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10・公爵の愛娘、悪徳養父を成敗する
姉妹・2
「な、なんでみんな……! その子の味方なの……? 誰からも愛されるべき聖女は、あたしなのに!」
「黙れ! 貴様の置かれている状況など、どうでもいい。俺の愛娘に牙を向けた。それだけで、万死に値する!」
「ちょっと待ってよ……! こんなところで殺すくらいなら、あたしを日本に返して!」
先程までロルティに向け、強い殺意を向けていた姿はどこへやら。
彼女は自分こそが被害者だと声高らかに宣言し、男性陣の同情を引く。
「あたしは神官の勝手な事情で、異世界に召喚されたの! 聖女様ってみんなが崇めるから! 仕方なく、望まれる通りに振る舞っていただけ……!」
そうして彼女は、父親へ縋りつこうと試みる。
カイブルに嫌われているなら、ジェナロに迫ればいいと考えてのことだったのかもしれない。
だが――それをロルティが許すはずがなかった。
「おとうしゃまに近づかないで!」
父親の危機を悟った娘は、声を張り上げてキララを威嚇した。
すると彼女は、表情を歪めて幼子に問いかける。
「あたしの邪魔ばっかりして、楽しい?」
「おねえしゃんは、いつもそう……。自分がかわいそうな人だって言うけど。わたしは加害者にしか、見えないよ……」
「なんですって!?」
「わたし、知ってるもん。おねえしゃんが、悪い人だって」
「ああ。貴様が悪人なのは、誰がどう見ても明らかだ。大人しく抵抗を止めれば、命までは奪わん」
愛する愛娘を援護するように、父親はキララに厳しい声を投げかけたが──。
ロルティが言いたいのは、現時点での話ではなかった。
(これを口にしたら、おとうしゃまやおにいしゃまから嫌われてしまうかもしれない……)
幼子はそれが、恐ろしくて堪らなかった。
しかし──。
(怖がっているだけでは、駄目だよね)
何度目かわからぬ決意を翡翠の瞳に秘めたロルティは、前世の悔いを精算するため――勇気を出して、キララの秘密を暴露する。
「元の世界に帰ったところで、おねえしゃんに居場所なんてないでしょ?」
「一体、何を根拠に……!」
「わたし、知ってるよ。だっておねえしゃんは、大嫌いな妹を……見殺しにしたんだもん」
「な……!」
先程までは髪を振り乱しながら激昂していたはずのキララが、顔面蒼白に変化する。
その時点で、図星をつかれたのは明らかだ。
ロルティはできるだけ冷静でいるように務め、淡々と言葉を紡ぐ。
「おねえしゃんの妹は、信じてたんだよ。言うことを素直に聞けば、仲良しになれるって」
「うるさい……!」
「置き去りにされても、ずっと待ってた。おねえしゃんが、大好きだったから」
「黙りなさいよ!」
何度大声で怒鳴りつけられても、言葉を止めるつもりはなかった。
話の途中で中断したら、決意を胸に秘密を打ち明けた意味がなかったからだ。
ロルティはどこか寂しそうに眉を伏せると、彼女に問いかける。
「だけど……。おねえしゃんは、戻って来なかった。それをなかったことにして、自分だけが幸せになろうとするんて……おかしいよね?」
「なんであんたが、知ってるの!?」
「だってわたし、瑠衣だもん」
幼子の口からあり得ない言葉が飛び出してきた直後――キララは呆然と、幼子を凝視する。
命を落としたはずの妹とロルティの姿を目にして、共通点を探しているのだろう。
だが、それは無駄でしかない。
ロルティと瑠衣の共通点は、魂だけだ。
それ以外の要素は、似ても似つかないのだから……。
「う、嘘よ……! そんな、漫画みたいな話……!」
「わたしはずっと、覚えているよ。生まれ変わっても、何度だって。一生、忘れない」
「まさか、あたしに復讐しようって言うの!? 子どもに、何ができるっていうのよ!」
年端もいかない子どもの抵抗など、高が知れている。
今まではそうやって油断していたのだろうが、ロルティはもう1人ではなかった。
「──ロルティはたしかに、何も出来ないかもしれんが……。そのために、俺達がいるんだ」
愛娘の危機を救うため、低い声で宣言したジェナロがキララの喉元へ剣の切っ先を向けた。
(あとはわたしがおねえしゃんを、日本へ戻してあげればいいだけ……)
神獣に跨ったままのロルティは胸元で両手を組み、祈りを捧げようとしたが――それは叶わない。
「聖女様!」
騒ぎを聞きつけた神官達が大勢、聖女の自室に押しかけてきたからだ。
「面倒なことになったな……」
その姿を目にしたジェナロが呟いた言葉を耳にして、ロルティは困惑の色を隠せなかった。
(もう少しで、お姉ちゃんに罰を与えられるところだったのに……)
神官達の話す内容を耳にしたロルティは、すぐさま状況を把握した。
「キララ様は聖女ではないのか?」
「ならば、本物の聖女は誰だ」
「聖女見習いが本物のわけが……」
「それが事実であれば、大変なことになるぞ」
「今まで我らは、崇めるべき聖女様を始末しようとしていたのか……?」
彼らはキララの叫びを聞き、異世界からやってきた聖女が偽物だと認識したようだ。
