36 / 63
許嫁と過ごす日々
※互いしか見えない
「ん……!」
いくら花火が打ち上がっている間は半個室状態だとしても、ここは野外だ。
左右を隔てる壁は心もとないし、いかがわしい行為をしてればすぐバレる。
最悪の場合半裸の状態をホテルスタッフに見られて、気まずい思いをするかもしれない。
「ちょ、ちょっと……!」
こんなところで肌を重ね合うのは、リスクしかないってわかっているはずなのに……。
愛を確かめ合った私達は、止まれない。
「静かに」
「で、でも……っ!」
「約束は守る」
いつ誰が来ても、おかしくない場所。
見られてしまうかもしれないと言う背徳感が、私達の恋を燃え上がらせるのだ。
「んんぅ……っ!」
男女の営みは控えるって、約束したはずなのに。
思いを通じ合わせたことで、歯止めが利かなくなっているのだろう。
さっそくがっついてきた彼は浴衣の開けた胸元から覗く、二つの果実に触れた。
「あんまり、着崩さないで……! 戻せな……っ」
「俺が着せてやる」
「ひゃぁ……っ!?」
背後から耳元で囁かれると、胎内が彼を求めて疼く。
下から覗き込まれたら終わりだ。
私の恥ずかしい姿が、航晴以外にも見られてしまう……!
「ね、航晴……! 後ろから、やぁ……っ!」
「触れられるのは、嫌ではないのか」
「ん……っ。触れられた所、熱い……っ!」
「……そうだな」
背後からであれば、前戯に勤しむ私達の声を聞いて不審に思ったスタッフ達が乱入してきたとしても。
すぐに開けた胸元を直して言い訳ができるけれど……。
向かい合わせに触れ合えば、そうもいかない。
異変に気づいてやってきた人が真っ先に姿を捉えるのは、航晴ではなく私の痴態だ。
「……見えるか」
「ぁ……っ!」
胸元から指を引き抜いた彼は太ももを掴んで大きく足を開かせると、浴衣の裾を捲り上げて秘所を曝け出す。
倉橋から夜のお楽しみに備えて、とか。
浴衣は下着のラインが浮かび上がり、台無しになるから。
つけない方が綺麗だって言われて、ここに来る直前下着を脱いでいたのが仇になった。
私は今、彼の前で恥ずかしい格好を晒している。
「アスファルトの上に、蜜が滴り落ちている。もったいないな……」
「いっ、言わないで……っ!」
「恥ずかしがることはない。俺の指先だけで、感じている証拠だ」
「んん……っ!」
秘所を弄られる前から甘い蜜を滴らせるなど、淫乱な女だな。
そう言われているみたいで、私はビクビクと身体を震わせて反応を示してしまう。
もっと、触って。
もっと私をどろどろに甘やかして。
航晴のこと以外、考えられなくしてほしい――。
「千晴」
彼はそんな私の願望に、応えるためだろうか。
肩を両手で掴んでくるりと回転させると、向かい合わせになって瞳を見つめてきた。
その目は熱っぽく細められており、私を早く食べたいと雄弁に語っている。
「首元に両手を」
「ん……っ。こう……?」
「ああ。上手にできたな」
「ひ、んん……っ。子ども扱い、しないで……!」
航晴に命じられた通り、両手を彼の首元へしっかり回して抱きつけば。
彼は器用に左手を使って、秘所へ指を這わせる。
その気になっている身体はすっかりと蕩けきっており、少し触れるだけでも彼を求めて甘い蜜を滴らせていた。
「ぁ……っ。ふ、ぁ……っ」
声を抑えなければいけないのに……!
