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しおりを挟む「ぁっ……春馬さん、お願いします。イかせてください」
睦紀の言葉に触発され、春馬が猛々しく腰を突き上げる。睦紀は悲鳴に近い声を上げて、俊政に縋った。
「あああっ、やっ――」
あまりの強い刺激に、一瞬意識が飛んだように思えた。気づいた時には白濁が腹部を汚し、中で春馬の脈動を感じていた。
「これで終わりじゃないよ。うつ伏せになって、腰を上げなさい」
俊政に言われ力なく身体を起こすと、春馬の手を借りて睦紀はうつ伏せになる。ヒクヒクと震える後孔が晒されるが、今はそんなことも気にならなかった。
「私のも挿れてほしいかい?」
後孔に新たな俊政の熱が宛がわれる。すでに一度は熱を吐き出しているにもかかわらず、睦紀の身体は新たな快楽を求めるように疼き出す。
「俊政さんのも欲しいです」
ねだるように腰を揺すると「正直になったね」と俊政が口にし、腰を撫でてくる。
「愛しているよ、睦紀。やっと、本当の家族になれたね」
俊政の言葉と共に、熱を持った楔が打ち込まれていく。
「ああっ……ん、大きい」
苦しげに呻く睦紀を宥めるように、春馬が睦紀の唇を舐める。口を少し開けて舌を出すと、春馬が絡め取るように迎えてくれる。
「睦紀、苦しいのか? でもね、こうして家族で苦しみを分かち合えば、楽になれるんだよ」
俊政の手が睦紀の前に触れる。加えて春馬の口づけと愛撫によって、確かに苦しみは薄れていた。この二人とだったら自分はどこまでも堕ちていけるようにさえ、睦紀には思えた。
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