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第3章『双子の少女を救出する事にした』
タイムスリップと二つの花
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「ははは…異世界転移した次はタイムスリップかよ」
ユートは笑いながら自分の頬を抓るが普通に痛かった
「パルテノン皇国はさっき説明した通り鎖国をしていたの…その性でと言うべきかそのおかげが…この国は独自の文化を創っていったの…」
「それじゃあユート君、変化魔法は使える?」
レイカはそう言うと変化魔法を使い服ごと変化する
その姿はまるで時代劇の町娘を連想させる出で立ちであった
顔も元々のレイカの目元や目の下にホクロを作り変化させる
「やっぱ中の住人もそんな恰好なのか…俺は衣装替えで着替えれば良いかな」
ユートはそう言い衣装替えを発動させる
「No.01とNo.02はそのままで良いしな」
多少派手で目立ちそうだが二人は最初から和の風貌をしている為特に触るところはない
「そうだ…私の事は『レイ』って呼んで、ユート君の事は『ユウ』って呼ぶから」
レイカはそう言うと足早にパルテノン皇国へと入っていった
「別に認識阻害の魔法を使えば楽なんだが…まぁここは先生に合わせるか」
ユートはレイカの後を追った
「風景はまんま時代劇っぽいな」
ユートは今川を挟んで作られた道を進んでいた
その道の脇にはたくさんの店が並んでおり饅頭などの美味しそうな匂いがする
「確かにこんな街じゃあ少しだけ観光でもしてみたくなるな…」
ユートは試しに近くにあった花屋に入った
「いらっしゃいませ!何を包みましょう!」
店に入ると同時に奥から元気な声で接客をする女の子が出てきた
「あぁ特に何かを買いに来たわけじゃない、ふらっと見に来たんだ」
ユートがそう言うとさらに女の子は顔を近づけ迫ってくる
「そうでしたか!それでは私のイチオシの花をお教えしましょう!」
女の子は店の奥に帰っていき数秒後にまた戻ってきた
「こちらの『ひまわり』なんてどうでしょうか?」
「ひまわりの花言葉は『貴方だけを見つめます』って受け取り方によってはストーカーやんか~!」
一人で勝手に漫才をしている女の子に若干引き気味のユートだが後ろにいるNo.02には好評なようだ
先程から腹を抱えて笑っている
「あはは!お姉さん面白いね、面白かったからそのひまわり買うよ…ユウお兄さんが!」
No.02は立ち上がりユートにまっすぐ指を指して言い放つ
「いやいや…買ってもどうするんだよ…しょうがねぇな…」
ユートはしぶしぶ財布を取り出して値段を聞く
「毎度ありぃ!!今ならこちらの花瓶もお付けしてたったの50銀貨だよ!」
値段を聞いた瞬間ユートは一瞬固まった
50銀貨…日本円にすると5万円…
普通のひまわりに花瓶がセットという商品で5万円…明らかにぼったくりである
「そんな物買えるか!ぼったくりにも程があるだろうが!」
ユートは財布を懐にしまって店を出ようとするがNo.01は一つの花を見つめて動こうとしない
「……《申請》ユウ、あの花が欲しいです」
No.01は見つめていた花を指さす
そこには真っ黒な黒蘭という花が飾ってあった
しかしユートは買う気は無かった
どうせ法外な値段だと確信していたからだ
「そちらの花ですか?それは83銀貨ですよ~」
日本円で8万3千円…高い…高すぎる
ユートはそのまま店を出ようとした時
No.01に服を優しく引っ張られ引き止められる
「No.01…だから買わないって…」
ユートは振り返るとそこにはある意味核兵器と同格と言えるものがあった
「……だめ…ですか?」
しおらしく…触るのをためらう程の洗礼された可愛らしさ
そして何よりも…心の壁をこじ開ける様な上目遣い…
ユートの心は完全に堕とされた…
「買おう…買ってやりますとも…」
ユートのその言葉を聞いた時
No.01と花屋の女の子の顔が一気に笑顔になり辺りに幸せオーラが舞い散る
ユートは財布から金貨一枚を取り出して支払う
「お買い上げありがとうございま~す!」
女の子はそろばんを取り出してリズミカルにお釣りを計算する
