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まだまだ田辺翔一
人生の乱
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人生の授業。
田辺「ではこれより人生の授業を始めたいと思います。いきなりですが問題です。人生とはなんでしょう。答えろ。何をもたついている豚ども。今すぐにだ。早くしろ!」
井田「おー...今日はいつも以上についていけねぇよ...それにテーマがでかいっつぅか...すぐ答えられる問題じゃねぇよなぁ。」
坂井「同感だわ。それに私たちかわいい生徒を豚呼ばわりとはね..納得いかないわよ。」
田辺「そうか。すまなかったな。一体何についてあやまればいいのか先生にはまったくわからない。だからあやまる。わからなくてすまない。」
坂井「...もういいわよ..で、先生の問題は人生とは..だったかしら?私なりの見解でよければお答えするわ。あってるかどうかわからないけど...」
田辺「答えてみよ坂井。それを聞くためにわたしはここにいる...と言いたいところだがその前に坂井。あってるかどうかわからないけどと言ったな。それはどういう意味だ。わたしの人生は間違えてる可能性があるという意味を込めて言ってるのか?」
坂井「そこまで深い意味をこめてないわよ..ただ人生というものを高校生の私が正しく言い当てれる確証がないと言う意味よ..」
田辺「はっはっはっ。坂井。キミは天才だ。同時に愚かだよ。天才とは限りなくバカなんだ。よく覚えておきなさい。」
中田「はい!先生!」
田辺「まだ生きてたのか中田よ。どうした?」
中田「ペットのカメが甲羅から出てきません!」
田辺「やはり死んでいるな。いいかね坂井。人生について考えるとき...そのとき出た答えがあってるか間違えてるのか正解なんてあるだろうか...単純に人生とは楽しいものだ。あるいは人生とは悲しくつらいものだ...そう考えるときにそれらを間違えているとは誰も言わないだろう。それと同時に正解でもない。」
井田「なんかややこしい話だなー。まぁ深そうな話しだけど..」
坂井「まぁたしかに..先生が言いたいのは人それぞれで人生の捉え方は十人十色と言ったところかしら..?」
澤「なるほど...それに人生の捉え方はそのときそのときによって変わってくるっていみでもありますね...楽しいときもあれば苦しいときもあると。」
田辺「君たち。先生は良い生徒をもったよ。感動している。ここまで飲み込みが悪いとこっちも教えがいがあるよ。」
坂井「...なによ...別に私たちが言ってることだって間違いではないわよ..100パーセント正解じゃないかもしれないけどそもそも完璧な答えなんてあるわけないわよ..テーマが人生だなんて。数式とは違うわ。」
田辺「ふむ。やはりきみは天才だな坂井。高校生でそこまで言えればいい。数式では通用しない。人生の問いはな。」
澤「じゃあ先生のおもう人生論についておしえてください。」
田辺「人生論なんてものじゃないよ。そんなものない。でも僕がよく思うのは人生は既にあるものだ。気が付けば始まっていたのだよ。人生というものがな。」
井田「まぁたしかに誰1人生まれる前のことなんてわかんねぇからなぁ~...気が付けば生まれていた。みんなそうっしょ。」
坂井「人間には魂というものが宿っていてたとえ死んであの世に行っても何度でも生まれ変わるみたいだわ...それを輪廻転生というみたいだけど...」
田辺「そう言われている。しかしそれは精神世界の話だ。スピリチュアルワールドの話だよ。先生が思う人生論に精神世界の話しはリンクしない。たとえ輪廻転生していようが私にはそんな記憶はない。よし、今から人生を始めようなんて決意すらしていないのに気が付けば人生がはじまっていた。人間をやっている。別の見方をすればやらされているとも言える。人生なんてやりたくもないのに今日もやらされている。」
坂井「..まぁそういう取り方もあるわね。やらされているというのは随分ネガティヴだけれど..ならやらされているとしたらそれは誰にかしら?神様かしら。」
田辺「そうだな。もし生かされているとすれば神にだ。それが1番納得いくよ。だが繰り返すがこれは精神世界の話ではない。目に見えず実態の掴めない神という存在についてはここでは触れない。」
澤「でも..今の話を聞く限り先生はあまり人生に対して楽観的ではないように聞こえます..どこか悲観的というか..先生は人生が楽しくないんですか?」
田辺「良い質問だな。人生には問題が起きる。先生は人生が楽しくない。ゆえに澤にマッサージをして欲しい。」
井田「まぁなんでマッサージになんのかわかんねぇけどよー。楽しくないんなら先生は自分のやりたいことやればいいじゃーん。教師なんかやめてさー。」
澤「ちょ..なに言うのよ..先生は教師がやりたいから教師になったんじゃないの..??それに先生がいなくなったら私困る..」
田辺「それはありがたいな。しかしな、澤。先生は教師がやりたいとは思っていない。」
坂井「..どういうことよ?じゃあ先生は教師をやりたくもないのにイヤイヤ教壇に立っているとでも言いたいの?」
田辺「それも違う。先生は自分自身には嘘をつかない。嘘をつくのも得意ですが...ただ教師という職業を僕はやりたいとはあまり思っていないだろうな。あまり良いイメージを持っていない。ひとつだけ確かなのは私はこの瞬間教壇に立ち話をしたくてここに立っていることは確かだ。なぜなら先生は自分自身には嘘をつかないからな。それ以外のことはわからない。全て不確かだよ。それでは人生の授業を終わります。帰りのホームルームで会いましょう。」