航晴の指に秘所を優しく撫でつけられると、唇からは甘い声が漏れ出てしまう。
私はこのままではいけないと、彼の胸元に顔を埋めた。
「ふ……っ。んん……!」
「千晴は敏感だな」
「ん……っ。ふぅ……っ」
「快楽に悶え、堪え忍ぶ姿すらも愛おしい……」
蜜壷の中へ人差し指を挿入した航晴は、愛液をかき混ぜるように指先を動かしながら、私の甘い快楽を引き出していく。
蜜が滴る秘所からは、指の動きに合わせて淫靡な音が漏れ聞こえている。
夜空に花火が打ち上がるたびに、両隣から聞こえてくる歓声に身体を硬直させた。
私は航晴と何をやっているんだろうと、頭を抱えたい気持ちで頭をいっぱいにしながら快楽を享受し続ける。
「ん……っ! 航晴、だから……っ!」
「当然だ」
花火の打ち上げ音にかき消されてしまうのではないかと心配しても、彼は絶対に私の声を一言一句聞き漏らすことなく拾ってくれる。
それがどれほど押し殺したものであったとしてもだ。
そのため私がどこに触れられたら一番気持ちいいのかさえも、彼にはしっかりと把握されていた。
いくら花火が打ち上がっている間は半個室状態だとしても、ここは野外だ。
左右を隔てる壁は心もとないし、いかがわしい行為をしてればすぐバレる。
最悪の場合半裸の状態をホテルスタッフに見られて、気まずい思いをするかもしれない。
「ちょ、ちょっと……!」
こんなところで肌を重ね合うのは、リスクしかないってわかっているはずなのに……。
愛を確かめ合った私達は、止まれない。
「静かに」
「で、でも……っ!」
「約束は守る」
いつ誰が来ても、おかしくない場所。
見られてしまうかもしれないと言う背徳感が、私達の恋を燃え上がらせるのだ。
「んんぅ……っ!」
男女の営みは控えるって、約束したはずなのに。
思いを通じ合わせたことで、歯止めが利かなくなっているのだろう。
さっそくがっついてきた彼は浴衣の開けた胸元から覗く、二つの果実に触れた。
「あんまり、着崩さないで……! 戻せな……っ」
「俺が着せてやる」
「ひゃぁ……っ!?」
背後から耳元で囁かれると、胎内が彼を求めて疼く。
下から覗き込まれたら終わりだ。
私の恥ずかしい姿が、航晴以外にも見られてしまう……!
「ね、航晴……! 後ろから、やぁ……っ!」
「触れられるのは、嫌ではないのか」
「ん……っ。触れられた所、熱い……っ!」
「……そうだな」
背後からであれば、前戯に勤しむ私達の声を聞いて不審に思ったスタッフ達が乱入してきたとしても。
すぐに開けた胸元を直して言い訳ができるけれど……。
向かい合わせに触れ合えば、そうもいかない。
異変に気づいてやってきた人が真っ先に姿を捉えるのは、航晴ではなく私の痴態だ。
「……見えるか」
「ぁ……っ!」
胸元から指を引き抜いた彼は太ももを掴んで大きく足を開かせると、浴衣の裾を捲り上げて秘所を曝け出す。
倉橋から夜のお楽しみに備えて、とか。
浴衣は下着のラインが浮かび上がり、台無しになるから。
つけない方が綺麗だって言われて、ここに来る直前下着を脱いでいたのが仇になった。
私は今、彼の前で恥ずかしい格好を晒している。
「アスファルトの上に、蜜が滴り落ちている。もったいないな……」
「いっ、言わないで……っ!」
「恥ずかしがることはない。俺の指先だけで、感じている証拠だ」
「んん……っ!」
秘所を弄られる前から甘い蜜を滴らせるなど、淫乱な女だな。
そう言われているみたいで、私はビクビクと身体を震わせて反応を示してしまう。
もっと、触って。
もっと私をどろどろに甘やかして。
航晴のこと以外、考えられなくしてほしい――。
「千晴」
彼はそんな私の願望に、応えるためだろうか。
肩を両手で掴んでくるりと回転させると、向かい合わせになって瞳を見つめてきた。
その目は熱っぽく細められており、私を早く食べたいと雄弁に語っている。
「首元に両手を」
「ん……っ。こう……?」
「ああ。上手にできたな」
「ひ、んん……っ。子ども扱い、しないで……!」
航晴に命じられた通り、両手を彼の首元へしっかり回して抱きつけば。
彼は器用に左手を使って、秘所へ指を這わせる。
その気になっている身体はすっかりと蕩けきっており、少し触れるだけでも彼を求めて甘い蜜を滴らせていた。
「ぁ……っ。ふ、ぁ……っ」
声を抑えなければいけないのに……!
