83 / 90
83
「答えたくないなら別に良い。とにかく、早く着替えた方が良いんじゃないのか」
そう言って、春馬は険しい表情で睦紀に背を向けてしまう。拒絶を表した態度に、不安が胸を襲う。そのまま部屋を出そうになり、睦紀は慌てて春馬の腕に縋る。
「……物足りなかったんです」
春馬の足が止まり、怪訝そうな顔で睦紀を見下ろす。
「二人に抱かれてから、普通の自慰じゃあ満足いかなくなってしまって……だからつい――」
道具を使ったのだと続けた。軽蔑されてしまうかもしれない。言った後になって、そのことに気づく。
「僕はおかしいんです。昔から……こんなことばかりしていて……はしたないですよね」
「別に誰だって発散したい時はあるだろう。別に悪いことじゃない」
宥めるような口調に、春馬が気を遣ってくれているのだと分かる。
「とにかく綺麗にした方が良い」
腕を取られて立ち上がらされる。その瞬間に、中の物が抉り失っていた熱を呼び起こす。
「ああっ……」
力が抜けてくずおれる。とにかく外さない限り、何度も責め苛まれてしまいそうだった。
「何かいれているのか?」
春馬に問われ、睦紀は俯いたまま頷く。
「分かった……抜いてやる」
そう言って、力の入らない睦紀の代わりに春馬の手がズボンに触れる。羞恥から身体が強ばると、春馬の動きが一瞬止まる。
「嫌かもしれないけれど、我慢してくれ」
そう言われて、ズボンが膝まで下ろされる。下着を着けていなかったことで、すぐさま部屋の冷気に下肢が晒される。中途半端に昂ぶっていた熱が、春馬の視線に晒されたことで更に強まってしまう。肘と膝を床に着いた状態で、睦紀は羞恥に目をキツく閉ざす。
「……抜くぞ」
春馬の手が道具に触れ、ゆっくりと引き抜かれていく。
「んッ……ああっ……」
襞を擦り抜けていく無機質な感触にすら、睦紀の身体は貪欲に食らいつく。抜いた時に溢れ出たローションの生温かさが太股を伝う。
あなたにおすすめの小説
陥落 ー おじさま達に病愛されて ー
ななな
BL
眉目秀麗、才ある青年が二人のおじさま達から変態的かつ病的に愛されるお話。全九話。
国一番の璃伴士(将棋士)であるリンユゥは、義父に温かい愛情を注がれ、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。
そんなある日、一人の紳士とリンユゥは対局することになり…。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開