お嬢様に仕えています

にくじゃが

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双子の妹の性格

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零鬼「唯…唯」唯「はっ…お嬢様…!」零鬼「大丈夫か?」 
私がしゃがみこむと心配してくれた。小さな頃から貧血持ちだから心配ない。話をかけなければ… 
唯「そ、そういえば今日は妖鬼様が久々に学校行くらしいですね」 
零鬼「あぁ…めちゃくちゃ心配でな治安が良くないし護衛も付けるの禁止だからな」唯「えっ護衛付けられてないんですか!?」零鬼「あぁ普通の公立だからな…怪我とかしてないと良いのだが…。」唯「ではお嬢様お大事にしてくださいねー」零鬼「ち、ちょっとまて!」唯「?」零鬼「すまん…やはり妖鬼を早退させてくれ」唯「はい」

妖鬼の学校前に来た。たしかに窓ガラス割れてるし治安は良くなさそう

唯「すみません妖鬼…さんの保護者なんですが」先生「なんのようですか」
唯「ちょっと妖鬼様を迎えに来ました」先生「はい。呼んできます」
数分後かなり変わり果てた姿で、出てきた
お嬢様が倒れてから学校行って数時間なのにこのざまだ
髪の毛はぐちゃぐちゃで顔に何個か痣があり、手足には引っ掻き傷
それに明らかに頬が腫れている
妖鬼「唯…」唯「妖鬼様…お嬢様が早退と命令されてます」妖鬼「そっか 」
唯「帰りましょう」妖鬼「んっ…帰りの用意してきた」

車内
唯「妖鬼様今日お嬢様退院出来そうです」妖鬼「そっかそんな悪くないんだね安心」唯「この国の技術って凄いですね。点滴打つだけでインフルエンザ菌死滅なんて」妖鬼「唯の国では違うの?」唯「はい。薬を飲んで1週間くらい安静にしてなきゃ…」
とりあえずお家について妖鬼様はご飯を食べたあと寝てしまったふ
妖鬼様の怪我についてお嬢様に連絡しなくては……
唯「もしもし唯です」零鬼「どうした?なんかあったか?」唯「それが…妖鬼様お怪我されてて多分学校でいじめにあってるかと」零鬼「な、何!?怪我の状態は!大丈夫なのか!?」唯「落ち着き下さい…お怪我は手足に引っ掻き傷と痣…それに殴られたのか頬が腫れてますね」零鬼「そ、そうかそーいえば丁度いい今から帰るからな」唯「はい」             


数時間後戻ってきた
零鬼「妖鬼は?」唯「お部屋で眠っております」零鬼「そうか…様子を見に行くか」唯「はい」
妖鬼さまを見たお嬢様の顔はびっくりしていた
零鬼「この冷えピタを貼ってあるのが腫れていたところか?それで手か…うぁぁ」唯「とりあえずですが処置しました病院にお連れした方がいいですよね」零鬼「その判断は妖鬼に任せるが…公立はこんなにたちが悪いのか」
零鬼「明日はどうしようか…唯」唯「一応明日も様子を見た方がいいのでは?もしかしたら階段から落ちた…とかかも…勿論妖鬼様が嫌がったら行かせなくてもいいとおもいますがね」
妖鬼「ん…お姉様…と唯…」零鬼「起こしちゃったかごめんな妖鬼」
妖鬼「……お姉様…頭痛い」零鬼「頭か…唯医者を呼べ」唯「はい」fggg
零鬼「んー熱は無さそうだな…明日学校いけるか?」妖鬼「……うっー(泣き出す)」零鬼「どうした?そんなに辛いか?」妖鬼「頭痛は嘘ですーごめんな」零鬼「なんで嘘をついた頭ごなしには叱らぬから言ってみろ」
唯「お嬢様!」零鬼「具合良くなったらしい。帰ってもらえあと唯は私のへやのそうじをたのむ」唯「はい#」
零鬼「で…」妖鬼「学校いきたくないです…」零鬼「なるほど。何でだ?嫌なことでもあったか?」妖鬼「私…学校で…馴染めなくて…それで…ふぇぇぇ」零鬼「そうかその怪我もか…?」妖鬼「はい…階段からおっことされたり…」零鬼「そうかそうか…辛かったな…でも明日は行ってみないか?」
妖鬼「…なんでそんな事言うんですか!!」零鬼「いじめはな証拠が大事なんだ。だから明日mp3など証拠を集めて言って欲しいんだ」妖鬼「嫌です…怖いです…」零鬼「今日みたい唯が早退のため迎えに来るだからいじめの証拠が取れたらこのスイッチを押してくれ。唯は朝から待機させえおく」
妖鬼「うん…頑張る…」 