「はい!17銀貨のお返しで~す!」
女の子はニコニコと明るくお釣りを渡す
「《感謝》ありがとうございます」
No.01は黒蘭を受け取る
その時のNo.01の瞳はどこか懐かしそうに黒蘭見つめていた
「お兄さん…私も欲しいのがあるんだけど…」
No.02も先程まで騒がしくしていた奴と同一人物だと思えない程急に静かになり一つの花を指さす
「あれは…蓮の花だな」
真っ白な雪のように綺麗なその花は静かに佇んでいた
「で?この値段は…」
ユートが聞こうとした時
店員の女の子はそろばんの珠をリズミカルに弾く
「はい!97銀貨です!」
店員の女の子の口元はだらしなく緩くなっており明らかに値上げしたと思わせる
「はぁ~…ほらよ」
ユートは財布からまた金貨一枚を取り出して支払うと待ってましたと言わんばかりにお釣りがすぐに返ってくる
その後No.02は蓮の鉢を手に取る
先程のNo.01の時と同様に懐かしそうに蓮を見つめていた
「まだまだ買っていきますか?」
店員の女の子は上機嫌にニコニコとしながらユートに聞いてくるが
「もう大丈夫だ!」
ユートはNo.01とNo.02の首の襟元を掴み急いで店を出た
「なんだったんだあの花屋…法外な値段つけやがって…」
ユートはそう呟いた後手に持っていた二人を見るとまだ花を見つめていた
「そんなにその花が好きなのか?」
気になったユートは二人に尋ねるが二人はしばらく見つめあった後に帰ってきた答えは『解らない』だった
「《解答》理由は解りませんが…何故かこの花を見ていると心の底から安らぎが伝わってくるんです」
「私もお姉ちゃんと同じでこの花を見てると…とても暖かい気持ち気持ちになるの…」
二人はユートの問に対してあやふやな解答をするがユートは深くは突っ込まないようにした
これ以上聞くのは『やぶへび』だと思ったからである
「ユウお兄さん、あれレイお姉さんじゃない?」
No.02が指さした方を見るとそこには確かにレイカの姿があった
しかし…その両脇にはがらの悪そうな男二人に囲まれながら路地裏の方へと進んでいたのだった
「せんせ…レイ…何やってんだよ」
ユートはレイカの後を追うように路地裏に入っていった
ユートは笑いながら自分の頬を抓るが普通に痛かった
「パルテノン皇国はさっき説明した通り鎖国をしていたの…その性でと言うべきかそのおかげが…この国は独自の文化を創っていったの…」
「それじゃあユート君、変化魔法は使える?」
レイカはそう言うと変化魔法を使い服ごと変化する
その姿はまるで時代劇の町娘を連想させる出で立ちであった
顔も元々のレイカの目元や目の下にホクロを作り変化させる
「やっぱ中の住人もそんな恰好なのか…俺は衣装替えで着替えれば良いかな」
ユートはそう言い衣装替えを発動させる
「No.01とNo.02はそのままで良いしな」
多少派手で目立ちそうだが二人は最初から和の風貌をしている為特に触るところはない
「そうだ…私の事は『レイ』って呼んで、ユート君の事は『ユウ』って呼ぶから」
レイカはそう言うと足早にパルテノン皇国へと入っていった
「別に認識阻害の魔法を使えば楽なんだが…まぁここは先生に合わせるか」
ユートはレイカの後を追った
「風景はまんま時代劇っぽいな」
ユートは今川を挟んで作られた道を進んでいた
その道の脇にはたくさんの店が並んでおり饅頭などの美味しそうな匂いがする
「確かにこんな街じゃあ少しだけ観光でもしてみたくなるな…」
ユートは試しに近くにあった花屋に入った
「いらっしゃいませ!何を包みましょう!」
店に入ると同時に奥から元気な声で接客をする女の子が出てきた
「あぁ特に何かを買いに来たわけじゃない、ふらっと見に来たんだ」
ユートがそう言うとさらに女の子は顔を近づけ迫ってくる
「そうでしたか!それでは私のイチオシの花をお教えしましょう!」
女の子は店の奥に帰っていき数秒後にまた戻ってきた
「こちらの『ひまわり』なんてどうでしょうか?」
「ひまわりの花言葉は『貴方だけを見つめます』って受け取り方によってはストーカーやんか~!」
一人で勝手に漫才をしている女の子に若干引き気味のユートだが後ろにいるNo.02には好評なようだ
