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第2章『エルフの姫様を助ける事にした』
骸の王とクエストクリア
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「よぉ……やっと来たか、待ちくたびれたぜ」
男の声が廃教会の中に響き渡る
「これは一体どういうことですか!なぜ骸の王がいると言われてる教会に人間がいるのよ」
ミルシィが声を上げてその男に問いかける
「あ?そんなの俺が骸の王だからに決まってるだろ?なに当たり前な事を聞いてんだ?」
「そ…そんな訳無いでしょ!骸の王というのはその名の通り『骸』…つまりアンデッド達を統べる王として知られているのです、人間である貴方が骸の王である訳ありません!」
確かにそうだ
ギルドにある骸の王の詳細情報は
『骸の王』
・スケルトンが長年の歳月を経て強くなりその身に宿る魔力が増幅しアンデッドの弱点とも言える『太陽の光』にもある程度の耐性が出来ている
という様な情報だ
「……変化魔法か」
「おっ?そこの兄さんは察しが良いな、その通りだ変化魔法で人間の姿に変化している」
「まぁ正確に言えばこの墓場に数年前に棄てられた死体の姿に変化しているんだがな」
「それくらいで良いか?早くお前らを始末して次の計画に移りたいんだが」
骸の王にとってどうやら俺達は『計画』とやらの邪魔をする羽虫程度にしか思ってない様だ
「それもそうだな、じゃあ早速始めよう「待って!」……」
ラウラが俺を静止する
「ユート、私にやらせて」
ラウラが骸の王を睨みつけながら俺に頼み込む
「……解った、無茶はするなよ」
「へぇ、まさかまた会えるとは夢にも思わなかったなぁ、王女の影武者さん」
「うるさい!」
ラウラが叫びながら弓を連射する
しかし骸の王はラウラを嘲笑うかの様に全て受け止める
「その程度か?」
「まだよ!」
ラウラがそう言うと弓の標準を天井に向け矢を放つ
「おいおい…どこ撃ってんだよ」
骸の王がラウラを嘲笑する
そしてラウラはまた骸の王に向けて矢を放つ
今度は様々な属性の魔法を込めた矢も一緒に
しかし骸の王はそれすらもいとも簡単に受け止める
「なんだよ、あの時からちっとも成長してねぇじゃねぇか」
そう骸の王が言うと
「それはどうかしら」
ラウラが天井に放った矢を指さす
普通なら天井に刺さるか床にそのまま落ちる矢が空中でずっと静止している
「死になさい!『ー聖なる矢の雨ー』」
すると矢が光を放ちながら拡散し光を帯びた矢が骸の王の身体に突き刺さる
「はぁ…はぁ……どうよ!貴方を殺す為に創り上げた技よ!」
ラウラは地にヘタリ込み肩で息をしている
相当な魔力を急激に消費したのだろう
「う~む……及第点をあげよう」
そう言いながら骸の王は身体に刺さった矢を抜き手に取る
「だが…まだ俺を殺すには足りないな」
そう言いながら骸の王は手に取った矢をラウラに向かって投げる
その速さは弓で撃った矢の速度とほとんど同じであった
そしてその攻撃をラウラは躱す事が出来なかった
しかしなんとか体を動かし急所からは外した
「それじゃあ…まずは一人目と」
骸の王が右手に黒いモヤを集めそれをラウラに放つ
「悪いが選手交代だ」
俺は『転移』を応用した魔法
『転移交換』
この魔法により俺とラウラの位置を交換する
そして俺は骸の王が放ったモヤを左手で受け止める
すると黒いモヤが俺の左手をどんどん飲み込んでいくかの様に侵食し始める
「どうだ?俺の『侵食する闇』の味はそのまま喰われて消えな」
確かにこのままだと普通の奴は死ぬだろうな
……だが普通の奴ならな
俺は左腕を切り落とす
「な、なんだと!」
骸の王は俺のこの行動は流石に予想してなかった様だ
