お嬢様に仕えています

にくじゃが

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この國のふたご

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お嬢様をおぶった…やはり軽いお嬢様の吐息も荒く聞こえてきて辛そうだ
車が玄関前に2台止まっていた
ひとつは普通の奴でもうひとつは黒塗りの大きい車
唯「すみません零鬼お嬢様はどちらでしょうか?」運転手「お嬢様はあちらの黒い車ですよ」唯「そうですかありがとうございます」

やはりここではお嬢様が全てで優越される…病状も酷いのは妖鬼様だ
乗り込んで車備え付けのベッドにお嬢様を寝かせる

車が走り出して20分後


お嬢様はただの衰弱の為栄養剤打って休み帰ることになった
妖鬼様は肺炎になったとの事 元気になったお嬢様は医者に用があるらしく私が妖鬼様を見ていることになった

苦しそうな妖鬼様をみているのは…とても辛い

 そう考えてるうちに妖鬼様か目を覚まされた

唯「おはようございま…」妖鬼「…」唯「?」
妖鬼「んぁぁぁ!おねえさまぁぁぁぁ」と泣き喚いた
唯「ど、どうされましたか?泣かれるとお体に…」
妖鬼「お姉様にあうー」と泣きながらベッドを出ようと暴れる
唯「お、お待ちくださいお嬢様に連絡しますから…」
そう言って連絡した。
零鬼「もしもm…」唯「お嬢様!唯です!急いで妖鬼様の病室に来てください!」
零鬼「なぜだ?」唯「泣き喚いてて…」零鬼「お前では食い止めれないか?」唯「はい…お姉様と泣き喚いてるので…」
零鬼「…分かった。今すぐ向かおう到着するまで待っておれ」
その頃妖鬼様も限界に達していた。普段なんかあっても本を読んで待ってる子だけあって皆困惑している  

妖鬼「んにゃああぁぁ」と叫ぶようになく どうしたのだろう…
その頃お嬢様が到着した大分息切れしていた
唯「お嬢様…」零鬼「ようきっ…」するとお嬢様に気づいた妖鬼様が護衛を振りほどいてお嬢様にとびつく 

妖鬼「お姉様ぁあ…」といい泣いている
零鬼「妖鬼が泣き喚くなんて珍しいな…どうしたんだ?」
妖鬼「悪夢をみたした…お姉様が…亡くなる…ゆ……」
零鬼「そうか…私はここにいる安心しろ」と頭を撫でていた

妖鬼「お姉様…ごめんなさい…用事を止めてしまい…」とまたすすり泣く
零鬼「…気にするな怖い夢をみたなら仕方がない。体は大丈夫か?」
妖鬼「はい…すこぶる快調です」
零鬼「そうか夜は私も帰宅するが大丈夫そうか?」
妖鬼「」静かに頭を横に振る 
零鬼「仕方がない…今日は泊まろう落ち着くまでしっかりケアをするからな」とひたすら頭を撫でる

流石お嬢様だ。最善策を立てる…しかし他の護衛が黙ってない
「お嬢様!ソファで寝るなどお嬢様には相応しくありません!」
零鬼「私に口答えをするな私のしたいと通りにさせろ」


妖鬼「お姉様…やっぱ1人で大丈夫です…」と涙を貯めていう
零鬼「ムリをするな決定した事だ唯…布団をもってまいれ」唯「はっ!


そう言われたので運転手と屋敷に持ち帰った
お嬢様は簡易ベッドに寝るらしい

…そして夜

零鬼「ZZZZZZZZ…」妖鬼「ううーん………お姉様ぁぁぁ…」
零鬼「Zzzz…」唯「妖鬼様どうされましたか?」妖鬼「…んぎゃあああああ!」零鬼「…どうした」唯「お嬢様はお眠り下さい…」妖鬼「おねえしゃまー」零鬼「…妖鬼か…電気をつけろ」唯「はい…」パチッ

妖鬼「んにゃゃゃー」零鬼「大丈夫か?……!?」唯「お嬢…様?」零鬼「すまん医者を呼んでくれ…熱が高いにきっとそれでうなされたんだろう…」
唯「はいっ!」零鬼「ようきっ!お姉ちゃんの名前分かるか!」妖鬼「ん…れい…き様…?」零鬼「正解だ…妖鬼体調は?」妖鬼「zzz…」零鬼「(眠ったか…)」唯「お嬢様お医者様をお連れしました」零鬼「あぁ妖鬼は今眠ってしまった…が一応診てくれ」医者「は、はい!」

数十分後…

零鬼「37.6…大分落ち着いたな…」唯「お嬢様…もう朝ですよ大丈夫ですか?」零鬼「…少し眠い…」クラッ唯「お嬢様…!?少しおからだをやすめましょう」お嬢様はベッドに横たわるとすぐに眠りに落ちた…
私も眠い…少しだけ寝よう


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零鬼「ゆい!目さを覚ませ!」そう叫ばれて目を覚ます
唯「…お嬢様すみませn」零鬼「よよよよ…妖鬼が…居なくなった」
  唯「えっ…確かに妖鬼様は…」零鬼「は…い…えんを患っておる…」
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