んぎゃああああ
朝から泣き声が聞こえる…妖鬼様の部屋からか
唯「妖鬼様…どうされましたか…まだ4時半でお嬢様も起 きてませんよ」
妖鬼「うぇぇぇ唯ぃぃたすけてぇ…こわぁい…」唯「そうなんですか大丈夫ですよ大丈夫です」零鬼「ん…なんの音だ」妖鬼「あっ…お姉様…起こしちゃって申し訳ございません…お姉様…」零鬼「んん…私はもう一度眠ってくるからな」唯「あっ私も寝ますね」

数分後 零鬼部屋
妖鬼「うぇぇぇぇんお姉様ぁ」零鬼「ん…どうした」妖鬼「1人じゃねむれないです」零鬼「そうか…布団の隣はいっておけ」妖鬼「(お姉様…優しい…ふ)」

8時
唯「お嬢様起きてください」妖鬼「…ん」唯「わっ!!…妖鬼様でしたか」  
零鬼「ん…唯おはよう」唯「おはようございます朝ごはんが用意出来てます」零鬼「そうか…着替えたら降りていく妖鬼も先に着替えておけ」
妖鬼「はっはい」零鬼「じゃあ私の部屋の前で待ってるからな」

15分後
零鬼「中々妖鬼来ないな…なんかあったのか…」
零鬼「ようきー入るぞー」そこを見ると思いっきり妖鬼が吐いてた
しかもちが混じってる

零鬼「妖鬼!大丈夫か!?おい誰か救急車を…」妖鬼「…だ、大丈夫です…学校いけます…」零鬼「しかし…」妖鬼「首にネクタイがしまって気持ち悪くなっただけです」零鬼「しかし…やっぱり心配だ」妖鬼「ほんと大丈夫なんで…朝食は控えますが」零鬼「…わかった。制服は汚れてないか?」
妖鬼「大丈夫です」 零鬼「一応体温も測っててな。お姉ちゃんはご飯食べて来るるぞ」妖鬼「はーい…  んっ…37.6…どうしよう 」
唯「妖鬼様」妖鬼「!?な、なに?」唯「お嬢様が確認してこいと」妖鬼「ね、なっあっ…はっはやくいこ!」唯「まだお嬢様がご飯を食べてらっしゃるので…。」零鬼「食べ終わったぞ…ん?」妖鬼「はい!?」零鬼「声が上擦ってるぞ…かおが赤いがどうした?」妖鬼「ちょっと興奮してて」零鬼「少し頭触るぞ…あついきがする…大丈夫か?」妖鬼「興奮してたら当たり前です!」零鬼「しかし…」妖鬼「うっダダッ」零鬼「ま、まて!」妖鬼「あっ(階段で足を滑らす)ドゴゴゴッ