「だが…自分で戦闘力を落とすとは馬鹿な男だな」
「それはどうかな?」
俺は超速再生を発動させ左腕を復活させる
「!?……お前は人間か?」
「お前がそれを言うかよ、元人間」
俺はそう言うと光で造った輪状の物を手に浮かばせる
「喰らって逝きな…『ー断罪する光の刃ー』」
そう唱えると勢い良く手に浮かばせていた光で作った輪状のカッターを骸の王に向かって放つ
「その程度の攻撃で私が傷つくとでも?」
そう言い断罪する光の刃を受け止めようとするが骸の王は御しきれず右腕と左腕の両方を持ってかれる
「へぇ…あれで死なないのか……なら次はこれだ」
『ー火炎舞う蝶ー』
『ー光と闇の交奏曲ー』
二つ同時に魔法を展開させ放つ
「ありえない…なぜ人の身でありながらこんな事が出来る…なんでこんなに強いんだ」
骸の王は俺が発動した最大威力の魔法を喰らってまだ生きていた
いや?既に死んでるから死んでいた?まぁなんでも良いか
「簡単な事だ…俺はお前より強かった、ただそれだけの事だ」
「そうか……それもそうだな………」
そう言うと骸の王はラウラの方へ顔を向ける
「影武者の女よ、あの姫は生きている…ヴィクトリア王国のどこかにいる…精々探し出すんだな……」
そう言うと骸の王は灰になって消えていった
「ラウラ、後で話がある」
俺はラウラの方に踵を返し半分脅しを混ぜながらラウラに告げる
「……解ったわ」
ラウラはそれを了承する
そうして俺達は廃教会を後にした
帰りの馬車の中は行きの時に比べ静かであった
ラウラがさっきから浮かばない顔をしている
「あのー、私が来た意味ってあったのでしょうか?」
ミルシィがこの空気を変えようとみんなに問いかける
「無かったですね」
「無いっすね」
「無いな」
ラウラ以外の俺達は答える
「……本当になんでなんでしょうね」
ラウラが静かに口を開ける
そしてヴィクトリア王国の王都まで静かな空気で戻るのであった
[依頼名]廃教会の骸の王の討伐
☆★☆クエストクリア☆★☆
男の声が廃教会の中に響き渡る
「これは一体どういうことですか!なぜ骸の王がいると言われてる教会に人間がいるのよ」
ミルシィが声を上げてその男に問いかける
「あ?そんなの俺が骸の王だからに決まってるだろ?なに当たり前な事を聞いてんだ?」
「そ…そんな訳無いでしょ!骸の王というのはその名の通り『骸』…つまりアンデッド達を統べる王として知られているのです、人間である貴方が骸の王である訳ありません!」
確かにそうだ
ギルドにある骸の王の詳細情報は
『骸の王』
・スケルトンが長年の歳月を経て強くなりその身に宿る魔力が増幅しアンデッドの弱点とも言える『太陽の光』にもある程度の耐性が出来ている
という様な情報だ
「……変化魔法か」
「おっ?そこの兄さんは察しが良いな、その通りだ変化魔法で人間の姿に変化している」
「まぁ正確に言えばこの墓場に数年前に棄てられた死体の姿に変化しているんだがな」
「それくらいで良いか?早くお前らを始末して次の計画に移りたいんだが」
骸の王にとってどうやら俺達は『計画』とやらの邪魔をする羽虫程度にしか思ってない様だ
「それもそうだな、じゃあ早速始めよう「待って!」……」
ラウラが俺を静止する
「ユート、私にやらせて」
ラウラが骸の王を睨みつけながら俺に頼み込む
「……解った、無茶はするなよ」
「へぇ、まさかまた会えるとは夢にも思わなかったなぁ、王女の影武者さん」
「うるさい!」
ラウラが叫びながら弓を連射する
しかし骸の王はラウラを嘲笑うかの様に全て受け止める
「その程度か?」
「まだよ!」
ラウラがそう言うと弓の標準を天井に向け矢を放つ
「おいおい…どこ撃ってんだよ」
骸の王がラウラを嘲笑する
そしてラウラはまた骸の王に向けて矢を放つ