事の重要さに気づいた神官たちはヒソヒソと言葉を交わし合いながら、ある1つの答えにたどり着く。
「黙れ! 貴様の置かれている状況など、どうでもいい。俺の愛娘に牙を向けた。それだけで、万死に値する!」
「ちょっと待ってよ……! こんなところで殺すくらいなら、あたしを日本に返して!」
先程までロルティに向け、強い殺意を向けていた姿はどこへやら。
彼女は自分こそが被害者だと声高らかに宣言し、男性陣の同情を引く。
「あたしは神官の勝手な事情で、異世界に召喚されたの! 聖女様ってみんなが崇めるから! 仕方なく、望まれる通りに振る舞っていただけ……!」
そうして彼女は、父親へ縋りつこうと試みる。
カイブルに嫌われているなら、ジェナロに迫ればいいと考えてのことだったのかもしれない。
だが――それをロルティが許すはずがなかった。
「おとうしゃまに近づかないで!」
父親の危機を悟った娘は、声を張り上げてキララを威嚇した。
すると彼女は、表情を歪めて幼子に問いかける。
「あたしの邪魔ばっかりして、楽しい?」
「おねえしゃんは、いつもそう……。自分がかわいそうな人だって言うけど。わたしは加害者にしか、見えないよ……」
「なんですって!?」
「わたし、知ってるもん。おねえしゃんが、悪い人だって」
「ああ。貴様が悪人なのは、誰がどう見ても明らかだ。大人しく抵抗を止めれば、命までは奪わん」
愛する愛娘を援護するように、父親はキララに厳しい声を投げかけたが──。
ロルティが言いたいのは、現時点での話ではなかった。
(これを口にしたら、おとうしゃまやおにいしゃまから嫌われてしまうかもしれない……)
幼子はそれが、恐ろしくて堪らなかった。
しかし──。
(怖がっているだけでは、駄目だよね)
何度目かわからぬ決意を翡翠の瞳に秘めたロルティは、前世の悔いを精算するため――勇気を出して、キララの秘密を暴露する。
「元の世界に帰ったところで、おねえしゃんに居場所なんてないでしょ?」
「一体、何を根拠に……!」
「わたし、知ってるよ。だっておねえしゃんは、大嫌いな妹を……見殺しにしたんだもん」
「な……!」
先程までは髪を振り乱しながら激昂していたはずのキララが、顔面蒼白に変化する。
その時点で、図星をつかれたのは明らかだ。
ロルティはできるだけ冷静でいるように務め、淡々と言葉を紡ぐ。
「おねえしゃんの妹は、信じてたんだよ。言うことを素直に聞けば、仲良しになれるって」
「うるさい……!」
「置き去りにされても、ずっと待ってた。おねえしゃんが、大好きだったから」
「黙りなさいよ!」
何度大声で怒鳴りつけられても、言葉を止めるつもりはなかった。
話の途中で中断したら、決意を胸に秘密を打ち明けた意味がなかったからだ。
ロルティはどこか寂しそうに眉を伏せると、彼女に問いかける。
「だけど……。おねえしゃんは、戻って来なかった。それをなかったことにして、自分だけが幸せになろうとするんて……おかしいよね?」
「なんであんたが、知ってるの!?」
「だってわたし、瑠衣だもん」
幼子の口からあり得ない言葉が飛び出してきた直後――キララは呆然と、幼子を凝視する。
命を落としたはずの妹とロルティの姿を目にして、共通点を探しているのだろう。
だが、それは無駄でしかない。
ロルティと瑠衣の共通点は、魂だけだ。
それ以外の要素は、似ても似つかないのだから……。
「う、嘘よ……! そんな、漫画みたいな話……!」
「わたしはずっと、覚えているよ。生まれ変わっても、何度だって。一生、忘れない」
「まさか、あたしに復讐しようって言うの!? 子どもに、何ができるっていうのよ!」
年端もいかない子どもの抵抗など、高が知れている。
今まではそうやって油断していたのだろうが、ロルティはもう1人ではなかった。
「──ロルティはたしかに、何も出来ないかもしれんが……。そのために、俺達がいるんだ」
愛娘の危機を救うため、低い声で宣言したジェナロがキララの喉元へ剣の切っ先を向けた。
(あとはわたしがおねえしゃんを、日本へ戻してあげればいいだけ……)
神獣に跨ったままのロルティは胸元で両手を組み、祈りを捧げようとしたが――それは叶わない。
「聖女様!」
騒ぎを聞きつけた神官達が大勢、聖女の自室に押しかけてきたからだ。
「面倒なことになったな……」
その姿を目にしたジェナロが呟いた言葉を耳にして、ロルティは困惑の色を隠せなかった。
(もう少しで、お姉ちゃんに罰を与えられるところだったのに……)
神官達の話す内容を耳にしたロルティは、すぐさま状況を把握した。
「キララ様は聖女ではないのか?」
「ならば、本物の聖女は誰だ」
「聖女見習いが本物のわけが……」
「それが事実であれば、大変なことになるぞ」
「今まで我らは、崇めるべき聖女様を始末しようとしていたのか……?」
彼らはキララの叫びを聞き、異世界からやってきた聖女が偽物だと認識したようだ。
事の重要さに気づいた神官たちはヒソヒソと言葉を交わし合いながら、ある1つの答えにたどり着く。
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