先程から腹を抱えて笑っている
「あはは!お姉さん面白いね、面白かったからそのひまわり買うよ…ユウお兄さんが!」
No.02は立ち上がりユートにまっすぐ指を指して言い放つ
「いやいや…買ってもどうするんだよ…しょうがねぇな…」
ユートはしぶしぶ財布を取り出して値段を聞く
「毎度ありぃ!!今ならこちらの花瓶もお付けしてたったの50銀貨だよ!」
値段を聞いた瞬間ユートは一瞬固まった
50銀貨…日本円にすると5万円…
普通のひまわりに花瓶がセットという商品で5万円…明らかにぼったくりである
「そんな物買えるか!ぼったくりにも程があるだろうが!」
ユートは財布を懐にしまって店を出ようとするがNo.01は一つの花を見つめて動こうとしない
「……《申請》ユウ、あの花が欲しいです」
No.01は見つめていた花を指さす
そこには真っ黒な黒蘭という花が飾ってあった
しかしユートは買う気は無かった
どうせ法外な値段だと確信していたからだ
「そちらの花ですか?それは83銀貨ですよ~」
日本円で8万3千円…高い…高すぎる
ユートはそのまま店を出ようとした時
No.01に服を優しく引っ張られ引き止められる
「No.01…だから買わないって…」
ユートは振り返るとそこにはある意味核兵器と同格と言えるものがあった
「……だめ…ですか?」
しおらしく…触るのをためらう程の洗礼された可愛らしさ
そして何よりも…心の壁をこじ開ける様な上目遣い…
ユートの心は完全に堕とされた…
「買おう…買ってやりますとも…」
ユートのその言葉を聞いた時
No.01と花屋の女の子の顔が一気に笑顔になり辺りに幸せオーラが舞い散る
ユートは財布から金貨一枚を取り出して支払う
「お買い上げありがとうございま~す!」
女の子はそろばんを取り出してリズミカルにお釣りを計算する
「はい!17銀貨のお返しで~す!」
女の子はニコニコと明るくお釣りを渡す
「《感謝》ありがとうございます」
No.01は黒蘭を受け取る
その時のNo.01の瞳はどこか懐かしそうに黒蘭見つめていた
「お兄さん…私も欲しいのがあるんだけど…」
No.02も先程まで騒がしくしていた奴と同一人物だと思えない程急に静かになり一つの花を指さす
「あれは…蓮の花だな」
真っ白な雪のように綺麗なその花は静かに佇んでいた
「で?この値段は…」
ユートが聞こうとした時
店員の女の子はそろばんの珠をリズミカルに弾く
「はい!97銀貨です!」
店員の女の子の口元はだらしなく緩くなっており明らかに値上げしたと思わせる
「はぁ~…ほらよ」
ユートは財布からまた金貨一枚を取り出して支払うと待ってましたと言わんばかりにお釣りがすぐに返ってくる
その後No.02は蓮の鉢を手に取る
先程のNo.01の時と同様に懐かしそうに蓮を見つめていた
「まだまだ買っていきますか?」
店員の女の子は上機嫌にニコニコとしながらユートに聞いてくるが
「もう大丈夫だ!」
ユートはNo.01とNo.02の首の襟元を掴み急いで店を出た
「なんだったんだあの花屋…法外な値段つけやがって…」
ユートはそう呟いた後手に持っていた二人を見るとまだ花を見つめていた
「そんなにその花が好きなのか?」
気になったユートは二人に尋ねるが二人はしばらく見つめあった後に帰ってきた答えは『解らない』だった
「《解答》理由は解りませんが…何故かこの花を見ていると心の底から安らぎが伝わってくるんです」
「私もお姉ちゃんと同じでこの花を見てると…とても暖かい気持ち気持ちになるの…」
二人はユートの問に対してあやふやな解答をするがユートは深くは突っ込まないようにした
これ以上聞くのは『やぶへび』だと思ったからである
「ユウお兄さん、あれレイお姉さんじゃない?」
No.02が指さした方を見るとそこには確かにレイカの姿があった
しかし…その両脇にはがらの悪そうな男二人に囲まれながら路地裏の方へと進んでいたのだった
「せんせ…レイ…何やってんだよ」
ユートはレイカの後を追うように路地裏に入っていった
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