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帰りのHRの乱
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帰りのHRのじかん。
田辺「それではこれより帰りのHRをはじめます。今日1日高校教師をやってみて思ったのですが今日で私は先生をやめようと思っています。何か質問がある人は挙手してください。」
井田「けっきょくやめんのかよー。先生の授業楽しかったのになー。はくじょうもの。意気地なしー。」
坂井「そうね...質問はないけど..学問のレベルはチンパンジー...いやそれ以下だったわ..でもあなたはとても素晴らしい教師よ。そこに偽りはないわ。」
澤「先生...どうしてやめちゃうんですか...私先生についていきます。」
田辺「ありがとう。私は学問を棄てた男だ。それなのに教師になった男だ。それがなぜかわかるか。」
中田「はい!先生!」
田辺「お、なかやん、答えてみなさい。」
中田「トイレ行ってきます!」
田辺「帰ってこなくていいぞ。私が教師になった理由はただ1つ。きみたちに学問を棄てろと言いにきた。ただそれだけだ。」
坂井「学問をすてる..?あなたのことはとても尊敬するわ..たとえ学問のない教師だとしても..ただ私たちにはそれはできないわ..なぜなら私たちは...」
田辺「ほう...私たちは...なんだ。」
澤「私たちは高校生...学問を学ぶ立場にある..けど..先生のいうことなら..」
井田「そりゃあ棄てれるもんなら棄ててーけどよー。たしかに学校の授業なんて卒業したらなーんの役にも立たないことくらい知ってるけどさー。でも留年しちゃうんだよなー。勉強しないと。」
田辺「はっはっはっはっ。いやいや君たちはなんて真面目なんだ。素晴らしい。私が丸を書けと言えば丸を書こうとする。トマトが赤いと教えればトマトは赤いものだと信じる。とても純粋だ。まるで赤ん坊のように。その心を忘れないように。そしてゆくゆくは憶えた知識は全て忘れるよう努めなさい。」
坂井「ふ...そうね...ゆくゆくは...憶えた知識なんて全て忘れる運命にあるわね..」
田辺「そうだな。坂井。君のように勉学に励む者は素晴らしい。同時に愚かだ。でもそれでこそ君は一流の高校生だ。パーフェクトだよ。坂井朋美。そしてここにいるみんなも。中田以外ね。」
中田「えーー。」
井田「...先生..ホントにいっちまうのか..?」
田辺「行く。私は学問を棄てろと伝えにきただけだ。それを伝えれば私がここにいる理由はない。もうすぐ下校のチャイムがなり全てが終わる。たが..最後にもう1つ..言うことがあるとするなら..」
坂井「..なに?」
田辺「今日一日だけ学問を棄てなさい。下校したらみんなでお好み焼きでも食べにいこう。私がご馳走する。」
井田「おっけー!行こうぜー!」
坂井「いいわね、賛成だわ。」
澤「私お好み焼き大好きー!」
中田「はい!僕お好み焼き食べれません!」
こうして生徒達は田辺先生と共に教室をあとにし
最後の授業をお好み焼きやさんで繰り広げるのでした。
めでたしめでたし。
一章完。
田辺「それではこれより帰りのHRをはじめます。今日1日高校教師をやってみて思ったのですが今日で私は先生をやめようと思っています。何か質問がある人は挙手してください。」
井田「けっきょくやめんのかよー。先生の授業楽しかったのになー。はくじょうもの。意気地なしー。」
坂井「そうね...質問はないけど..学問のレベルはチンパンジー...いやそれ以下だったわ..でもあなたはとても素晴らしい教師よ。そこに偽りはないわ。」
澤「先生...どうしてやめちゃうんですか...私先生についていきます。」
田辺「ありがとう。私は学問を棄てた男だ。それなのに教師になった男だ。それがなぜかわかるか。」
中田「はい!先生!」
田辺「お、なかやん、答えてみなさい。」
中田「トイレ行ってきます!」
田辺「帰ってこなくていいぞ。私が教師になった理由はただ1つ。きみたちに学問を棄てろと言いにきた。ただそれだけだ。」
坂井「学問をすてる..?あなたのことはとても尊敬するわ..たとえ学問のない教師だとしても..ただ私たちにはそれはできないわ..なぜなら私たちは...」
田辺「ほう...私たちは...なんだ。」
澤「私たちは高校生...学問を学ぶ立場にある..けど..先生のいうことなら..」
井田「そりゃあ棄てれるもんなら棄ててーけどよー。たしかに学校の授業なんて卒業したらなーんの役にも立たないことくらい知ってるけどさー。でも留年しちゃうんだよなー。勉強しないと。」
田辺「はっはっはっはっ。いやいや君たちはなんて真面目なんだ。素晴らしい。私が丸を書けと言えば丸を書こうとする。トマトが赤いと教えればトマトは赤いものだと信じる。とても純粋だ。まるで赤ん坊のように。その心を忘れないように。そしてゆくゆくは憶えた知識は全て忘れるよう努めなさい。」
坂井「ふ...そうね...ゆくゆくは...憶えた知識なんて全て忘れる運命にあるわね..」
田辺「そうだな。坂井。君のように勉学に励む者は素晴らしい。同時に愚かだ。でもそれでこそ君は一流の高校生だ。パーフェクトだよ。坂井朋美。そしてここにいるみんなも。中田以外ね。」
中田「えーー。」
井田「...先生..ホントにいっちまうのか..?」
田辺「行く。私は学問を棄てろと伝えにきただけだ。それを伝えれば私がここにいる理由はない。もうすぐ下校のチャイムがなり全てが終わる。たが..最後にもう1つ..言うことがあるとするなら..」
坂井「..なに?」
田辺「今日一日だけ学問を棄てなさい。下校したらみんなでお好み焼きでも食べにいこう。私がご馳走する。」
井田「おっけー!行こうぜー!」
坂井「いいわね、賛成だわ。」
澤「私お好み焼き大好きー!」
中田「はい!僕お好み焼き食べれません!」
こうして生徒達は田辺先生と共に教室をあとにし
最後の授業をお好み焼きやさんで繰り広げるのでした。
めでたしめでたし。
一章完。
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