今度は様々な属性の魔法を込めた矢も一緒に
しかし骸の王はそれすらもいとも簡単に受け止める
「なんだよ、あの時からちっとも成長してねぇじゃねぇか」
そう骸の王が言うと
「それはどうかしら」
ラウラが天井に放った矢を指さす
普通なら天井に刺さるか床にそのまま落ちる矢が空中でずっと静止している
「死になさい!『ー聖なる矢の雨ー』」
すると矢が光を放ちながら拡散し光を帯びた矢が骸の王の身体に突き刺さる
「はぁ…はぁ……どうよ!貴方を殺す為に創り上げた技よ!」
ラウラは地にヘタリ込み肩で息をしている
相当な魔力を急激に消費したのだろう
「う~む……及第点をあげよう」
そう言いながら骸の王は身体に刺さった矢を抜き手に取る
「だが…まだ俺を殺すには足りないな」
そう言いながら骸の王は手に取った矢をラウラに向かって投げる
その速さは弓で撃った矢の速度とほとんど同じであった
そしてその攻撃をラウラは躱す事が出来なかった
しかしなんとか体を動かし急所からは外した
「それじゃあ…まずは一人目と」
骸の王が右手に黒いモヤを集めそれをラウラに放つ
「悪いが選手交代だ」
俺は『転移』を応用した魔法
『転移交換』
この魔法により俺とラウラの位置を交換する
そして俺は骸の王が放ったモヤを左手で受け止める
すると黒いモヤが俺の左手をどんどん飲み込んでいくかの様に侵食し始める
「どうだ?俺の『侵食する闇』の味はそのまま喰われて消えな」
確かにこのままだと普通の奴は死ぬだろうな
……だが普通の奴ならな
俺は左腕を切り落とす
「な、なんだと!」
骸の王は俺のこの行動は流石に予想してなかった様だ
「だが…自分で戦闘力を落とすとは馬鹿な男だな」
「それはどうかな?」
俺は超速再生を発動させ左腕を復活させる
「!?……お前は人間か?」
「お前がそれを言うかよ、元人間」
俺はそう言うと光で造った輪状の物を手に浮かばせる
「喰らって逝きな…『ー断罪する光の刃ー』」
そう唱えると勢い良く手に浮かばせていた光で作った輪状のカッターを骸の王に向かって放つ
「その程度の攻撃で私が傷つくとでも?」
そう言い断罪する光の刃を受け止めようとするが骸の王は御しきれず右腕と左腕の両方を持ってかれる
「へぇ…あれで死なないのか……なら次はこれだ」
『ー火炎舞う蝶ー』
『ー光と闇の交奏曲ー』
二つ同時に魔法を展開させ放つ
「ありえない…なぜ人の身でありながらこんな事が出来る…なんでこんなに強いんだ」
骸の王は俺が発動した最大威力の魔法を喰らってまだ生きていた
いや?既に死んでるから死んでいた?まぁなんでも良いか
「簡単な事だ…俺はお前より強かった、ただそれだけの事だ」
「そうか……それもそうだな………」
そう言うと骸の王はラウラの方へ顔を向ける
「影武者の女よ、あの姫は生きている…ヴィクトリア王国のどこかにいる…精々探し出すんだな……」
そう言うと骸の王は灰になって消えていった
「ラウラ、後で話がある」
俺はラウラの方に踵を返し半分脅しを混ぜながらラウラに告げる
「……解ったわ」
ラウラはそれを了承する
そうして俺達は廃教会を後にした
帰りの馬車の中は行きの時に比べ静かであった
ラウラがさっきから浮かばない顔をしている
「あのー、私が来た意味ってあったのでしょうか?」
ミルシィがこの空気を変えようとみんなに問いかける
「無かったですね」
「無いっすね」
「無いな」
ラウラ以外の俺達は答える
「……本当になんでなんでしょうね」
ラウラが静かに口を開ける
そしてヴィクトリア王国の王都まで静かな空気で戻るのであった
[依頼名]廃教会の骸の王の討伐
☆★☆クエストクリア☆★☆
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