勇者を狩る者 ブレイブスレイヤーに目覚めた俺は勇者を殺すために最強を目指す

海翔

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朱音のスキル

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その後オーガの集落を見て回ったが、燃えた小屋跡からもオーガの死体が見つかり、俺が直接倒したのと合わせて二十五匹が確認出来た。
その内オーガメイジを含む三体は火炎剣の炎で消し炭になっており、魔核の回収は不可能だった。
それ以外の二十二個の魔石を回収し、それと同時にオーガの頭に生えている角を切り取って回収してまわった。
余り一般に出回るものでは無いがオーガの角は、すり潰して煎じて飲むと精力剤になるといわれており、結構貴族や金持ちの間では重宝されているようので完全な形の今回の角は恐らくいい値段で売れると思う。
個人的には、この薄汚れたモンスターの角がそのような効果がある様にはとても思えないので、屈強なオーガの風貌からくる迷信のようなものかもしれないなと角を集める最中に考えてしまった。
今回回収できたのは魔石が二二個と角が二十二本。ただ角の内七本は途中から折れたり傷がついていた。
それとオーガメイジとオーガの持っていた金属製の剣が二本。
かなりの量があるので袋に入れて持ち帰る事にするが、今回モンスターの集落を初めて見たが、金目のものは何も無かったのでモンスターはそういうものには興味がないのかもしれない。
一通りの回収が終わったのでステータスを確認してみる。

リュート グルー 18歳 男 

筋力:605→678
体力:641→710
耐性:512→580
敏捷:624→700
魔力:384→447
魔耐:345→402

スキル ブレイブスレイヤー 火炎剣 アイスジャベリン トリックorトリート

勇者を倒した時の上昇率には少し劣るものの劇的ともいえる数値の上昇を果たしていた。
もちろんオーガの数が多かったというのもあるだろうが、オーガメイジに至っては勇者池谷に迫るステータスを持っていたと思う。
やはりモンスターでも上位の高ステータスの相手を倒していけば、これ程のステータスの上昇が見込めるという事が証明される形となった。
苦戦したが、これでまた一歩俺は強くなる事が出来た。
その後街まで戻ったものの、俺がオーガの魔石と角を俺が大量に持ち込む訳にはいかないので、結局朱音に頼ることのなってしまった。

「リュートさんもしかして怪我をされてるんですか?」
「いや、大丈夫だ」
「動きに違和感があります。本当はどこか怪我をしてるんですよね」
「もう傷は閉じてる」
「どこですか? 見せてください」
「ここだが、大丈夫だ」
「ちょっと失礼しますね」

そう言って、傷口を確認した朱音が俺からの了承を得る事も無く、すぐさまスキルを発動して、俺の傷を治してしまったので先程まで動く度に感じていた痛みが一瞬の元に消え去った。
やはり朱音のスキルは中級ポーション以上の力があるようだ。

「すまないな。それでこれを売ってきて欲しいんだ」
「魔石と角ですか?」
「ああ、オーガの魔石と角だ」
「へ~っ。角って売れるんですね。知りませんでした」
「オーガの角は特別なんだ」
「分かりました」
「恩にきる」

あとがき

連載中のブレイブスレイヤーですがあと10話程で完結します。完全完結という形ではありませんが一応当初からの予定です。
完結後3月末より新作 サバイバー最弱の俺はハズレスキル『フェイカー』で天使な彼女とSランクを目指す
を連載予定です。現代ファンタジーです。お楽しみに。
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