配信を行っている場合に限り効果を発動する。

配信を見ている人間の数×1%分経験値に上昇補正が加わる。

但し上昇補正値は10000%からは上昇しない。

戦闘終了時に見ている視聴者数をカウントする。



言葉の力

配信を行っている場合に限り効果を発動する。

配信中にコメントをされた場合、そのコメントに記載の任意部分を切り取って言葉に込められた力を具現化することが出来る。



頭部破壊



頭部に対する、打撃・斬撃・魔法攻撃を行うと筋力値+20%の追加ダメージを与える。



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