これにて人生の乱は
幕を閉じたのでした。
田辺「ではこれより人生の授業を始めたいと思います。いきなりですが問題です。人生とはなんでしょう。答えろ。何をもたついている豚ども。今すぐにだ。早くしろ!」
井田「おー...今日はいつも以上についていけねぇよ...それにテーマがでかいっつぅか...すぐ答えられる問題じゃねぇよなぁ。」
坂井「同感だわ。それに私たちかわいい生徒を豚呼ばわりとはね..納得いかないわよ。」
田辺「そうか。すまなかったな。一体何についてあやまればいいのか先生にはまったくわからない。だからあやまる。わからなくてすまない。」
坂井「...もういいわよ..で、先生の問題は人生とは..だったかしら?私なりの見解でよければお答えするわ。あってるかどうかわからないけど...」
田辺「答えてみよ坂井。それを聞くためにわたしはここにいる...と言いたいところだがその前に坂井。あってるかどうかわからないけどと言ったな。それはどういう意味だ。わたしの人生は間違えてる可能性があるという意味を込めて言ってるのか?」
坂井「そこまで深い意味をこめてないわよ..ただ人生というものを高校生の私が正しく言い当てれる確証がないと言う意味よ..」
田辺「はっはっはっ。坂井。キミは天才だ。同時に愚かだよ。天才とは限りなくバカなんだ。よく覚えておきなさい。」
中田「はい!先生!」
田辺「まだ生きてたのか中田よ。どうした?」
中田「ペットのカメが甲羅から出てきません!」
田辺「やはり死んでいるな。いいかね坂井。人生について考えるとき...そのとき出た答えがあってるか間違えてるのか正解なんてあるだろうか...単純に人生とは楽しいものだ。あるいは人生とは悲しくつらいものだ...そう考えるときにそれらを間違えているとは誰も言わないだろう。それと同時に正解でもない。」
井田「なんかややこしい話だなー。まぁ深そうな話しだけど..」
坂井「まぁたしかに..先生が言いたいのは人それぞれで人生の捉え方は十人十色と言ったところかしら..?」
澤「なるほど...それに人生の捉え方はそのときそのときによって変わってくるっていみでもありますね...楽しいときもあれば苦しいときもあると。」
田辺「君たち。先生は良い生徒をもったよ。感動している。ここまで飲み込みが悪いとこっちも教えがいがあるよ。」
坂井「...なによ...別に私たちが言ってることだって間違いではないわよ..100パーセント正解じゃないかもしれないけどそもそも完璧な答えなんてあるわけないわよ..テーマが人生だなんて。数式とは違うわ。」
田辺「ふむ。やはりきみは天才だな坂井。高校生でそこまで言えればいい。数式では通用しない。人生の問いはな。」
澤「じゃあ先生のおもう人生論についておしえてください。」
田辺「人生論なんてものじゃないよ。そんなものない。でも僕がよく思うのは人生は既にあるものだ。気が付けば始まっていたのだよ。人生というものがな。」
井田「まぁたしかに誰1人生まれる前のことなんてわかんねぇからなぁ~...気が付けば生まれていた。みんなそうっしょ。」
坂井「人間には魂というものが宿っていてたとえ死んであの世に行っても何度でも生まれ変わるみたいだわ...それを輪廻転生というみたいだけど...」
田辺「そう言われている。しかしそれは精神世界の話だ。スピリチュアルワールドの話だよ。先生が思う人生論に精神世界の話しはリンクしない。たとえ輪廻転生していようが私にはそんな記憶はない。よし、今から人生を始めようなんて決意すらしていないのに気が付けば人生がはじまっていた。人間をやっている。別の見方をすればやらされているとも言える。人生なんてやりたくもないのに今日もやらされている。」
坂井「..まぁそういう取り方もあるわね。やらされているというのは随分ネガティヴだけれど..ならやらされているとしたらそれは誰にかしら?神様かしら。」
田辺「そうだな。もし生かされているとすれば神にだ。それが1番納得いくよ。だが繰り返すがこれは精神世界の話ではない。目に見えず実態の掴めない神という存在についてはここでは触れない。」
澤「でも..今の話を聞く限り先生はあまり人生に対して楽観的ではないように聞こえます..どこか悲観的というか..先生は人生が楽しくないんですか?」
田辺「良い質問だな。人生には問題が起きる。先生は人生が楽しくない。ゆえに澤にマッサージをして欲しい。」
井田「まぁなんでマッサージになんのかわかんねぇけどよー。楽しくないんなら先生は自分のやりたいことやればいいじゃーん。教師なんかやめてさー。」
澤「ちょ..なに言うのよ..先生は教師がやりたいから教師になったんじゃないの..??それに先生がいなくなったら私困る..」
田辺「それはありがたいな。しかしな、澤。先生は教師がやりたいとは思っていない。」
坂井「..どういうことよ?じゃあ先生は教師をやりたくもないのにイヤイヤ教壇に立っているとでも言いたいの?」
田辺「それも違う。先生は自分自身には嘘をつかない。嘘をつくのも得意ですが...ただ教師という職業を僕はやりたいとはあまり思っていないだろうな。あまり良いイメージを持っていない。ひとつだけ確かなのは私はこの瞬間教壇に立ち話をしたくてここに立っていることは確かだ。なぜなら先生は自分自身には嘘をつかないからな。それ以外のことはわからない。全て不確かだよ。それでは人生の授業を終わります。帰りのホームルームで会いましょう。」
これにて人生の乱は
幕を閉じたのでした。
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