航晴の指に秘所を優しく撫でつけられると、唇からは甘い声が漏れ出てしまう。
私はこのままではいけないと、彼の胸元に顔を埋めた。
「ふ……っ。んん……!」
「千晴は敏感だな」
「ん……っ。ふぅ……っ」
「快楽に悶え、堪え忍ぶ姿すらも愛おしい……」
蜜壷の中へ人差し指を挿入した航晴は、愛液をかき混ぜるように指先を動かしながら、私の甘い快楽を引き出していく。
蜜が滴る秘所からは、指の動きに合わせて淫靡な音が漏れ聞こえている。
夜空に花火が打ち上がるたびに、両隣から聞こえてくる歓声に身体を硬直させた。
私は航晴と何をやっているんだろうと、頭を抱えたい気持ちで頭をいっぱいにしながら快楽を享受し続ける。
「ん……っ! 航晴、だから……っ!」
「当然だ」
花火の打ち上げ音にかき消されてしまうのではないかと心配しても、彼は絶対に私の声を一言一句聞き漏らすことなく拾ってくれる。
それがどれほど押し殺したものであったとしてもだ。
そのため私がどこに触れられたら一番気持ちいいのかさえも、彼にはしっかりと把握されていた。
あなたにおすすめの小説
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
男に間違えられる私は女嫌いの冷徹若社長に溺愛される
山口三
恋愛
「俺と結婚してほしい」
出会ってまだ何時間も経っていない相手から沙耶(さや)は告白された・・・のでは無く契約結婚の提案だった。旅先で危ない所を助けられた沙耶は契約結婚を申し出られたのだ。相手は五瀬馨(いつせかおる)彼は国内でも有数の巨大企業、五瀬グループの若き社長だった。沙耶は自分の夢を追いかける資金を得る為、養女として窮屈な暮らしを強いられている今の家から脱出する為にもこの提案を受ける事にする。
冷酷で女嫌いの社長とお人好しの沙耶。二人の契約結婚の行方は?
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
叱られた冷淡御曹司は甘々御曹司へと成長する
花里 美佐
恋愛
冷淡財閥御曹司VS失業中の華道家
結婚に興味のない財閥御曹司は見合いを断り続けてきた。ある日、祖母の師匠である華道家の孫娘を紹介された。面と向かって彼の失礼な態度を指摘した彼女に興味を抱いた彼は、自分の財閥で花を活ける仕事を紹介する。
愛を知った財閥御曹司は彼女のために冷淡さをかなぐり捨て、甘く変貌していく。
苦手な冷徹専務が義兄になったかと思ったら極あま顔で迫ってくるんですが、なんででしょう?~偽家族恋愛~
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「こちら、再婚相手の息子の仁さん」
母に紹介され、なにかの間違いだと思った。
だってそこにいたのは、私が敵視している専務だったから。
それだけでもかなりな不安案件なのに。
私の住んでいるマンションに下着泥が出た話題から、さらに。
「そうだ、仁のマンションに引っ越せばいい」
なーんて義父になる人が言い出して。
結局、反対できないまま専務と同居する羽目に。
前途多難な同居生活。
相変わらず専務はなに考えているかわからない。
……かと思えば。
「兄妹ならするだろ、これくらい」
当たり前のように落とされる、額へのキス。
いったい、どうなってんのー!?
三ツ森涼夏
24歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』営業戦略部勤務
背が低く、振り返ったら忘れられるくらい、特徴のない顔がコンプレックス。
小1の時に両親が離婚して以来、母親を支えてきた頑張り屋さん。
たまにその頑張りが空回りすることも?
恋愛、苦手というより、嫌い。
淋しい、をちゃんと言えずにきた人。
×
八雲仁
30歳
大手菓子メーカー『おろち製菓』専務
背が高く、眼鏡のイケメン。
ただし、いつも無表情。
集中すると周りが見えなくなる。
そのことで周囲には誤解を与えがちだが、弁明する気はない。
小さい頃に母親が他界し、それ以来、ひとりで淋しさを抱えてきた人。
ふたりはちゃんと義兄妹になれるのか、それとも……!?
*****
千里専務のその後→『絶対零度の、ハーフ御曹司の愛ブルーの瞳をゲーヲタの私に溶かせとか言っています?……』
*****
表紙画像 湯弐様 pixiv ID3989101
【完結】愛を知らない伯爵令嬢は執着激重王太子の愛を一身に受ける。
扇 レンナ
恋愛
スパダリ系執着王太子×愛を知らない純情令嬢――婚約破棄から始まる、極上の恋
伯爵令嬢テレジアは小さな頃から両親に《次期公爵閣下の婚約者》という価値しか見出してもらえなかった。
それでもその利用価値に縋っていたテレジアだが、努力も虚しく婚約破棄を突きつけられる。
途方に暮れるテレジアを助けたのは、留学中だったはずの王太子ラインヴァルト。彼は何故かテレジアに「好きだ」と告げて、熱烈に愛してくれる。
その真意が、テレジアにはわからなくて……。
*hotランキング 最高68位ありがとうございます♡
▼掲載先→ベリーズカフェ、エブリスタ、アルファポリス