零鬼「妖鬼!?大丈夫か!?」唯「今救急車呼びますので」
零鬼「妖鬼…妖鬼…しっかりしろ」妖鬼「…ん」零鬼「妖鬼っ…!気持ち悪くないか?今救急車を…」妖鬼「だれ?零鬼「えっ」妖鬼「お前誰だよ。離せ」零鬼「あっ…嫌でも救急車」妖鬼「離せっ!(お嬢様をパンチ)」
すると護衛が集まってきた。動けない様に固めている
唯「お嬢様お怪我は…」零鬼「…」唯「お嬢様」妖鬼「離せっ!邪魔!家帰るんだよ皆〇ね!!!!!」零鬼「妖鬼…」お嬢様はどうやら放心状態だ
多分妖鬼様は頭を打って記憶喪失にでもなったか…
零鬼「とっとりあえず救急車が来るまでそうしておけ…」といい部屋に戻る
妖鬼「そこの紫目!助けろよ!!」護衛「お嬢様にそのような口を…」
零鬼「紫目…?」お嬢様が部屋の方から妖鬼様によって行く
その姿は背後に鬼を感じるほど怖かったのせいか先程ギャーギャー騒いでた妖鬼様も黙った#=          
零鬼「私の名前は零鬼でお前の名前は妖鬼だ。私と双子。だから、この家に住んでいる」と笑顔で言っている 流石に怖かったのか護衛たちに寄り添っている
零鬼「とりあえず頭を打ってるだろうから医者にみてもらうぞ」妖鬼「くっ…離せ!」思いっきり足掻くせいか爪がお嬢様の手に刺さって血がたれてきた
唯「お嬢様…!処置しますので!」零鬼「大丈夫」妖鬼「はっ…早く処置しろよ」零鬼「私は双子だかお前の姉だ。言葉遣いには気をつけてください」
めちゃくちゃ怖い。敬語…妖鬼様も怖がって涙目で小刻みに震えている
目も日からが消えていて笑顔で手首から血が流れている
唯「れ、零鬼様早く怪我の治療…を」零鬼「大丈夫だっていってるだろ!」
あぁめちゃくちゃ怒っている…何が癪に障ったんだろう
お嬢様がこんなに声をあげるなんて珍しい…
すると、救急車が到着する 
すると護衛の固め方が甘かったのか、逃げ出す
零鬼「手を煩わせて…妖鬼を無理矢理捕まえる必要は無い」
唯「しかし」零鬼「今のあの子は見た目は妖鬼だが、妖鬼ではない」
悲しい顔を浮かべて部屋に戻る

三日後
零鬼「そろそろ捜索する頃か…」ガチャ護衛「お嬢様!」零鬼「急に開けるなびっくりするだろ」唯「(全くびっくりしてなかつたけど)」
護衛「それより妖鬼様が!今救急搬送されたらしくて」
零鬼「えっ…」護衛「事故にあったとか」零鬼「今あの子の元に誰かいるか?」護衛「はい。先程向かわれました」零鬼「状態は?」護衛「頭を強く打っていて意識が無い上に足をおられますね」零鬼「私も向かおう車も出してくれ」唯「お嬢様…」

病院
零鬼「はぁ…」やはり双子の妹が大怪我してるとなると、落ち込むだろう
零鬼「仕方ないこの手を使うのはやむを得ない」唯「なにをですか?」
零鬼「私はな寿命を減らせる代わりになおせるからな」
お嬢様が妖鬼様の頭と足に触れる。しばらくして目を覚ました
妖鬼「ん…」妖鬼「おはよう…大丈夫か?」妖鬼「お姉様…?おはようございます?」零鬼「戻ったのか!?(抱きつき)」妖鬼「お姉様?どうされましたか?…!お姉様!目が!」零鬼「?」妖鬼「目が真っ赤ですよ!」
唯「あっほんとですねどうされたんでしょうか」少し目を離すと妖鬼様から叫び声が聞こえた。ハッとしてお嬢様を見ると目から血を流していた
唯「零鬼様!?」すると私の方にお嬢様が倒れてきた 
 見た感じ貧血っぽい
唯「お嬢様取り敢えずに横になりましょう。」零鬼「…」とりあえず目のこともあって医者を病室に呼ぶ
お嬢様はしばらく息が荒いけどしばらくしたら止んでケロっとしてる
しかし目の血は治らなくて横になってることを促す
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